先従隗始・温故知新

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日本にいると言いづらいこと

抜粋

9/15
まさしく、その通り! RT @hetyapaiya: 橋下サンの一番の欠点は 彼は弱者に優しくない ということです  上手く言えないけど そういう人って世の中にいるんですよ いっぱいいました  私のような中卒には そういうのがよ〜〜く見えるのです 彼はダメです  


9/10
@masason 長期スパンの展望を持つ政治家を育てる社会的空気が国民の間に存在しません。目先にとらわれる国民性が変わらない限り、10年、20年、30年後の社会のあり方を政治家が議論することは絶望的ですね。


9/4
日本は将棋でいえば詰んでいる。マスコミがこぞって取り上げる橋下維新。正体が分かりそうなもんだがな。


8月29日
裏金作りする幹部たちをみて下級警察官は育ったんだ。士気が乱れて当然でしょ。戦後すぐのころの地方警察官の身分に戻すべきですね。警察官を国中央が統制しているからこういうことになる。(産経)大阪府警、不祥事続発で苦言 「何しとるんや」抗議650件も
学力一流大学にはいっただけで、すごい・偉い・頭がいいといった感情で盲目的に人を見てしまって、本人個人の資質を洞察する目をもたなかったのが国民大衆ではなかったか。結局国民の意識レベルの低さが、この種の問題の根本原因なんです。
世間知らずの学校秀才だらけの現既得権益層では、深謀遠慮に富んだ外国の指導者 層には太刀打ちできません。社会的規範・倫理をあわせもった指導者層を育成する教育改革に乗り出さないと。そのためには一度徹底的に日本社会が壊滅しないといけないと考えています。


8月22日
竹島尖閣北方領土、実効支配している国がさわいでいる。内政問題で現政権が問題を抱えている時に、国民の目をそとに向けさせて、気をそらせる。オリンピックなんかもそうだけどな。こんな時こそTPPや原子力安全委員会人事など、内政問題のツボをよく見ておくんだ。


8月18日
このところ、スペインの財政・金融危機の話が、日本のマスコミで毎日のように報道されているが、現地では、ケセラセラ、なのだ。おれもスペインの将来を悲観していない。なぜなら食糧自給率が86%あるからだ。ユーロが紙くずになってもスペイン人は生き延びられるよ。
領土問題を目眩ましに使って、TPPやACTAの話が、水面下で着々と進んでいるぞ。気をつけろよ、みんな。


8月16日
原発問題・原子力規制委員会人事・ACTA国会批准・・韓国大統領不規則発言で、きれいに影に隠れた。めでたし、めでたしと思っている担当者の満面の笑みが目が浮かぶ。
消費税増税がすんなりと国会を通過したようだ。社会制度を変えずして、増税したところで焼け石に水、だ。橋本政権が消費税を上げたが、結局もたなかった。上げるにしても権力機構が身を切る政策と一緒でなければ、意味がない。社会的弱者を直撃するのは火を見るより明らかだ。


以下は日本の人だけど、アカウントは省略
いかにノダ総理と外務省が国際的な空気を読めず無知なのかは、各識者や専門紙・週刊誌もさんざん指摘している。いまの外務省の方がよほど枢軸的対外強硬で怖い。しかも自民総裁候補全員がこれまた中国とコネクションがない人ばかりというね…
丹羽氏が大使に即呼び戻されない時点でノダちゃんは演説が立派な俳優でしかないとバレた。そして日中修復は当分先のへたすりゃ10年以上後。

1) 上海レポ。伝聞なので確たることではないけれど、聞くところでは、11日以前には領土紛争的なニュースは中国国内ではあまり大々的には報じられていなかったとか。むしろ竹島関連のほうが扱いが大きかったと。それが11日以降、一気にトップニュースに躍り出た。


2) それまでは「一部の地方自治体の長や活動家がまた何か言ってら」くらいの受け取り方だったのが、日本政府みずからが表舞台に乗り込んできたのは寝耳に水だったと。それまで報道が抑制されていたぶん、「日本が仕掛けてきた」「日本全体が右傾化している」という衝撃が広まったと。


3) 私たちから見たら中国政府が情報操作してるように見えるけれど、仮にそうだとしても、「九一八事変」記念日の直前という絶好のタイミングで「日本政府否法購島」という格好のネタを提供してしまった。おおかたの中国人からは、主張の理非以前に「ケンカ売られた」と見えてるのだと。


4) 今回お会いした方々は、「日本人と公的に会ったらまずいタイミングなので、プライベートの立場で」とか「オフィスで会うと厄介なので向かいのホテルで」とか、人目を気にしつつも、「不幸な時期はすぐに過ぎ去り、かならず中日がアジア最強のパートナーになる」と確信していた。


5) 「日本政府は嫌いだが、日本は好き」なのかも。普通に日本製品買ってるし日本車も走ってる。ファッション誌はほとんど日本系。スターバックスよりサンマルクカフェが人気にも見える。工業力や資本力アメリカをいずれ抜けると信じてる一方で、センスに関しては日本に畏敬の念を払ってる感じ。


6) 中国を労働市場や消費市場ととらえるのではなく、手を携えてやれることがいっぱいある…と確信できた上海行だった。早いとこ互いに矛を収めて、ふたたび発展的な関係を探れる機運が訪れることを切に願う。(了)


 ◇


「極右+石原都知事コンビが、わざわざケンカ売って火をつけた」
これはもはや、政財界のベテラン重鎮のステージですらごまかしがきかない”事実関係”となっている。


くだらない2chネットヤクザを真に受けて「生活保護は現物支給」などと言い出した維新・橋本市長と同レベルだ。ネットや水面下社会にひそむワルガキやゴロのオモチャにされ、『オモチャ政治レベル』に下落させてしまった。


だが国家紛争はオモチャレベルでは済まない…


つまり極右と都知事は「責任追及を逃げられなくなった」
これはおれの感情で言ってるのではない。悲しいが客観的な事実なのだ。

外交の出番
2012年09月19日 (水)

きのうの夕方、以前からの取材先である老政治家から電話をもらった。


9月18日、満州事変のきっかけになった柳条湖事件が起きた日である。中国全土でかつてない規模の反日デモが展開されていた。老政治家の久しぶりの電話は、日中関係を憂え、日本外交の非力を嘆くものだった。

今回、日中関係が極度に悪化した原因は、言うまでもなく尖閣諸島の領有権問題にある。日本は、尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本固有の領土であり、そもそも領土問題は存在しないという立場である。これに中国は真っ向から対立する主張をしているのだが、これまでは、問題はとりあえず棚上げするという中国側の方針もあって、尖閣問題はリスクをはらみながらも均衡を保って来た。日本の有効支配が続いてきたのである。


しかし、東京都の石原知事が、「政府に吠え面かかせてやる」と、尖閣諸島の購入を打ち出し、募金を始めるに至って、政府もダンマリを決め込むわけには行かなくなった。日本政府は9月11日、地権者から島を買い取り、国有化に踏み切った。これに中国の怒りが爆発し、今日の事態に至ったのである。


ここからは、電話をくれた老政治家の嘆きである。これまでの経緯は経緯として、その事後処理でのボタンの掛け違いが事態を深刻にしたことは間違いなく、そこに、今の政権の外交の拙劣さがあるというのだ。

その最大のものが、胡錦濤国家主席のメンツを潰してしまったことである。APEC首脳会議が行われていたロシア・ウラジオストク胡錦濤主席は野田総理に対し、尖閣諸島の国有化に反対である旨を伝えている。そしてその2日後、政府は国有化に踏み切った。せめて時間をもう少しかけ、日本政府も苦渋の決断であるというメッセージを浸透させることはできなかったのか。
怒った中国は、冷静に聞く耳を持たない。石原知事の尖閣買い取り宣言は、日本政府にとっても不意の一撃だった。本音ではことを荒げたくなかったのに、尖閣諸島を安定して管理するためには、国に所有権を移転する手続きを急がざるを得なくなった。しかし中国は、石原知事と日本政府の行動は出来レースであり、国有化を進めるための芝居に過ぎなかったと見ている。少なくとも、この老政治家が今も連絡と取り合う中国共産党の元幹部はそう考えているという。

確かに、真意が伝わらない現状を招いたのは、少なくとも外交の怠慢と読み違いである。

一方で老政治家は、中国政府が極めて難しい立場にあることに、十分な想像力を働かせるべきだとも指摘する。「反日」のスローガンは、一歩間違えば「反体制」に転換する可能性もあるのだ。秋の中国共産党大会で胡錦濤体制から習近平体制へと権力の移行が行われるのは確実だが、いまだに日程すら発表されていない。いかに国内世論の動向に神経をとがらせているかが分かるというのだ。反日感情の高まりに政府としてもトーンを合わせつつ、暴徒化した国民が、日本人に直接危害を加える事態にならないよう抑制も効かせなければならない。アクセルとブレーキの難しいバランスに、一番難儀しているのは中国当局であることを、こちらは冷静に理解すべきだというのだ。

確かにここに外交の出番があると思う。

今回の騒動は、国内融和のために反日教育を使ってきた中国政府の「身から出た錆」という見方もある。また、折しも日本国内は民主党代表選挙と自民党総裁選挙のさなかであり、政治は、中国に毅然とした態度で臨むことばかりを強調しがちである。いずれにしても、今の時期、中国に対して温かい視線を注ぐのは、国民感情的には難しい。
だからこそ、外交のプロが静かに落とし所を探るタイミングでもある。落とし所などと言うと、「尖閣諸島には領土問題などそもそも存在しない、言語道断だ」と怒る向きもあろうが、日本人に犠牲者が出るなど、取り返しのつかないことになっては元も子もない。原則論を踏まえながら、双方が本音で話し合う時が来ている。

「今、しっかりやらないと、日本も中国も大変なことになる」。老政治家は悲痛な声で電話を締めくくった。彼が電話をかけてきたのはぼくだけではあるまい。政界、官界、言論界。彼は彼の人脈をフルに使って事態の打開に動いているはずだ。おそらく中国の元カウンターパートへも。今こそ、あらゆるパイプを使って日中関係のひび割れを修復する時に来ている。腹を立てるのはいつでもできる。優先すべきは立て直しである。
http://www.nhk.or.jp/nw9-okoshi-blog/100/131684.html


首長の過激なアジテーションで、国政や国際政治外交軍事を「オモチャ」にレベル低下させてしまう意味での「地方主権」も、見直すべき時期にさしかかっている…たとえ要件定義による部分的見直しでも。


本件でハッキリと『石原都知事ヒトラーになった』。ソ連侵攻のように大国へ挑んでしまった。まだまだ、日中悪化の経済的悪影響、また日本人被害などは「これから」増えてきて、家計を圧迫してくるだろう…
橋本市長も拙い国際政治見識をさらけ出したばかり…「都が尖閣を購入するように差し戻せば日中関係悪化は緩和される」などと…寝ぼけても言えないことを言った。


関連する以前のエントリー記事
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120921/1348219696
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120921/1348220083
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120919/1347983775


 ◇


まだまだ泥沼は続く…すでにどの国も「面倒だから触れない」ことはできない段階にある。
アメリカ側は交戦までいくよう裏であおっている可能性もある。不況で経済に手を出しにくい各国政府は安易に軍事に依存しやすいのが歴史の常。

http://mainichi.jp/select/news/20120924k0000m030085000c.html
尖閣:中国、警官上陸に抗議 台湾漁船60隻超が出港へ 2012年09月23日 22時30分(最終更新 09月23日 22時32分)

 【北京・成沢健一、台北・大谷麻由美】沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)周辺海域に近づいた台湾漁船の乗組員の上陸に備えて日本の警察官らが21日魚釣島に上陸し、中国外務省の洪磊(こうらい)副報道局長は22日夜、「中国の領土主権の重大な侵犯であり、日本側に厳正な申し入れと強い抗議をした」との談話を発表した。


http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201209240062.html
中国監視船2隻が領海侵入 政府、官邸対策室を設置 2012年9月24日10時21分

 24日朝、中国の海洋監視船2隻が沖縄・尖閣諸島周辺の日本の領海に相次いで入るのを、海上保安庁の巡視船が確認した。海保が領海から出るように無線などで警告しているが、午前9時現在、領海内を航行しているという。

 海保によると、同日午前6時39分ごろ、海洋監視船「海監66」が久場島の西北西側から、また同48分ごろには「海監46」が久場島の北西側から南向きに領海に入った。その後、一時、西向きに航行したが、午前9時現在、ともに魚釣島の西側の領海を東向きに航行している。領海から出るようにとの巡視船の呼びかけには応答がないという。


尖閣:中国公船2隻が日本の領海に侵入 国有化後3回目(毎日新聞


台湾まで一気に敵に…理念はどうあれ「都知事の責任」と、知事をいつもかつぎあげてた右翼勢力の連帯責任。他国ならこれらのトップレベルは暗殺されてもおかしくない。
どのみちGDPも0.3%はこの紛争で落ちるだろう、しかも何年でも…震災影響やフクシマ放射能影響と同じく、長い時間をかけて少しづつ明るみになりわかってくる遅効性だ。

http://www.asahi.com/politics/update/0925/TKY201209250106.html
 日本政府は25日、台湾の巡視船が尖閣諸島周辺の領海に侵入したことを受け、午前7時42分に首相官邸内の危機管理センターに官邸対策室を設置した。

 藤村修官房長官は同日午前の記者会見で、台湾漁船や巡視船による領海侵入について「海上保安庁の巡視船が放水などによる進路規制を実施した。警告に従って船団は反転し、西向きに離れる方向だ」と述べた。

 一方、藤村氏は日本の台湾への窓口である交流協会を通じ、台湾側に抗議を申し入れたことも明らかにした。藤村氏は「良好な日台関係の中で解決すべきだとの姿勢で冷静に対応したい」と語った。