先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

クルマとバイクが売れなくなり(高価モデルほど)、自転車ばかり売れまくってるけど、老人をケガさせると高くつく


収入安定の中高年ほど、スポーツ自転車に飛びつく傾向がある…
しかし、老人はケガすると重症化しやすい…
骨粗鬆症、筋肉の衰え、判断力や動作の鈍さ…


しかも自転車は、乗りっぱなしが多い…自動車よりもさらに整備されない。
半ば腐った自転車がポッキリいって、大けがする羽目になる。
安物自転車をきっちり整備する方が、高額自転車を乗りっぱなしにするよりも安全かもしれない。…ってかファッションサスペンションは危ないよね、細いし脆いし、レースで鍛えた充実設計じゃないから。安く買うならリジッドがいいよ。


自転車メーカーも、自転車屋さんも、そこよく注意して。
こと自転車屋さんは、バイク屋さんよりさらに貧乏所帯でギリギリやってるとこ多いから…


定年間際でビアンキとか…ベタすぎるな。
ビアンキは10年ほど前に流行し、その頃のを乗りっぱなしにしている人が結構多い。近所にもあるわ。
いまはキチンとしたモデルも安く買えるけど、当時はもっと高いしメーカーも少なくて、今より価格の割にはぼろかった。

http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201303250211.html
「欠陥自転車で転倒、後遺症」認定 輸入元に賠償命令


写真:会見後、事故を起こした自転車を見つめる中島寛さん=25日午後4時16分、東京・霞が関、小川智撮影拡大会見後、事故を起こした自転車を見つめる中島寛さん=25日午後4時16分、東京・霞が関、小川智撮影


 自転車の転倒事故で重傷を負った茨城県つくば市の男性らが、自転車を輸入した「サイクルヨーロッパジャパン」(東京都千代田区)に計約2億4千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(白井幸夫裁判長)は25日、計約1億8900万円の支払いを同社に命じた。

 自転車はイタリアの「ビアンキ」ブランドで、台湾の自転車メーカーが製造し、サイクル社が輸入していた。判決は、自転車の前輪と車体をつなぐ部分が走行中に分離したことについて、自転車の欠陥だと認定。サイクル社に製造物責任法(PL法)に基づく賠償責任があると認めた。同法は製造会社だけではなく輸入会社の責任も定めている。

 訴えていたのは、元会社社長の中島寛さん(63)と妻の典子さん(60)。判決は2人に対する賠償額を計約1億5千万円と認定。このほか、事故による保険金を中島さんに支払った保険会社への賠償額を約3900万円とした。

 判決によると、事故は2008年8月、つくば市内の路上で発生。中島さんはスポーツタイプの自転車で走行中に転倒し、顔面などに重傷を負った。頸椎(けいつい)や脊髄(せきずい)を損傷したため、全身まひで首から下が動かなくなる後遺症が残った。

 この自転車は、車体側のパイプと前輪側のパイプを、金属製のばねでつなぐ構造だった。判決は、ばねが腐食して切れ、走行中に上下のパイプが分離して前輪が外れたと指摘。「通常あるべき安全性を欠いていた」と述べた。

 サイクル社側は「転倒したのは前輪に異物が挟まったためで、パイプが分離したのは、転倒の衝撃によるものだ」と反論していた。


グーグル検索:ビアンキ フォーク 事故
関連ブログ
http://clifford.exblog.jp/13129998

とにかくRST社のこのサスペンションには、「ロアーレッグとアッパーチューブがバネだけで繋がっている」、「水抜き穴がなくバネが腐食しやすい」という構造的な欠陥があるのは間違いないとして、’腐食によりバネが折れていて走行中フォークが抜け転倒した’と’転倒したときの衝撃により腐食していたバネが折れフォークが抜けた’では全く別の事故になってしまいます。同世代のビアンキ・アドバンテージを所有する自分としては本当のところが知りたい、ただそれだけです。


http://zarutoro.livedoor.biz/archives/51431594.html

中島さんは自転車を家の中で保管、サスペンションの手入れはしていなかったと話す。
同タイプの自転車でバネが折れる事故は、少なくとも3件報告されていたが、中島さんは知らされていなかった。