先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

折りたたみ自転車のすすめ

国家弾圧追い込みの一環としてままある
「右翼とか公権力に逆らったと見なされた翌日より、やけに増える交通検挙…まるで待ち伏せのように頻繁にでくわし、誘導されるように急な行き先変更が相次いで、結果的にそこへ向かわされる」


5年以上、無事故無違反だったのに、急激に連続してこのての「ねずみ取りに便乗した検挙いやがらせ」が急増したのが
小沢問題が勃発した時期とぴったりかぶる。だがそれは小泉改革で中央政界に首を突っ込んだその日から、あの手この手で、『日常的』ではあった。
役所が依頼主の人材派遣アルバイトがタイミングよく求人で出たと思えば、応募して現場へ向かうと右翼が大勢居て脅す、公務員が次々に無理難題を言っていやがらせを重ねるなど。
そんなことが、省庁や役所のあちこちで次々に仕掛けられ、一環として交通検挙の急増(狙い撃ち)もまたあった。
神奈川県警のねずみ取りに至っては「ウエの命令通りに、こいつを捕まえたぞ、任務完了」とばかりに、俺さえ捕まえてしまえばすぐ撤収準備を始めて見せた。
わかってんだろとばかりに現場の警官全員がニヤニヤしていた。


まーそんなわけで現在は博多めんていこであり、自転車ツーリングがメインになった。講習なんてばからしいから受けないし、試験場まで返納や受取りに行くだけ。
そういう意味ではチャリ(ケッター)マニア垂涎の地、西青梅にいるので…青梅〜御嶽あるいは奥多摩駅までプチツー、なんてことは毎日のようにできる。


いまどき、フルサイズ・バイセコーなんてダッサい。
大型バイクもライテクもキャリア極めてしまい筑波7秒とかそういうステージも「身についた」後の中年としては
たいていの技術や知識も、経験ベースで身についている。年の功だね。


たいてい、大型バイクを技術的に極めると、ミニバイクに戻ってくる。バイクを知り尽くしてから、ラクにライテクを発揮するには小型ATが最適だからだ。
だから、自転車も同じことだ。バイクと全く共通するから、バイクを極めてしまえば…ミニベロや20インチ折りたたみが最適と言うことになる。
あとはレシオを最適化するのみ。


20インチ以下は、バイクでレースやプラクティスランを重ね、都度チューンをすればわかるように
ショートレシオだ。軽くて加速がよいけど進まない。
ということは、レシオを調整しない限り、ミニベロや20インチ折りたたみは、
・加速重視
・パーシャル運転ではなく、こいでは休み、こいでは休みの、断続運転
シフトアップは次々にやり、シフトダウンはなるべくしない
ということになる。

当然、ホイール径がちいさいので、
・ステアリングはよい。機敏にバンクを避けるのは得意だ。
・だが万一にバンクにはまると壊れやすい(ちょうどはまりやすいサイズなので重症化する)


フルサイズしか知らない
フルサイズのしかも自転車しか知らない(バイクを知らない)
人たちが、なんかミニベロや折りたたみはダメだとか言っている…おのれの無知をさらけ出す、恥ずかしい人々だ。


おれもフルサイズは、学チャリモンテカルロや、
MTBだとワイルドウエスト、GIANT4000などは乗った。
ことMTBだと
・山の獣道や草道はシフトダウンしてスイスイ登っていけて楽しいが
・歩道橋の登りを押していくのにも、重くて、ツライ
・ロングツーリング装備をフル装備すると、とっても重い(25kgちかい?)
・タイヤ…バネ下重量も重い=慣性力がつく持続運転時は勢いが長持ちしてよいが、こぎ出して加速中がツライ
フルサイズ故の、デメリットも多数ある。
ロードレーサーモデルはたしかにとことん軽量化しているが、華奢だし、高いでしょ。カッコいいウェア着ないとかっこつかないので出費がかさむし。


だから結局、最初から泥よけや荷台がついてなお15kgぐらいしかない折りたたみは、ロードレーサーほど高額なコストかけなくても
かなり充足してくれる。いくつものニーズにマッチする。いわば車重80kgもない原付1種2種のスクーターみたいなもんだよ。


いま乗ってるママチャリ的な折りたたみ20がそうだ。全備15kgのうえに、ものすごいショートレシオ。
スプロケが32T?4カ所のねじ穴ごとに8Tしかないように見えるが…
おかげで、大の男が気合い入れてこぎ出すとかならずフロントリフトする。そのぐらいにショートで、鬼加速である。
1秒に2段(半回転で一段)シフトアップしないと間に合わない。
つまり、ふつうの発進シフトは3段か4段で、べつに平地なら6段でもOK…
反面、登坂に強く、なまじのフルサイズMTBなみに登れる。
ただホイールが小さいしタイヤも1.75と細いのでモッタリ感がなく、トルクがかかったり抜けたり、ステアがフラついたりと、落ち着かない。
ホイールベースもめちゃくちゃ短いし。サドルのすぐ下の方に後輪軸がある感じ。


なんというか、未知のモデルであり、おもしろいね。もうフルサイズには戻れない。


フルサイズのオンオフスポーツより、
ママチャリな折りたたみのほうがおもしろいんだから!


高く有名ブランドのミニベロや折りたたみだと盗まれるとか心配だけど
無名ママチャリなんて見向きもされない。


何もかも安く済むし。荷台にゴムなんか巻かず、荷造りの結束ベルトだけズボンのポケットに入れておく。
手袋はやっすい綿手。とっさにウェスにもできちゃう=トラブルが起きたら即・作業開始。ズボンのポケットには予備の綿手が…
服なんか普段着。
靴には靴下をはかない(NBならそれでOK)。メッシュ樹脂のみの通気性抜群の作業用ソールがワークマンなどで売ってるので採用、
ソールは数枚買っておいてローテーションし、汗だくになったらすぐ洗う。服や靴下はあまり洗わず、ソールだけ洗えば済む。メッシュだとすぐ乾くし。


しかもカンタンに輪行できてしまうし、巨大透明ゴミ袋に穴を開けてすっぽりかぶせ、荷造り用の耐荷重20kgの結束ベルトでつり下げる。
さすがに15kgだとやや重いので、できれば11kg以下のがほしくはある。荷さばき実務経験のない人だと腕を痛めてしまうね。


まるでモスピーダだね。背負ったり電車に乗せていけるし(山まで背負っていって、尾根道を乗ることも可能…駅から遠いへんぴな土地の施設に用があるときにも重宝)
運んでいく区間と、乗る区間と、2ソースを設定できる。自転車区間のみということがない。
ちょっと背負っていって、現地でちょっと乗るだけなら、16インチ以下の変速なし8kgのでもいいんじゃないかな。
当然、収納は玄関。毎度折りたたんでいる。


たださっきも言ったとおり「やたらにショートレシオ」なんで
できれば前2段ほしくなるよね。(後ろのみなら9段ほしい…4速発進で5,6,7,8,9と)
実際には、ドッペルやダホンなどで53Tや60Tを増設して楽しむ人々が結構居るようだけど。
ディレイラーは重くなるし取り付けも難しいので、手レイラーがいいのかな。お手製のディレイリングユニットもいいかもね、ケーブル不要の。


・60T
・Vブレーキ
・1.95KENDAのMTBタイヤ
あたりが揃えばもう、フルサイズとはおさらばだね。レシオ的にはがんばって漕げば35kghオーバーぐらいのがいい。
なんたって小径ホイールのはよく曲がるし回避も得意なので、あとは走る、止まる、が揃えば言うことはない。
数駅分の山間部プチサイクリングでも、鬼加速と、高いスラローム特性とで、ちょっといままでの自転車らしからぬ挙動を楽しんでいる、
フロントホップを繰り返しながらあっというまに先へ進んでしまう。車線変更も横断もあっという間。
車重が軽いから、ママチャリでショートクランクでも漕ぐのが軽い軽い。むろん回転部はすべてOHと注油はきちんとしている。


GIANT4000は、とにかく重かったもんな…真夏の峠越えなんか地獄だよ…
いくら軽いレシオが用意されていても、車重が重いからやんなっちゃう。重いホイールを回したり、重い車体を倒し込んだり起こすのは人力だからね。(大型二輪と同じ苦労)
折りたたみ自転車ならチューブも小さいので携行が容易。脱着式のカゴなどもよく売られているし。


…とりあえずスポーツMTBの折りたたみを物色中。60T入れるにしてもやはりスポーツモデルでないと。
特にブレーキは、スポーツタイプのはスポーツモデルでないと取り付けすらできないからね。フレームへ溶接取り付けされてる「受け」の部分が違うので。
90年代にワイルドウエストを満喫し、久々にGIANT4000を新車で買ってびっくりしたのは、あまりにブレーキがきくこと。
栃木小山〜お台場とか、小山〜日光とかも、だから安全性の高いツーリングができた。


…原付スクーターも、折りたたみ自転車も
実質的には地表30cmぐらいの車格なので(座面までフレームとかハンドルなどを伸ばしてるだけ)
その気になれば、かなり低いフォーミュラ・モデルが設計可能なんだが。四輪のカートみたいなの。ってか原付バイクのエンジンでカート作れるし。

ああ、そうそうあと折りたたみやミニベロの利点は「風に強い」
前面投影面積が小さいので、風が吹いてきてもあまり苦にならない。風力抵抗の重さを感じにくい。
さっきも言ったようにショートレシオなので、たしょう向かい風で押されても、加速で巻き返しやすい。
車重+体重が軽いのですぐ押されてしまうが、ショートレシオなので巻き返しも容易なのだ。風が当たる部分が少ないのでそんなに抵抗も増えない。


たのしいよ〜ミニベロは未経験だが、折りたたみは。
自転車だけに縛られず、
徒歩や電車や登山やらの一環としての『ユニット、ツール』として考えられる。いわばシステムにおける、プラグインだね。


自転車歴30年以上でチャリスポーツ趣味も経て
バイク歴も20年でスポーツも極めており
色々と積み重ねがあるために、幅広い応用性、独創力も広がっている。工業系や物流系やIT系の実務経験もそれを助ける。