先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

震災とか大津イジメ事件でわかる「権力も、ヤクザも含め、大きな力を持つ集団は、だがしかし一人一人は非常に臆病で小心者」


原発爆発直後:文科省の連中が部下全員に即メール「ゼッタイに誰も現地へ向かうな、自宅待機(じゃないとワシらの首が飛ぶ)」>木村真三さんは即辞表を出してNHKとともに現地入り

大津イジメ:教委は情報隠蔽と自己保身逃避姿勢に終始、滋賀県警も本部長を同じく卑怯な手段で護りきるために捜査をねじまげてウヤムヤにするだろうと極道筋が2chで告発(過去から続くイジメがあったとは判明=警察の失態=キャリアの責任問題=本部長の肩書きを汚すな的な指示が出ている=「イジメは無かったと言え」的なバーターが取調室で行われる?)


ホントね、かさねがさね、大津イジメ問題は、加害者側も、逃げ腰ならば教委だろうが警察だろうが、一生地の果てまで呪って追い詰めてやりたいね。決して逃がさないと。きちんとやるまではゼッタイに逃がさないとね。
補助金不正利用とか脱税とかと同じく、セキュリティーホイールがあって、裁かれない連中が出てくると、不正が横行する。公務員連中のワンパターンな責任回避、逃げ腰姿勢こそは、生活保護の不正受給と同質の悪事・不正でしか無い。役所・公務員は、代わりがいないからこういう不正が蔓延しているだけ。


・弱くて小心者でズルイ連中を群れさせるから、不正横行でズルイ逃避が蔓延する世の中になる


孤高をもっと普及させた方が良い。孤高で気位が高そうだとつぶしにかかるムラ社会のほうを廃止せよ。
かつノブレスオブリージュを少しは見習えと。地位が高くなればいつでも切腹の身分だ。いやなら偉くなるな。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120719-OYT1T00769.htm
大津市長「裏切られた…教育委員会制度は不要」


いじめ問題について思いを語る越市長(大津市役所で)=矢野彰撮影


 いじめを受けていた大津市立中2年の男子生徒が自殺した問題を巡り、同市の越直美市長が読売新聞のインタビューに応じた。

 「学校で何があったのか、なぜ不十分な調査になったのかを明らかにしたい」と述べ、市が設ける外部委員会での真相解明に意欲を見せた。

 この問題では、全校アンケート結果の大半を市教委が公表していなかったことが、今月4日に発覚。越市長は「非公表のものがあるとの報告を市教委から受けておらず、報道で知った」と弁明した。

 越市長は、自身も小学校と高校でいじめに遭ったことを明かしている。市教委から、まとめ資料ではなく、詳細なアンケート回答を取り寄せて読んだ。男子生徒が同級生から受けた被害がいくつも記されており、「いじめが自殺の原因だと確信した」という。

 一方、市教委は男子生徒の自殺後、「全校アンケートは不確かな情報が多く、いじめとの因果関係は断定できない」と主張していた。

 越市長は「市教委の説明を受け入れてきたけれど、前提となる事実の確認がいいかげんで信用できないとわかった。裏切られたように感じた」。アンケート結果の全面公表をしぶる市教委に対し、「事実はあなたたちが言ってきたことと違う。これは出すべきです」と押し切り、10日以降の公表につながったという。

 さらに、越市長はこれまでの市教委の対応のまずさを改めて認めた上で、その遠因に教育委員会制度の矛盾があると指摘。「市民に選ばれたわけではない教育委員が教育行政を担い、市長でさえ教職員人事などにかかわれない。民意を直接反映しない無責任な制度はいらない」と述べ、国に制度改革を求める意向を示した。
(2012年7月19日17時25分 読売新聞)


地の果てまで一生追い詰める。いままでいじめ問題などで逃げ切りが出来た連中の聖域をぶっ壊す。両者均衡(=軍事的均衡と同じ)でのみ、きちんと改善改革された新生日本が産まれるのだ。やりたいほうだい、逃げ得は今後の日本社会では一切許されない。
被害側に加害側と同等の影響力を持たせる。非常に愉快な日本になるとは思わないかね?

 滋賀県大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる事件は、騒動になって以降、担任教師の男性は表に出なくなっている。最大の問題は、この担任教師の教育的無関心が事件の背景にあることを知りながら、彼の存在をひた隠しにしようとする学校と教育委員会の姿勢にある。

 学校側には「本人が批判の矢面に立てば、何をしゃべるかわからない」(前出の学校関係者)との危惧があるようだが、そうした学校の隠蔽体質を、なぜ教育委員会が許しているのか。

「説明会見に出ている市教委の沢村憲次・教育長は、2代前の同校の校長だったんです。彼にとっては、同校は身内みたいなもの。客観的な対応なんてできるはずがありません」(PTA関係者)

 教育委員会は担任教師について、「生徒のトラブルは、生徒指導の教員などを交えて3、4人で協議したという報告書があるので、担任に任せっきりにしていたわけではない。骨折の事件(昨年夏、柔道の授業中に生徒の怪我を放置した疑い)については把握していない」と述べている。

 そうした対応を見ると、生徒を第一に考えるという教育者として大切な部分が決定的に欠けているのではないかと思わざるを得ない。守りたいのは生徒ではなく、学校と教師の体面だけなのである。

週刊ポスト2012年8月3日号
http://www.news-postseven.com/archives/20120721_130836.html


http://gendai.net/articles/view/syakai/137676
大津中2自殺 舞台の中学校 なぜ「いじめ対策モデル校」になれたのか


「気になるのは、当時の文科相が、地元選出(滋賀1区)の川端達夫・現総務相だったことです。皇子山中学が推進校になったのは、県、市教委から打診されたため。ここに政治的背景はないだろうが、学校や市教委が当初、かたくなに『いじめではない』と認めなかったのはなぜなのか。川端大臣や当時の教育関係者に迷惑を掛けられない。こうした配慮があったのではないかとの声が出ています」(大津市政記者)
 官僚が現場を分かっていない、という声もある。教育問題に詳しいジャーナリストの小田桐誠氏はこう言う。
「モデル校や推進校という名称が付いた事業があちこちの学校で見られますが、現場の教師は大変です。ただでさえ、授業準備やさまざまな報告書の提出で忙しいのに、さらに手を取られるからです。これでは、生徒とじっくり向き合う時間はつくれません。それに、今の学校現場は成果主義がやたらと強調され、責任も求められる。教師が事なかれになるのも当然です。大人の教育システムが子どもを殺しているようなところもある」
 道徳教育が必要なのは生徒ではなく、文科省教育委員会の方だろう。