先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

高飛車の日本はどんどん落ちぶれろ、強力な新手のライバルたちによって

http://twitter.com/ka2nd/status/164699454660816896
今や任天堂もシャープも赤字転落…ひとつの時代が終わったね。そして日本にはもう後がない…いや欧米日本先進各国に、かな。数多くの苦難がどのようにプラス材料となるか。


相次ぐ家電やゲームの凋落、全く先がみえない袋小路の無為無策…ザマーミロ。


既得権益だの長年の高飛車の殿様商売の君臨だのが気に入らない、おれのような改革者・発明家・イノベーターとしてはだな、こういう流れが愉快痛快で仕方がないよ。アップルでもサムスンでもどんどん日本をたたきのめしてくれよ。日本は史上、ガイアツ外敵以外に「懲らしめられた」ことがない。黄門様はつねに外国だった。ipodソニーをたたきつぶしたおかげで次世代が拓けたように。

当然、このおれがどっちに味方をするのか、言わずともしれよう。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120130/226646/
アップル製テレビの破壊力
 現在、アップルは「アップルTV」なる箱型の装置を発売している。テレビに接続して、ネット経由で映画などを楽しめる製品だ。

 昨年10月に死去したスティーブ・ジョブズ前会長は生前、アップルTVを「まだホビー(趣味)の段階の製品」と評していた。iTVはホビーの粋を超えた、驚くべき製品になるのだろう。

 取材した今年のCESに話題を変える。筆者が気になったテレビ関連の動きは、有機ELテレビだ。サムスン電子と韓国LG電子有機ELテレビに来場者の注目が集まっていた。

 両社とも55型を展示しており、周囲に人だかりができていた。韓国勢は今年後半に発売する予定で、早ければ同時期に日本市場にもお目見えする。

 驚いたのは、映像の美しさとディスプレイの薄さだ。有機ELテレビは、映像のコントラストを左右する黒色の表現に優れていると言われる。

 評判通りで、「テレビでこんな深い黒色が表現できるのか」と目を見張った。店頭であの映像を見せられたら、読者も思わずため息を漏らすだろう。

 LG電子はディスプレイの厚さを4mmと公表していた。液晶テレビも薄型化が進んでいる。日本メーカーからは、「これ以上薄くする意味があるのか」と疑問視する声も聞こえてくるが、4mmまでになると別次元の薄さに感じる。液晶テレビを壁に掛ける人はいるが、有機ELテレビは壁に貼り付けるような感じになるだろう。

 気になるのは、その値段。米調査会社のディスプレイサーチは、今年10〜12月期の値段を55型で7100ドル(約56万8000円)と予想する。同型の液晶テレビの5.5倍である。

 ただその後、徐々に価格は下落。ディスプレイサーチは2015年10〜12月期には1639ドル(13万1000円)まで低下し、液晶テレビとの価格差では約1.7倍まで縮まると予想する。

価格差と言っても…今や低価格向けのTN液晶のテレビは32型でも(時に40型でも)3万円以下…むしろ『安すぎて困る』メーカーもできれば作りたくないぐらいに安い…競争に負けるから仕方なく作ってるだけ。

ELパネルは
・バックライトがないので視野角無限
・描画速度の問題が解決
コントラスト性能が高い
ので、よりブラウン管へ近づける。爆発的普及後にムーアの法則であっという間に安くなり、世界中の液晶生産設備を壊滅しうるボンバーマンである。パソコンもほんの10年ちょっと前まではもっともっと高かったように…

パネルの寿命がやや短いが、従来液晶と違いほんとうに液晶ユニットしかない単純構造なので、交換が容易になることが予想される。へたするとユーザが自分で交換できるかもしれないね。

従来の液晶テレビがゴミになる日は近い…あるいは地デジ買い換え以上の「無駄なゴミ」が出るのかもしれないが…世間がELで染まるとき、その大半がappleとLG…なんて”事態”も荒唐無稽ではないし、日本のためを思えばその方がむしろ良い。CELL REGZAだのRYOMAだのという製品づくりをみても、もはや日本の家電メーカー各社は”老害主導”であるから…その老害主導がソニーウォークマンipodに大敗させてもきた。


…という物言いは、20世紀だとただの政治的左翼だった。彼らは若い大学生の赤かぶれでいわば海外レッドの受け売りであり、中身がなかった。経済や経営や社会やらに関して、何にもいえなかった。


だが現代は違う。
『政治思想に偏った役立たずの人種』の時代は終わり、いまの若い者はそんな役に立たないことにはかぶれない。たいていは、社内とか社会の機能不全に問題意識を持って、対案を上申できる能力を備えた、合理改革論者、発明的イノベーターである。そういういわば倒幕の志士みたいなのは霞ヶ関や永田町や大企業や、まして中小企業に田舎地域社会、どこにでもいる。検察の前田の件でも不正の横行体質に「またか」と涙をのんだ若い検察官が幾人もいたという。
いまの若い者は、役立たずの団塊世代左翼リベラル連中とは違う。ああいうのは政治同人誌オタクというのだ…石原や亀井や平沼が新党シントー言ってるのも結局、政治思想オタクがいまでも役に立たない同人誌をつくろうつくろうと言って世間を振り回してるだけだ。アキバオタクが若い頃の萌え〜萌え〜を老人になってもまだ言ってる…恥ずかしいことこの上ない。


つまり『老害の』既得権益側は、なにか破壊型イノベーションを唱える若者が出てくると「左翼だ!アカだ!」という反応しか示さないが…たとえ公権力でもね。そいつらはつまり『旧世代だから、青春時代がプアだった』というだけなのだ…『社会を変える=政治的に閉じた左翼活動』という貧弱な発想しかなかった昭和で20世紀の時代を過ごしてきた、可哀想な世代である。こんな老害連中は放っておけば良い。


橋下前知事、現大阪市長を見てもわかるとおり、デザインイノベーティブでいえば佐藤可士和などでもわかるとおり、経済や経営や社会変革の世界で、きわめて合理改革的に、対案を用意して活躍し、華々しい成果も重ねており…つまり今の世代は、政治思想のみで閉じた馬鹿な右翼左翼になど流れない。20世紀昭和の時代に、せっせと公安の指示で暴力団が右翼左翼を独占して『一般人が近づかないよう』に努力してきた成果wであろう。
・排他的でアブナイ、カテゴリは先細りで、内情も荒んで、衰退し消滅する
そういうカテゴリがイヤで逃げてきた、新天地を求めてきた、人々がもっと開放的で実用的で、なにより参加することが楽しいニューカテゴリを新設する。