・じっさいなってみないと、わからない部分
・こうであってほしい、と期待値エゴをこめてしまう部分
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120506-OYT1T00076.htm
関電は、再稼働がなければ8月に16・3%不足すると政府に説明し、再稼働しても「10%以上不足する」(関電関係者)と見ていたが、5%まで不足幅を縮小できる可能性が出てきた。関西経済には朗報だが、数値がぶれ続けていることが政府と電力会社への不信感を高めている。
JR四国は、四国電力からの節電要請に備え、一部区間で電車を軽油で動くディーゼル車両に切り替えたり、間引き運転をしたりする検討に入った。だが、泉雅文社長は「ディーゼルにした場合、(燃料費で)数億円の負担増になる」と頭を抱える。
江崎グリコは関電管内の菓子やアイスクリームの工場で自家発電などを行うが、「夜間操業も検討する」という。九州を地盤とするアイスクリームメーカーの竹下製菓(佐賀県小城(おぎ)市)は7月末まで続く生産ピークを1か月前倒しするが、「万一、計画停電になれば(商品の在庫を保管している)冷凍庫も止まる」と不安を募らせる。
エネルギーはリスクとコストの上に成り立つ。
リスクもコストも無いかのように偽装した原発も、
・地震のたびにロシアンルーレット
・もし爆発すると県もしくはいち地方一つ吹っ飛ぶ(最低でもね)
というハイリスクがバレてしまい、数カ国がすでにTooハイリスクとして全廃を政策決定した。
ゲームボーイのSAGA(サガ)にもそんなのがあったね。
タダで回復できる泉だっけ、あれ何度も何度も使ってると効果が切れて、逆にモンスターが出現するようになる。
ああいう子供向けRPGってドラクエにせよ、かならず「教え」を込めるからね。
精密小型モーター大手の日本電産は、雇用を維持しつつ電力使用量の多い設備を3月までに海外拠点などに分散した。海外移転の動きが他の企業にも広がれば国内の雇用に懸念が生じかねない。経団連の米倉弘昌会長は、4月27日、記者団に「再稼働を進めないと日本経済は崩壊する。海外企業も関西に工場を持つ企業があり、悲鳴を上げている」と懸念を示した。
日本経済が末期なのは311以前からであり、
経団連会長のような「ぜんぶ原発事故のせい」というのは、ミスリードであり、卑怯だ。
いくら原発を動かしたって、日本経済はもうダメなのだ。
・経済大国として成熟、ゴールした
・ゆえに落ち込み幅はあっても、伸び幅はほとんど無い(日本の戦後バブルの崩壊)
・国際市場はコスト競争=デフレ競争。金持ち日本が貧困国デフレ製品に勝てるわけがない
原発発電というギャンブルを伴えば延命策が何年分か可能【かもしれない】程度で、逆に膿を出すのを渋り続けるから、果たしていいことと言えるのかどうか。
この教訓は、バブル期以前の円高突入にも似ている。あのころも容赦なく中小が倒産して淘汰されていった記憶。バブル崩壊後もまた同じであった。
日本というのはつくづく、現状のように、外的要因での苦難が降りかからないと、変化できない。ガイアツというのもそうだ。
米倉というのは誰が見ても凡人で小物だが…そういうのがウソをいってミスリードしようとしてるのがバレバレで浅知恵っぷりだと…
いよいよ日本経済もほんとうに末期だね、としかとらえられない。
貧すれば鈍する…追い込まれるほどセコいワルい手段ばかり使うようになりがち…
仮にオレがドンだけすごい影響力者だったとしてもだw政財界にはみじんも力を貸せないね。脅されても絶対いやだし、自発的に貸すことは絶対にない。1兆円積まれてもやらない。