先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

故障かどうかうさんくさい、田村市67μsvの件


知らずのうちにいきなり線量が上がるとか、事故やトラブルになるとか…ばっかりだからねえ原発は。
ホント毎日毎日、外出するたびに「きょう万一」と不安をよぎらせながら出かけている…たまったもんじゃないよ。
いまでも玄関にはサバイバルキット完備。数分で遠方へ出かけていける。


以下の件、たぶん誤報ではない。「故障、だったんじゃない?」で文科省が済ませようとしているのではないか?
これが東電の原発の設備故障なら、記者会見で詳細に故障内容を報じる。はたしてその故障した田村市線量計の、具体的な故障内容を文科省が発表するかどうか?


「なんかが、瞬間的に、飛んできた」というのが真実であろう。地図を見ればわかるが警戒区域円のぎりぎり外側…飯舘村とおなじぐらいの距離だ。
これだから放射性物質は怖い。線量計でとり逃してしまった「ヤバイ線量」に瞬間的に遭遇してしまえば命を落としかねない。

http://www.j-cast.com/2012/06/30137682.html
福島第一原発から約35キロ離れた福島県田村市内で、毎時67マイクロシーベルトの高い空間放射線量を計測」――文部科学省のサイトに2012年6月28日、そんな異常な数値が掲載され、ネットを中心にちょっとした騒動となった。

原子力災害現地対策本部が29日、計測機器の故障が原因と発表したことで事態は収束に向かったが、その間には武田邦彦・中部大学教授などが避難を呼びかけ、また民主党議員が文科省に調査を要請する一幕もあった。


http://takedanet.com/2012/06/4_b5c5.html
毎時40マイクログレイ(ほぼマイクロシーベルト)の高濃度放射線福島原発西(田村市(郡山の東隣))で観測されている。昨日(2012年6月28日の午後5時から7時頃)であり、風は東北だったと考えられる。

福島原発周囲の線量が上がっていないことから、1)4号機粉塵が田村市に落下した、2)他の原因、3)測定の誤り、の3つが考えられるが、科学的な結論としてはこのような時、「まずはデータそのものをそのまま受け入れる」ことから始めて、その場合の対策を練る。

田村市は避難する必要があり、郡山市は避難準備に入らなければならない。また風向きが変わる可能性があるので、福島県を中心に警戒が必要である。

仮にデータに誤りがあっても、約16時間にわたって誤報を流すことは事の重大さ(人命に関わる)から、許されることではない。安易に「データの間違い」と結論してはいけない。


ところで、1週間ほど前から始まっている福島4号機の工事について、地元や自治体は県民に警告を発していないようだ。工事はかなりあらっぽく、動画を見ると放射性物質を大量に含む粉塵が作業によって舞い上がり、強い北東の風で福島原発の南西方向に飛散していた。

こんなことは原子力関係ではまったく許されることではない。原発敷地境界で1年50ミリシーベルトを超えることは許されていない。まずは4号機の工事を中止し、4号機全体にドームをかけてから工事にかからなければならない。これは今回のデータに誤りがあっても同じである。

テレビ、新聞、福島県、国会は何をしているのか?


http://takedanet.com/2012/06/post_fd1f.html
4.すでに28日の夕刻には以上のことがわかっていたが、私(武田)が翌日29日午前7時にモニタリング地点での線量率の最新値を調べたら、38マイクロシーベルトになっていた。この値は年間300ミリシーベルトを超える値で、直ちに避難の必要があった。

危機管理、まったくでできてないね。311以前のまんまだね…


こんなアブナイ体制で、福島に人を住まわせ続けると言うことはつまり…


冒頭にも書いたが、都内でちょっと外出するにも不安を覚える…現地民の被爆リスクや事故遭遇時のリスクは、都内とは比べものにならない…
ラジオも持たず出かけ、何時間も事故に気づかず歩き回ったらと思うと…


現に、2日も前に、俺が知らない間に、重大な放射能漏れ、高い放射線量騒ぎが、避難指示レベルのトラブルが、起きていたではないか!


他人には頼れない。政府機関すら危機管理も出来ず、危険なときに避難指示も出してくれない「平和ぼけ」では…
自分自身で判断するしかない。


やはり原発は日本国内から早急に消し去ってください!地震発生のたびにコワイし!


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敦賀原発は全滅か…ついで青森ってのは意外

http://gendai.net/articles/view/syakai/137270
活断層が動いた場合、被害が大きくなる原発は、敦賀もんじゅ、美浜、大飯、東通です。活断層本体の上に立っているわけではありませんが、分岐した断層が動くことで建屋が壊れ、被害が出るとみられています。これらよりも破格に危ないのは、浜岡と六ケ所再処理工場です。2つとも、活断層の本体が直下にある。地震の揺れだけでなく地面のズレも生じ大きな被害をもたらすと考えられます。使用済み核燃料の量を見ても、六ケ所再処理工場はケタ外れに危険です。調査の結果、原発稼働すべきでないのは、敦賀、浜岡、六ケ所再処理工場。あとの4カ所も、きちんと現地調査してほしいと政府には訴えています」


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フィンランドは規模の小さい国だし、アメリカでも原発のすぐ対面に住宅地があったりする。

http://ameblo.jp/kuruma-konyu/entry-11237994813.html
フィンランドでも原子力発電を行っているが、感心させられたのは、電力会社の本社は、発電所の中にあるということだ。つまり、社長や役員で原子力発電所で仕事をしているのである。
●使用済み核燃料は原発所在地の地下に廃棄する。
400mの穴を堀り、そこからさらに横に曲がりくねったトンネルを延々と掘って、その先端に廃棄所とする。それも二重の格納ケースの中に納めて廃棄するのである。


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毎日こんなトラブル報道を繰り返し、市民の感覚を麻痺させる作戦か…

http://www.asahi.com/national/update/0630/OSK201206300132.html
 再稼働の準備を進めている関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町)で30日午前11時53分ごろ、取水口のごみを取り除く設備の排水ポンプが停止したことを示す警報が鳴った。経済産業省原子力安全・保安院関西電力が発表した。警報は12分後におさまり、ポンプを再度運転したところ異常はなかったという。一時的にごみが詰まったためとみられ、準備作業に支障はないという。4号機は17日に起動する予定。

 保安院と関電によると、ポンプは、取水口に付着した藻やクラゲなどのごみを分別した後の水を海へ放出するためのもの。


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だんだんと本格的に。
2ch系の掲示板では「公安警官側がわざと暴徒が出るようデモをはげましたり扇動する」なんて右翼の書き込みもあったが。そこまでやったなら、よりいっそう原発反対の動きは深刻化するだろう。より覚悟が深まり、戦いが本当に戦いになっていく…

http://www.asahi.com/national/update/0701/OSK201206300194.html
 原子炉の起動を翌7月1日に控えた関西電力大飯原発3号機。地元・福井県おおい町で30日、反対する市民らが抗議活動を繰り広げた。このうち100人以上は原発へ通じる道路をふさいで「稼働阻止」をアピール。県警機動隊員らとのにらみ合いが1日未明まで続いた。

 30日午後4時ごろ、大飯原発のゲートまで約500メートルにあるトンネル入り口付近に、若者ら約100人が集まり、原発へ通じる唯一の道を車などでふさいだ。機動隊員が道を開けるよう呼びかけたが、若者らは「再稼働をやめてくれたらすぐにどく」「命を守れ」などと応じず、一時はもみ合う場面も。夜になると、合流する市民の数はさらに増えた。

 おおい町ではこの日、関西の脱原発団体などが呼びかけた「STOP☆原発再稼働! 6・30おおい集会」も開かれ、全国から約500人が集まった。


http://www.asahi.com/national/update/0701/OSK201207010032.html
機動隊が強制排除開始、市民らと小競り合い 大飯原発


写真:機動隊員と相対して再稼働に反対する男性=1日午後0時14分、福井県おおい町、伊藤進之介撮影拡大機動隊員と相対して再稼働に反対する男性=1日午後0時14分、福井県おおい町、伊藤進之介撮影

 1日夜の関西電力大飯原発福井県おおい町)3号機の原子炉起動を控え、前日夕から徹夜で同原発に通じる唯一の道路を封鎖していた反対派の市民らに対し、警察は1日午後5時45分から強制排除に乗り出した。抗議行動には1日朝から関東や関西などの脱原発団体のメンバーらも合流し、計約200人が道路を約10台の車やロープなどでふさぎ、「再稼働反対」と声を上げ続けていた。

 県警機動隊は、中部方面の警官隊の応援も得て、反対派の市民らの前後を挟むようにして警戒。1日午後5時半過ぎ、一部が関電の敷地内に無断で入っているなどとして、「敷地から出なければ不法占拠になる」「指示に従わなければ公務執行妨害に問われる」「道路を開放しなさい」などとマイクで警告。その後、強制排除に乗り出した。市民らは両手を上げて「暴力反対」と叫びながら、一部が座り込んだり、道路上に横になったりして抵抗。午後6時15分現在、小競り合いが続いている。


http://www.asahi.com/national/update/0701/TKY201207010244.html
新宿で再稼働反対デモ 雨宮処凜氏ら4千人が参加


作家の雨宮処凜(かりん)さんは「経済よりも命の方が大事。再稼働を阻止しよう」と呼びかけた。

69歳の母親が福島県浪江町出身というさいたま市の会社員、加藤純一さん(44)は「夏の電力不足は命にかかわるというが、その対策は何をしてきたのか。再稼働は言語道断だ」と話した。


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やや話題はそれるが…いまや【企業舎弟】が多数を占める経済社会にあって、IT情報のプライバシー保護なんて、機能してると本気で思ってるのか?権力側は。まして一般人たちは。
ハッキリいって、やくざにニラまれたらその後は一生、企業舎弟とおぼしき企業には登録できない。…だが政治的マークで権力が追い込みをかけてくるとこれも全情報筒抜けだけど…職権で引っ張ってくるんだろうか。

http://mainichi.jp/select/news/20120701k0000m040118000c.html
警官情報不正取得:「協力者」複数存在か 2012年07月01日 01時55分

 愛知県警捜査員らの個人情報が不正に取得された事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された探偵業、平田一雄容疑者(36)が、ソフトバンク代理店元店長の横田太佑容疑者(33)=同容疑で逮捕=と知り合う以前、同じ代理店系列の別の店の女性店員から個人情報の提供を受けていたとみられることが30日、捜査関係者の話で分かった。平田容疑者は横田容疑者の退職後も情報を売買していた疑いがあり、県警は複数の「協力者」を抱えていたとみて漏えいの実態を調べている。

 捜査関係者によると、横田容疑者は岡山市の代理店に勤務していた07年夏、別の店の女性店員を通じて平田容疑者と知り合い、直後から漏えいを始めた。

 女性は端末を使って他県契約者などのデータを照会し、平田容疑者に契約者の個人情報を漏らしていたという。

 だが、照会件数が通常よりかなり多かったため、不審に思った店側に事情を聴かれ、女性は店を辞めたという。この女性に代わって横田容疑者が協力者になったとみられる。

 捜査関係者によると、横田容疑者は平田容疑者に07年夏から3年半の間に約1000件の個人情報を漏らしていた。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120629-OYT1T00330.htm
娘の名を挙げ捜査打ち切り要求電話、調べると…


 愛知県警捜査員らの戸籍情報が不正に取得された事件で、県警捜査4課などの捜査本部は28日、新たに岡山市北区北長瀬表町、会社員横田太佑(だいすけ)(33)、広島市安佐南区相田、探偵業平田一雄(36)の両容疑者を不正競争防止法違反の疑いで逮捕した。

 発表によると、横田容疑者は携帯電話のソフトバンクモバイル販売代理店に勤務していた2010年7月から8月にかけ、携帯電話の契約者だった愛知県警の男性警部(48)ら3人の住所や自宅電話番号などの個人情報を不正に入手し、平田容疑者に渡した疑い。平田容疑者は、この情報を愛知県内の情報業者の2人に伝えた疑い。

 横田容疑者は、代理店の端末から男性警部らの氏名や携帯番号を入力して個人情報を入手していた。県警の調べに、横田容疑者は「1件数千円で依頼を受けていた」、平田容疑者は「わかりません」と供述しているという。

 この男性警部は、県警で暴力団の資金源の捜査を担当。10年7月末、娘の実名を挙げつつ、捜査の打ち切りを要求する脅迫を携帯電話で受けた。電話番号は外部に公表していなかったため、県警が捜査した。岡山市内の販売代理店で男性警部の情報が検索されていたことが分かり、横田容疑者が浮上した。
(2012年6月29日10時53分 読売新聞)

とりあえず先日、拾得物届けに交番へ行くと、警察署長(警視庁管内)の階級と自宅住所がメモにはっきり書いてあった…警察側の情報扱いのアナログぶりは不変のようだ…