先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

霞ヶ関および監督下の利権族の、暴走機関車を止めるべき時代が到来


先日のエントリー記事にも挙げたが、原発再稼働の強引さにも、前代未聞の大人数が官邸前に集結している…
しかもふつうは右翼系デモ(やれ韓流反対だのああいうの)なら配下に集合をかけつつ警察に事前に通告する流れだが、官邸前デモは大半がツイッターを見ただけの人々だ…=性質が違う。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120629/1340906508


これからの時代
・時代に合わない50年前の公共事業計画
・税収も、個人収入も、どんどん減っていく、疑問噴出ストレス増大の時代


これらによって、次々と公共事業と利権は、紛糾され、あるいは瓦解させられていくだろう…けっしてこれは左翼的な流ればかりではない。


というか、
・栄華の時代は右翼と体制の時代
・没落とトラブルは左翼と市民の時代


これはなかば不文律であろう…没落や、大トラブルが、きてしまえばもう右翼と体制は不利になってもしょうがないのだ。


料理はテーブルへ運ばれるまではコックの手にかかっているし
たとえが悪いが…品物はゴミになればゴミ業者のものだし
壇上の人と裏方の人で、それぞれ領分があるわけ…そう、領分の問題。裏方主導の作業に、壇上の人々が立ち入ってきても意味がない、基本的には。(門外に対し、正しい指摘、正しい指揮を、おこなえるレアな人材もまたたまに出現するものだが、それは例外中の例外)


よって、しばらくは右翼系や体制側にはおもしろくない時代が続く。かといってプロ左翼がおいしいばかりの時代でもなく、大半の市民がいままでの洗脳を解かれて(うまいこと言われてきたのがウソだったり”倒産”すれば、そりゃあ…)ストレスをぶちまけることの続く時代だ。



ただでさえ日本は、こと右翼や体制の側(それについてく側の市民もまた)は「平時専門」であるのは、震災や原発事故の直後の対応や、たった1年でぬけしゃあしゃあ再稼働する世界に例を見ない強引ぶりを見ても明らかだ。(欧州の他国スイスドイツなどは全廃時限を定めた上で稼働認可してきているのに…1986チェルノブイリ事故のウクライナ原発を使わざるを得なかったのはソ連崩壊後で国家財政破綻したからだ…それでもチェルノ原発は2000年で全廃した)
だがこれからは長い年数、非常時とか、混乱とか、そういうのが立て続けに続く。ひとつの時代が末期にはいった国の宿命だ。左翼というか、左翼的市民的なトレンドに嫌がおうにもなってしまうし、人力で押さえ込めるものではない=洪水など天災に等しい規模。


儲かってしょうがない時代に、水俣病や、オキナワ問題を、抑圧してきたのと、
儲からなくなって矛盾だらけストレスだらけの時代に、原発事故問題までオキナワや水俣のようにさらっと流してしまおうとするのは…


平時専門側は、いままでとおなじワンパターンで、受け流そうと必死だが
上述の理由から、今までと同じには決してならない。領分が異なる時代だからだ。


いわば日本は今【退却戦】である。(この表現は幾人かの官僚や政治家のOB諸兄も賛同してくれている)


だから、勝って当たり前の今川勢や平家勢のようなふるまいと、
兼継上杉勢が関ヶ原の戦において壮絶な撤退戦を繰り広げるのとを
同列に、ワンパターンに処理しようとしている時点で、間違ってるわけ。
そういう間違った武将・間違ったコマンドに、付き従っていたら、集団自決してるに等しい…そういう結果になりかねないわけです。


機を見てせざるは勇無きなり…
ここはひとつ、三方一両損の精神で、勇気を振り絞って、やり方や発想を変えてみてはいかがか、たとえみんなで損をすることになっても。


もんじゅ=増殖炉の失敗はNHKのETVで取材されたとおり、科技庁が開発し、役人主導だったために失敗が重なりつつ、設計がアナだらけになり、かつ膨大な無駄遣いにためらいがなかったこと…
ゆえに各電力企業も「いい加減、やめたら?」と冷たい態度を貫いてきた。どうみてもポンコツ増殖炉を、軽水炉(GE社設計ベースの日立BWRWH社設計ベースの三菱PWR、あるいは東芝ABWR)にかわって買い換える対象には出来ないから…役人の夢物語は、商売人のお眼鏡にはかなわなかった。


長崎新幹線は、5年前10年前からかなり評判が悪かった(サンプロがなんども継続的に取材していた)。他の新幹線とはかなり地域の実情が異なったからである。長野新幹線の在来線はなんとか収益構造として3セクにできたが、九州という地方ではそんな収益規模は作れない…新幹線ありき、地域無視…

http://www.asahi.com/national/update/0630/SEB201206300001.html
長崎新幹線「ノーサンキュー」 在来線沿線住民、恨み節

図:長崎新幹線のルートと主な駅の乗客数拡大長崎新幹線のルートと主な駅の乗客数

 九州新幹線・長崎ルート(長崎新幹線)が10年後に全線開業する見通しになった。国にお金がないなかで、便利になるのは大都市間のみ。わずかな時間短縮のために新たな新幹線が本当に必要なのか。取り残される形の並行在来線の沿線住民からは、うらみ節も聞かれた。

■在来特急本数激減で「犠牲」

 「消費税増税のどさくさに紛れての認可。我々を切り捨ててでもやらなきゃいけないのか」佐賀県鹿島市に住む久原正之さん(72)は、やりきれない思いだ。地元・肥前鹿島駅を通るJR長崎線は特急が1日約25往復走るが、開業後は約5往復に減る見通しだ。

 2007年、工事凍結を求める市民グループ「なし?会」をつくった。政権交代後も民主党政権に期待をつなぎ、10年には4965人分の署名を提出した。

 ところが、署名提出後はなしのつぶて。「民主政権は『見直す』と言うが何も変わらない。タチが悪い」

 「5千億円を投じ、我々を置き去りにしてまで造る必要があるのか」。前鹿島市長の桑原允彦さん(66)も無念さを口にした。

 長崎線を走る特急かもめを、存亡の危機にある「絶滅危惧種」と名付け、異議を唱えてきた。長崎新幹線を走るフリーゲージトレインは、ほかの新幹線ほどは速度が出ず、九州新幹線のように山陽新幹線へ乗り入れられるかどうかもわからない。「こんな新幹線のために犠牲になると思うと残念でならない」

 佐賀駅から博多駅に通勤・通学で在来線を使う人も多い。特急で35分だが、新幹線でも8分短縮されるだけだ。約10年間、福岡・博多の職場に通う太田清之さん(49)は「今のままで全く困らない。料金も上がるだろうし、いずれにしてもノーサンキューです」。


 ◇



それにしても、原発再稼働側=右翼系ステマ・世論操作勢力も、ヒッシだねぇ…311からずっと彼らの動向を見てるから流れとしてバレてしまう。


なんとか、地井武男心不全死去を原発放射能から切り離そうと一大ステマ工作を展開…プロの連中も、流されてる連中も、物言いがワンパターンだから「あらかじめ用意されたセリフ」とバレバレ。世論操作はいつもそうだ。
天皇・大塚キャスター・地井武男
これは【放射能被害で体調悪化の御三家】と言ってよい。


グーグル検索ですぐ出てくるツイッターまとめが非常に右傾していて典型的だ。
http://togetter.com/li/328951
右翼系体制系は、やくざサイドが運営する2chなどを根城としており、ツイッターのように右傾世論誘導をかけづらいメディアを普段から非常に敵視し、中傷や攻撃を繰り返しているのが実情。


地井さんはちぃ散歩で各地を巡っては土地でご飯を食べてきた。仕事も都心が中心で、311直後のセシウム雲が上空を通過中も都心の屋外を闊歩していた可能性が高い。天皇一行もまた慰問としてわざわざ被災地ばかり巡業を重ねた。


老人はあまり筋肉を使わないので、セシウムカリウムに近しい物質)は心臓へ蓄積する。天皇と地井さんがおなじような病状悪化している主たる原因はこれであるとするのが医学的常識だ。
大塚キャスターは重汚染の柏市に在住し、福島応援野菜を積極的に食べていた…職場は当然にお台場…


放射性物質の体内取り込みは、二重の症状をもたらす。
・やけに疲れる、やけに弱る(未病を発病レベルへ高めてしまう…過労と同じ原理)
・物質の放射能が特定臓器を攻撃してガン化したり、未病を発病レベルまで持って行く(物質によって蓄積する臓器は異なる)


「視野がせまくなった」と検査入院したのが昨年末
放射能健康被害と時期的一致。放射能による健康被害は(高すぎる放射線量による急性ショック症状でない限り)とにかく遅効性で、症状がはっきりしない。そしてこれは年齢が近い天皇の入院手術時期と一致。
心筋梗塞などで血流が弱って、血ノリ化した血塊が脳へ届くと毛細血管が詰まって脳梗塞となり各種の麻痺症状が出る…このパターンで一致。検査の頃にはすでに後遺症のフェーズである。心臓が弱ると脳を侵す…心臓を弱らせたのは筋アタッカー物質であるセシウムおよび震災ストレスである、と。


科学的時系列を、無視してはならない。


感情的に「勘ぐっている、それは間違いだ」などと放射能被害を矮小化へ持って行くのは、卑怯だ。(悪くない人を、大勢の工作員で悪い悪いと大騒ぎして既成事実化…政府陰謀手法の初歩であるレッテル工作)


結局、日本は経済国だから、たとえ天皇だろうが放射能被害を訴えさせないと、そこまで徹底してしまうのはある意味で無理はないのだが…やりすぎだね。