先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

都市部はコンクリで覆われて下水道完備なので、セシウムはみんな河川敷や河口に来る…


なので福島でなくとも降雨で川の水が濁って増水すると放射線量は上がる。


実はこんな汚染量は、「あなたのおうちの雨樋の出口にも、あるんですよ!」半分だったり数倍だったり、地域による。東京都はだいたい1〜2マイクロシーベルト。三郷〜23区北部〜松戸、柏だと5マイクロ程度は覚悟…たまに10マイクロ以上。
雨樋の出口が下水へ直通せず土や砂に流れてる場合は要注意。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120929/CK2012092902000102.html

台風接近、汚染拡散の不安 川崎区殿町の多摩川河川敷 高放射線量地点

2012年9月29日

高い放射線量が確認された汚染土壌がある多摩川河川敷。さくを作り、近づけないようにした=川崎区で


 川崎市川崎区殿町の多摩川河川敷で高い空間放射線量を示す地点が見つかって半年が過ぎた。市は8月、河川敷を管理する国土交通省に速やかな除染を求めたが、今も実施されていない。問題の地点はシート、土のうで覆うなどの対策がとられているが、非常に強い台風17号が近づいており、市民からは川の増水などによる汚染土壌の拡散を心配する声が聞かれた。 (山本哲正)

 河川敷では三月、直近五センチで毎時二・五マイクロシーベルトと高い放射線量が確認された。五月には近くの二カ所でも汚染地点が見つかり、土のうで覆った面積は最初の地点が約四十平方メートル、次の二カ所が各約二十五平方メートル。汚染土壌からは一キログラム当たり約二万七〇〇〇〜二万一〇〇〇ベクレル放射性セシウムが検出された。

 国交省によると広範囲の雨水が集まる場所で放射性物質の密度が高くなったとみられ、福島第一原発事故が原因とされた。

 除染について、同省京浜河川事務所は「今の枠組みでは対策がとれない」という。市も「国は除染対象を広範囲な土地としており、局所的な今回の汚染は対象から外れている。また土壌のため指定廃棄物の扱いもできない」と解説する。

 一方、市では公園や道路などで毎時〇・一九マイクロシーベルトを超す地点を見つけた市民から通報を受けると、速やかに土壌などを除去している。河川敷の汚染を心配する市民は「市の対応は良いのに。台風で水かさが増えたときに土砂が流れ出ないかどうか」と不安げに語った。

 市は「地域住民の強い不安と不満」を背景に八月十日、抜本的な対策を国交相環境相あてに文書で求めた。市放射線安全推進室は「市民の安全安心が最優先。解決に向けて協議を進めたい」と話している。


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http://www.asahi.com/national/update/1001/OSK201210010063.html
「大飯再稼働なくても電力足りた」 関西広域連合が検証


 関西広域連合は1日、関西電力管内の今夏の電力需給について、大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働がなくても、電力は足りていたとする独自の検証結果を発表した。

 検証は専門家らのチームが担当。節電要請期間(7月2日〜9月7日)の需給実績から大飯原発の供給電力を差し引いた場合と、大飯原発の再稼働がなく、節電効果も昨年並み(130万キロワット)だった時の2ケースで電力使用率を試算した。

 今年の節電実績を踏まえた場合は、大飯原発の供給力がなくても、電力使用率が100%を超え、計画停電が必要になったと考えられる日数はゼロ。関電が緊急節電を呼びかける基準とした97%超も1日だけだった。家庭や事業者の節電で、電力使用量を一昨年に比べ11%減らせたことが奏功した。

 ただ、節電効果が昨年並みだった場合は、延べ11日間で電力使用率が100%を超えたとみられる。チームは「無理な節電の取り組みがなかったかの検証も必要だ」と指摘した。

・デパートでエアタオルが使えないぐらい
・ちょっと冷房が弱いかなぐらい


酷暑だったのにねえ…

http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY201209070709.html
 夏の節電要請期間が7日、終わった。電力需要は予測を下回り、関西電力の管内では大飯原発を再稼働しなくてもまかなえた計算だ。金曜日に各地で反原発の声を上げてきた人たちはこの日、「運転を続ける理由がない」と訴えた。

 「電気は足りた」。午後6時、大阪市北区の関電本店前に集まった人たちは手拍子などでリズムを刻み、1時間半ほど声を張り上げた。首相官邸前で続く抗議に同調し、神戸市の大学院生らが企画し、ツイッターなどで参加を呼びかけてきた。大飯原発の再起動直後の7月6日に最多の2700人に達し、その後も毎回2千人ほどが集うという。