先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

日本で使う風車は日本で開発しないと駄目


以前から報道などでも言われていたとおり、
一定の偏西風がずーーーーーーーーっと吹いてる欧州風土に基づいて作られた風力風車は駄目だ。オランダや豪州で偏西風に何時間も吹かれてみたらわかる。


風向きも風速も頻繁に変わる日本では、よく海外製のブレードが折れるなどしている。


福島原発が爆発した一因も
竜巻とミサイルが第一に怖いアメリカが開発設計したからだ。


日本ではなにより津波が怖いんだからけっして非常用発電機は地下にあってはならなかったし、その燃料タンクも高台にあるべきだったが地上の海側にあった…
「ターンキー契約」つまりアメリカGEが開発した図面通りに日本で設備を作り、完成してから日本側に引き渡す形式で、すこしでも日本独自の設計を取り入れるならこの契約はできないとGEに突っぱねられた…


風力発電機も同じことだ。
きちんと日本向けにローカライズされた設計でなくてはならない。


そして、日本で使う原発も日本で開発設計すべきだが、日本のどんな津波にも耐えられるかどうかの試験は『最新原子炉を設計し終えて後』本番ぶっつけで100年でも500年でも続けるしかないが、501年目で駄目だとわかって爆発しては元も子もない…風車ほど原子炉はカンタンではないのだ。
そうでなくても純国産の増殖炉は実質頓挫で、何度もつまらない設計ミスによる重大事故が発生…日本はそういう意味でも軽水炉を含め原発はあきらめるべき立場にある。


以下オランダ製

http://www.asahi.com/national/update/0313/OSK201303130153.html

京都府伊根町の太鼓山(683メートル)で、山頂付近に立つ風力発電機の先端部分(45・2トン)が折れて45メートル落下した。府が13日確認した。金属疲労が原因とみて調べている。人的被害はなかった。

 府によると、府営太鼓山風力発電所の3号機で、先端部分は1枚2・4トンの羽根3枚のほか、内部に機械室や発電機などがある。風向きに合わせる回転軸を支えるタワーが壊れたという。

 12日午後7時半ごろ、故障を知らせる警報が管理事務所で作動し、13日朝に点検業者が落下しているのを確認した。12日夜の風速は15〜17メートルだった。発電所は風速60メートルに耐え、耐用年も5年残されているという。

 府は15億円かけて6基を設け、2001年から発電しているが、落雷でたびたび故障して赤字が続き、この1年は3号機を含む4基しか稼働していない。


http://www.meitenkan.com/spots/inechou/taikoyama/
 京都府伊根町太鼓山(海抜683m)の頂上に、2001年に設置された6基の巨大な風車。これが京都府が運営する太鼓山風力発電所です。高さ75m、1枚のプロペラ25mという巨大な風車は、風車の下からその大きさを確認することができます。さすが風車王国オランダ製の風車です、スケールがちがいます(^o^)
 ちなみに、この発電所で発電された電力は関西電力(株)へ販売されるとのことです


はてなブックマークより

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/national/update/0313/OSK201303130153.html
昔ちょっと風車設計にかんだことがあるけど、国際規格ベースで設計すると日本の台風と雷に耐えられないんだよな。かといって日本向けの設計では欧州や米国には無駄に頑丈すぎて高くて売れないし、開発費償却できん。 2013/03/14