先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

トゥランファム1/100スリングパニア 徹底改造…作例 銀河漂流バイファム ネオファム


(検索でネオファムで飛んできたひと用リンク…http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120329/1333024723ネオファム1/100 スリングパニアーと盾を自作)


 ◇


コンセプトは…「どっちかというと超合金玩具寄りで丈夫にして(初期のハイコンとおなじく)、とにかく手にとって遊べるように。でもプロポーションは向上し、機能再現箇所も増やす」=端的には、HGが出ていたら機能的プロポーション的にはこういう感じだろうと。(HG化だと、もっと余計なモディファイもされちゃうだろうけど…完成品のCM'sを見てもわかるように…余談ながら、CM'sみたいな『商売で売るための完成品』は、デフレな中国製品に見られがちな『魂がこもってない』ですね…好きな人が作ってないからああなってしまう。好きな人が作り込むと”手間暇・採算=度外視”ですから。)

よっていまどきの一般的なロボプラ趣味…”精密デコレーション”に傾倒なさってる方々には物足りないと思います。旧キット時代のガンプラおよび日の出ロボプラを知らない方々も然り…(ほんと、もろかったんだよ、しょぼかったんだよ〜!)


 ◇


製作記事はこちら
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100412


知らない人のため…今も健在のTAO(デビッド)によるHello VIFAM 2010
http://www.youtube.com/watch?v=hpupQjSKnrA


設定画のポーズ。29日分…(折り紙サイクロンとは…『ヒーローTVの中継では見切れてスポンサーロゴをアピールすることに燃えているヒーロー』



30日分   …ってことは実機のトゥランファムは150m先からスナイパー撮影か!


設定画ポーズほか。28日分…


ポッド、胴体、脚部など、徹底改造。ポッドのカメラ部にもクリアパーツを挿入。(キャノピー部品のランナーから削ったやつ)
かつ「あまり変わり映えしないように見える」
ゴテゴテぴかぴかパーツを飾り立てるけど遅いライダーより
みためは、どノーマルだけど中身はいじっててめちゃくちゃ速いライダー派なのでw

画像グーグルで確認する限り(検索ワード:バイファム ネオファム トゥランファム でそれぞれ確認)、ポッドの操縦席の”マイクロ加工精度”は、うちが一番だと思います。あくまでマイクロ加工の元プロ(金型工ほか)としての視点で…ほかの方々はコンマ2ミリ精度以上、うちはコンマ1ミリ未満です。ほぼ同サイズの戦闘機模型のコクピットもホビーショップで色々見て、加工精度や再現度の参考にしましたし。



参考までに、キットを素組した場合のプロポーションは以下(他者様)
http://ameblo.jp/motans2002/image-10211468117-10143296948.html


 ◇


以下は、過去の製作中の画像より、参考に。
ポッドだけ作ってくれとかいった製作依頼の相談はコメント欄で承ります。

んでポッドはオパオパになったしwww


要は、後座のキャラの顔が見えない設計だとアニメ的には困るから(対面会話の描写ができなくなるため)
科学的考証からするとおかしな、後座の高さになってるんだろうね。アニメの都合でw
ジェット推進ほどの高速な航空機はきりもみや旋回をするので、なるべく同軸上にタンデム席がないと重量マスが分散し、機体の取り回しがよくない。偏重心になって、動くときも、止まるときも、曲がるときも、変な慣性力が加わって邪魔をする。クルマバイクのタイヤ交換時の、ホイールのウェイトバランス取りと同じこと。
またきりもみの場合に、回転する中心(ダーツの重心)に人が居ればたいした遠心力を感じないが、円の一番外になんか居たら…目を回すか、内臓破裂する…宇宙飛行士の訓練装置にもあるよね、ものすごいGに耐えるための訓練に使う、遠心回転装置。
また、タンデム側だけ高い位置にあると、大気圏では空気抵抗が増すし、そこだけ機銃掃射で狙われやすくもなる。


その意味でもっともこのポッドに近いのは英国製の亜音速練習機・ホークであるが…(日本・川崎重工のT-4はもっと戦闘機に近いし大きい)
亜音速なので空力抵抗が甘くてよい(おデブ)
・練習機なので後座の視界を遮らなくてもいい(視界重視で高い座面、ワイドなキャノピー)
・ついで程度、補助戦闘単位ぐらいの戦闘力、武装
…その意味では、ポッドの軍事的役割もまた、RV乗員脱出と、短距離飛行と、間に合わせ程度の戦闘能力であるので…ホークに近いと言えば近いかもしれない。
やはり離陸も旋回も鈍重…制空権は握れない。亜音速だと遅いしとろいし。
http://www.youtube.com/watch?v=uPEf65gUPS4
http://www.youtube.com/watch?v=J6uCkBpsYBo
ちなみにバリバリ主戦力の超音速・F16の場合。やはり速度域も機敏性も段違い。スクランブルから発進が速い…現着も速い…任務の性質が救急車と同じだから。超音速戦闘機の場合、前面投影面積や、旋回時の空力特性の良さが問われる。
http://www.youtube.com/watch?v=Lql7DB9z5eU
1エンジンで出だしは弱いが、速度の乗り方はやはり段違い。
http://www.youtube.com/watch?v=d0vznYya6M4
ラプターもおるで…新技術投入により機動性が段違いの
http://www.youtube.com/watch?v=CNugoJLPHQw


 ◇


同じの作ってくれと言うなら
・1万円予算もらえれば、納期2ヶ月ほどで…
・2台以上同時製作も可能、量産でやるので納期は大差なし。(今なら4〜5台は定価で買える環境にあります)
でも、塗装とフィニッシュはほかの方に頼む方がよいかと…wこの場合は6000円でいいかな(いずれも本体価格込み、ただし入手額1600円以内の場合…超過分は差額請求。いまはまだ昨年再販分がが多く出回ってるので安く仕入れられる)。
すでに手持ちのキットや完成品があれば、送ってもらえればキット定価分を割り引き。…完成品は分解が手間だけどね、けっこう可動歴あると関節ヘタってるし。
関節などのオーバーホール、自作部分の修理は、1カ所500円(関節オーバーホールは全身、複数箇所であっても一括500円)、送料はオーナー負担(レターパックなら片道500円)でどうでしょ。


ま、寝言ですけどw
すでにネオファム1/100のスリングパニアー製作を開始してます^^


 ◇


おまけ


今回の作例で、アロンアルファの耐衝撃用を使いましたが
こいつはノーマルとは色々と異なり、使い勝手がいい。
・クリアで固まるのでコートみたいにも使えなくもない
・堅くてガラス質(モーター付近の振動影響下でもOKとか説明書にある…ラジコン?工場?)
・ゆえに関節の摺動部に塗布すると「キュッ!キュッ!」と明確に止まるので、旧キットの関節強化には至適。止めたい位置でちゃんと止まる。


ノーマルのアロンアルファは、柔らかくしたい部分に使うといいか。あと容器が古い設計なので柔らかく、注ぐ量を調節しやすい。新容器は慣れるまではドバー!の連続。ドバイで富豪になれちゃうくらい。


とかく、へたなパテつかうぐらいならこいつをつかうほうがいい。1分もすればヤスリがけできる。時短に最適。…ただプラバンよりやや堅いので、バフがけなどではプラ部分より強く長くかける必要はある。


今回の作例だと、ポッドのキャノピーのヒンジ部分の穴埋めはアロンアルファ。本体の接着のみならずモールド消しや継ぎ目消しもぜんぶアロンアルファ。段差を埋めるときも全部…ペーパー320>600>800で止めるか、さらに1200>2000までかけて、ルーターでバフがけすればツヤッツヤ。段差があったらアロンアルファをドバーして数分放置して削って平面にして…バフがけは、グロス塗装して指紋や皮脂とかで汚れてきたら塗装面に軽くかけるとまたぴかぴかに。


 ◇


以下、画像集
03/30分 ※本当にこのまま1週間放置で耐久テストしてみます(置き場所だけそーっと移動…作業机なので)、終わったら撮影画像アップ。


※2012/04/03追記
結局、ネオファムの参考に必要なので4日目ですがやめました。なんか1週間どころかずっとあのポーズでディスプレイ余裕っぽい。…動かせば動かすほど摩耗してくるんだよね…(ポリキャップ関節部のスキマ調整に使う)アロンアルファでも”耐衝撃用”だとやや頑丈で摩耗しにくいけど。