先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ20インチシティ自転車で東京御嶽山を

(以下の自転車は1号車で、月ごとにカスタマイズしています…2013春時点で8s 52−11〜32Tです。現在の2〜3号車は東京御嶽神社ノンストップヒルクライム仕様です。詳細は上の[motogp]リンクを押して確認)


ヒルクライム…?
いきなりだが、コツというかワザを教える。
・車種や姿勢によるが、急坂登坂にはウエストポーチに500ml一本と財布などを入れてウェイトにして、腹の側に下げるとイイ
これで重心が前側に偏り、登りやすくなる。ためしに背中側にポーチを移動すると後輪が重くなり登りにくい。…ゆえに元から小太りだと不要かも…ついでにいうと、これが腹巻きになり、冷たいものをがぶ飲みしても腹を冷やしにくい。
当然、基礎テクとして、サドルの前のほうに座ること。ハンドルに体重をかけないこと。ふせることでラクになりつつ前に重心を移すこと。
・水を飲みまくるな、どんどん休んで脱げ
とはいえロードスポーツモデルで、登坂専用のセッティングを完備してればノンストップ登頂だから不要な工夫だが…
基本、大汗をかいて、水を飲みまくるのが、一番疲労する。これは物流倉庫などのアイテム数をこなす力仕事でも同じ。
だから逆に、いかに汗を抑えるかに腐心する。バカみたいに力を込めないで淡々と省力的に動く、体が熱くなりすぎる前に手を止めて休み、シャツを脱いでしまって仰いで冷やし、あおいだ風で体も冷やす…ただこれは女性は不可能なテクなので女性不利である…シャツは3分も振り回せば汗が冷えて冷たくなる。
大汗をかくやり方だといくらドリンクを用意しても足りないので、中腹で水が尽きて引き返す羽目になりかねない。これは奥多摩周遊でも同じこと。

おそらく、高級ロードモデルで遠乗りするよりも、むしろ筋トレになると思われる。
高級車は長距離乗った後の整備費部品代が高いので、趣味と割り切らないと割に合わない。単に筋トレするだけなら、こうした安い自転車のほうがメンテフリーに近いし部品も安く合理的だ。


一応、参考にロードの激坂仕様を調べてみたが
700c 34-28t 8kg
あたりがメジャーらしい。
計算上だと20インチの40-28tよりケイデンスが少ないのだが、それでも軽々とこげるのだろう。端的には車重が倍あるからね。タイヤも3倍は太いし。


モーターレースや、精密部品の製作を経験するとわかるが、「必須アイテムをそろえないと、何をやっても無理」なので。機械がらみは。
峠ぐらいならリード90の足回りだけいじったやつでも下手な最高峰スポーツモデル乗りに勝てるシーンもあるが、レースでは不可能。根性だけで「1ミクロンだけを削る」のも不可能。