先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

小選挙区による政権交代シーソーは、、夏至と冬至の繰り返しに似る

つまり、大勝した日にもう腐敗が始まっていて、二度と頂点に返り咲くことは無い。
夏至冬至を往復するばかりで、先へ進むことはできない。一生、山手線。一生、ゼーガペイン京葉線

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012122200104
オバマ政権はこの間、銃規制強化の検討に着手。これに対し、有力ロビー団体全米ライフル協会(NRA)」は、「銃を手にした悪いやつらを食い止められるのは銃を持つ善人だけだ」として、全米の学校に武装警察官を配置すべきだと提案し、政権との対決姿勢を鮮明にした。

http://mainichi.jp/select/news/20121222k0000e030158000c.html
米小学校乱射:全米ライフル協会「学校に武装警官配備を」
ラピエール副会長は、「大統領を銃で守るのはいいのに、どうして銃で子どもたちを守るのがいけないのか」すべての学校に銃を持った警官らを配備する必要性を訴え

バカだねえ、アメリカの旧態依然は…(ライフル協会=日本の自動車業界みたいな大口組織票)
小学校で銃撃戦をやる気か…まさに「トイソルジャー」だな…
http://www.youtube.com/watch?v=x1b7Q0gmR-Y
Toy Soldiers (1991) Trailer


 ◇


財政の崖や、QE3効果の低調ぶりなどから、NY株価下落が予想できたので、安倍自民圧勝を仕組んで口先介入で東京株価バブルを起こしたのかな。


日銀は完全に陥落しており惨憺たる…政府機関が破壊された=国が破壊され始めている

http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC2101N_R21C12A2EE8000/?dg=1
 「大胆な金融緩和に協力しなければ、日銀の独立性が大きく損なわれる。それだけは避けなければ……」。ある日銀の有力OBはいう。日銀が今回、政治の圧力に屈したのは明白で、独立性を事実上、失ったようにもみえる。だが、日銀が最後のとりでとして守りたかったのは、金融政策の独立性というよりは、政治による人事介入からの独立性だという。
 自公が衆院で3分の2超の議席を確保したことは日銀にとって最大の誤算だった。



 安倍氏は株式市場の期待を膨らませた。決定会合初日の19日、日経平均株価は8カ月半ぶりに1万円台の大台を突破。これが日銀にとって3つ目の誤算だ。1万円の大台を1円でも割り込めば「安倍政権の船出に泥を塗ったと批判される」(政府関係者)。「1万円台に乗せずに9000円台にとどまっていれば多少の下落は許されたかもしれない」。市場が日銀の退路を断った。

 「メンバーが全く変わっていないのに、今度は2%の物価目標に言及された。驚きを持って感じている」。民主党政権の経済財政相として日銀の決定会合に出席した前原誠司氏はいう。1%の物価上昇率にさえ慎重だった日銀執行部を「整合性、連続性、継続性があるのか」と批判した。

結局はこれって、政治主導などと言って次々に霞ヶ関に攻撃を仕掛けて乗り込んでいった民主鳩山政権と同じだから…
もはや、民主安倍政権と言っても差し支えない。バラマキの対象、攻撃する相手が、異なるだけ。


民主鳩山と同じ「なんでもやります八方美人」なので、その意味で誰もが「こりゃ確かに、先行きあやしいな…」というのは直感的にすぐわかることと思う。
すっかり自民党も変わってしまった。以前は既得利権=大口集票業界だけに優しかったが、いまや八方美人だ。


 ◇


「なんでも反対 野党さん」
敵がやったことを全部ケチつけたり
敵がやらなかった方面のバラマキをしたり…


高校無償化の制限に、増税棚上げに、原発の再稼働と新規建設ですか…頭使わない反射動作なら野蛮な野生動物でもできるよ。


安倍自民は、うまくいきそうにみえても、うまくいく感じはしない。うまくいく法則を適用してない。
いくら総理閣僚経験者をギュウギュウ詰め込んでも、「たいしてほしくないおせち」にしかなるまい…年始の席上に必要な形骸化装置でしか無い。
マシンガンのように、世間を置いてけぼりであれこれ決めてしまう悪癖も前安倍政権のときから今回も健在で、いわばワンパターンすぎる。応用性に乏しいのだ…


えてして子供のケンカ、夫婦げんかレベルだ。幼稚すぎて国政レベルでは元来無い。


かつてのような、厚みがあって、寛容さや包容力があった自民党はすでに死んだ。いまは跡取りだかゾンビだかでしかないベツモノだ。
党幹部もすでに見慣れない新顔ばかりで、しかも能力を買われてるような高級人材は乏しい。


もはや自民に期待しない方がいい。いつぞやのグルーポンおせちみたいになるのが関の山だ。
やや民主党よりは熟練しているが、その『やや』が何%増なのかがまたアヤシイ…
むしろベテラン妖怪なので、失敗してもそれをごまかしたり、指摘に大して圧力をかけることにはたけており…


民主党は政権未経験で未知数だから期待感先行(つきあい始めた恋人には期待感しかもてない)
・自民は知り尽くされてるから警戒感先行(長年の腐れ縁のしょうもない相手にはため息しか漏れない)
そんだけの話でしょ、一般民の普通の感覚だよ。アベ自民はマスコミたたきを辞めなさい。
そうでなくてもオトモダチ内閣やオトモダチ記者クラブをつくって、気に入らない党員やマスコミを迫害してきた安倍だもの…あげく前の安倍政権は成果も顛末もさんざんだったし、不安にもなるわ。

2012年12月20日自民党安倍晋三総裁が、2009年の民主党政権交代後と今月16日の総選挙後の「週刊朝日」の表紙を比較し、偏向報道だと批判する一般ユーザーの画像を、自身のフェイスブック上でシェアしたことが話題を呼んでいる。

画像は「民主党革命 日本が変わる」と書かれた2009年9月11日号の表紙と「自民圧勝でも安倍政権の不安」という2012年12月28日号の表紙を並べ、「安倍叩きを社是とする朝日のわかりやすい偏向報道です」と説明をしたもの。


そーら、実態はこんなもんだ。隠し通しても、わかる筋にはわかる…プーンとにおいが漂ってくるから。


日本だけがいよいよ落ちぶれる、儲からなくて首が回らなくなる…それがこれから際立ってしまうから、


今のうちに口先株価バブルだのインフレバブルだのを花火大会みたいに仕掛けて、自民が戻ってきた安心だなどと演出し、「ゴマカそう」ということ…
でも無理矢理仕掛けたバーチャルなイベントであって、実態ある景気ではないので、いずれ鎮火し、無理がたたる…


次の安倍政権もまた、口だけだったとか色々言われて1年政権という流れは十分にあり得る。
なまじ「あれもこれも全部やります」的なデパート的コミットメントは、むしろ達成率を上げるのが困難に陥りやすくなる。
いきなりおせちご馳走攻めにせず、少しづつ地道にこなしたほうがよかったのに…100やりますと言って80しかできないとバッシングを受けるが、10やりますと言って9やったら褒められように…
第二次安倍政権、発足前から色々とほころびが透けて見えてしまっている。総理閣僚経験者も多数入閣させるんで、これで失敗すると余計に無能呼ばわり…爆弾抱えたに等しい。


…もしかすると、むしろここで大失敗大爆発させて自民党そのものを失墜させ終わりにするための壮大な仕掛けなのでは…いやさすがにトンデモ論すぎるかなw。
民主党政権の失墜の理由は実はコマゴマそしてモヤモヤしていて不明瞭だが、もし今度の安倍政権が小さからぬ失敗をすると…これは明瞭すぎ、そして被害が大きすぎるモノとなろうから…


…感情的な悪口では無いぞ、数ある見識に基づいた”分析”だ。

http://mainichi.jp/select/news/20121223k0000m020039000c.html
内閣府報告書:景気は後退局面の可能性

毎日新聞 2012年12月22日 19時54分

 内閣府は22日、日本経済の現状をまとめた報告書「日本経済2012−13」を公表した。国内でエコカー補助金の効果が一巡した時期に、中国や欧州向けの輸出の大幅減が重なり、「景気は後退局面にある可能性も否定できない」と指摘した。

 今年7〜9月期の実質輸出金額の水準(10年の平均=100)を比べると、米国が110.15、欧州連合(EU)が109.98、韓国も114.97で、いずれも増加傾向。一方、日本は98.0と不振が際立っている。

 理由には、半導体をはじめとする電子部品産業の国際競争力の低下や、外国為替相場の円高などを挙げた。(共同)


http://ssoubakan.blog102.fc2.com/blog-entry-1447.html

昨日の日銀政策決定会合は、自民党案に沿った形になっており、もはや日銀に独自性はないなと言わざるを得ませんし、どう考えても宜しい事とは思えないのですが、インフレ目標であるとか、金融緩和と言うものは、政治による成長戦略が効果を出すまでの繋ぎでしかないわけで、これが解決策にはならないのです。

果たして、政権を取り戻した自民党は、日銀に金融緩和というモルヒネを投与させている間に、患部を治療する事が出来るのでしょうか。

このままでは、モルヒネ中毒の再起不能者となるだけでしょう。

円高=ドル安。ドルが失権して円(や純金)がその代わりの逃避先を担い続けてきたから当然。


今度また人工的にむりやり円安を仕組もうとしている安倍政権だが、
かたやアメリカはQE3効果が思いのほか薄かったり、財政の崖を完全には回避できない可能性を含み、つまりドル安ユーロ安の再燃が懸念されており・・・
そうすりゃ、また結局はドル安に釣られての円高進行へ逆戻りだ。べつに円が価値が高まって高いのでは無く、相対的にドルやユーロが安いのである。
基軸通貨で世界中にニーズがあるドルと違い、
日本でしか使わない円はバンバン刷るわけにもいかないしニーズも足りない。世界中を日本が征服すれば嫌でもニーズは急増するがね…


実際、あまりに相対的連動的なんで政権交代前の自公政権と日銀も、打つ手なしと実質白旗を揚げていたじゃ無いか、「日本由来の問題じゃ無いからどうにもならん」と。
キミタチも当時から毎日かかさず、経済紙面をチェックしていて『覚えているよな』?覚えてなかったりそもそも知らない理解できない、おれよりはるかに劣るアホがおれに意見したり悪意を向けられるはずが無いもの。
おれに意見したり危害を加えていいのは、おれより格上か同格の連中だけだ。


これからは日本政府の財政規律が、安倍政権の破壊工作的アプローチによって『詰め寄られ』破壊されていくのがトレンドなので、
ある程度は財務省と日銀をかばい立てしないとまずいかもしれない。経済産業に偏りすぎている…元銀行マンの石破自民ならもう少しバランスはとれただろうが…
大谷石を切り出しまくらないと売りまくらないと日本が持たないと言って強引に切削を進めたら、宇都宮市各地が崩落して死傷者続出…みたいなことになりかねん。
なんというか荒っぽいこと雑なことが好きな中国政府に、安倍自民の打ち出す政策は似ている。
上手な破壊は再生へつなげやすいが、下手だと無駄な犠牲や被害を拡大させる。


 ◇


蛇足ではあるが、おれもこんな論調の提言ブログばかり書いているので、すっかりまともな身分では無くなって久しい。
10年以上前の昔は、適当な場末産業でフリーターで適当に生きられたが、
今やそれを「政争理由で、追い込みをかける側」が、許さない。下層市民向けの適当な職場では追い込み工作員多数が襲撃してきて居続けられない。
街を歩けば必ず追い込み工作が待ち伏せる。殺気を放ち様々な邪魔立て嫌がらせ脅迫を仕掛けてくる。


もう物流だの配達だので働けない。ただでさえそういう業界はヤクザ筋や公務員ゴロ筋が多数居る。
とはいえ、万が一にも政治家だの大金持ちになったとして、追い込みが止まる保証など無いが。


とりあえず兄弟暗殺を含めいろいろな仕打ちを、主に右翼筋から受ける10年間だったけど
「おまえは天皇の代わりでもやるつもりか」などとかなり極端な暴言もよく飛んできたが、
一昨日、東京駅ミチテラスは開催してたのに皇居ライトアップはまだで見られなかったとか
昨日の早朝、祝田橋交差点で大事故があったとか
今日の早朝、うちの沿線である青梅線が架線凍結で止まったりと
そういう「さりげない嫌がらせ、不吉の、連鎖」は、右翼筋皇室筋からの呪術的な嫌がらせとしては、よくあるパターンだ。
祝田橋は、おれにとって特別な場所だ。そしておとといもミチテラスの帰路にここを通ってそのまま国会前の反原発デモを様子見に言った。
皇室そのものか、右翼勢だけなのか…とにかく、この俺を敵視しているのは確かだ。続報として似たような呪術的出来事が次々に起こるようならビンゴだろう。こちらも10年以上そのような裏工作とつきあわされているので、敵さんの出方はすべて熟知している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121222/dst12122214500004-n1.htm
皇居前で衝突、タクシー客の女医死亡
2012.12.22 14:48 [交通事故]

 22日午前5時10分ごろ、東京都千代田区皇居外苑の祝田橋交差点で、直進しようとしたタクシーと、タクシーの左から右折しようとした大型トラックが衝突。タクシーの後部座席に乗っていた医師、森田綾乃さん(37)が頭などを打ってまもなく死亡した。


 ◇


大敗で仲間が減って野党転落した直後なれば、
震災直後に、世の人々を思い胸が詰まり記者会見の席上で涙を流せた人物は、甘いとはいえ、向いてるかもしれないね。
むしろ与党党首には甘すぎて組織を傾かせるだろう。
谷垣総裁はどっちかというと与党総裁向きで浮いていた。野党転落直後の、与党癖が抜けない人々のまとめ役にさせられた感じだった。

あえて火中の栗拾う…海江田氏、代表選出馬へ


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相変わらず鋭いねえここ。

http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65772480.html

危機突破内閣と安倍総裁が名づけた危機促進内閣


 自民党が大敗した2009年の衆院選挙の比例での得票率が26.73%で、今回の衆院選挙の自民党の得票率は27.62%と1%も増えていないにも関わらず大勝利に終わったのは幸運が重なった結果だろう。小選挙区死票率も56%と過去最高に上ったことも大きく、更に二大政党の一つである民主党が42.41%から16%に激減し、そして第三極がつぶし合いに終始したことによって、自民党が漁夫の利を得た形になってしまったようだ。
 政権を任した民主党は論外だと多くの有権者が考え、かと言って先祖返りした地方バラマキ自民党になんて票は入れたくはない。それが自民党の得票率が低いままに終わった要因なのは想像に難しくはないのだが、その受け皿となるべき第三極で最も有力だった橋下の維新が完全なる国家社会主義思想に染まった危険な独裁者思考で個人の自由を奪い取って国民の手足を縛る奴隷制度を確立させる大きな政府を目指していることが確認されてしまった。そしてみんなの党と維新が選挙区で重複して足の引っ張り合い。維新、みんな、未来の三つの政党の合計は比例票で2090万票。自民党は1660万票で、票数だけだったら自民党は第三極に大敗していてもおかしくはなかったのだ。


 それを理解してなのかどうかは不明ながら、場合によっては向かい風にもなりかねなかった今回の選挙を見て危機突破内閣と名付けたのか、あるいは軍事的なことなのか、あるいは経済的なことなのか、あるいは全てのことに対して指しているのかは本人にしかわからない。憲法96条改正に力を入れるのは好きにすればいいのだが、じゃあ他の政策はどうなのか。相変わらずインフレターゲット2%と叫んでいるが、このバブルを生み出してしまいかねない新たな危機を作り出してしまうリスクの高い政策はどうなのか。国土強靭化計画(実際は国土狂人化計画)と名付けられた10年で200兆円なんて膨大な公共投資のバラマキ政策はどうなのか。原発の今後をどうするのか。核燃料のゴミをどうするのか。若者奴隷制社会保障どうするのか。そして何より重大なことの一つ、国債が暴落したらどうするのか。

 今のところ政権を取る前の民主党の大言壮語と同じで、大雑把でいい加減で無責任に数字を掲げて勝利してしまったわけだが、実際の得票数で見たら大敗していてもおかしくないのに、幸運にも大勝利を収めてしまった自民党。前回の参議院選挙の比例の得票数についても民主党より遥かに少ないのに、幸運にもなぜか勝利して調子に乗って勘違いをしてしまった自民党。決して多くの有権者自民党に入れてはいないのが実状だとの認識がどこまであるのか甚だ疑問で、再び勘違いを起こして地方へのバラマキを開始すれば、もはや自民党の信用は地に落ちることだろう。
 あんな冗談みたいな経済政策をやれば、当然国債の暴落の危機を早めることになり、その時に危機突破内閣ではなく危機促進内閣だったと気づいてからでは遅い。可能なことと不可能なことと世迷言に等しい楽して良くなろうとする打ち出の小槌の夢見心地の都合のいい甘ったれた理想論の違いを理解できるほどに安倍は現実主義者ではないが、残念ながらそれもこれも危機が本当に訪れた時に初めて目を覚ますことになりそうだ。


http://blog.livedoor.jp/nnnhhhkkk/archives/65772825.html

輪転機安倍晋三の狂いに狂った10兆円の大型補正予算


 宮城県では人件費が高騰し、人手不足のために地元の職人だけではなく全国から人が集まってきている。地元以外の人の場合は、人件費以外に宿泊費や高い通勤費も新たな固定費として計上することになって、それが更にコストをアップさせてしまう。これによって予定していた落札価格では赤字になってしまうことから、入札に参加する企業がいなくなる事態にまでなっているのだそうだ。
 復興と称して短期間に地域を絞って多額の無駄な公共投資をやることによって人件費を含めた固定費が高騰する。固定費が高騰するから採算が合わなくなって公共事業の入札にどこの会社も参加をしなくなる。そういう事態が起きているところに、減災だの防災だのと称して更に10兆円ものとてつもない莫大なカネをばら撒けば、更に人件費が高騰していくことになる。人件費が高騰すれば、時間差で新たに土建の世界に人が流入してくることだろう。そしてバラマキによって土建屋が肥大化し、再び自民党の集票システムができてくることになる。


 輪転機安倍の考える無責任なバラマキは再び土建バブルを助成させることになるだろう。そして集票システムという利権なってしまうことから、本当にインフレ率が上がったとしても、土建屋にばら撒くことをやめるなんてことが自民党にできるとも思えない。インフレ率が上昇して、国債金利が上がる。国債金利が上がれば当然資金調達は厳しくなることから、輪転機安倍というより、輪転機政治家は日銀による国債引き受けをしてでも資金調達をし出し、無理やりばら撒くことだろう。ただでさえインフレになっているのに、更にインフレを加速させることになる。
 衆愚政治もここに極まれりだが、その尻拭いを絶対に政治家はやらない。さんざん借金を積み重ねてきても、誰も責任を取ることはない。せいぜい政治家の役職を辞任してお終いだ。その程度の責任で済むものだから、いくらでもバラマキを平気でやり続けてしまう。そして財源がないから増税しますと言い出すのはいつものことだ。
 政治家の無責任なバラマキによって増税が将来行われるのでは、土建屋以外の人にとっては迷惑この上ない話である。そんなにばら撒きたいのなら、政治家が勝手にカネを出し合って公共投資を勝手にやればいいだけの話であって、その尻拭いを支払わせられる都会の人間は憤る人が相当に多いことだろう。

 選挙で自民党は大勝ちしてしまったが、比例票の自民党の得票率が大敗した2009年とほとんど同じぐらいしかないということは、それだけ自民党は多くの有権者に支持などされてはいない。薄氷の上を歩くようなギリギリの状態で、自民党支持者が少ないのに偶然が重なって勝ってしまったからって、すぐにバラマキを国民が望んでいると思い込んでいるのだから度し難い。
 もはや平気で10兆円とかとてつもない金額をいけしゃあしゃあと言ってのける神経を疑いたくもなるが、それだけ金銭感覚が狂っているということだろう。しょせん政治家は失敗の尻拭いなどやることはない。尻拭いさせられて負担させられるのは国民である。
 景気対策と称してクマしか通らない道路を作ったり、釣り堀になっている港湾や漁港を作ったところで経済効果がないことは、自民党が自ら証明してきたことだ。それでも反省せずにバラマキを繰り返す頭の悪さには恐れ入るが、もはやこの党に自浄作用は当分働かなさそうだ。

政治家や政治活動ゴロ=中二病
自分の思い込みを現実と称して突っ走り、それを世間に強制適用して迷惑をかける。現実では無い世迷い言。仮想的虚像的で中身は空っぽ。


 ◇


世界中でも日本だけが、消費税などと言う全品目均等課税を行ってきた。つまり『税収はすでに多すぎる』のだ。
当然、こんな実態だから共産党もずっと指摘していた。


日本が勝手に物品税とか消費税と分けて名付けているが、要は多品種か品目指定かと言うだけの違いで、課税の種別を分けたりはしない。ノータックス品目、ロータックス品目、一般課税品目、高課税品目などという分け方で大半の先進国は対応している。中でも欧州では普通に『コモディティ・ノータックス』が一般化している…これは日本の変な課税方式で言えば物品税と言うことになってしまう。


均等課税の消費税ではどんな贅沢品でも5%課税だから金持ち優遇過ぎる。これから安倍自民がインフレターゲティング政策で投資バブル依存にしていくならば、贅沢品ほど高課税にして、コモディティはノータックス、せめて5%据え置きにすべきであろう…ベンツやレクサスや億ションには重加算したらいい。いくらインフレで物価が上がっても、給料や年金は増えないのだから。上がるのは投資のリターン率ばかりだ。パチンコ屋に行かないと得も損もできないように、投資に加われない人は損しかしないのが、これからやってくるアベノミクス投資プチバブル景気だ。サブプライムローン景気よりもっとひどい格差拡大である。

http://www.asahi.com/politics/update/1223/TKY201212221065.html
 自民党石破茂幹事長は22日夜のNHKの番組で、消費増税時の低所得者対策として軽減税率を導入することについて、「議論しなければいけない。生活必需品は下げることをやらないといけないし、結論を出すべきだ」と述べた。2014年4月に消費税率をまず8%に引き上げる際からの導入を主張する公明党に理解を示したものだ。

 自公両党は軽減税率の導入で足並みをそろえるが、自民党内には税収が落ち込む懸念から「(導入は)10%より高く再増税する時」との声が強い。


 ◇


以下はあくまで目安ではあるが…
ずっと名家の世襲お坊ちゃまで生きてくるとこういう人物になりやすいのは確かだが…あくまで目安として。
カッコつけたり、職務上のキャラを演じていても、ふと気が抜けたりオフレコなタイミングで素性が出てしまう。素性がだらしないのはよくあることだが、大事なのはアフターケアで、ケアする気を見せる人物なのかどうかだ。
こういうジェントルマンシップ、ノブレスオブリージェの無い姿勢はイギリス系社会では受けが悪い。
せめてボスクラス政治家ならば、シャア総帥のように庶民と一緒に立ち乗りして、自然と花束を贈られ拍手喝采を受けたいところだ。シャア自身は「これでは道化だ」といやがってみせても、そういう姿勢のアピールすらしないよりはマシだ。JR側の席取りを総裁自ら断ったらしいゾという報道がされてようやく大物コースの初級であろう。
電車も普通列車では、有名人ではまず(他人を押しのけてまで)くつろげない。個室でも無い限り気は抜けない。目を閉じてくつろぎたかったらハイヤーかヘリにするしか無い。
おそらくこの男性、座っていたのに立たされたんだろう。金曜夕方、焼津発〜安倍川を渡りw〜静岡市内を横断して〜沼津へ向かう、都市部の区間だから…そこそこ座席が埋まるぐらいには混雑していたのでは…そこへ安倍だけでは無くSPら含む数名がどかっとJR職員に席を確保され座った。
…おれだったら、こんなのまさに”胃が痛くなるし落ち着かない”からそういう意味でとっとと立って譲るけどwww目をつぶってゴマカしていても内心は気が気でないよね。

http://www.jimin.jp/activity/news/119441.html
12月14日(金)
●安倍 晋三 総裁
11:00〜【愛知7区】カーマホームセンター日進竹の山店前
11:45〜【愛知3区】なるパーク前交差点(名古屋市緑区浦里3-232)
13:00〜【愛知5区】ビックカメラ名古屋駅西店前
15:20〜【静岡2区】焼津駅南口
16:45〜【静岡6区】沼津駅南口
17:15〜【静岡5・6区】三島駅北口


http://www.asahi.com/politics/update/1214/TKY201212140768.html
 15・30 自民党の安倍総裁が遊説のため、静岡県内をJR東海道線の普通列車で移動中、初老の男性に注意される。JR職員がおさえていた席に、後から乗ってきた安倍氏が座ったため。男性は安倍氏の隣に立って苦言を続ける。安倍氏はしばらく聞いていたが、「だから、すみませんって言ってるじゃないか」と怒り、その後は座ったまま目を閉じる。男性は隣に立ち続けた。


http://gendai.net/articles/view/syakai/140201
列車内で座席を奪って注意され逆ギレの安倍晋三にネットで大ブーイング


 自民党安倍晋三総裁が選挙中に起こした“トラブル”が話題だ。ネット上では、「なんて器の小さい男だ!」と安倍批判が噴出している。

 ヤリ玉に挙がっているのは、朝日新聞(15日付)が掲載した選挙ルポ「決戦24時」で報じられた14日の安倍の行動だ。
〈15・30 安倍総裁が遊説のため静岡県内をJR東海道線の列車で移動中、初老の男性に注意される。JRがおさえていた席に、後から乗ってきた安倍氏が座ったため。男性は安倍氏の隣に立って苦言を続ける〉

 で、安倍がどう出たかというと……。
安倍氏はしばらく聞いていたが、『だから、すみませんって言っているじゃないか』と怒り、その後は座ったまま目を閉じる〉
 哀れ、男性は〈隣に立ち続けた〉というのだ。

 座席を横取りしておいて逆ギレなんてどうしようもない男だ。この行動には「安倍の小物ぶりがよく表れている」「席を立てば庶民派アピールができたのに」といった批判のオンパレード。安倍自民のキャッチフレーズ「日本を、取り戻す。」を「座席を、取り戻す。」ともじった偽ポスターまで作られる始末だ。

 もっとも、安倍の器の小ささは今に始まったことじゃない。
「5年前の首相時代にも小さなことにカミついて、すぐにキレていました。閣僚の不祥事を野党に突っ込まれると、『あなたはどうなんだ』『野党だってこうじゃないか』とあげつらう。メディアを選別し、えこひいきをする。最近では、腹痛辞任をちゃかしたフジや、痴漢アナ報道で誤って安倍さんの顔をカットインしたTBSをネチネチと批判していた。劣等感の塊だから、度量が狭いんですよね」(政界関係者)

どうしても政治ゴロ…右翼左翼の特に下っ端になればなるほど、「みみっちい、つまんないことにいちいち目くじらを立てて攻撃してくる」のはネット上で論戦ができる現代にあってはネットウヨク、ついでネットサヨクなどがすでに有名ではあるが…
翻って、政治的名家のお坊ちゃんもまた育ちから似たような小さい器であることがままあり、つまり安倍と右翼下っ端は『似たもの同士で意気投合』してる側面があるというわけ。


…さっそく、反アベか左翼か知らないが、わざわざ区間が同じ、静岡市葵区の初老男性が 笑、似たようなシチュエーションのトラブルを仕組んできたようで…

http://www.j-cast.com/2012/12/28160093.html
混雑する年末の新幹線で、指定券を買っていないが座りたかったので、自由席で親子連れに子どもの席を譲ってもらった――。こんな内容の投書に、ネットで「譲られて当たり前と思っているのか」「図々しい」などと怒りの声が上がっている。

「どう考えたら 新幹線の三景」と題したこの投書は、2012年12月27日付けの朝日新聞に掲載された。書いたのは静岡市葵区の無職の男性(63)で、年末に新幹線に乗った際の疑問を3点連ねていた。
「ここ(子どもの座っている席)空いてますか」と尋ねた

それによると、男性は自由席が混雑していたので、指定席車両に移った。こちらも満席だったが、犬の入った小さなバスケットが置いてあるだけの席があった。そこで、隣に座っていた若い女性に、あいているか尋ねると、「指定席券を買ってあります」と返事をされ、驚いたそうだ。

次に、母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている座席を見つけたが、「あれも指定切符を買ってあるのだろう」と思い声はかけなかった。ただ、「多くの立っている大人の中」とわざわざ書いていて、どうも大人を差し置いて小さな子どもが席に座っていることに違和感を覚えたらしい。ちなみに、JR東海によると6歳未満の子どもが1人で指定席に座る場合は、「こども」の運賃・料金を支払う必要がある。

男性がまた自由席に戻ると、まだ小学校にあがっていなさそうな年齢の子どもが座席を1人分使っていた。そこで隣の母親に「ここ(子どもの座っている席)空いてますか」と尋ねたところ、母親は男性のために子どもを膝の上にのせ、席をあけてくれたそうだ。

ようやく望みどおり座れたわけだが、男性はその時の母親の様子を「仕方なさそうに」と書くだけで、感謝する様子はうかがえない。それどころか、「その座席で居心地の悪さを感じた」などと不満すら滲ませている。

こんな文章のせてしまう朝日新聞の意図がわからない

こうした記述が、ネットユーザーらの怒りに火をつけた。男性が「すでに埋まっている席を譲られて当たり前だ」と考えているとして、「浅ましい以外の何物でもない」「どこまで図々しいのか」と呆れている。「これは酷い子供が座ってるのをどかせたのか」「空いてない席に空いてますか?って酷いなw」「すげー頭おかしい」「床にでも座ってろ」といった手厳しいコメントが相次ぎ書き込まれた。

こんな内容の文章をのせてしまう朝日新聞の意図がわからないという指摘も複数出た。

ただし、ペットをつれた女性に対する疑問については男性に理があるかもしれない。男性が利用したと見られるJR東海の旅客営業規則では、第147条5項に、

「同一旅客は、同一区間に対して有効な2枚以上の同種の乗車券類を所持する場合は、当該乗車については、その1枚のみを使用することができる」

とある。どうやら動物は「旅客」には数えられないようで、犬専用に指定券をとるのはできないとみられる。


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完全に、マネーオンリーバブル。ファンド系やゼネコンしか好景気にならない。だって安倍口先介入によってマネー関連以外ですでに特需は起きましたか?
トリクルダウンの見込み違い。小泉改革もトリクルダウン構想だったが実際は下層に富はあまり落ちてこなかった。第二次安倍政権のマネー政策によって小泉改革よりもっとひどく偏った投資バブルが到来する。
東電とシャープさえ、空売りのための捨て駒にされている…つまり株価下落。…これは今後の日本社会を表す”鏡”であり、つまりトレーダーだけが金儲けして、そいつらが残飯を捨てていくのを大衆が拾いあさるという『間接影響』でしか一般民や一般企業は恩恵を得られない。大衆や製造業など、あらゆる「マネーファンド以外」の人々は使い捨てのコマにされる。
…というか霞ヶ関&旧来自民執行部の排他的規制によってどんどん海外投資家を追い出してきたくせに、ナニを今更になって安倍に脅されて180度転換してるんだか…笑っちゃうよね。1年政権が何度も続いては株を買ってもらえないとかイイワケしてるがそれは”枝葉”だよ。

http://gendai.net/articles/view/syakai/140203
“安倍トレード”が政策実行段階に入り、象徴2銘柄のシャープと東電が暴騰。円高反転と原発推進で救いの芽が出て、悪役転じて相場のリード役に。騰勢も似ており、衆院解散の11月16日にシャープ180円、東電130円と下値を蹴り、衆院選明けに一気に噴き上げ、シャープ301円、東電は202円と大台替わり。

 驚くべきは空売りの急増で直近3市場でシャープは1億339万株で大量売り越し。東電も2467万株と再増勢。19日の引け急落で売り方は「陽動役果たし、お役御免!」、買い方は「相場若く、初押しはカイ!」と真っ向、強弱対立。


<5兆円の買い要因>

 強い相場に地場は「街行く人が増えた感じ。これで、ぺんぺん草も枯れる」と笑いが止まらず。19日には売買代金が9カ月ぶりに2兆円を超えた。ちなみに同1兆円で兜町全員が食っていかれる数字だ。相場は衆院解散で底打ちし、選挙明け今週は「デフレ脱却できるかも」といったムード。この日、後場先物1000枚もの売り物が出たが、アッという間に消化。「これまでと感触が違う。巨大ヘッジファンド回帰か」の声も出て、外資系はクリスマス休暇返上だ。野村は外資系証券の日本株格付け変更で「売り→中立」だけで5兆円の買い要因発生、と解説。


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たかが平民に、きちんと国政の全体を理解できるわけが無い。だから政党もマスコミも公務員も、そうした平民大衆を操って思うがままにしようというノウハウを完備している。


民主主義とやらは、様々なワガママを許す。けど許すからモメるし玉虫色になってしまう…理想像からはほど遠くなる。

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2012/12/post_849.html
 田中氏はマスコミが煽る「第三極」の構造を脇に置き、今回の選挙のきかっけである「三党合意」に時計の針を戻して現在の政局をみる。「TPPや金融政策など消費増税以外の争点が増えるほど国民に選挙の原点を忘れさせます」「もともと何のために国民が投票に行かなければならないかと言えば、民自公3党が協力して消費増税法案を可決させたからです」という。


http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/12/post_328.html
オセロゲーム


 6日の新聞各紙は総選挙序盤の情勢として自民党の大勝を予測した。それがそのまま選挙結果になれば、国民は消費増税原発再稼働、そして憲法改正を容認した事になる。民主主義政治は「民意」に逆らえないから、政治は必ずそのように動く。

 一方で消費増税原発再稼働についての各種世論調査を見ると、国民は必ずしもそれを望んでいるように思えない。もしこちらが本音だとすると、国民は望まない政策を選挙で選び、本音とは異なる方向に国家を動かす事になる。なぜそのような事が起こるのか。


 国民が大量議席を与えた小泉政権の経済理論は「トリクルダウン」と呼ばれるもので、大企業を優遇して経済成長を図り、大企業が豊かになれば、その富が国民にしたたり落ちるというものである。ところが現実はしたたり落ちてこなかった。格差だけが拡大した。

 そこで07年の参議院選挙で安倍政権は「成長を実感に」というスローガンを掲げ、国民に「もう少しで豊かさを実感できるようにします」と訴えた。これに対して小沢一郎氏率いる民主党は「国民の生活が第一」のスローガンを掲げ、「政治は生活だ」と言った。すると国民は民主党を大勝させた。しかしこれも国民が本当に民主党の政策を理解して選んだか疑わしい。

 民主党の政策は「トリクルダウン」の真逆である。大企業を優遇しても国民の所得は増えず個人消費は伸びなかった。デフレは個人消費の冷え込みが原因である。そこで民主党は政府の金を国民に戻しデフレを解消しようとした。アメリカのレーガン大統領の減税政策と同じ考えである。

 それが「子ども手当」や「高校の授業料無償化」のマニフェストになった。ところが自民党がそれを「バラマキ」と批判すると国民はそれに同調した。これがバラマキならレーガン政権以降アメリカの政権が常に掲げる減税政策もバラマキになる。国民は消費が拡大して経済が成長すれば税収は上がりいずれ財源も出てくるとは考えなかった。

 民主党の政策を国民が理解して小泉改革と真逆の政策を本気で実現させようと思えば、次の参議院選挙でも民主党を勝たせなければならない。「ねじれ」になれば政策は実現不可能になるからだ。ところが国民は参議院選挙で民主党を敗北させ「ねじれ」を作った。だから本当に民主党の政策を理解して政権交代させたとは思えない。

 衆議院選挙でどれほど大勝しても、次の参議院選挙に敗れれば「ねじれ」で政権は行き詰まる。行き詰まればオセロゲームのようにすべてがひっくり返る。これが繰り返されてきた。だから自民党が今度の選挙に勝利するのは当たり前である。しかしそれが自民党の政策を支持した事にも安定した政権を作る事にもならない。


 むしろ国民はオセロゲームの馬鹿馬鹿しさに気付くべきである。どちらの政党の政策が良いかなどと考えるより、オセロゲームが起きてしまう政治構造を変えないと不毛の政治はいつまでも続くことになる。