先従隗始・温故知新

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子供に、折りたたみ自転車を買ってあげるプラン


次々に買い換える、よくあるパターンも、それはそれでいいけどね…


・10年以上乗れる(だんだんとパーツを交換し、次第に上級パーツへ変更するなど)
・ポジション調整の幅が広い、大人も子供も乗れる
・軽量で高剛性…11〜12kg台まで詰めていっても林道クロカンOKとか


欠点もいくつか…中国製ばっかりで、日本の代理店も小さいところが多く、
BSなど大メーカーと違い、個体ごとの当たり外れ、品種や製造メーカーごとのバラツキが大きいこと。


特にフレームに関しては、実際に試したり、知識をつけて見極めたりと、リテラシースキルが必要。
安い小径車でもきちんとしたフレームを選べば中級MTBなみに使えるしロードバイクにやや劣るペースで国道の車道でも長距離走行できる。
このフレーム選び、パーツ選びは、自分で自分を鍛えていくしかない。まずいフレームを選べばぽっきり折れたりする。鉄とアルミの違いも知らなくてはならない。


経験則からして、
・KOMDAフレームのはけっこう頑丈なモデルが多そう(長年委託生産しており大メーカー…OEM品もメジャークルマメーカーのしかも高級高額モデルが多い=いろいろわかってるプロが設計してる)
・ドッペルギャンガーも、ややしょぼいけど純正パーツ注文できるのでまあまあ。シマノなど汎用パーツも流用可能な仕様
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130324/1364047599
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130114/1358089631


あんまりおすすめしないのは、ダホン。
・独自規格が多い…前ハブ幅とか、ハンドルポストとか…汎用パーツの流用しにくい=パーツを入手しにくい
・日本人、とくに女子供にはぜんぜん合わないフレームサイズ
 (フルサイズと違い、複数のフレームサイズ設定があるわけではなく、最初から白人の大人向けサイズのみ)
関西で、このフレームサイズの大きさから重傷事故も発生…ステアリングが自分から遠すぎ(離れすぎ)ると曲がれないからね…
腕が伸びきってるとハンドル曲げられず、ハンドルが遠いとどっち向いてるんだか把握できないし…
オートバイのサーキットレーサー専用モデルはわざとそういう設計にして、ハンドルはぜんぜん曲がらない代わりにものすごく深く車体を傾けて曲がる設計にしているため、世界選手権MOTOGPでもコーナー手前でブレーキ操作をミスるともう曲がれない(傾けられない、傾けてもオーバーランするの確定)のでまっすぐ突っ込んでしまうというアクシデントがたまに起きる


なのでダホンは
・ファッション、ブランドで乗りたい都会のオッシャレ〜系の中学生以上の方々向け
・ただし身長は170以上でね、長年生存率を上げたかったら
逆に自転車草レース系には多く投入されていて、ノウハウを得やすいという話は聞くけど…又聞き。
でもそういう人たちはダホンなどメジャーメーカー以外を使ったことがない、使いたがらない、だけともいえそう。
とかくミニベロ系はハブすら自分で組まない人だらけ…グーグルでいくら検索してもぜんぜん出てこない。つまりカスタム系で上達していく、メジャーマイナー問わず情報量を増やしていく、ある程度ハイレベルな人が非常にレア。
ハンドルポストをぶった切ってアヘッドつける加工にしても、ぜんぜん無意味な加工を最初にやった人がいて、後追いの人々は無知だからそっくり模倣している…テクニカルスキル平均が非常に低い。
なので深く考えず、自分では試行錯誤せず「まわりが使ってるからダホンにしよう、なんかおしゃれで都会で乗りやすいし」となる。都会はルイガノとダホンとBD1だらけ…


とにかく、20インチ以下の自転車は、速度が出てるときに歩道へ乗り上げるときは、『ハンドルを上に引っ張って軽くジャンプ』させましょうね…段差ぎりぎりの高さでいいから。
20インチならまだいいけど、16インチとかかなり危ないんで。BD1もいくらFサスつきでも18インチだからつらいだろうね…
小径車は、フルサイズ自転車の乗り方より、むしろMBXやモトクロスのコース走行で練習するとうまくなれるよ(趣味とか入門の範囲でいいから)。



↓のさらに最新バージョンは5月に公開予定。アルミハンドルポストと1.2タイヤで11kg台突入


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140318/1395066713