復興だからありがたや神様仏様じゃあ…
そういう田舎者根性でいると、後で気づいたときには遅いことになる。
きのう日曜のNHK教育ETVではアンコール放送で、ウクライナの原発事故直後から現状までを紹介していたが、実情はひどいモノだ。
(今週末の31日、日曜0:50再放送http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0923.html)
現地民は口々に、実感として、「誰も彼も病気にかかりやすくなった」口々に言っていた。ウクライナ国内どこのインタビューでも。コロステンの学校の子供たちにも覇気が無い…病弱そうだ。
まず大前提として
・国際機関が、経験者ではなく、商売人として杓子定規に言っている「甲状腺がん以外は被曝由来認定できない」は、ウクライナ側から言えばウソである
・現場であるウクライナ、ベラルーシからすればむしろ、まだ認定されてない循環器疾患、消化器疾患、内分泌疾患も、統計上、被曝由来と判断するしかない(甲状腺がんが国際機関に認定されたのはチェルノブイリ事故によるもので、それでも認定まで7年もかかった)
http://www.sohmiya-clinic.com/naibunnpitutaisha.html
ウクライナやベラルーシは、現場に徹した、大先輩なのだ。
国際機関といえど原発事故素人の国々の集まりで、まだまだ商売優先であり汚染被害は否定したがるバイアスでいる。
セシウムは、体内でカリウムと一緒にされるので、全身の細胞にたまるが、とくに筋肉へ送られる…神経と筋肉は、ナトリウムとカリウムで動くからだ。…そう、循環器異常はセシウムによって起きる=心臓は大きな筋肉で常に動いてる=天皇が心臓を弱らせて手術に至ったのも、それが早まったのも…311後に心疾患と脳卒中による急死がやけに増えたのも…。
・大人は、貧しい国情のため、森で採取した汚染度の高いものも食べざるを得ない=発病者が減らない
これは以前から言われていて、日本政府と右翼も「あっちでは自然のものを食べてるから発病するんだ!日本では被曝患者は起らない!」などという詭弁の論拠となっているが、
・いま小中学生である、原発事故後生まれの子供たちは、0.3〜1マイクロシーベルトの汚染地帯に住み続けていると言うだけで、汚染食物から隔離されていても、学校の8割の生徒が何らかの重度疾患を抱えており(インタビューの生徒二名:先天性高血圧、ぜんそく、関節の痛み、等)、救急車は一日に3度来ることもあり、保健室には心臓の薬を常備し、体育は休む生徒ばかりで、ついに授業時間も短縮しテストもしないことにしないと学校が成り立たないほどの現状…(グーグル検索ワード:ウクライナ 生徒 疾患)
これは、日本政府と右翼の言い方では説明がつかない。これがもし汚染地域の外部被曝や、風が強い日に吸い込むホコリの中のセシウムや、たとえ汚染度が弱くても福島産肉野菜のためだとすれば(毎日、毎月、毎年、何年も、休みなく摂取し、被曝し続ける低線量被曝)
浪江町や飯舘村の隣接近接地域つまり福島市や二本松市や郡山市、南相馬市やいわき市に住むような人々も、10年後、20年後には、子供たちはウクライナと同じ状況になると言うことを意味する…
現地取材を受けたウクライナのコロステンは、胸の高さの線量はさほどではないが、重汚染地帯のちょうど境目にある。(グーグル検索:コロステン 線量 …では、線量はせいぜい白河市なみだという…東京都東部と大差が無いし、千葉県西部の松戸〜柏の汚染度はその数倍〜10倍だ)
放置しておくしかないものが、あるんじゃないのか?無理矢理に復興とやらをいそいで住んだり経済したりしてる場合か?
これは原発事故被災地でも意見が二分したままだ。やはり深く考えないし知恵もないジジババは安直に戻りたがるのが多いとも聞く。
アベタカ派軍国政権は
死刑もどんどんやっちゃったし
沖縄基地移転問題もトントン拍子で進めてしまって知事や地元の反発を招いているし…
被災地復興まで、汚染をおざなりにして無視して進めるんだという…
んでTPP約束して来ちゃっただろ、農民票を裏切って。
株以外は儲からないアベノミクスと言い、国民をダマしてひどいことをする手口ばかりなんだよな…政治のプロ中のプロだからこういうことをする。
万事がこれだ。安倍政権は第一次からしてマシンガン政権と揶揄されていた。なんでもかんでも手当たり次第に引き受けては、深く考えずどんどん進めてしまう。
http://www.asahi.com/politics/update/0324/TKY201303240104.html
首相、2度目の福島視察 原発再稼働「安全確保し判断」写真:福島県浪江町の商店街を視察し、馬場有町長(手前左)から被災状況の説明を受ける安倍晋三首相(同右)と根本匠復興相=24日午前10時34分、代表撮影拡大福島県浪江町の商店街を視察し、馬場有町長(手前左)から被災状況の説明を受ける安倍晋三首相(同右)と根本匠復興相=24日午前10時34分、代表撮影
安倍晋三首相は24日、東京電力福島第一原発事故で被災した福島県の富岡、浪江両町などを視察した。首相は視察後、停止中の原発の再稼働について記者団に「原発被害で大変な影響があったと再認識した。しっかりと安全を確保したうえで判断したい」と説明。一方で「安定的な電力がないと復興も難しい」とも語った。
福島視察は首相就任後2度目。原発事故に伴う避難指示区域の見直しで富岡町は25日、浪江町は4月1日から帰還困難区域を除いて日帰りの往来が可能になる。現地の状況や要望を把握するため、首相は両町長と今後の課題などについて意見交換。記者団に「ガスや水道を整備していく」と語り、インフラ整備に力を入れる考えを示した。
また、富岡町との境界にある楢葉町の上繁岡検問所では、警備にあたる警察官らを「(富岡町内への)一時帰宅が可能になるなかで、いっそう皆様方の職責は重要になる」と激励。郡山市の農家ではハウス農園を視察後、事故に伴う風評被害に農家が苦しむ現状について「政治の仕事はこの風評を払拭(ふっしょく)させることだ」と語り、同行した根本匠復興相らに対応を急がせる考えを示した
総理ほどの立場が、
「とにかく復興を急げ、期限は半年以内にかならず店頭に汚染野菜を並べろ!」などと性急な命令を出したら
役人以下は、どう対応するか、大人として社会を知っていれば、わかるだろう。
これまで以上に、汚染も、被曝も、うやむやにしようと悪人に徹するようになる。なりふりかまわない悪事によって、期限ノルマを達成しようとする。
つまりアベより前の政権や役人は、まだ大人で、現実を見ていたことになる。
安倍晋三首相は26日午前、第2次安倍内閣発足から3カ月の節目を迎えたことについて、「今までと同じように、結果を出していくことに全力を尽くしていきたいと思う」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。 (2013/03/26-08:57時事通信)
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2012/0923.html
2012年4月、私たちは汚染地帯のひとつ、原発から140キロにある人口6万5千人のコロステン市を取材した。この町で半世紀近く住民の健康を見続けてきた医師ザイエツさんは、事故後、目に見えて心臓病の患者が増えたことを実感してきたという。
その原因は、食べ物による内部被ばくにあるのではないかとザイエツさんは考えている。予算が足りず除染が十分に行えなかったため、住民は汚染されたままの自家菜園で野菜などを栽培し続け食べてきた。また汚染レベルの高い森のキノコやイチゴを採取して食用にしている。
学校の給食は放射線を計った安全な食材を使っている。しかし子供たちの体調は驚くほど悪化。血圧が高く意識を失って救急車で運ばれる子供が多い日で3人はいるという。慢性の気管支炎、原因不明のめまいなど、体調がすぐれない子供が多いため体育の授業をまともに行うことができず、家で試験勉強をして体調を崩すという理由から中学2年までのテストが廃止された。
被ばく線量の詳細なデータはなく、放射線の影響を証明することは難しいが、ウクライナの汚染地帯で確かに人々は深刻な健康障害に苦しみ、将来に不安を抱えながら暮らしていた。
しかしIAEAをはじめとする国際機関は、栄養状態の悪化やストレスなども原因として考えられるとしてウクライナの主張を認めていない。放射線の影響を科学的に証明するには被ばくしていない集団と比較しなければならないが、住民の被ばくに関するデータも、被ばくしていない集団のデータも十分ではなく、今後も証明は困難が予想される。
データが十分そろえられないのをいいことに、『逃げ切る』…
日本政府や東電の連中の態度そのものとして、なんどもテレビで見てきたじゃないですか…
ウクライナの日本側の代弁者は木村博士ぐらいだよな…
チェルノブイリ原発が立地するウクライナでは、強制避難区域の外側、年間被ばく線量が5ミリシーベルト以下とされる汚染地帯に、事故以来26年間、500万人ともいわれる人々が住み続けている。
公表された「Safety for the future未来のための安全」と題されたウクライナ政府報告書には、そうした汚染地帯でこれまで国際機関が放射線の影響を認めてこなかった心臓疾患や膠(こう)原病など、さまざまな病気が多発していると書かれている。
特に心筋梗塞や狭心症など心臓や血管の病気が増加していると指摘。子供たちの健康悪化も深刻で2008年のデータでは事故後に生まれた子供たちの78%が慢性疾患を持っていたという。報告書は事故以来蓄積された住民のデータをもとに、汚染地帯での健康悪化が放射線の影響だと主張、国際社会に支援を求めている
おれにできるウクライナ支援は、線量計TERRAを買ってあげることぐらい…
コロステンは、こうした境界線上の板挟み地域である…
http://mainichi.jp/select/news/20130325k0000m040118000c.html
福島原発事故:富岡町、帰還困難など3区域に再編毎日新聞 2013年03月25日 00時19分(最終更新 03月25日 00時54分)
東京電力福島第1原発事故で全域が警戒区域となった福島県富岡町は25日午前0時、帰還困難(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)など3区域に再編された。今後は除染や道路などのインフラ整備を進め、帰還困難区域で4年後の17年、居住制限(20ミリシーベルト超〜50ミリシーベルト以下)と避難指示解除準備(20ミリシーベルト以下)の両区域で16年の住民帰還を目指す。
町民約1万4500人の約3割が暮らしていた北東部は帰還困難区域、約6割が生活していた町中心部は居住制限区域、残る南部などは避難指示解除準備区域になった。
再編は対象11市町村のうち8番目。4月1日には浪江町も再編される。
警戒区域だとバリケードの内側で立ち入れないので、ひとまず日中は立ち入りできるようになったと言うこと。
ウクライナやベラルーシでは、年間5ミリシーベルト以上だと移住対象だったから、いまも無人地区であろう。
年間5ミリは、一時間でたった0.6マイクロほどである…福島県内ではいまも3マイクロ近い住環境がごろごろしており、郡山警察署前は胸の高さでも1マイクロだ。
日本には国土がないから空き地をつくれないと言うだけなのだ…それだけの理由で人を住まわせ買い物をさせている。人を戻そうとまでする。
フクシマ第一原発と、チェルノブイリ原発と、「放出総量」の計算や、被害の規模、人数も、単純ではない…
グーグル検索でも、セシウム総量がチェルノブイリ比較で1〜5割と、各予測の幅が大きい。
あちらは北海道みたいな閑散とした国だが、こちらは人がぎゅうぎゅう詰めの島国で人数は多いという話もある。
・チェルノブイリは原子炉ごと破裂したので放出総量は多いが、日本と違って湿っぽくないので欧州全土へ拡散して各国に”薄いホットスポット”を作ったという話もある…2000km先の北欧に、柏市なみの線量エリアができたり。実際の欧州汚染マップもまだら状であるhttp://goo.gl/BSxOP。
・かたやフクシマではおりからの雪シーズンにより、とっとと濃い汚染が県内や首都圏へ降って降りてしまった。とにかく日本は降雨降雪が多い。また、原子炉運転中の高熱物質による水蒸気爆発…というチェルノブイリほどインパクトある爆発ではなかった、フクシマ原発爆発では汚染雲もあまり高高度とならず、低い上空を通過していったので、その影響もあるとも言われる…爆発が1.3.2号機と3度も続いたため汚染雲通過も10日以上かかり『被曝機会が多かった』ので、被曝被害者数も被曝量も増えたとも言われる。一説には「311震災後、313〜321あるいは3月中に関東でいつもどおり出歩いてた人は負け」などとも言われるほど。
◇
http://www.j-cast.com/2013/03/25171029.html
【福島・いわき発】
2013/3/25 19:42
福島第一原発で18日夜に停電事故が起き、燃料プールなどの冷却ができなくなった。墓参りを終えて実家に戻ると、きょうだいでその話になった。2年前の建屋爆発のテレビ映像がよみがえる。「今度は(すぐには)避難しない、孫たちは避難させるけど」「私も(避難)しない」
「事故は収束した」とか「状態は安定している」とかいわれても、だれも額面通りには受け取っていないのだ。
トラブルは29時間後に解消されたが、原因は仮設の配電盤にネズミがしのびこんだためらしいとわかった。ネズミ一匹で世界が凍りつく。開高健ではないが、野原がたちまち断崖に変わる。それが「収束作業」の実態なのだと、あらためて知る。線香をあげて祈るしかない。
(タカじい)
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おまけ
現政権が、どんなひどい追い込み工作=弾圧を、奨励推進しているかの一端
一部抜粋
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自宅アパートの住民、周辺の一軒家住民も、右翼だのカルト宗教だの権力がらみの工作員世帯だらけだと、以前も書いた。
いわば過疎が進む、捨てられた地域、同和部落すれすれの山村である。青梅駅付近。みすぼらしい中高年が目立つ。
このアパートの203つまり2Fに、四六時中常駐して、イヤガラセ工作を行う関本という右翼工作員がいるのも何度も書いた。
電磁波照射装置を有しており、よほどのことが無い限りこれを休みなくウチへ撃ち込み続けている。(計画停電の時はさすがに止まったが)
・洗脳作用
・テレパシー作用、これによる脅迫や、常時尋問
・身体機能を操る作用、つまり心はテレパシーで操られ、内臓機能や筋肉などもあやつられる、脳波に似せてあるやばい電磁波
こいつらが最近、アベ軍国右翼政権の追い風を受けて、調子に乗りまくっている。
ストーカー工作員を増やしたり、
ことあるごとに無遠慮に攻撃を仕掛けて私生活を邪魔したり、こないだの土日も、いきなり半狂乱に騒いだりして、とにかく生活妨害や、心の動揺を誘う工作を連発。
あげく、証言がとれないテレパシーにおいてのみ、さかんに犯行声明を繰り返す。「貴様を常に落ち着かせないためだ、寝るのも邪魔しまくるぞ、きさまは終わりだ」などと。ついさっきも、いきなり大声で笑い出したり、殺気を飛ばしてくるなどして、こちらのこうした入力作業も妨害しようと躍起になっていた。
あいつらはテレパシーを通じて、ある程度はこちらが何をやっているかを常に把握しているのだ。原発事故がらみでブログ記事を書くとほぼ100%暴れ出して妨害を開始してくる。
だから右翼だの創価を標榜しつつも、権力のイヌであることもチラつかせてくる。まだ少数や単独で仕掛けてくるならマシなほうで、地域住民とか隣接地域から”応援”をよこしてくるのはザラだ。自宅でも外出先でも、居場所がそのまま騒々しい「イヤガラセ被害場所」になってしまう。