先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

進捗が遅いところややっても無駄なところはもう除染しないと自民政府与党が通告


ついに開き直った…
・永年閉鎖地区あるいは誰も近寄りたがらない住みたがらない廃墟が増える
・高汚染地区にノスタルジスト地元市民が住むという悪循環も増える


政府万歳オカミ万歳に乗ってしまう一般市民、および先導役の右翼極道や創価などカルトは、結局は借金と高い税金と高い放射能汚染など幾多の不利益を背負わされる…
だって政府の詐欺の先兵なんだから「このバカどもは好都合だ、どんどん面倒と毒物を背負わせよう」ってエスカレートするじゃん…徴兵にしても愛国愛国と洗脳されたプロ団体の市民がまっさきに最前線へ送られるんでしょ…


抗う者は背負わない。
保守勢力の英雄や忠実下僕を気取る連中は結局、割に合わない立場に追い込まれていく。飯舘村の右翼系市民だって線量計を肌身離さず「うきうきルンルン、はやく帰村して住み始めたいな〜」などとツイートしている始末。お花畑頭とはああいうのを言うんだよ。自分のウチの地区が線量低くたって、トータルで高い汚染の飯舘村周辺で在住するんだろ…風が吹けば高い汚染のちりが舞う…線量だけでは説明のつかない体調不良は、高汚染地区であれば千葉や茨城でだって報告例が散見されている…ウクライナと同じだ。おれは昨年5月末に飯舘村南相馬市小高へ視察に行ったけど、マスクにスキマがあったせいか強風がずっと吹く現地にいたらどんどん吐き気がして衰弱が進み、帰宅後は10日ぐらいうなされながら寝込んでたんだよ。7月に再訪すると風はなく、密閉マスクで歩き回っても体調不良はゼロだった。あるいは県道12号の峠道や小高の「実際の人体への脅威」は計測できる放射線量とはまた別なのかもね…小高は事故原発から10kmぐらいだし…閉鎖地区だったから震災後のままで除染もしてないし…線量計だと0.2〜0.3で低いんだけどね。(立ち入り規制解除直後に訪れた)


すっかり自民与党と霞ヶ関で二律背反…ウソツキ民主党のつぎは、ウソツキ自民党。どちらも、出来もしないことを軽々と公表する。
…まぁ、現場を担当してるのは環境省だけだし、その除染現場の実態も踏まえずに事故直後と同じガイドラインで無意味な除染作業をさせて迷惑がられているのも環境省だし…(除染マニュアルは本来、半年ぐらいごとに大幅に改訂されるべきもの…セシウムは次第に地層深くへ移行したり、水流で流れて移動してしまう…いつまでも表面汚染除去の事故直後マニュアルでは意味が無くなる)

http://www.asahi.com/national/update/0616/TKY201306150427.html
政府、再除染認めない方針に 自治体に非公式伝達


写真:住宅除染の現場=1月、福島県楢葉町拡大住宅除染の現場=1月、福島県楢葉町


表:政府の公式見解と自治体への非公式説明拡大政府の公式見解と自治体への非公式説明
除染計画:
公式見解…今年度までに終わらせる計画に変更なし(石原環境相
非公式説明…年度内達成は難しい(環境省、4月)
再除染:
公式見解…財政措置の対象たりえる(2月のガイドライン関連資料)
非公式説明…現状、再除染は認めていない(環境省、5月説明会)



福島第一原発事故後の除染について、政府が自治体に対し、今年度の計画達成は難しいことや、作業しても放射線量が下がらない場所の再除染を認めない考えを非公式に伝えていたことが分かった。「除染を加速させる」という公式見解と矛盾しており、明確な説明がないまま政策転換に動き出した。

 政府は被曝(ひばく)線量を年1ミリシーベルト以下にする目標を掲げ、今年度までに1・5兆円を投入。福島県の11市町村の避難区域内を年度内に終える計画を公表し、安倍晋三首相も3月に「除染と復興の加速化」を表明した。一方、廃棄物の保管場所が確保できず、5市町では今も除染に着手していない。他も飯舘村で住宅除染の進捗(しんちょく)率が3月時点で1%など大幅に遅れている。

 こうした中、11市町村中5市町村の担当者が環境省から4月以降に「今年度中の計画達成は難しい」と言われたと証言した。富岡町は「少なくとも来年度までかかる」と住民に説明し始め、担当者は「国は遅れを正式に認め、計画を早く見直してほしい」と話す。


原発で爆発や漏出があった直後、被災地域は医療救護を受けられません』


と日赤が発表したが、それは正しいことなのだからしょうが無い…ミイラ取りがミイラは避ける。貴重な医療スキラーを失うわけにはいかない。
それを飲んだ上で原発大好きでいたがる福井県などは自業自得だ。いざというときの助けは来ない。
放射能の漏出直後は、線量計の数値以上に毒物が舞い散っている。アルファ線ベータ線は拾えず、無数にある核種も拾えない…数値でわかる以上に現地はとても危険だ…短命になる確率が高い。


そうでなくとも311震災の直後は福島県内に「いきたがらない」物流トラック…物資不足が数ヶ月間続き、赤ちゃんにミルクもあげられない日々が続いた。それは何度原発事故が起きても同じ光景を見ると言うこと…いつもエガちゃんが借金してまでやってきてくれるとは限らない。

http://www.asahi.com/national/update/0613/TKY201306120502.html
日赤、原子力災害時に救護指針「累積被曝1ミリまで」


 【大岩ゆり】日本赤十字社が、原子力災害時の医療救護の活動指針を作った。住民の立ち入りが制限される警戒区域内には入らず、累積被曝(ひばく)線量が1ミリシーベルトを超えない範囲で活動すると決めた。1ミリは一般住民の平常時の年間限度。これに対し、被曝医療の専門家から「被災者への救護、対応が十分にできない」と見直しを求める声が出ている。

 日赤は法律により、災害時の被災者の救護が業務の一つと定められている。医師1人、看護師3人、運転手1人、事務職員1人が1組の救護班を全国に500組以上、組織している。

 東日本大震災では延べ900組の救護班が被災地に入ったが、当初、原子力災害への備えがなく、東京電力福島第一原発事故直後の福島県内では、救護班がいない「空白期間」が生じた。その反省から、原子力災害の活動指針を作ったという。救護班は線量計安定ヨウ素剤を携行し、累積被曝線量が1ミリシーベルトを超える恐れがあれば、安全な地域に退避するとした。