先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

旧キット1/100 RX-78ガンダムをプロポーション直しつつ可動戦士に

(冒頭追記:モナカキットとも言うんだな旧キット。ガワしかないからか…)


(参考まで、他ブログでの素組のレビューhttp://d.hatena.ne.jp/nagano07/20120505/1336225755


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140401/1396315038
RX-78ガンダム買ってきたけど、いついじるんだこれ…


世代ですからー


幼稚園児にはガンダムは難しかったから…楽しかったのはガンダムえほん・ゆうえんち編ぐらい。
おやじが21時からの日曜洋画劇場、劇場版ガンダムけっこう楽しそうに見てるんだもんよ…


こればかりはいつ開始するか未定…
ゼータを完全変形させるのと違い、完成させてもありふれててインパクトないし。モチベーションわかない。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130516/1368636220



2014/10/10
今回はもう「あまってるポリキャップ」が尽きてしまってるので渋々、コトブキヤのを買ってきた。本体価格を超えちゃうんだよね、あまりお得感がない。
だれでもできちゃうレベルの加工になるし、自分の思い通りの形状も作り込めないし…
プラバンの溶融成形でフィギュアまで作れそうな関節パーツもズラリだったな。川越セイブンドウ。
新所沢アクロポリスは個人経営なのでこういったアフターパーツはいまいち揃ってなかった。大宮イエローサブマリンまで行かなくて済んだのでよし。


完全変形ゼータの時もそうだけど、毎度毎度、
シンキングタイムのたびに、コンセプトが大幅変更になるのが毎度のこと。


じつはRX-78には固い装甲があるものの、中身はタコ…軟体動物なのである!
いやどうみたってそうだろ…
実際は作画では装甲まで柔軟に変形する悩ましい仕様だけど、これはさすがに再現できない。
しかし「中の人」をタコのようにすることは十分に可能だ。


単にあの頃のロボットアニメは、「タコが中にはいってるような無茶な可動を」するんだけど、
物陰に隠して、不都合でグロの部分は絶対に見せなかっただけなのだ!
今で言えば若いヒロインが風呂場で体に巻きつけてるタオルが落ちてしまっても不思議と泡や湯気で隠されるようなものだ!
な、なんだってーーーー!!


カメラさんが撮影してる方向でだけ、カッコよくうつればいいのだ。
後ろから見ると滑稽で無残なのは、たとえば観光地によくある「侍の姿になれる、顔だけはめこむ看板」みたいなもんだ。後ろから見るとアホにしか見えない。
つまり、うちの前例で言うと、ネオファムのダルシム腕みたいなもんだ。


で、こうなった。
なによりこうすると面倒くさい、腰アーマー分割加工が不要で楽だ。バンダイ方式のワンパターンなあれを真似するしかないってのが嫌だしな…


世界初?
ぐにゃぐにゃガンダムを再現した作例????


いわばFIGMAガンダム
FIGMAフィギュアはマネキンだから関節部分がアレだけど、見ないふりするのが常。動かせるのが楽しいわけで。
ガンダムFigmaっぽく遊ぼうと。
女子高生キャラのFIGMAを、スカートを分割装甲にして可動させるバカはいません。


風呂場でいきなりエウレカ!したのはアルキメデス
居眠りして起きたらエウレカしちゃったのが本作。

膝ついてるやつとシャアザクと向き合ってるやつぐらいは再現したいが…








工程はさすがにゼータほど無いので、コアブロックの操縦席90℃回転とかMS時ハッチ開閉でキャノピーや装甲が邪魔しないとか
そういうこまけー工芸はすることになるだろう。
MGといっても大したことのない部分はたくさんある=100%非の打ち所がないわけではないから、ムダに凝った部分があれば、粗雑のままの部分もある…それは金型に依存したり価格を抑えたりというメーカー由来の都合。


2014/10/12
コアファイターを完成させないと、腰フリフリのためのドッキングベースが作れない。
しかし公式設定では、コアファイターは欠陥設計だ…
Bパーツとドッキングすると構造上、腰が触れない。
コアブロックになると操縦席が装甲に隠れてしまってパイロットは外へ出られない。


取るべき道は二択。
バンダイMG方式に甘んじるか、
設計技術者として新たにもっと合理性の高い構造を設計し直すか、だ。


ドッキングベースは腰を振るためにBパーツから飛び出して埋没させない。
コアブロックはつまりBパーツへインサートしない。
すると公式設定の「Aパーツの2マス目がハッチ」と上下位置が合わなくなるので、つじつまを合わせる。どのみち装甲が邪魔して出られないはずだが…
MGだとせっかく縮めた操縦席をまた伸ばして乗員が外へ出られるようにしてる…意味無いじゃん変形の。


垂直尾翼もVF-1バルキリーみたいにたためばいいじゃん、なぜ本体へ刺さる…
車両や飛行機の設計者もどきとして、納得がいかない構造ばかり。


しょせんRX-78は、ボルテスVをちょっとよくしただけの、70年代、子供のおもちゃ時代のデザインだ。
80年代のZガンダムでもそういういい加減さは残っていた。
矛盾が減ってきたのはカトキ参入や平成ガンダムになってから。
コアファイターの機首の変形はVガンダムのほうが上出来だ。さすがカトキ。


プラ板ではなくABS板がほしいので秋葉原千石電商へ。電子機器の筐体製作用のが金属板とともにいくらか売られている。ただABSといっても模型用ではないので相性は使ってみないと不明。


2014/10/13
結局、操縦席を最下部まで移動させるのは無理がありすぎて難易度も高い…
「1マス目」をハッチにすることにする。マーク2以降はそこがデフォだから無理がない。
べつにバンダイのMGみたいに、設定に忠実、を志向しなくていいんだしな。


結局、本作例はコアブロックをBパーツに挿入しない仕様変更をするので
なおのこと「2マス目」には操縦席が届きにくいんだよ。


自動車や飛行機などの設計者のスキルと観点で、
RX-78の公式設定のおかしな部分は変更しちゃおうというポリシー。


工程上、最初はコアブロックから作り始めており大〜変。
すでに90度向きが変わるシート部のアセンブリーは作成済み。


お菓子の包装の受け皿に良く使われてるうすい透明プラスチックを、ハサミとアロンアルファで切り貼りしてキャノピーとする。
たぶんバフがけをしつこくやれば、なんとか見られる仕上がりにはなる。


ガンプラは、バンダイがこれでもかとこった作りこみをしすぎており「理不尽 不利」
ガンダムじゃないロボプラはすこし工芸を凝らせば評価されやすいが
ガンプラだけは、客の目が肥えすぎててダメだわ、作り手側というか生産者側としてはちっとも面白く無い。


よって本作例も、ガンプラとしては、きったねー旧キットとしか見られず無視されるけど
これがバイファムとかダンバインとかだったらそこそこ評価はされる、レベルで作っております。


手にとって遊べるトイだからね、いつも毎度のコンセプトが。
触ることもためらわれるような工芸や見栄えが重視される、いまどきのガンプラの世界とは相容れない。


2014/10/14
辻褄合わせが大変そうなコアファイター加工。
けっして緻密な設計図など書いてない。だってきわめてお粗末な700円の1980年プラモですから…どのみち精度は上がらない。
とりあえず座席とキャノピーを現状合わせまでは成功。隙間をどう埋めていくかという消極戦。
ぜんぶ緻密にするならMG買うか真似して完全自作したほうが早い。
旧キットなんだから、旧キットらしい大雑把さやおもちゃっぽさを残さないとギャップが目立ってしまう。
ここからさらに機体幅を4mm詰める。機体幅を小さくしないとAパーツの胴体が作れない…MGのコアファイターは本作と比較すると子供ほどに小さい。


2014/10/17
コアファイター機首加工、胴体の幅詰めのためバラバラに切り刻んだところ。はやく仕上げてBパーツにかかりたい。


コンセプトってほどじゃないけど
ガンダム放映当時は園児なので、それなりのおもちゃや夕方アニメとしての思い入れしか無い。ガンプラなんて園児の誰も興味なくて、クリスマスセールのチラシに写真が出てるクローバーのおもちゃのがほしいーーーっていう時期。保育園で夕方に放送を見てたりゆうえんちガンダム絵本を読んでた記憶がちゃんとある。
入学後に上級生に抱き込まれて、MSVとかダグラムの時期にやっと興味を持った程度、まだMSVばっか出回ってて本家再販ものはひとつも店に入ってこなかった。マゼラアタックの希少性が高かったねプラモ狂四郎の影響か。


ゼータガンダムバイファムの当時は小学生なので、小中学生が夢中になるプラモやアニメという思い入れ。過去記事を見てもらってもそっちは気合入れてるのが明白…元キットの精度もある程度出てきてるしね。


なので本作例はけっこうやっつけ。シンメトリーとか精度や作り込みは雑。園児や低学年が楽しめるレベルで済ます。そういう記憶や思い入れしか無い。当時もこのキット買って遊んでた、しかもリアルタイプwww。
だいたいがキットの開発予算も価格も、ゼータとは雲泥の差でしょぼすぎ…700円で売るなよ1/100を…
しょぼくて精度も形状も適当だから、追加工も適当ぐらいが釣り合う。元キットの雰囲気も原形も残せる。
重ねて言うが、MGに精度まで近づけたければほぼフルスクラッチしたほうが早い。無茶な元キットの形状を残したまま自作ギミック追加ってのはかなり無理がある、コアファイター一つにしても痛感する。設計思想というのはどの部分も全て共通しているのが製品化や完成には手っ取り早い。これはサービスやシステム開発でも言える。元のプログラムを流用・改造しまくるようなケチな開発運用を続けるとバグ・矛盾・障害だらけになって現場が困る。サービスが止まる。
本作例では自作キャノピーの造形は歪んでて適当、操縦席の気密性も再現してない、しかし元キットがそれなりだから、それでいい。旧キットのガンダムをタコ・イカみたいにぐにゃぐにゃ動かそうっていうお遊び企画なんだしさ。いわゆるトイ=玩具性でいく。


「これがMGでしょたろうちゃん、買ってきたわよ」
「ままーこれ違うーーーこんなグニャグニャしてないようううう、うわあああん」


2014/10/19
コアファイターが形になってきた。
幅詰め加工で4mmほど腰部の収まる部分を稼ぐ。


やっぱ手汗がでなくなり室内にこもりやすい秋以降がいいねこういう作業は。


翌日
摩耗・衝撃強度確保のため、
・板物はABS樹脂
(アキバ千石電商ではPCケース自作部材用として店頭在庫ありで数百円、ネット通販はアキバ系電材屋には必ずあり)
・アロンアルファは耐衝撃用
むかしのプラモ工作の弱々しい強度や摩耗性は、過去のものとなる。
要領としてはハンダ付けに近く、垂らして、針でのばして、余分は裏紙などの再利用の紙で吸い取る。紙は接着できないので。溶接やハンダ付けの人はすぐ覚えられる工法だしパテ使わずどんどんやれて工期も短縮。
ABSは、うちのゼータ作例で分かる通り、無いと実現できない作例も出てくる。スチロールではすぐ折れたり加工中に壊れるので。


コアファイターほぼ完成、主要ギミックはラインアウト
使う工具がデザインナイフ=メスなので外科医とやってることが一緒。
手順考えて正しい手順で精密工芸=手技。
外科医は血液や感染や免疫や治癒やらと必須知識を揃えるし
金型屋や技工は材質のラインナップや性質を多く知り多彩な成果物を実現する。
予想時間内で切り刻んで精密に形状を出してくっつけて、予定通りのフェーズまで行ったら終了。


最近はこうした工具で実際に自分限定の医療行為もやっている。
ケガキニードルで歯石を取るし
皮膚感染疾患ではデザインナイフを使うと効率的に皮膚汚染部を切除できる。多摩川ダイビング後の爪囲炎なんかに重宝する。
精度やサイズ=レンジが同じなので、同じことがやれる。
アートナイフで医療11号メスに相当するようだ。
デザインナイフは更に小さいから脳外科レンジかもしれないが薄すぎてすぐ折れるので元来は医療向けではない。
まぁ医師の知人が多かったりグーグルでいくらでも調べられるし入院経験もあるしで、医療行為に手を染めるための要件が揃ってるのはラッキーだろう。
せいぜい皮膚科レベルまでは、自分で丁寧に時間をかけて切開切除ぐらいやらないと、外来医師は面倒がってやってくれないからね、ろくに見もしないし。自分でやると痛いし血も出るので、むしろ最適な理想通りの形状を達成しやすいの。

旧キットに、独自ギミックを追加する程度だから、こんなもん。
ことシンメトリーはしっかりやると数倍の時間と精神力を消耗するので、今回はパス。それじゃお手軽なおもちゃじゃなくなっちゃう…この時代のキットはお手軽なおもちゃだから。歪んだら追いかけで微修正を繰り返してつじつま合わせ。
これ以上もっともっとかっこよく高精度で、品評会でも驚かれるようなのを作るなら、旧キットなんかベースにしないほうが楽だ。この70年代技術の時代のキットはベースにするほうが鬼のように手間が増える。今回も手順や工期を計算するのが非常に大変だった…全部脳内で済ませるから。ゼータの作例のほうがキットが製品世代的に新しいのでラクだったよ。


次回からはコアブロック合体固定用の台座およびそれがオフセットするBパーツひざ上、Aパーツの腰部分の自作や胸部形状変更など。顔はあえて変えず旧キットらしさを残す予定。


2014/10/21
コアファイターバーニア部などを加工。ダウンサイジング加工は必要だったけどすんなりハマって安堵。
ちなみに操縦席の支柱が青いのは、ゼータの作例を切り刻んだ廃材だから。
ネオファムの作例でもパイロットの頭部はゼータの廃材だし、関節カバーはサラミスだし…リサイクル徹底主義。


翌日
ついにコアブロック・ベース工程に入ったぞ。コアブロックが合体する土台。
脳内設計図だけでアドリブでやってるけどけっこうスムーズに来てる。
ここいらへんの合体システムは設計大幅変更でオリジナル色が強い。その意図は「ただのハコ集合体のガンダムをいかにグネグネ動かすか」体が柔軟じゃないとすぐ戦死しちゃうし…まともな設計者ならそう考えるよね、テム・レイさん。
というわけでボールジョイント式により昭和期の「SF未来ロボ」みたいに腰が360度回せつつ傾けられる。公式設定順守というシバリがあるMGでは不可能の技。


10/25
やっとここまで。進んでいるようないないような。
腰ひねり、前かがみ。差し込み穴が摩耗しないようABS。本作は黒いのはすべてABS
足はトンデモ可動…いわばプレステ時代の雑なポリゴンモデル…装甲と脚部が融合し装甲のどまんなかから足が飛び出してるようなあれ。RX-78は劇中作画はそれがデフォルト。


前述のとおり本作は設定変更OKなので、コアブロックはBパーツからはフローティングにして腰回転を自由にしている。
そのぶんAパーツへ多く埋まるので操縦席ハッチは一段上になる。
マーク2以降はそちらがハッチで標準化しているので問題なかろう。
というかRX-78の設定考証は時代なりで雑すぎる。…雑すぎるので若い視聴者連中がブーイングし、7年後に一部が若手スタッフとなり業界入りして、ゼータを描いたり考証したのでリアル志向なのだが。マーク2が最初の、関節や可動部をよくよく考えぬかれたMSである。

余談ながら、射出成形品の業界人であればこの程度はすべて脳内設計図。CADも自動加工機も不要、メモ書きすらしてない。そして精密加工スキルによってすべて一発接着、一発仕上げ。垂直もクリアランスも許容内へ落とし込める。
バンダイの社員もMGであれど設計図自体は脳内でほぼ100%漏れ無くインプットされてるはず。…ただ製品にするには図面起こししたり、寸法公差を事前に決めなくてはならないだけ。


2014/10/30
どうにか腰まで造形してみる…予想よりはるかに太い!


やはりキットの原形にもうムリがありすぎる。
こいつをまともに改修すると1/75ぐらいになりそう…コアファイターも胸部もMGより1.5倍は大きいからだ。
どうしよう…妥協か、徹底か…


最近出てるMGや完成品は細っこいのばっかなんで方向性がまるで違う。
むしろこっちを参考にするのが良さそう。http://ameblo.jp/beni-koubou/theme-10024028944.html


翌日
やはりコアファイターがでかすぎるのでMGのような理想的プロポは無理だが
これはこれで、安彦ガンダムの、のっぺり、ひょろひょろ、生物的な描かれ方に似てなくもない。


問題はむしろ腕だ。あの上から潰されたような短い胴体に合わせた長さなので、ぜんぜんデザインが咬み合わない。
いちばんキットと違う印象になってしまうのは腕になることだろう。


11/02
で、こうなる。


MGに似てしまうというより、金型エンジニアが作るとどうしてもこうなる…
「お前、網戸を張り替えるのにプロの業者と同じ網を使ったからパクリ!」
みたいな話。どのみちRX-78ごときでは方法論はひとつふたつしかないので…


前述のとおり、あまり精度は目指してない…元が700円のキットでつくりが適当だから、それに準じたほうが楽だし仕上がりも自然。ハッチもちょっと傾いてるけど気にしない。
アバウトさを逆に利用もする…左右非対称だと見え方も左右で違うので2つのかっこよさを一体で実現できる。またアバウトで済むと工期短縮とストレス軽減に役立つ。おもちゃ(トイ)だという割り切りが大事で、完璧はいらない。
旧キットを別物にするのではなく、旧キットらしいままいくつか付け足す。


11/06
で、こうなる。


MGのような公式設定とか工業的設計にガチガチに縛られた作例と違い
見栄えも新しさもなんもかも無視すれば、このぐらいはできる。
というかこのガンダムって作中では、ロボというより…東映戦隊特撮の巨大ロボでしょ=中に人が入ってる。そういう動かし方を実装するとピタッとハマる。グランドクロス!ゴッチュウ!


ずっとバンダイの呪いによってミイラのように緊縛されろくに動けず、
30年間も我慢を強いられていた旧キットさんを
解放する!救世主!


11/09
ガンダムは形状が厄介なので、関節改造となると難しい。
・細すぎるので、自作内部フレームを実装できない(各社の市販アフターパーツ関節はどれも、あまりコンパクトではないため)
・人間に近い脚形状であるため、箱組みしてもその流線形に合わせて削りなおして接着しないとならない
泣かせるわー1/100でもね。
ほんと、完全自作=フルスクラッチのほうが手っ取り早い。
現状、ひざ上は楽だがひざ下が地獄という顛末。


翌々日
やっと「ガンダム、作業机に立つ!」


一見すると普通の旧キット素組み。
だが…


Gのレコンギスタ〜〜♪


ピッチャー振りかぶって…

投げた!



冒頭で述べたとおり「美少女可動フィギュアと同じ関節で組んだガンダム」なので
人間と同じモーションがほぼ出来る。
FIGMAとおなじで、関節の部分は見なかったことにするのだ!


初代ガンダムGガンダムでは、この方式のほうが遊び倒せる。バンダイホビー事業部にも提案予定である。
いまどきのエクシアなんかは最初から関節動かしまくる前提でデザイン依頼してるけどさ…


というか初代のころは箱物合体ロボ黄金期…ボルテスVに張り合うのが東映戦隊ロボだったのだ。
東映ロボが中に人間が入ってるんだから、同年代の初代ガンダムもまるで人間が中にはいってるような作画であった。
メカデザイナーが、そういうデザインしかしたことがなかった時代。


つま先ギミックはMGとかぶるんで嫌なんだけど
劇中では頻繁につま先が折れてるので、これがないとアクションできないんだよね…


翌日
息子の身長測定をしました。


23cm、つまり1/80ほどと判明。
腰と腕を延伸してるのでかなり上がってる。設定が18mなので1/100は18cm
立たせるとたしかに「デケッ」微妙に。
キットの胸部デザインが鳩胸体型なので、余計に迫力が…
腕ベースで15mm延びそう。拳はキットでは形状がひどすぎるので新作するしかない。


11/14
結合テスト
自作部分は時間がかかる。トライアンドエラー、多工数


MGとほぼ同じ可動範囲と思われる(もってない)。脚を蹴り上げる可動範囲や腰の回転範囲など一部はMGを凌駕。


翌日
搭乗者:ドモン・カッシュ


11/16
首までのギミック加工終了。
あとは肩アーマーをマウントしてギミック系は完了。
残るは武器と拳のみ。


キット改造なのですこし足のほうが小さめだけど、まぁいいや習作だし。
首は二重関節なので、顎を出すか引きながら回せる。ウルトラマン飛び立つ角度にも顔が上げられる。ジュワッ!
この機構の欠点は内部フレームを隠すカバーが付けられないか、小さくなってしまうことで、美観が劣る。動かして遊ぶフィギュア向けといえる。


全身が二重関節+円筒シリンダー伸縮&180度回転なので、人間と同じポージングが出来るため
立ちポーズだけでも、休めの姿勢や、気合入れてみた姿勢など、いろいろ試せる。


翌日
ストレッチマンができるガンダム
土下座もできるガンダム
RX-78で)


世界初(改造品を除く…SCM改造品で近いポーズが可能らしい、あとヒューマブルも)


オーガスタンクじゃ ありません 3てん)

ゴッドバードでも、ありません 2てん)


ままー、みんながぼくのこと旧キットだっていじめるんだ…きゅうきっとって何なんだよう…

ガンダムだって「伸び」したい

ショルダーアーマーまで終了、これで残すギミック加工は拳の付け根のみ。左肩を赤く塗りたいのを必死で我慢…
首の付根の、ボールジョイント受け凹形状の関係で細くて寂しい部分は、純正パーツの腕の付け根の部分の八角形のやつピッタリだったので削って流用した。6.5mmドリルでテーパー形状切削、デザインナイフで真っ二つ。


11/19
やっとランドセルと右拳までおわった。
拳は結局、キットのを少し切り貼りすると見栄えがするので流用とした。
バズーカやライフルを持つので指はハメ込み分割式として、人差し指だけ可動。


翌日
ギミック系は全て完了。
あとは仕上げだけ。


ライフルが小さくなってしまった…
プロポーション変更で1/80になってるのでどうしてもそうなった…



11/23
とりあえずシールドにライフルマウントのギミックを追加。
取っ手は着脱式にしてある。


なるべく、当時の作画もキット設計もそれなりでショボいので
その当時にあわせた技術・加工に留める。
最小限の形状、最小限の加工。この当時はロボプラモって子供玩具ですから。


よくハーレーやSRに最新のパーツをぶちこんでる悪趣味なバイクがあるが、あれはあれで個々人の好みではあるけれどやはりナンセンスだ。速く移動したいならCBRでも乗れよと。
旧キットにMGのデザインぶち込んでも調和しない。
調和というのはプロの領域…設計者や加工職人の領域。いわゆるジオメトリ、コンセプト。


バイクでもガンプラでも似通った実態があって、
MG族というのは自分でスクラッチビルドもできないくせにやたら威張って、旧キットを馬鹿にしたがる。おまえがMG設計したんかと、MGレベルをフルスクラッチできるんかと。
大型スポーツバイクだのハーレーだのに高いカネつぎ込んで乗ってる野郎に限ってオイル交換すら自分でできない。
これはロードバイクでも言えて、富裕層の週末ローディたちはカタログに酔うばかりで自分ではさっぱりいじれず、安い改造自転車に抜かれる。


翌日
ビームサーベルは、スーパーの食品包装の透明ビニール袋の、弾力があって伸びる方(塩ビ?)、
あれをコンロであぶってこよりにしてみた。微調整はヒートペンで。
なかなかきれいなまっすぐにはならないけど、これはこれで「突き詰めると」面白い見た目になるだろう。
なにより軟質なので怪我しないし折れない。
技術屋にとって素材の模索は日常業務。


11/25
なんとか、ほぼ全パーツ製作完了。
あとは関節や形状の煮詰めをしたらMGにアップしてヤフオク出品。


ビームサーベルは前述のとおり、塩ビの袋をコンロであぶって成形。
最近のキットのクリアパーツのような宝石のような輝きではないが
なんともギラギラと乱反射し、ところどころイビツで、なんともビームサーベルらしいとも言える。
あぶり方、こより方など、いろいろ工夫すると全然違った外見になる。形状の仕上げにはヒートペンを使用。


しかも塗装は近所で買ってきた「マジック・インキ ピンク」
丁寧でも10分ぐらいで終了。
色マジックでビニール袋に書いたことあればわかるが、ちゃんとクリア塗装になる。(染料系アルコール系インキの場合)
すこし赤マジックでウェザリングっぽくこすってやると濃淡がくっきりするよ。


チャンバラゴッコ用の棒と同じで柔らかいので、うっかり怪我したり折ったりしない。
スーパーでもらった袋ですぐ作れる。


あーちなみに
バンダイガンプラが、ガンダムの冷却フィンを3枚で再現してるが
「誤認」
である。
正しくは4枚…色付きの設定画を見ればわかる。


翌日
きょうは最終テスト…「関節イジメ」などの強度試験である。
製造現場では日夜繰り返される、玩具製造で言えばいやというほど酷に玩具を扱い続ける…


やっぱり強度不足だった、腕の付け根と足首に採用した、
コトブキヤのポリ関節(中型)
収納スペースや可動範囲の点から導入したが、ずっと動かし続けると段々ゆるんできたり、細い部分が折れてくる。
やや細いわけだな。


・ポリエチレンは弱い。強度確保ならABS。
・既成品は、強度が専用設計ではないので弱すぎるか強すぎる。


バンダイガンプラは、製品ごとに専用のポリユニットなりジョイントを設計製造しているので、
強度関係は見事にクリアしている。
ロボットプラモってそうじゃないと色々と厳しい…メーカーだってできるもんなら汎用化してコストダウンしたい。


はっきりいって、旋盤を回してABSでボールジョイントを自作したほうがずっといい。
PEと違いABSは接着剤とビスと両方使えるし、強度も弾力も優れている。
PEはビス止めだと緩むし、熱溶接すると接着強度に個体差がありすぎる…
けど適するサイズの材料探しや、あるいは自作なんてなるとえらい手間だし
切削だから削り粉もいっぱい出る。
なにより…「既製品じゃないので、修理の時に簡単に入手できない」デメリットが有る。


本作は、自分は世代的にあまり興味が無いRX-78なのであんまり手間を掛ける気はない。妥協として既成品流用。
なのでテストを繰り返してトライ・アンド・エラーで、ベストエフォートを模索していく。
あくまで品質的には、製品レベルに準じるレベルまで高めていく。
とにかくきょうは、多くのデータが収集できた。


イエローサブマリンの「関節技」のほうが、
どうも強度も優れて接着剤も対応してる様子。ポリカーボネイトか。
リプレイスしちゃおうか…http://www.yellowsubmarine.co.jp/hobbybase/ppc/ppc.htm
コトブキヤのボールジョイントはあまり精度は良くない。球体の形状がまぁまあ出てるけど材質や筐体形状がイマイチでヘタリが速いうえに、最初にはめ込むときは異様に硬い。
あす買ってきて導入してみよう。ボールジョイントサイズは共通の6mmだし、全長もたまたまピッタリだし、PC樹脂ならアロンアルファで厚塗りして大きくできる。
コストはかさむけど勉強代ということで。


11/27
さっそく関節技を購入。川越セイブンドウ、黒しかなくてこれにした。やはり品揃えは本家イエサブが一番か。


技術者なりの驚きと、やっぱりなーという落胆。
ACS樹脂みたいにとにかく固く、つまり曲がらず割れる、ポキッと
・パーツなりの小さいフィギュアに装着する前提の設計なので、大きなガンダムだと折れちゃう
これだったらABSのほうがいい…Figmaの関節は多分ABS、あれはゴム原料入りで粘るから(ABSのBはブタンのB)。


一番小さい6mm幅のを1/80スケールのガンダムの腕の付け根や足首に使えば…


だから、ボールジョイントがきついとすぐ折れるので、削って柔らかくするしか無い。
受け側のシリンダーはコトブキヤのPEシリンダーをそのまま使うので内径もぴったりではない。両者とも6mm寸法なんだけどね。


コトブキヤのボールジョイントカップやシリンダーは、寸法公差が激しい…
4つがランナーに整形されているとすると、3番目とかいった決まった場所のが、かならずゆるい。
これは精度を出せない業者である証拠。というか売価が安すぎるんだろう。


だから、PC樹脂なので厳密にサイズが出てるイエサブ製・関節技のボールジョイントを差し込むと
コトブキヤのシリンダーやカップは、ゆるかったりきつかったりとバラバラだ。


ゆるかったら、PC樹脂ボールにアロンアルファ耐衝撃用を塗って厚みを増やす。
きつかったら、サンド、ヤスリで削りこむ。ペンチで握って表面に凹凸をつけても動作上ゆるくなる。


結局、左右の、腕、足ごとに、個体差を埋めるマッチング加工が必要となった。めんどくせえ…


なので、とりあえず片側づつ、関節技をインストールして様子見。
画像で分かる通り、黒いPC樹脂の側が関節技。
これは保持力が強く同じ姿勢を保てるが、うっかり強い力をかけると折れる。


腕の付け根と足首にかぎらず、本作は、
両端ボールジョイント、
中心に90度関節または180度ダブル関節、
片側はボールカップなどでリジッド、もう片端はシリンダーへ挿入、、
という基本設計なので
シリンダーから玉を引っこ抜くときは、真ん中の関節へかなり無理な力がかかる。折れやすい原因。


コトブキヤのPE樹脂のはいわばビニールなので、ぐにゃぐにゃして頼りなく、すぐガンダムを倒してくれる。
反面、なかなか折れず耐久はしてくれる…しかしボールジョイントが硬いと押しこむ時折れてしまう…強度はないので。
PEだけに接着不可能なので、ビス止めにすると、ゆるみ方向に動かすとどんどん緩んでしまう。こまめなメンテナンスが面倒。熱溶接しても高い負荷がかかる部位なのですぐはがれちゃう。


こういう、寸法精度を詰め欠点を減らしていくのがプロの領域。
既成品を流用するとこの手間が増える。専用品を設計したほうが最初から全てがピッタリだ。


画像のポーズのままで、不安定な紙の上に立ち、一晩倒れないかどうか試すテスト中。
(ちなみに昨晩時点では、1時間もすればすぐ倒れてた。ってかこのポーズで立つのムリだった)
重量があるバズーカ持たせ、シールドにはライフル装備。なかなかに過酷。まるでアウディ製造現場…
シールドの取っ手はちゃんと自由に回るんだぜ、ABS引っかかるようにして抵抗つけてるけど。


さすがPC樹脂はギチギチした動作をしてくれて、利き足、利き手のようにポーズ保持に貢献。
片足片腕だけでもいいんじゃないかと。PEはPEでサスペンションになってくれるし。
両方をPCにすると折れる頻度が増えるかも…反面、PEの側では踏ん張れず、取れないポーズが出てくるが…右足では可能だけど左足では不可能みたいな。


結局、元キットはハリボテで空っぽだし
中に無理矢理にパーツを組み込んでるし
しかも腰の部分が大幅に伸ばされて全長えらく伸びてるし
(セイブンドウでMG1.0ガンダム寸法はかったけど18cm…本作は22cmオーバー)
手足ほっそいし
コトブキヤ関節はグニャグニャで、足の側のほうが胴体より細いので軽いし(胴体はコアファイターにランドセルだろ…重い)、靴の部分は纏足みたいに小さいし…


コケやすいモデルである。
靴の中に重りつけようかと本気で悩んでる。


アプリリアのRS250の前サスが片方だけショックアブソーバーになってるように
片足だけでもPCにして支持力を高めるのは得策なのだろう。
腕の付け根はPEだと段々と下がってきちゃう…いろいろ工夫して保持力を高めてある。
腕の付け根も足首もほんとうはもっと太いのを入れればPEでいいんだけど(MGやRGはPEだしね)
そうすると既成品のは太すぎてどれも入らない…収納できず出っ張ってかっこ悪い。


ま、金型屋出身者の技術論としてはそんなとこです。


それにしても、サクとサムがガンダムの装甲をかぶってるようにもみえるな…
一昔前のプレステ時代のポリゴンモデルと思って、細かい部分には突っ込まない。


テーブルなら片足立ちも「どうにか」
さすがに関節パーツが軟弱でふるえるので、「キメ」ないと立てない。
要は装甲のカドを隣の装甲にに当てるか、関節を端まで寄せてそれ以上動かぬようついたてにしないと、ムリ。
バランス取るため触ってるとわかる…やっぱ上半身が重い。


まぁFigmaフィギュアだって自立はほぼ不可能だからね…同じこと。


翌日
MGでもこのようなポーズは可能だが
本作例のような構造により、より「劇中の作画そのもの」に近いイメージを実現できる。


例のシーンは、本作だとここまでできる。すべて設計は計算づく。

そんなわけで、本作の味わいは、
当時世代=40才以上のなかでも、MG漬けになってない旧キットで遊んだところで止まってる人々、にしかわかるまい…
35才以下で今のガンプラにどっぷり夢中になってる人々にはまずわからんよ。70年代ロボの劇中作画の味は。
スコープドッグ方式だけがロボの腰装甲じゃないの。


それにしても足首の関節ボールがぽろぽろ取れる。コトブキヤPEボールカップがすぐヘタってくるからだ。
ボール側が小さくてゆるいからと、アロンアルファで厚くすると今度は
カップ側がすぐ延びてしまってガバガバになる…
こんなのABS同士なら悩まなくて済む話。


やはり次回からは(いつになるか、やるのかすら不明だが)
関節も全て自作にしよう。既成品を流用すると寸法や強度を最適化できず、むしろ面倒ばかり増える。
基本的に、汎用品というのは汎用度が広いぶん、万能ではなくなる。
専用品を用意しないと。




…下腕にボタン電池仕込んでメタル配線を拳まで通し
LED&光ファイバー内臓ビームサーベルにソケットでつないで発光、とか考え中。
いかに頻繁な拳の動作に耐えるメタル線を使うかが鍵。


11/29
どうも市販品ですでにミライトとかいう電池LED一体式の使い捨てツールがあると…
HGでも持たせられるサイズで、一番手軽なのがこの手法であると。


けどこれ、電池交換できない。いやおれらのような工業系実務経験者ならやってやれなくないんだろうけど
そもそもこれと同じような形状、サイズの電池が松下から出ていた。BR425。
どっちも電飾ルアー用。


あれこれ材料調達の下調べの要領でネット検索を重ね、仕様を固めた。
上州屋で松下BR425、秋月ピンク発光LED素子、ネット通販マジックファイバーΦ3mmx1m
これで配線なしにビームサーベル発光が可能。ぜんぶでも数百円。
そこらで、キット付属の透明ビームサーベルを光らせてるのよりは
やや明るく均一に発光できるらしいマジックファイバー。クルマの電飾用。いわゆるソフトアクリルかなこれ。
住友3Mの場合。
http://www.mmm.co.jp/auto/lighting/lsg/example/
これを使うと例えば、ビームサーベルの軌跡ごと表現できる。アイキャッチガンダムが背中からサーベル引き抜いて挑みかかるアレとか。
ELチューブのほうが高輝度でいいんだがあれはインバータ必要でコンパクトにならない。


翌日
股関節の試作品が強度不足で接着部がパキッとはがれてお蔵入りになり
本番用のを作りなおしてほぼ完成。
適当にスチロール少々でつくった試作品と違い
オールABSの全二重貼り合わせで、さらに接着部に穿孔してポリカーボネート棒を圧入し接着し両端を溶かして広げて樹脂リベットとして貼付けし、強化した本番品。さすがにビクともしない。足側の挿入パーツも平行精度を徹底して出し直して、受け側の股関節パーツがまた割れないように対策。
これで一晩以上足上げっぱなしでも固定できそう。


やることがさすがに減ってきた。ビームサーベル材料待ち。
バンダイへ、新型LEDビームサーベルの提案をメール送信。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20141130/1417263230


2014/12/01
気づいたことはだいたいやってる。ただし手間がかからぬよう工夫。これは仕事や力作ではなく、遊びの範疇なのだから。


シールドにライフルをマウントの際、取っ手を取り外さなくても90度折りたたみできるよう変更。
ライフルに照準器つけたので、ラッチやシールドへのマウントの際にも邪魔にならず破損せぬよう可動式にした。
そう、ライフルとバズーカの両方に使えるラッチも製作。
コアブロックをAパーツにも固定できる改良、
Aパーツの腰装甲をAパーツへ固定できる改良、
あくまで、各関節の最終チェックと改良のついでにやっている。


こういった改造を容易にしたのがABSなりPC=ポリカーボネイトとといった高耐久樹脂。
よりコンパクトな部品を、より高耐久で製作できるようになった。
たとえ1/144でもスチロール=プラ=PSではムリ・無茶な部品が作れる。うちの完全変形ゼータもABSなしでは不可能だった。


12/26
ビームサーベルの開発に時間がかかった。
AC電源で照明用パワーLED。


晦日
カメラアイ発光。
並列接続で同時発光。


今は黄色目のフチだけ、黒をうすめて墨入れして立体感を出してある。結構見違えるもんだ。
あらかじめフチだけジュエリー的にテーパー加工するのも手かな。
なんにせよこいつをアロンアルファで貼るのは地獄ですぜ…米粒より小さいし糊しろは幅1mmないからね。


ライトストリングのHIGH Type、1cmからご希望の長さで販売しますよ。メール便可能。
10cm500円を目安としてください。
他では1m3000円で売ってますが、1m買わないといけません。



本作は譲渡予定なので塗装まではしない。(人によって塗りたい色とか追加工した部分とかぜんぜん違うため)
加工工程終了までしかお見せできない。ただ合作という方向性が承諾される可能性はある。


方向性が似通ってる作例はこちら。これよりもっと腰回りとか劇中の雰囲気に近くしてみた。ズボンの部分は割れたらダメ。
http://www.modelers-g.jp/modules/myalbum/photo.php?lid=14626


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うちはオープンソース派なので、模倣されたとか製品化されたからといっても不問にしてますよ、これまでも毎度。
ロボプラモの関節ごときって、工業業界全体からすると大した技術じゃないしね…正直。


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参考…箱の参考画像、旧キット素組み



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UCではないミネバ・ザビ、ほか



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2015/09/22
一年後。
地味にヤフーとグーグルの検索結果における表示順位が上がっているようだ。
デザイン的に工芸的に綺麗な作例を作る人は無数にいるけど
設計、ギミックそとことんいじりこむエンジニア畑の人は皆無だからね…レアなんだろうな。珍しがられる。
日本がものづくり大国ってのは過去の話。


2015/10/21
香港的には気に入ってもらえたようだ…謝謝
http://www.hkml.net/Discuz/viewthread.php?tid=170550&extra=page%3D1



時期的に被ってるけど、どうみてもうちを見たことがあって意識(模倣)しているんだよなこれ。
大きく反響を呼んだのはむこうだけど。
http://mumumuno53.blog.fc2.com/blog-entry-24.html


基本的に、ふたばちゃんねる、2ch、やらおんといったあの方面の大勢の兵隊を動員して大々的にステマ宣伝して回る連中のことは忌避している。背後にいるのは極道、ネットヤクザ、右翼、半グレなので(実社会にて裏はとっている)。


というかこの「むむむ式」の肩を持ってステマしてる当人=ゴロツキに盛大にケンカ売られたことがあるので余計に心証が悪い。


2ch系=ネットヤクザの16年間は、
よそからパクる、
そこそこの業界人を持ち上げてそこそこのものを作らせて、兵隊大勢でステマで大騒ぎして集客し金を稼ぐ、
2chを批判する、2chに所属していない、連中のことはDISりまくるか、一切レスさせない話題にさせない=2ch筋が用意した商品や人材しかステマ宣伝しない(スレ内でも徹底無視かキチガイ呼ばわりで追放される)
露骨なヤクザなんでね、なんせものほんの極道だけに。


むむむ式の塗装法も、ネットヤクザ=プロのステマサクラ=プロ名無しが、ふたばスレとかで当人へ教えたって自慢していた。
パクリがパクリを呼んでるだけといえばそれまで。
んで、パクられた大元の一人である俺に対しては「非2ch」だから兵隊大勢で大げんかを仕掛けてきたというわけ。



なぞのマニュアル
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150214/1423909464



2016/10/30現在、ヤフーとグーグルの検索「旧キット 改造」でトップに出る…
うちみたいな「仕上げはゴミな作例」に注目が集まるのか…旧キット陣営は…