先従隗始・温故知新

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折りたたみシティ自転車20インチAmourで、とにかくノンストップ登坂


本日のコース:
馬引沢峠の林道、(〜二つ塚峠までのハイキング登山道をトレイル・クロカン …ニホンリスさんが飛び出してきて木へよじ登り)
青梅市役所向かい、(〜笹仁田峠
厚沢通りのもう一本北の裏通り、(厚沢通りを無視し直進して登坂して頂上付近を左折する急坂…ここは冬はバイクが登れない ついでに栗拾い)
厚沢通りから登る、飛行機ラジコン練習場いきの砂利道の都道(ゴルフ場に分断されてるが立派に都道…小曾木街道沿いへ抜ける道)
仕上げは青梅坂トンネル、


舗装路はぜんぶノンストップ。ジグザグあり、緩急づけあり。最小40−28Tレシオ1.43、155クランク。
台風一過なので、とにかく林道の路面はマッディだ。道ばたの苔もぬめりが活性化しており一回だけそれでスラローム切り返しで前グリップを失いサンダルの先端だけ瞬時設置したが足つきほどではない。


ハイキングコースとなっている獣道オフロードはさすがにストップするしかないスポットがいくつかある。とくに雨上がりで瞬間勾配15%以上の獣道登山道で地肌が露出してるとまずシティ用タイヤは滑る。路面を荒らすと自然破壊とか登山者迷惑になるので無理はできない。こういう点でフルサイズではないミニ自転車は軽量でもあり有利だ。
MTBテクに則り、漕ぎすぎるとスリップし漕がなすぎると停まっちゃうので、その間のギリギリスリッピーに前進はするこぎ方で乗り越える。身は伏せるが尻は後輪を加重するため後方に持ってく感じ…オンロードオートバイやモトクロスのライテクを応用する。モトクロスもアクセルワークでうまく脱出かパスするしかない悪路があるからね。
失速停止したらもう発進漕ぎ出しはハイトルクで滑っちゃうのであきらめて押す。自転車のオフロード・ヒルクライムはコツを覚えないと色々と厳しい。
そんなこんなでも、どうにか毎度、厚沢通りラジコン場のとこの砂利道登坂は足付かずで登れている。ここは岩だらけでグリップがいい。ここいらへんや長淵ハイキングコースなどはたまーにフルサイズMTBがトレイル路をクロカンしている。


一応、いまどきのミーハーな自転車ブームの遙か前…日本でMTBが紹介&国内メーカー市販化され世間に知られたばかりのころから乗っている。蓄えた知識やテクや、基本整備や設計の技術がある。当時はリジッド・モデルしかなかったから、リジッドのAmourでクロカンすることに違和感はない。アルミフレームだと折れるか溶接亀裂が怖いけど鉄ならね…
とにかく最低グレードは18sで嫌で、トレイルモデルの21sにこだわった。このグレードhttp://ameblo.jp/suezou11/entry-11321351204.html?frm_src=thumb_moduleこのころになるとカンチもVブレーキの親ぐらいに進化していた。
黎明期のMTBスプロケガードすらなかった。低価格モデルすら本格過ぎるタイヤ(BSのWILDWESTはすべてトムリッチー)をはいてたのですぐ減ってしまい即パンク。慌てて公道向けタイヤを各メーカーサイドで自社開発してたな。BSだとスタッグパターン(牡鹿の蹄)だっけ。
それが盗まれたんで犯人追い詰めそいつの親に弁償させたら、スプロケガードと対策タイヤと新型カンチがはいってフレーム太くなった新型が買えたっけ。当時は公道乗りでも携帯パンク修理セットがないとよくパンクしたので大変だった…要は遅刻するか帰宅が遅くなった。チェーンもウイリーだの登坂ばかりしてるとクリップのところからすぐ切れたし。


そろそろタイヤもオフ・クロカン重視で交換するか…すでに後輪はつるつるだし。後輪だけ1.75CTBブロックKENDAにして、前輪は1.5のスリックとか。登りだけ重視。
減ったタイヤは扁平になって設置面積が大きいのとひび割れて変形しやすく、どうしても漕ぐと重い。
…するとドロヨケもスタンドも荷台もはずして、ポストとサドルも軽いのに入れ替えて、軽量化したくなる…うまくDEORE8sでも導入できると1kgは減るかも…車重12kg台に入るといいんだけど。
GIANT ROCK4000をツアラー装備にしていた頃、全部取り外すと一気に軽かったっけ。出荷車重14.5kgぐらいだもん。


まあなんにせよ、実売1万円程度の折りたたみ自転車に最初からついてきたタイヤとチューブの割には、いくらオフロードで酷使してもビクともしない使えるアイテムであった。今や性能も上がってるけど、やはり車重が軽い。歩道橋で押し上げると明らかに軽い。そして太い1.75。鉄ばかりでも15kgになるのが小型自転車のメリット…フルサイズMTBエントリーモデルなみ。
↓こんなんでも、何度林道でクロカンやダウンヒルやってもアライメント微動もせず。60kmhで下りを走ってもタイヤ形状はブレずにキレイ。ちょっとバンドブレーキが一カ所だけ引っかかりが出てきてるけど…そこだけ摩耗して奇形になってるのかも。ピンポイントなので漕ぐときの抵抗になるほどではない。ブレーキが弱いのは停止までのインパクトだけなので初期制動は悪くはなく、むしろVブレに比べ「すぐタイヤロックする」ことを防止できるメリットもある。ゆえに最近のMTBはエントリーモデルもフルディスク化が進んでいるよね…Vブレは下りが怖いもん。


 ◇


激坂練習スポット…青梅第一小の脇の、公園駐車場までの登坂。短いけどね。輪行してきて駅で組んでここで踏ん張って体のスイッチ入れてからツーリングとか、いかが?根性ある人はそのままMTBならオフロードの激坂も続いてますので…その先の本道・青梅丘陵ハイキングコースは自転車禁止だけど。ヒルクライムなら下山者がいてもすぐ自転車脇へ投げて道を譲れるからね。
ほか、吉野街道沿いの裏道(集落の生活道から山方向へ登っていく道)もいくつか激坂クラスのがある。登りだけなら住民の迷惑になりにくいかと。
下りは…押したり担いで歩くしかないね、ハイキングコースでも下山道でも。でもMTBなら押すのも担ぐのも練習だよねー