先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

「日本の経済社会を徹底死守せよ」が、行き過ぎてゆがんだ形になってしまっている現状…


そうでなくても、
公害が出てもなお、権力と権威の風で押し切って「文句あんのか!高度成長だぞ!」で済ませてきた、済ませようとした、維新後〜敗戦までを、想起させる
原発産業維持から再稼働までを実現させんとする、強引な流れ…


イタイイタイ病の時は三井鉱山が、水俣病の時はチッソが、足尾鉱毒の時は政府が、
それぞれしらを切ったり、逆ギレしてきたが…(三井鉱山がえらっそうな財閥態度で怒鳴り散らす報道映像が現存している)


昭和以前よ、ぶり返してこないでくれ。おとなしく絶滅してくれ。
原子力産業のみが『生きた化石』にならぬよう徹底した監視と対策が必要。そもそも論として、原発や核爆弾そのものが昭和であり20世紀である…

http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3315277.html
「夏場、休憩所のクーラーを節電で止められた。でも東京電力の社員の休憩所はクーラーがついていて・・・。」


「僕らは日当で働いてるけども、東電の社員はボーナスがもらえる。せめてお金は作業員に回してほしい。働く施設とか防護服とか日当とか、そういったものになんとかお金回してもらえないか」
という声も聞かれました。


 また、なかなかやっぱり、作業員の体験の話が出てこない、情報として出てこないのも、作業員の皆さんも「それはおかしい」と。
(水野氏)自らおっしゃってるんだ・・・?


(上田氏)「ここまできたらもう情報公開したらいけないというのは意味が無い。どうせ漏れるし、うっぷん溜まってる人間が大勢いるんだ」
というような話も聞かれました。


(上田氏)一方で総理は『冷温停止状態』というような言葉を使ってますよね。
(作業員J)それはもう『現状維持』っていうだけですからね。現状維持、もう爆発して最悪になったものを現状維持してるだけなんで、根っこは取れたかというとそうではないですよ。現状維持して止まってますよということだけなので、何を以てその『収束』なのかは全く理解できません。
 本当に国がヤバい状態になってるのに、自分らの利害であるとかそういうことで、なんか隠そうとしてる、無かったことにしようという感じがすごく見えますよね。


(上田氏)実際に働いてみている福島第一原発で見ている状況と、ニュースで報道されているものの違いがあまりにも大きいという・・・
(水野氏)えらい違いですよね。


(作業員K)吉田所長は、あの人は現実を全部話そうとしてたんですけど、だけど、それを止める人間が多すぎて、話が矛盾しだしたっていうのはあると思う。
 現場でしっかり伝えようとしてた吉田さんが、実は話そうとしてた現場の状況にしても作業員の状況にしても、東京電力の人間の動きにしてもしゃべろうとしてたけど、でもふさいじゃったでしょ。東電サイドで。あの人が歩くたびに、3,4人の取り巻きがついてしゃべらせないようにしてたでしょ。
 実際見てたからね、その現場。
 こんなことしてたら、絶対隠し通すだろうなと思ってた。


日本で、リーダーシップがつぶされるのは特に近年、『毎度のこと』になってしまったが…


福島原発でさえ、吉田所長はつぶされてしまった。


なんでこう日本、日本の権力やらといった国家支配に与する連中は、平時モードでしか動けず、「よりによって有事に、国家国民全員集団心中するようなマネを」するんだろうか…

つまり、過去の成功体験を過信しワンパターンに続けて、ここぞと言うときに大敗するような感じで、平時の勝ちパターンのみワンパターンにやり続け、有事に多大な被害を被ってなお平時のワンパターンを続けることでさらにぼろ負けを重ね続けるという…二次三次と多重被害…『泣きっ面に蜂』状態を続ける。


一億総・役人化サラリーマン化してしまった日本人は
応用力がなくなった。定例業務やマニュアル対応ばかり…空気を読むばかりでスタンドアロンをしない。自分自身の独自の考えをすることが罪だとさえ思っている「集団にとっての奴隷」

日本は今や、国家無理心中一直線のような状態を続けているので…そこでなお「集団にとっての奴隷」をやり続けるワンパターンな「
役人・サラリーマン属性」の人々もまた、国とともに殉死するのであろう…つまりおびただしい犠牲者が、近年また出る可能性がある。


ノアはバカにされまくってなお独自に箱船を建造して助かり、大多数の民は溺死した。
幕末の多数派は幕府と攘夷だったが、結果として日本を植民地化の魔手から救ったのは、ごく少数派の薩長土肥だった。


 ◇


政府や、彼らの利権で仕事を下請けできる一部ヤクザ…
彼らの311後の白々しい利権的対応、いかにも役所らしい逃げ腰ぶりを見るにつれ…

(関東に放射能などないかのように報道させ、市民に普段通りに生活させ…セシウム線量をはかろうとする市民を弾圧し妨害し…そして白々しい収束宣言…どれもこれも共通項、ワンパターン・・・)

(ちなみにおれは、左翼の放射線計測の集いにスパイ?としてやってきた右翼の生々しい言葉と脅迫を、線量計測後の会合の場で聞かされた。「おれたち日本人はなあ、もう一生、何世代でも、放射能原発とともに生きていくしかねえんだよ…放射能はかるのなんかやめろ、セシウムが危険と思うのもやめろ、経済社会を万歳三唱して、政府に対して文句など言わず、疑わず、生きていけ!…文句を言うヤツはおれら右翼がぶっ殺すぞ、おれのこの物々しい殺気でわかるだろうが、ああんこら?」)


ダメかもな現人類…

http://members3.jcom.home.ne.jp/dandy2/works/works_14_l.html
  ・・・以上は、旧約聖書の創世記にある「ノアの箱舟」という有名な話である。怒りにまかせて、すべてを洪水によって消し去った神も、ここに至り、ようやく気がすんだともいうべきであろうか。しかし、このような洪水伝説は、旧約聖書の中だけにある話ではないのである。近東周辺には、似たような伝説がたくさんある。


 古代メソポタミアには、「ギルガメッシュ」という叙事詩がある。それによると、神々の一人、天空の神エンリルが、増え過ぎた人間たちの騒ぎ立てる音で、ついに不眠症になってしまったところから原因が始まる。苛立ちを覚えたエンリルは、様々な天変地異をもたらして人間たちに反省を促そうとしたが、人間は少しも改める様子がなく彼らの騒ぎ立てる騒音は、ますますひどくなる一方であった。


たとえ米軍のハイテクによる地震テロだとしても、
それを霊的なつながりで促している根源は、神や悪魔なのだ。霊界もあれば霊的生物も存在する。ヤクザなど各国組織悪党を見えざる糸で操ってるのは悪魔なのだ。神々は役所に似て、悪魔はヤクザそのもののようで、つまり人間界は紙悪魔のコピーか。


霊的な神悪魔の意思や動向を類推するには、やはり古典や先史に学ぶのがいい。そういったものを無視して侮蔑嘲笑し、利権だの雇用だのと目先へ逃げ続けると、三振バッターアウトがやってくる…
まだ福島原発は1ストライクであろう…つまりとおからず2ストがきて、『三振は破滅』であろうか…


 ◇


イタイイタイ病の時も、三井と政府は「証拠が出るというなら、出してみろ、訴えてみろ、天下の大三井財閥様が相手してやる!」だったが…
政府と東電は明らかに、足尾鉱毒水俣病イタイイタイ病をよく勉強して、逃げ手を構築してきている…
幸いに、足尾鉱毒よりも水俣病イタイイタイ病は、証拠固めや、逆転ムードが、すぐに出るようになった…戦後アメリカ式民主主義風潮のおかげである。福島原発事故放射能がらみでも、同じように、それ以上に、効率的に勝利してもらいたい、被災者がたには。

http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201203250240.html
福島・飯舘村の高線量地区、集団で賠償申し立てへ


 東京電力福島第一原発事故で、村ごとの避難が続く福島県飯舘村の長泥(ながどろ)地区の住民は25日、原子力損害賠償紛争解決センター(原発ADR)に集団で仲介を申し立てることを決めた。

 同地区は村内で最も放射線量が高く、71世帯約280人の住民の大半が加わるとみられる。精神的損害や不動産、避難費、生活費などの補償が対象。弁護団が支援し、今後、住民ごとに請求額を決めていく。弁護団は5月中旬の集団申し立てをめざす。

 同地区は年間被曝(ひばく)線量が50ミリシーベルトを超え、避難区域の再編で当面帰れない「帰還困難区域」に指定される見通し。生活再建のため補償内容を早く確定させたいとの住民の要望が強い。

 福島県では、双葉町から避難する人の一部などがすでに集団で仲介を申し立てている。(渡辺康人)


発電板@ふたば

http://dec.2chan.net/53/futaba.htm
ドイツの早急な脱原発転換について


無題 Name 名無し 12/03/25(日)10:34:43 No.432242 del

事が起こった場合の賠償問題の困難さがドイツを脱原発へ走らせた原因だ
賠償といえばワイマールや第2次大戦後のさまざまな支払いで
ドイツはある意味負のノウハウを積んでいる
それが非常にばかばかしい支出だということを
ドイツ人の特に上層は深刻に認識しており不名誉と感じている

非常に早期に脱原発を国是と出来たのはスポンサー連中が
この共通意識の元、政治家に圧力をかけたからだ
国家意識や民族意識の発露がコレ、と捉えることが出来よう