せっかく来月の8s化に備えて後はALTUSディレイラーにしたしチェーンもHG40だし
前も同じALTUSでいこうと。
…ただ、激坂を登りたくて22Tいれたがトップギアは48Tでないと移動が遅くなるんで、いまは規格外セットになっており
ケージを加工しないと変速できない。
ワイドケージ化と、それに伴いスプロケット間の距離も変わってしまうのでチェーンガイドのプロフィールも全部書き直しだ(曲げて削って磨いての繰り返し)。
そのまま使おうとしても、スライドして上がっていかないといけないところにくぼみがあってチェーンが止まってしまったりする。
15mmズレてるので、チェーンが定位する部分とスライドする部分が入れ替わってしまってる格好。
金型工やクルマ家電のラインマンやITエンジニアやレースマシン自家整備工にケーキ職人に寿司職人に…様々なテクを駆使する。
はっきりいってたとえプロでも街角の鉄工程度の人にはお勧めできない。
なんせボール盤をポンチ代わりにする。しかもコバルトドリルを1穴ごとにパーにするんだ。
折れないギリギリで何十分も腕力全力で押しつけまくるので、やっばいスキール音がするし、へたくそがやったら折れてぶっ飛んで大けがだ。それでもチョコっとしかくぼまない。くぼまないと穴開けはできない。
穿孔はダイヤルータービットでACハンドドリルで行うので、イレギュラーな使い方だ…実務慣れしてないとすぐバーが折れるか曲がる。時間も上手にやったとしても1mm進むのに1時間はかかる。
焼き入れ鋼の穿孔は非常に困難なんだよ。ハガネなので折ってしまうか加工成功するかの瀬戸際だ。
とにかく、疲れた。1週間かけた。
でもさぁシマノさん、ミニベロ向けは48−32−22Tとかって需要はあると思うんだよ。ミニベロ故の需要がね。
ぜんぶフルサイズ向けパーツの流用じゃ厳しいよね。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130210/1360405936
2週連続で青梅〜横浜中華街を往復した合間に作業している。アウトドアアスリートの次は手作業インドアという感じで。