先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

高橋洋一くんを信用しなければ、大損はしなさそうだね…


株ってたとえば、プロ野球でどっちが勝ちそうかは何となくわかる人は多い、
しかし何対何で勝つか、何連戦で何勝するか、リーグ優勝は、日本一は…となると、各人の読みが千差万別…


野球・競馬・株…これぜんぶゴシップに相場師が予測書いてるし…こんなのを国家経済財政収入源の基幹にしてはいけないよ。


構図としては、高橋氏みたいな識者数名にそそのかされて某総理がノリノリで仕掛けたアベノミクスなので…


よういちくんはいくら大蔵出身だからって「消費増税やめちゃおうぜ」などとタカ派発言が多すぎるし…こういうひとも金融的な意味では極右極左なんだよ。


政府というのは、政権都合でも省庁都合でも関係なく、かんたんに「やっぱやーめた!」とか「思いついたんでやります!」とかしてはいけないんだよ。
消費増税はもう10年来の論議の末なんだから、おいそれと延期などしてはいけない。いちどワガママな政権都合で延期していい実績を作ると、票がほしいだけのためのずるずる延期がいつまでも続くなどモラルハザードが悪化する。


だから本件に限っては、おれはおおいに財務省の味方につくね。
まだ民主党のほうが、与党になってみて要諦を理解し始めたら増税ゴーに転換しただけオトナだよ。
自民党は与党に返り咲いてしばらくしてから増税やめようとか言い出した…典型的な「当選後にしらないしらないとすっとぼける詐欺」


そんなにアベノミクスというインフレターゲティング政策が、消費増税をやめなくてはいけないような政策ならば
衆院選前にはもうアナウンスして社会に周知徹底しなくてはダメだったんだよ…


ITシステム関連だけでも、増税前提の開発や更改がすでにゴーしているので、いまさらやめられても追加費用や赤字が出てしまうなど混乱や苦情の元となる。
延期すると言うことは、すでにできあがってるプログラムやシステムを待機させ保守させるので、維持費用や人件費が当然にかかる。仕事ができるはずが延期されてしまったIT業界人はどこで何をしていればいいのか。

http://www.j-cast.com/2013/06/07176856.html
夏にも「株価2万円」だったはずが… 今は一体どこまで下がるのか
2013/6/ 7 19:42


ちなみに、週刊現代(6月15日号)では、市場のプロ40人が「株価と為替」を予測。
「強気」に予測するのは、嘉悦大学ビジネス創造学部の高橋洋一教授で、年内の株価の高値は2万1000円(安値は1万3000円)、


http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130609/dms1306090708001-n1.htm
 消費増税はやっかいな代物だ。もし今の予定通り来年4月に増税したら、実質GDP(国内総生産)を1%程度減少させる。増税前の駆け込み需要の反動と相まって、来年の経済に大きな打撃になる。

 かといって、今年10月頃に消費増税を取りやめにすると、実体経済での落ち込みは防げるが、消費増税を織り込んだ予想インフレ率が一時的に低下する。この影響は株価等の資産市場にあるかもしれない。もちろん、消費増税実体経済に対する悪影響のほうがはるかに大きいので、消費増税を回避するほうが優先される。ただし、その判断を10月まで先延ばしにすると、それなりの影響もあるわけだ。

 というわけで、ベストな選択は、今、消費増税延期を行うということになる。判断するなら「今でしょ!」というわけだ。今その判断をしたうえで、必要に応じて追加金融緩和を行えばいい。当然のことであるが、それは株価対策ではない。


ガッキー、デローザのようにかろやかに加速か…
また拝島でこけるなよwwww先週末土曜も安いモデルのデローザを付近で見かけたが。今度から白バイならぬ白チャリが前後に護衛するのかねw機動隊員が乗ってるwww
ただこの人、死刑ばんばんやっちゃったし、野党時代には「戦闘意欲」発言をするなど…いくら受け皿役にぴったりといっても、乗せられすぎの側面があるから注意は必要。
まあ谷垣内閣が発足するようなら財政規律的になるのはやむを得ないね。その代わりに日本経済が大バクチに傾くことは無くなる。右傾軍国祭りはさすがに大幅縮小でしょう…舞い上がった民主党じゃあるまいし。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130608/plt1306081452001-n1.htm
谷垣氏“ポスト安倍”に急浮上 麻生、石破氏は失速気味

2013.06.08


谷垣禎一法相【拡大】

 政府・自民党内で、谷垣禎一法相(68)の評価が上がっている。閣僚を無難に務めているほか、野党・民主党の醜態もあって、野党総裁時代の谷垣氏の実績が見直されているのだ。政権奪還直前に総裁を引きずり降ろされたことへの同情論も広がっており、安倍晋三首相に万が一があった場合のダークホースと見る向きさえある。

 「政治の世界は、何が起こるか分からない。安倍首相に真っ向から異を唱えないが、リベラル層や財政規律派の受け皿になるため、常に(出番の)準備はしておく必要がある」

 谷垣氏を支持する政策研究会「有隣会」の幹部は、こう語った。

 有隣会は、昨年末の衆院選後、新人20人近くが参加して約40人に増えており、今月21日には政治資金パーティーを開く。谷垣氏は、「一丁上がり」ポストとされる衆院議長を固辞して入閣したほか、毎週水曜日の派閥会合にも出席している。まだまだ枯れてはいないようだ。

 法相としての谷垣氏は、失言がなくて無難そのもの。就任以来5人の死刑執行を断行し、職務への意識は高い。

 野党時代の実績への評価はうなぎのぼりだ。

 自民党は最近、地方首長選の取りこぼしが目立ち、海江田万里代表率いる民主党は離党者が相次いでいるが、「谷垣氏は野党総裁時代、地方選や参院選で連戦連勝。離党者もほとんど出さずに党をまとめた」(自民党中堅議員)というわけだ。

 「ポスト安倍」の筆頭格とされる麻生太郎副総理兼財務相や、石破茂幹事長の失速も指摘される。

 首相周辺は「麻生氏は、安倍首相の持病(潰瘍性大腸炎)を踏まえて『体が相当悪い』と吹聴し、4月には官邸に無断で靖国神社を参拝した。『次はオレ』の意識が高すぎる。石破氏は、党運営の手腕に疑問符が付いている」と語る。

 総裁退任の際、谷垣氏は「私はこれから影の男になります」と言ったが、再浮上する場面が来るのか。

ガッキーが拝島でコケた直後におれも秩父でバイク転倒するという嫌な思い出…
いちど政財界に取り込まれると、こうやってあっちのトップエリートとの運命連動共同体を幾度となく仕組まれる。


 ◇


よくよく理解された、からこそ失望売りされたことに気づかないとは…「8/31にもなって、今から夏休みの宿題全部やり始めるのかよ!」という反応だったでしょ…
現実を直視できず妄想に逃げる傾向がこの安倍政権には散発しており、危険…


今から日本全体を牽引するような産業を創出する?そんな材料がどこにある???詐欺トークと大差ない。トレーダーではないおれでもすでに失望した。
設備投資をしすぎて、松下もシャープも重荷になってつぶれかかっているのに…日産はそういうのを次々に処分して現金化し、次なる投資に備えたり、どんどん投資していった…その的確さがV字回復を成功させた。いま家電も車も、打つ手すら浮かばずにもがいている…そんなノーイメージの状況で投資だけ促したって駄目だ…将来的にまた重荷になってしまうぞ。それに日本からは出て行くばかりだ、こと製造系は…日本国内に投資や誘致を奨励したって限りがある。メガ製造が出て行くとその地域のサービス業や不動産も連鎖的に壊滅する…しかし「あらたなるメシア」はどこにもいない…生まれもしない。うまれてもいない存在もしない虚像に投資するバカはいない。
…そりゃ、少々は効果は上がるだろう、国家政策だから…しかしローソンだけ賃上げしても効果は無いに等しいように、結局は失敗に終わる宿命。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS09004_Z00C13A6000000/
国家戦略特区創設へ9月に検討会議 投資減税など

2013/6/9 16:53


 甘利明経済財政・再生相は9日午後、都内で街頭演説し、政府の成長戦略の柱となる「国家戦略特区」に関し、安倍晋三首相をトップとする会議を9月に創設し、投資減税や規制改革など具体的な制度設計を検討する考えを示した。「今までの特区は地域振興だ。これから選ぶ特区は日本全体をけん引してくれるようなエネルギーを持つものにしていく」と訴えた。

 国家戦略特区は大都市で本格的な規制緩和を進めるなど、民間投資を呼び込んで国際競争力の向上を目指す成長戦略の目玉政策。甘利氏は具体的な候補地について「東京も有力候補の1つ」と表明した。

 不安定な動きが続く日経平均株価に関しては「ここ何日間か、市場は弱気になっている。しかし成長戦略が何たるかを正しく市場が理解すれば、上げ市場に変わっていくはずだ」と強調した。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130609-OYT1T00570.htm
投資減税が柱の新成長戦略、今秋策定…首相方針


 安倍首相は9日のNHK番組で、参院選後の今秋に、企業の生産設備更新を促す投資減税を柱とする新たな成長戦略を策定する方針を示した。

 今秋の臨時国会を「成長戦略実行国会」と位置づけ、成長戦略を支える法律の要となる「産業競争力強化法案(仮称)」を提出する考えだ。

 安倍内閣は14日に規制改革などが中心の成長戦略を閣議決定することにしており、今秋予定の新たな成長戦略はこれに続くものだ。首相は「秋には(成長戦略の)第2弾に取り組んでいく。その中で思い切った投資減税を決める」と述べ、引き続き切れ目なく成長戦略を打ち出していく姿勢を強調した。

 「産業競争力強化法案」は、事業再編で合弁会社を設立した場合の税制優遇などを盛り込む見通しだ。民間活力を重視する首相の経済政策「アベノミクス」を実行に移していく狙いがある。

 また、来年4月からの消費税率8%への引き上げについて、首相は「経済成長の足かせになってはならない。税収が必ずしも伸びていかないなら、今秋に経済指標を検討をしながら、適切な判断をしたい」と述べた。
(2013年6月9日22時41分 読売新聞)

ダメリーダーが主導でダメ政策を進めちゃうとますます日本が没落してしまうので、株式市場の国内外のみなさん、甘やかさんでください。
間違ったルートマップを選択したと判明した際、引き返す限界点というのがあります。まだ日本はギリギリ間に合う。


甘えてるのは、政官財や王族に限らず、市井の一般市民ややくざなり創価なり…あげてったらきりがないぐらいの「日本人大多数」
他人の文句ばかり言う習性がついている。
みんなで協力して、日本の総力を高めようという「切実さ」が足りない…貧困国のような、生き残りをかけた必死さが。
小泉の時だけはね…だましだましとはいえ、かなりこの一致体制を実現できていたけど…


嫌でも総力しかない、全員協力互助しか無いという、追い込まれ方が足りない。文句ばかり言って分断分裂して、知恵も力も弱くなっている。小者ばかりになっている。端的にはそうやって分裂を繰り返して衆院選で大敗した左派勢。
日本全体がこないだの左派勢のように分裂を繰り返してはワガママ好き放題に振る舞っていてまとまりがなく、総力も弱い…


これで生き残れると思ってるところが甘えすぎだよ。だから安倍政権みたいな嘘八百の政策、市民をだますための政策、ばかりになってしまう。


・大丈夫です大丈夫ですと、ウソと借金を塗り重ねている場合ではもはや無い
・無理なものは無理、危機的なもんは危機的…ある程度は世間に暴露した上で全員互助協力を自発的にしたがるような状況を作らないと。


総力が高まらないと、カリスマや天才が少数でなんとかしようといっても不可能になってしまう。
小粒の小集団が無数にあっても使い物にならない…天才の天才故の機能も活かしきれなくなる。