先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

いや普通に考えて、一部でも領土は返還してもらうのが先決…拉致被害者と同じく


馬鹿な昭和左翼精神が、じつは右翼政権や霞ヶ関にも蔓延している…
これは大陸国家のように、現実問題として国境の線引き問題に悩まされてきたような歴史が、島国日本にないからだろう。


完璧な答えなどない。まずは部分的にでも変換を実現すべきであろう。
戦争=殺人と略奪。これ以外にはない。相手が横取りしたとか騒ぐのは理想主義のバカ市民であって政府レベルではない。


理想である100%だけを目指して100年も200年も相手に100%奪わせたままにすれば
「実はヤル気0%だな」とどんな国の人々も思うだろう。これは尖閣諸島においては日本が逆の立場だ。竹島についてはロシアと同じ。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130501/plt1305011137002-n1.htm

したたかプーチン「面積等分案」で揺さぶり 不法占拠でも関係なし!

2013.05.01


プーチン大統領は、日本を揺さぶるつもりなのか(AP)

 ロシアのプーチン大統領が、北方領土問題について、巧妙な“誘い水”を仕掛けていた。安倍晋三首相と首脳会談(4月29日)を行った際、ロシアが過去の領土問題で「係争地の面積を等分する方式」で解決した事例に言及したという。KGB仕込みの懐柔・籠絡策か。「4島の帰属確認」を目指している日本政府にとっては、悩ましい魔の手といえそうだ。

 「日本としては、4島が日本に帰属する前提に立って進めていくのが基本方針だ」

 菅義偉官房長官は4月30日の記者会見で、プーチン氏の発言に関連して、こう語った。

 同行筋によると、プーチン氏は首脳会談で、中国との軍事衝突に発展した中露国境問題について、双方が領有権を主張したアムール川の中州をほぼ2等分することで2008年に解決させた経緯を説明。ノルウェーとの大陸棚境界画定問題で面積等分方式を活用したことも紹介したという。

 北方4島で考えると、最北に位置する択捉島を5分の4と、5分の1に分けるあたりに国境線を引き、南側の5分の1と歯舞、色丹、国後3島分を合計すると、ほぼ2等分する形になる。

 面積等分案は、麻生太郎政権時代にも取り沙汰された経緯がある。原則論にこだわれば一片の土地も帰ってこないとの懸念から浮上したもので、安倍首相の後見人的立場とされる森喜朗元首相も今年1月、択捉島を除く「3島返還」で決着を図ることも選択肢との認識を示している。

 ただ、プーチン氏は北方領土について具体的説明をしたわけではない。発言は、領土問題の解決を目指す意欲の表れにも聞こえるが、極東シベリア地域の開発に日本の協力を取り付けるための“毛針”の可能性もある。

 そもそも、日本政府は4島について、いずれもロシアに「不法占拠」されているとの立場。外務省幹部は「ロシアに領土主権を割譲する大義名分はない。世論の集中砲火を浴び、どんな政権も持たない」と指摘する。

 安倍首相は国益を見据えて、どのような交渉を進めていくのか。