先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ16インチ激坂仕様…3号車ドッペルギャンガー104、アヘッド導入後の登坂テスト走行、東京・御岳山登山道〜神社境内まで完全制覇


前回以前…これまでの履歴は、記事タイトル左の[motogp]押すと今までの記事がすべて出てきます。
前回の御嶽トライは以下
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121205/1354700013


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ついにやっと、境内下では無く、『境内まで上がれるマシン』が完成。
ステム角度を幾度か変更しながら、何度か登っては、頓挫して側壁に手をつくか、下へズリ落ちてくる繰り返し。ステムをまっすぐにして肘と膝を内側へ締めて勢い付けて登ったらノンストップでうまく登頂。たぶん5回はトライした。


あとは便利機能を追加するだけだ。


きょうは狙い通り、すべてうまくいった。
前回のようにズボン巻き込まないようにサポーターしたしw


アヘッドステム、かなりラク。重心配分もハンドリングも完璧。一文字ハンドルとあいまってヒザも当たらないし。まさにこれまで『激坂専用自転車開発』の集大成。市販当時の顕著な欠点や欠陥はすべて改修した。


詳しくは画像に書いたとおりだが、8s化するとチェーン交換となりリンク数も最適化できるのと、ディレイラーが34T対応するので、全段がストレス無く使えるようになる。手レイラーなので前は停止しないと変速できないが22−11Tまで使えるのは頼もしい。いまは平地のみでも4sつまり22−18Tまでが精一杯(少しでも傾斜がきつくなりトルクが増すと歯飛びする…)


このドッペル104ははフレーム〜チェーンリング間のスキマが狭いので無理だが、FLYWAY205はスキマが大きいのでつま先を突っ込んで爪先レイラーにより前も変速できるwww32−11Tだとかなり強力。
ドッペル104はチェーンライン適正化優先でトップギア48Tの取り付けを左右逆にしてあり32Tが廃止されてるが、FLYWAY205は全段使える。


ちなみに48−11Tは52−12T同等(ダホンD7最高段)、
16インチだと進む距離は20インチの8割なので、16インチの48−11Tは20インチの48−14T同等。


http://www.wachsen.jp/ba-160/
ライバル車のヴァクセンFranは52-11Tだけど(20インチの52-14T相当)、そこまで重いのいらねーよwwDNPギアって精度悪いし。2.0タイヤいれてまでさらにハイギアードにしたいのかと…タイヤが太いとハイギヤ化になって重い上に、接地面積が増えるのでロスで漕ぐのが重くなるでしょ。


多摩サイみたいなロード仕様にするならTIAGRAなどの52Tクランク入れてもいいけど、激坂登坂重視なら22T必須なのでMTBクランク。トップギアは最高48Tまでしか入手不可。


というか来月は、1号車であるAmourアムールにドッペル104の52Tクランク移植するけど、登坂がダメになるのでメガレンジ34Tもお下がりで移植するよ。対応ディレイラーのターニーに交換するし、リンク数も変更だからチェーン交換もできて一石二鳥。


バランスチューニングしないと意味が無いの。
ミニ四駆でもオートバイでも、おれが決めた仕様で優勝したことは何度かある。善戦することが多い。


 ◇


さすがに初冬なので気温6℃…次々に奪われる低温で調子が上がったり下がったり乱高下…体を冷やしすぎないようにするのが大変。だけど肉体労働用の冬物長袖一枚(ワークマンかカインズホームの)。山道には昼過ぎでもあちこちに霜柱。
ダウンヒルでは綿手袋では手先がかじかんでまともにブレーキを握れないレベル。そろそろハンドルカバーだな…
ちなみに麓の気温は12℃ぐらい。もうね御嶽駅前の711でおでん浴びるように食うよね。


先週はビジターセンターの工事も終わり観光客もいなくなって非常に閑散としていたが(ゆえに女坂でズボン巻き込んで停止しなかったら完全ノンストップだった)、
きょうはまた別の工事が神社入口で開始され鉄板も敷き詰められて軽トラ大集合にフォークリフトまで…完全ノンストップはしばらく無理。まぁ基本的に運だね、目指すもんじゃ無い。ってか大ケヤキの坂の途中でやってる擁壁工事、水道ホースまたぐための木製”ジャンプ台”が道路を横断…もうね本当にジャンプ気味に乗り越えたよ、キット、ターボブーストだ!。そしたら大ケヤキ(神代ケヤキ)の右カーブで工事屋の軽トラ降りてくるんだもの…止まったよ仕方ないから。再発進3回でやっとできたよw



Amourアムール(1号車)と
FLYWAY205(2号車)の
現時点の最終版はこちら
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20121209/1355019587
あ、乗鞍スカイラインいこう…FLYWAYロード仕様で。
オートバイで走れる最終日に向かったんだけど降雪で通行止めに…雪辱戦だ。とうぜんあの崩落した笹子トンネルも通った。



翌日は、霧雨降る地域もある中で、青梅駅付近〜日比谷公園まで。
原発のデモ行進の実態を見聞にいく目的もあったが、基本はやっつけでドロヨケ装着しての雨天走行テスト。20号とか都心の幹線道路を、どういう感じで走っていけるかという。結論から言うとほとんど車道。歩道は人が多すぎて危ない。巡航25〜35kmh、加速45kmhはいけるので車道でも大丈夫だ。


きょうのルートは稲城大橋まで多摩サイで残るは国道20号。
往路は多摩サイがずっと下りなのでノンストップでもあるし最強。
途中で雨が強まってきて、大慌てで猛ダッシュで帰ろうとするローディ多しwこっちはゴアテックス上下でのんびり。


帰路は多摩サイがずっと登りだし真っ暗なので無理。青梅街道より20号の方が広い道幅の区間も多いので車道走行で無理が無い。国道なのであまり信号が止めない。歩道も府中までは広めで路面も悪くない。バイクだと特に通ろうとは思わないけど自転車では話が全然違ってくる。


11時半出発、食事や休憩をからめ、目的地滞在時間も含め、帰路は自転車部品や食料品の買い物も含め、10時半帰宅。アミノ飲料や菓子や711おでんなど、とにかくスタミナを切らさない工夫をこらして難なかった。雨天だったから雲が残っていてあまり冷え込まなかったのも大きい。


御嶽神社まで登頂の翌日がこれなので、またしばらく自転車は乗れない。体力回復を待つ。
こういう連日強行軍の締めとして、寝る直前まで甘味や肉類などを多く食べアミノ飲料やビタミンも飲んでおくと翌朝バテた感じがせず目が覚める。


 ◇


Amourアムールは、そろそろいじる部分が終了するFLYWAYやドッペル104の後もまたいじる余地がある。


よく調べるとどうも、やり方次第でバンドブレーキ廃止してVブレーキキャリパーブレーキにできるようで、(ただAmourのリアフォークは荷台ピボットがあるのでVブレーキはこれを切断撤去しないと無理…キャリパーでもキチキチ…ピボット一部切削しないと無理か)
そうなるとエンド幅135mmでアラヤリムは36HなのでMTBハブが使える。前56T後11−34Tなんて可能だ。
BD-1の56TいれてDEOREのハブとディレイラーいれるともう「なんちゃってBD-1」…まあ9sはどのパーツも値段が2〜3倍するので8sにしちゃうけど。8sまでなら厚歯=HG50だしね。
56−34なら48−28同等なので町中での登坂もできる(けど34T以外が使いにくく登坂時のきめ細やかな変速は不可能…7sより8s…9s…になるほど歯数差は縮まる。7s:24>34  8s:26>34 9s:32>36もしくは30>34)。ただ56−11Tなんてレシオが5.0overなので…多摩サイ下流方向でも、こげる距離は限られよう…ダホンD7の4.3でも30秒が限界だった。
とはいえ20インチ406でレシオ7.0でも27インチ=700cでは5.2(52−10)なので…物足りない人にとっては物足りないんだろうな、こうなるともう「重いの漕ぐマニア」でしかない…よく多摩サイのベンチで大汗かいて休んでる人々だw
ちなみに20インチ406で60T-9Tのセットでもレシオは6.6でしかない。もうこうなるとレシオ以前に大きなチェーンリングが邪魔でしか無いな…