先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

できもしないことを…


これだから日本は「無能政党しかいない」と言われ、大衆にもそれがばれてきてしまったんだ。


給料と物価だけが魔法のように上がることは無い。コストも給料=人件費もかならず下がり続けるし、グローバル時代でそれは加速し続けている。


「価格に乗せられない?なら付加価値でもうければいいんだ」なんて馬鹿なことは90年代末からも大々的に行われてきたが、次第に減っていく『貴族贅沢資源』を食いつぶす行為なので、大衆は次第にどんな贅沢も知り尽くしてしまって飽きる…10年前と違ってもうネタが残り少ないし、10年前よりさらに贅沢な生活を安く、我々はしている。
いずれ王室のフルコースでも100円も出さなくなる宿命…(現に中世王族はなにを振る舞われてもすぐに飽きたのだ…未開の地で胡椒が見つかるまではどうにもならなかったり…美味しんぼでも中華一番でも、贅沢三昧に疲れた巨匠が食欲を取り戻すのは「すごく質素なおかゆとかぞうすいとか」であって、そんなものに価格はつかない)


いっぱい食べたいけどやせたい…そんな魔法はありません。
以下の政策を無理に実現達成すると、顔の美容整形で次第に崩れてきて崩壊したとか、レーシックやったら見え方が乱反射でまぶしくなり自殺までした…みたいな片手落ちに終わることだろう…
トータル・バランス・チューンを心がけたら、とてもじゃないがこんな馬鹿な政策は実行できない。つまり自民公明はもはや民主党と同レベルなのだ。

http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY201306030534.html
 公明党は3日、参院選公約に「平均給与の10%回復」の目標を追加する方針を決めた。山口那津男代表が公約の一部となる「重点政策」を4日、記者発表する。

 重点政策の最終案では、雇用・所得の拡大の項目で、「デフレ経済下の10年間で減少した平均給与10%分を取り戻す」と明記。物価上昇を上回る所得の確保に向け数値目標を入れた。


もしリフレ・アベノミクスじゃなく、へたすればアベですらなかったら、
後世まで「やはり自民は違うね」とささやかでも称えられたかもしれないが…


歴史にifはない。


歴史を動かす国政において、損な役回りをあえて受け持つようでなかったら、こんな末期状態の世の中にあっては結果はついてこない。


 ◇


「よくぞいった」と多くの議員や候補が思ったろう。
水面下でストーカー追い込み工作を展開して一般市民への監視や脅迫や殺人を重ねているようなやばい団体と、好きこのんで組みたがる人や組織など無い。嫌々だ。(ウソだと思うなら創価 ストーカー で検索すればいい)
自民が志を失い、現実的な腐敗へと変貌してしまったのは一に脱田中派、二に公明と持続的に組んでしまったことだと、党幹部すら明言している。
きょうの別エントリーでは呉越同舟を説いたが、自公連立はもはや「腐れ縁 なれ合い」だ。害悪が目立ってきて内部でも嫌悪感が増大しているわけだ。
上杉は塩は送ったが武田とはあくまで戦った。次の代でも武田は、上杉が合流していた織田羽柴勢と戦って滅びた…ただし上杉の正室は武田の娘であった。
いまの自公はもはや今川や平家の末期だよ。

古川俊治氏「創価学会は嫌いだ」波紋…参院埼玉


 参院選埼玉選挙区(改選定数3)に出馬する自民党現職の古川俊治氏が3日、競合する公明党新人に自民党が推薦を出したことに「不服だ。(公明党の支持母体の)創価学会は嫌いだ」と批判したことが、波紋を広げている。

 自民党の石破幹事長は4日、東京都内のホテルで公明党の井上幹事長と会談し、「迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。石破氏は同日の記者会見でも「公明党から『これは何事だ』と指摘を受けている」と懸念を示した。
(2013年6月4日18時08分 読売新聞)