先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

3人の駅員の話


飯舘村は現場サイドなので現場最優先で視野が狭く鼻息が荒すぎる。
霞ヶ関はデスクなので自己保身で現場を知らなすぎるし必死さがない。

いわば極右と極左であり、どっちへ傾いてもうまくいかない。

この場合に重要なのは
・第三者調停と、
・エキスパートではあるがステイクホルダーではない第三者による設計開発である。

いわば『3人の駅員の話』。(三人の旅人たち)

汚染がれき受け入れにしても同じことであり
・職業ポストの利害=役所と政治家
・住居や子育ての環境の利害=住民や地元事業者など
この極右と極左でいくら激突しても不毛で、問題が片付かないのに、争いばかり毎日続けることになる。
勤労はしないで毎日昼夜を通して夫婦げんかに明け暮れるようなものだ。

異なる利害関係者たちは、めいめいの利益のことしか考えないのは当たり前だ。そいつらは全員ガキなのだから
大人として諫める、利害関係がなく、包容力や貫禄に満ちた、『第三者』が必要になる。たとえば国際社会で言えば国連のようなアブソーバー機能である。


タイヤと地面がケンカしたとき、サスペンションがうまく仲裁調停するのだ。
コンロッドがなかったら、ピストンとクランクは協業すらできない。
エンジンは部品だけならただの精密工芸品だが、オイルがあることでやっと動くようになる。

おれたちすっげえピストンなんだぜ!
おれたちゃ無敵のクランク様だ!

…どうでもいいのです。

http://twitter.com/kasumin777/status/163992776785145856
こう言っては失礼だが『バカげた話』。標高の高いつまり山へ登ってどうやって除染するんだ面積も広いし。『測ってガイガー』にある通り奥多摩にも山頂や尾根伝いに1μが連綿とつづく山がある…そろそろ人類も「できないことはある」と気づくべき時]
 >除染:飯舘村が独自の工程表 標高の高い所を優先
http://mainichi.jp/life/ecology/news/20120131k0000m040071000c.html


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120129/1327824589
 ● 脱「二項対立」ということ(作家 村上龍


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120130/1327855356
 神話の世界から降りてきたニコン


ついに川内村まで馬鹿なことを言い出した。

https://twitter.com/#!/kasumin777/status/164308794636111873
川内村、自殺線源いや帰村宣言…風吹けば空間1m1μsv超地域の意味わかってない。原発作業員@Happy20790も「やめたほうがいい」ばかり言ってる。村長が経済地域社会的にあせりすぎなのと、無知な田舎百姓が何も知らず帰りたいと言ってる…政府はこれ幸いに「帰りたいとおっしゃるから」


http://jp.wsj.com/Japan/node_384109
 東京電力福島第1原発事故で、全村避難した福島県川内村の遠藤雄幸村長は31日、村外で避難生活を送る住民に村へ戻るよう呼び掛ける「帰村宣言」を行った。避難区域に指定された自治体が帰還を促すのは初めて。4月から役場や学校、保育園、村営診療所を再開する。

 実際に帰村するかどうかは住民の判断に委ねるが、村長は「共に、りんとしてたおやかな、安全な村をつくってまいりましょう」と呼び掛けた。

 遠藤村長は記者会見で、住民の帰還に当たっては「低線量被ばくへの不安の払拭(ふっしょく)、除染が最優先」と強調。地元の雇用については製造業で50人規模の採用があるとした上で、さらに対策が不可欠と訴えた。農林業の再生は「時間が必要」とした。 
時事通信社


http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20120131-OYT8T00570.htm
川内村、4月に通学・通園する子供は2割程度


もしこれを読んでいる福島県民、被災地域民がいたら…


帰るな!


今後10年は帰らず、遠くから様子見してくれ。特に子供はゼッタイに帰すな。


希望を言えば…100年5世代帰るな!7半減期200年後までセシウムだけでもかなり残るんだから…吸って食べて子孫累々まで無事の訳がない。鉱毒みたいな化学毒のようにすぐには消えていかない。


かくいう俺も昨年末、浪江町までいくのを阻止された口だ。ゼッタイ行かせないという徹底した阻止ぶりだったよ…そういう人物が出てくること自体、実際は「政府内部の人間や要人および家族などを行かせたくないようなヤバイ土地」という暗黙知ができあがっている証拠。


田舎者には無知が多い。だから勉強した連中が教えてやってくれ…
『まだ100年はええっぺ』
と。


ウクライナの閉鎖地区は空間1m線量0.7マイクロだ…それで察してくれ…国土が少ないから放棄もできず住民をダマしてでも帰したいだけだ…補償も減るから。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201110300471.html
 1986年4月に大事故を起こしたウクライナチェルノブイリ原発の南東十数キロ。放射線モニタリングなどにあたる3千人ほどが働いている町、チェルノブイリ市を訪ねた。

 ウクライナ政府によると、事故の影響で168の村が消えた。市の中央広場には、その名が記された立て札がアルファベット順に並ぶ。事故から25年の今春完成した。

 市内には、放射線測定や生態系調査などを担う行政機関の拠点がある。市は、「ゾーン」と呼ばれる立ち入り規制区域の中にあるが、集中的に除染され、職員らは例外的に滞在が認められて月の約半分を市内の寮で暮らす。朝夕には、通勤バスが広場周辺を行き交い、少しだけにぎわう。商店や教会もある。

 市の中心を離れると、ゾーンの現実がわかる。市内の目抜き通りの両脇には木造の廃屋が並び、プリピャチ川沿いにはさびた廃船が係留されたままだ。

 市内を出て原発に向かう。原発の約2キロ手前の「コパチ村」跡。荒野に三つ葉の形の放射能標識と看板が立つ。「住民1114人が1986年5月3日に避難した」とある。

 家々は降り注いだ放射性物質で汚染され、壊されて埋められた。そばの道路で地上1メートルの空間線量を簡易装置で測ると、毎時0.7マイクロシーベルトほどだった。

 ウクライナのゾーンは原発の30キロ圏を中心に、汚染実態に合わせて設定されている。ゾーン内では居住は原則禁止されているが、許可を受ければ観光は可能だ。強制移住先の生活になじめないなどで違法に自宅に戻った約300人が農業をしながら暮らすのが確認されている。


http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/729.html
科学者・木村真三氏は、今もフクシマ各地を精力的に飛び回り、放射能汚染の実態を調査し続けている。


■子供には食べさせられない

 6月18日の夜、福島県いわき市北部の山あいの町・川前町の志田名集会所に、住民がぞくぞくと詰めかけてきた。一人の若い科学者によるこの地の放射能汚染調査の結果を聞くためだ。


 沈黙ののち、住民からは質問が相次いだ。

「このままにしておいたら、田畑に作付け可能になるまでどのくらいの年月を要するんですか?」

「・・・ものすごくかかると思います。セシウム137の半減期は、30年ですから」

 厳しい現実を突きつけられて聴衆の間からはざわめきと、あきらめ混じりの乾いた笑いが漏れる。

 別の男性が質問した。

「作付けはどの程度ならできると思いますか?」

「若い人に食べさせないのなら、そこで作付けした作物は食べてもいいと思う。人体影響が出るのは20~30年後ですから、50~60歳以上の方々に何か影響が出たとしても、それはお年を召されたら身体に出てくる障害とほとんどかぶってしまう程度です。ただし、もちろん小さいお子さんには食べさせてはなりません」

 質問した男性が聴衆に向かって声をかけた。

「みなさん、先生の言われていること分かりましたか?『ここには30年間は作物を作ってはダメ、作ってもいいけれどそれは自分の年齢を考えて食べてくれ』ということですよ。それが現実であるならば、ここにはわれわれの子どもたちは後継者として住めないということ。深刻な問題です」

 重苦しい雰囲気が集会所に満ちていく。


おれはNHKの番組ETVで木村博士に感銘を受けて、ソエクスを購入すると日本各地を飛び回ったのだ。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?msa=0&msid=216896075475772757370.0004af5254669affdb05e
雨合羽防護服で、いわき〜Jビレッジまで計測に行ったりもした。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776


帰村しても地元産、福島産の、野菜や魚や肉を食べないならいい。
…けど、帰ってしまえば、ぜったいに食うだろ????空気吸うし地産地消で食べるよな…
http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai2/siryou2.pdf

http://blog.goo.ne.jp/matsuya-kiyoshi/e/375308b2ce595f18bd74703110be7024
「福島について、子どもも大人もその安全線量としても5ミリシーベルトでいいのではないか、と考えている。1ミリシーベルトは、事故前であれば当たり前だが、除染もままならない、出ていくこともできない中での選択。」


ナロージチ地区の避難区域となる第一〜第四ゾーンの実情、三万人が一万人に減少、子どもたちは非汚染食品による給食、ソ連崩壊後は配給はなくなった、内部被ばくの影響が色濃く残っている実情


子どもの症状として免疫低下、甲状腺、食道炎、大人では心疾患、乳がん、がん自体も徐々に増加、免疫低下。


ヨウ素欠乏症のナロージチ地区の子どもたちの甲状腺がんは4年後から増えているが、ヨウ素過剰の日本では8年後からではないか。屋外8時間、屋内8時間で5ミリシーベルトが一つのメド。


俺は今後も木村博士、岡野博士らを信じる。応援する。


原発付近地域には、何が降り注ぎ、どこにホットスポットがあるかわからない(チェルノブイリ原発周辺も同じhttp://www.youtube.com/watch?v=ybdALmiIWG0「森の所々に、ヤバイ場所がある…そこに入って夕方に帰宅すると熱が出て具合が悪くなる」)

・遠方には、雲に紛れた霧状のセシウム他しかこない(煙は距離とともに放射円状に拡散し薄くなり、高い気流に乗ったものしか飛んでこない。遠方では雨樋出口など一部にしかたまらない。

・つまり火山噴火の火山灰だ。ヤバイ濃い=質量密度のある噴煙や、大きな石や岩は、すぐ付近におっこちる。遠くまで届く灰は均一的な微粒子のみ。


…ということは、原発周辺地域と、それより遠方の地域は、完全にベツモノとして考えなくてはいけないと言うこと。


情緒的に、生活できなくて可哀想だとか儲けが減るとか言う前に
医学疫学的影響の方を、最重要視してもらいたい!疫学的には30年間は足を踏み入れるべきではない土地だ。
ウクライナでは「勝手に帰村した違法市民」だけがお目こぼしで勝手に暮らしている…福島帰村民も実質的に、そういう扱いに等しいぞ…


 ◇


人口減は福島県だけじゃない。

http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY201201300186.html
千葉県の人口、初の減少確定 予想より7年早く


 少子高齢化により、死亡数が初めて出生数を上回った。また、東日本大震災で、東京のベッドタウン浦安市東葛6市で、液状化や、放射線量が高い「ホットスポット」の問題が発生。県外からの入り込み人口が減ったことが原因とみられる。


西高東低だな。

http://www.j-cast.com/2012/01/31120601.html
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島の東北3県からの転出超過数(転出数から転入数を引いた数)は4万1226人で、41年ぶりに4万人を超え

このうち福島県は最も多い3万1381人の転出超。福島県の転出超が3万人を上回ったのは48年ぶり。また、宮城県は6402人の転出超、岩手県は3443人の転出超


一方、三大都市圏では、東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の転入超は約3万人減って、6万2809人となった。千葉県は震災の影響などから、55年ぶりの転出超。

大阪圏(大阪府兵庫県京都府奈良県)は4209人の転入超と、1973年以来38年ぶりに転入超となった。名古屋圏(愛知県、岐阜県三重県)も3060人と、3年ぶりの転入超となった。


震災後の人口の西への移動傾向が鮮明になった。


西さえも被災地とならぬことは祈りたいが…でも地震大国。


 ◇


素人の東電は、原発事故により財政難でプロを雇えなくなって設備運用に困窮している。

https://twitter.com/#!/Happy20790/status/163957667629506560
続き2:現場も相変わらずの水漏れが続いてるし…。今週はずっと対策で終わりそうだよ。循環冷却の空冷式熱交換器の配管チューブも凍ってパンクしちゃったし…。こんだけ寒けりゃ熱交換器を通さないでも十分冷却出来るんだけど、臨機応変な対応ってないんだよね。


続き3:そもそも各システムの運転は東電社員がやってるんだけど、あまりにもミスが多い。メーカーはマニュアル作って様々な運転方法を書いてるんだけど殆ど理解してない。それで壊れたらメーカーを呼び、壊れた部品を交換しろって言うんだよね。


続き4:初めはメーカーもメンテナンス込みで運転担当するつもりで見積もりしたけど、運転は東電がやるので物だけ納めればいいって事になったんだ。オイラ的に言い換えるとしたら、大企業の御曹司坊ちゃまが高級車が欲しいといい出し、ディーラがマニュアル高級車を納車したんだ。


続き5:でも坊ちゃまはペーパードライバーだからディーラが「安全の為、しばらくの間は運転手と整備士をつけた方が宜しいと思いますが」って言ったんだけど…。坊ちゃまは「そんな大金もったいないし、オイラが自分で運転するから車だけ持ってくればいいよ」って感じかな。


続き6:その後、坊ちゃまは案の定マニュアル高級車を使いこなせずにどこかが壊れるたびディーラを呼びつけて修理してるのが現状なのでし(>_<)まぁ、これはオイラの独り言でしから。

https://twitter.com/#!/sunnysunnynismo/status/163940416201302017
東京電力は反省するどころか、かえって物凄く「偉く」なっているような気がする。現場サイドも含め。


とりあえず福島産の伊達鶏…まえはよく買ったがいまは買えない…売れ残りが増えて、半額値引きになってることが増えたよ。野菜も岩手と宮城あと千葉と茨城のは、手に取ると躊躇する。北茨城や柏松戸あたりでも野菜は作るしなあ…