先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

原発爆発前でも、ベントで漏れ出す蒸気によって2ミリシーベルト近くに達していた双葉町・上羽鳥

上羽鳥=飯舘村方向。つまり福島市方向はとても濃い放射性物質が気流で流れていって降雪や濃霧で地表へおっこちたので、あっち方向の汚染度は高い。


 ◇


むしろ爆発前の方が原子炉はスクラム緊急停止直後なのだから超高温超高圧でいろいろと「よくない」とみるべきかと。
さらに
・水素爆発はいわば炉内物質はある程度封じ込められ、セシウム混じりの水蒸気が大半だが、(炉内でジルカロイ反応により水素ガス発生、低融点低沸点のセシウムも大量にガス化し蒸気に溶け込む、あまりの高温で炉内各部のガスケットが死んでこれらガスが噴き出してくる)
・ドライベントは原子炉のふたを開けて水蒸気を出して内圧を下げる行為…条件次第でなんでも飛び出してくる。いったん水槽でブクブクして濾過するウェットベントとは違う。
ベントガスに、どれだけの核種が混じっていたやら…シーベルトだけで判断してはならない。MPによっては核種分析も行っているがデータを開示するかどうか。木村博士や岡野先生ら民間の有志も現地入りして計測はしていたが…


水素爆発は、水素とセシウムガス(低融点と親水性のため漏れ出す大半がこれになる)が建屋に充満して起きる。
しかし爆発前に超高圧と超高温のなかで次々に生成され漏れていた原子炉内の蒸気はもっと多彩な核種で満ちていたはずだ(核反応や溶融現象の初期段階ということを踏まえれば)…プルトニウムヨウ素やらというちょっとは聞いたことがあるようなのに加え、テルルだのキセノンだのイットリウムだのと聞き慣れないようなのが何十種類も。


おおむね原発向けの環境モニタリングポスト(MP)はセンサープローブがおおむね地上1〜3mぐらいだろうから、もはや「浴びる」なんてなまやさしいものではなく「吸い込む、食べる、飲む、肌や服にくっつく」というレベルだ。体内も肌も焼かれかねない…じっさい飯舘村などで事故直後に日光も浴びないのにへんな日焼けが相次いだという。


2msv/hを食べた、吸った、肌にくっつけた…おそらくそれは「あったこと」MP計測より低い地域が大半だろうが、逆に取り漏れてもっと高い地区もあっただろう…当時は満足に遠くへ逃げてなかった住民は多かったのだ。


各MPに、津波襲来による原子炉SBO=全電源喪失の12時間後ぐらいから線量増加が記録されている。元原発技師の国立大トップOBはたしか「8時間あればメルトダウン完了して水素爆発あり得る」と断言していた。


なんにせよあんな危険きわまりないプラントを「絶対安心安全」と洗脳をかけて信じ込んでいた構内スタッフや関係各省庁なのだから…何も起きないと信じ込んでたいした備えも心構えもせずにいたのに、いきなり絶望的なアクシデント状況がきてしまえば、狼狽したりドタバタしながら爆発を迎えるしかなかった…皮肉だが戦場慣れした奴らが一番強く的確で生き残る。そして再稼働をもくろむ連中はこの甘い意識の延長上にある…どうせ津波はそうそうこないとか、適当に安全設備を付け足せば大丈夫だろうとか…


東海原発も、公式には震災時はベントしてないといっているが、現地で計測すると原発正門前より南方数kmにわたって広域が、地面の線量1マイクロシーベルトであった…これをひたち海浜公園で計測して怖くなって逃げ出した現地住民さんもいた。(以下のサイトで東海原発ひたち海浜公園あたりを見るとわかる…測定値を0.5以上に絞り込んでhttp://hakatte.jp/geigermap/

http://hakatte.jp/spot/20477
ここに今日来る前、測ってガイガーで道の反対側などに1μSv/hの高線量の場所がある事も確認していましたが、実際に来て測ってみて怖くなり、コキアの鑑賞もそこそこに切り上げて帰りました。
2011/10/23

国営ひたち海浜公園<西・みはらしゾーン>ひなの林周辺

つまりはこっそりベントしていたか、かなり漏れ出していたのだ。ここも震災直後は電源喪失してギリギリまで炉内水位が下がっていた。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776
昨年末にここらへんで計測した方がいて、どうも生態濃縮が進んでしまっており10マイクロまで測れる線量計が振り切れてしまったという。地面が広い範囲で1マイクロの地帯では、何ヶ月か雨で流されたり根っこから吸われたりするうちにとんでもなく高く放射線量に集積・濃縮されることがある。http://hakatte.jp/spot/45076 http://hakatte.jp/spot/44604
…ここいらへんは逐一、東海村長にお伝えしていたので、あちらも意をくんでくださったようである。http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120610/1339314148

http://mainichi.jp/select/news/20130222k0000m040136000c.html

福島第1原発:ベント前 放射性物質が10キロ圏に拡散


毎日新聞 2013年02月22日 02時30分(最終更新 02月22日 02時35分)
2011年3月12日の福島第1原発周辺で観測された空間放射線量推移


 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で、11年3月12日に1号機格納容器の水蒸気を外部に放出する「ベント」を始める約5時間前から、放射性物質が約10キロ圏に拡散していたことがわかった。福島県放射線モニタリングポストに蓄積されていた観測データの解析で判明した。放射線量が通常の700倍超に達していた地点もあり、避難前の住民が高線量にさらされていた実態が初めて裏づけられた。

 県が原発周辺に設置していたモニタリングポストは25基。5基が津波で流され、20基は地震による電源喪失でデータ送信できず、事故当時、住民の避難に活用することはできなかった。県は昨年9月下旬までに20基の蓄積データを回収し解析。県のホームページに解析結果を掲載し、関係自治体に連絡した。しかし、ベント前に放射性物質が拡散していたことは周知されておらず、国会と政府の原発事故調査委員会も把握していなかった。

 最初のベントは3月12日午前10時17分に試みられ、4回目の同日午後2時半ごろに「成功した」とされる。しかし、観測データによると、主に双葉町の▽郡山地区▽山田地区▽上羽鳥地区▽新山地区−−の4地点でベント前に放射線量が上昇していた。震災前の線量は毎時0.04〜0.05マイクロシーベルトだったが、原発の北2.5キロの郡山地区では3月12日午前5時に0.48マイクロシーベルト、同6時に2.94マイクロシーベルトと上昇。さらにベント開始約1時間前の同9時には7.8マイクロシーベルトになった。西5.5キロの山田地区ではベント直前の同10時に32.47マイクロシーベルトと通常の約720倍を記録した。

 国の平時の被ばく許容線量は毎時に換算すると0.23マイクロシーベルトで、各地で瞬間的に上回ったことになる。数値の変動は風向きの変化によるとみられる。国会事故調の最終報告書などによると、1号機では11日夜から12日未明にかけて、全電源喪失を原因として炉心溶融メルトダウン)が発生。圧力容器などが損傷し、放射性物質が外部に漏出したと推定されている。


 当時、住民への避難指示は、県が11日午後8時50分に2キロ圏▽国が同9時23分に3キロ圏▽ベントを前提に国が12日午前5時44分に10キロ圏−−に拡大。だが10キロ圏内の住民(約5万人)の多くが圏外へ避難を始めたのは12日午前8時ごろとされ、放射性物質が広範囲に拡散し始めたのは、4回目のベントとその後の同日午後3時36分の原子炉建屋の水素爆発によるものとみられていた。4回目のベントの約30分後には、原発の北西6キロの上羽鳥地区で線量が1591マイクロシーベルトに急上昇している。

 ベント前に観測された線量は、1時間浴びたとしても胸部X線検診1回分を下回る。放射線防護に詳しい野口邦和・日大歯学部准教授は「ただちに健康に影響する線量ではない」としながらも、「どのように放射性物質が拡散し、住民がどのくらいの線量を浴びたのかは検証されなければならない」と指摘した。


 ◇避難指示が出る前に放射性物質の拡散が始まる

 東京電力福島第1原発事故で、国の10キロ圏避難指示が出る前に放射性物質の拡散が始まっていたことが県の解析データで判明したが、当時、周辺で暮らしていた住民はその事実を知らず、避難もしていなかった。東日本大震災で福島第1原発周辺のモニタリングポストが電源を失い、機能不全に陥っていたためだ。これは住民放射線防護の根幹に関わる重大な問題だ。

 福島第1原発事故ではモニタリングポストのほか、事故対応に当たるオフサイトセンター(緊急事態応急対策拠点施設)やSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測システム)も活用できなかった。これらの事実は、従来の備えでは深刻な原発事故に対処できないことを示している。

 モニタリングに関しては、国の原子力規制委員会で事業者や自治体を交えた議論が進む。その会議に参加した福島県の担当者は積極的な発言はせず、司会者から促されて、事故時にモニタリングポストが使えなかったことなどを伝えるだけだった。

 だが、観測データを住民避難に生かせなかった失敗を福島県が重く受け止めているのであれば、モニタリングポストの電源や通信手段の多重化を図るよう、原発のある他の自治体に提言することもできるはずだ。

 「同じ事故を二度と起こしてはならない」と主張する福島県は、自らの事故対応を再検証し、国が新たに作る「原子力災害対策指針」策定の中心となり改善を求めていくべきだ。


 ★放射線モニタリングポスト 空気中の放射性物質の濃度を自動観測する装置。全国の原発周辺地域に設置されている。1時間ごとの平均線量を監視施設などにリアルタイムでデータ送信し、避難指示などに活用する。電源喪失で送信できなくなっても、非常用バッテリーで観測データを機器内に蓄積し続けることができる。
グーグル画像
http://bit.ly/ZlpmH2

またこの言い訳か・・・聞き飽きた。レントゲンの放射線の原因物質=線源は飲み食いできるのかよ…医療線源は、漏れ出すことは全く考慮されていないぞ…ビームオンリーだ。

> ベント前に観測された線量は、1時間浴びたとしても胸部X線検診1回分を下回る。放射線防護に詳しい野口邦和・日大歯学部准教授は「ただちに健康に影響する線量ではない」としながらも


意外な原発事故被害が大手にも…というか飯舘村も高級牛だったし。
政府や学者の言うことは利権思惑バイアスがひどすぎて当てにならないのだから(米国の核の傘を維持するための安全保障原発再稼働なんて口が裂けても言えない)、唯一の予防は自己責任つまり「食べないに越したことはない」だけなので、無理もないこと…どこからがいわれのない風評でどこまではまともな風評かを定義できるはずもない。一つ上にも書いたとおり『またこの言い訳か・・・聞き飽きた > 教授は「ただちに健康に影響する線量ではない」と』

http://www.asahi.com/national/update/0222/TKY201302220272.html
2013年2月22日20時0分
肉の万世」、東電を提訴 「風評被害で売り上げ減」


 東京電力福島第一原発事故による風評被害で売り上げが減ったとして、首都圏を中心に和牛レストラン「肉の万世」などを展開する万世(東京都千代田区)が東電を相手に、約2億3400万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが分かった。

 訴状によると、万世は2010年3月期に約1億8900万円の純利益を計上していたが、原発事故以降、売り上げが減少。12年3月期は約8200万円の赤字になったという。

 牛肉の仕入れ先が福島県を含む東北地方と栃木県だけで約7割を占めており、福島県白河市内に牧場があることも宣伝。店舗内の個室に「白河」や「白河亭」といった名前もつけていた。「赤字になったのは放射能で汚染されたという風評被害が原因で、急激な客離れが進んだ」と主張している。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/130208_2.html


平成25年2月8日

農林水産省
スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について

農林水産省は、昨年度に引き続き、スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度を調査しました。
その結果、放射性セシウム濃度の最高値は平成23年度の3分の1程度のスギ雄花1キログラムあたり約9万ベクレルでした。
この濃度の放射性セシウムを含むスギ花粉が大気中に飛散し、人が吸入した場合に受ける放射線量を試算したところ、1時間あたり最大0.0000715マイクロシーベルトとなり、平成23年度の試算値よりも低い値となりました。


 ◇


ちなみに、この記事を書き上げたとたんに、右翼保守系=政府筋の手下がよくやる手口…一時的にこちらのPCの操作を遠隔操作で乗っ取って、誤動作させる手口、を仕掛けてきた(編集ボタンも押してないのに勝手に編集画面に飛んだ)。むこうがこちらを常に監視しにきており、一定以上腹を立てるとよくそういう工作を仕掛けてくる。震災直後が最もひどかった工作だ。


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130216/1360975064

原発事故当時、政府・霞ヶ関の依頼を受けたネットやくざは、次々に原発事故の不都合な事実を書き込む、ブログに書く、ユーザのPCをハッキングし、遠隔操作でブラウザを異常終了させ、あるいはリブートさせた。(2chの原発関連板でも被害報告が多発した)

…ゆえに遠隔操作ウイルス犯人は、政府・霞ヶ関と接点がないはずはなく

あるいは政府による自演犯罪の可能性すらある。というのも片山容疑者と警察の動きが阿吽でピタリ一致しすぎている節が方々で見受けられるからだ。

自公政権復活=右翼勢与党復帰という”実証実験”によってわかったことは、
やはり震災や原発事故が、民主党政権でよかったと言うことだ。
自公右翼復活で陸自ヘリがまた麻生政権以前のように飛んでくるようになったり、個人を誹謗中傷病気扱いという追い込み工作がこれまた麻生政権以前のように盛んになったりする…
もし震災時も自公政権だったら、民主政権より数倍盛んに、数倍手慣れた、激しい隠蔽と口封じ弾圧が展開されただろう…原発デモ代表者が総理と面会なんてのもまずなかった。


 ◇


もはや、「原発を動かさせてくれないからつぶれちゃうぞ」みたいな甘えた状況ばかりではない…のが明白になってきた。
・たった一度の爆発事故で、あまりにヤバすぎるのが世間にばれてしまい、二度と動かせない状況に陥る
・つまりそれって、事業性として破綻してる…事故が起きるまでしか甘い蜜を吸えない、継続性のないギャンブル事業


無理筋で抗弁して必死の抵抗…無理筋だと自覚して抗弁しなくてはならないほど、無理がありすぎると言うこと。


カネと雇用や、破綻処理など、全部廃炉前提のルートマップは問題山積ではあるが、
無理矢理に、暴君為政者の殺害脅迫や弾圧の徹底により無理矢理に原発再稼働させて以後は箝口令徹底…天安門みたいなまねをしてでも原発を維持するほどの無理に比較すれば、いかな問題山積と言ってもたかがしれてる。
いくら暴君米国が買え買えと国内へ押し売りしてきても結局アメ車は売れなかった。カリフォルニア米も定着しなかった。ニーズが生まれないものを暴君圧政で押し売りしても続かないのである。


経産省主導政治はなにかとゆがみが大きく不評なことが多いのだが(アベノなんちゃらとか)、今後も原発維持的な経産省政策は疑問符がつくことが絶えないのだろうな…原発事故直後にやたら原発擁護させた省だし、枝野も経産相になったとたんに原発セールスマンみたいに変貌したし…白州次郎のころの通産省はとっくに死んでるよね。

http://mainichi.jp/select/news/20130223k0000m020057000c.html

原電:大手電力9社、支援に奔走

毎日新聞 2013年02月22日 21時12分(最終更新 02月22日 21時43分)


 原発直下の活断層問題で経営不安に陥った日本原子力発電の支援に、原電の大株主である大手電力9社が奔走している。9社は22日までに、原電が5%保有する使用済み核燃料の再処理会社、日本原燃の株式を買い取る検討に入った。買い取り総額は最大300億円規模。原電は原発3基が全停止したことで金融機関から融資継続に難色を示されていたが、9社が原電に行った1000億円の債務保証などで、来年度も融資を受けられる見通しだ。

 原電は、敦賀原発2号機直下の断層が、国の原子力規制委員会の指摘通り活断層だと認められれば「経営破綻すら視野に入る」(大手銀行)とされ、状況は深刻。破綻すれば廃炉の担い手を誰にするかなど「数々の問題が噴出する」(経済産業省幹部)。

 「業界を混乱させないためにも、原電は潰さない」と東日本の電力会社役員は言う。破綻させた場合、廃炉の担い手が不在となり、民主党政権時に水面下で検討された「原発ゼロに向けた原発国有化論」が再燃することへの警戒もある。原電は海外に原発ノウハウを伝える役目も担うだけに、経産省も「原発輸出に原電は不可欠」(幹部)との認識だ。

 原電からの受電契約を結ぶ東京電力関西電力などは電力供給がない現在も、年計1000億円超の基本料金を払い続け、そのコストは電気料金に上乗せされている。今後も支援を続ければ、さらに料金に影響を与える可能性もある。原発の長期停止で大手各社の電気料金値上げ申請が相次ぐ中「電気料金の透明性を高めるためにも、原電問題を先送りし続けるのは好ましくない」(重電メーカー幹部)との声もある。

 原電は規制委に対し、活断層評価の反論を試みるなど必死の抵抗を見せている。西日本の大手電力幹部は「7月の参院選が終われば状況も変わるはず」と「時間稼ぎ」を強調した。参院選を経て自民党の長期政権が確立されれば「政府支援を求めやすくなる」(幹部)との算段だ。しかし、規制委は独立性の高い3条委員会で、安全性判断を政府が覆すことは困難とされ、経営改善の見通しは不透明だ。

 原発行政に詳しい澤昭裕・21世紀政策研究所研究主幹は「原電が保有する燃料ウランや日本原燃株の売却といったパッチワークを積み重ねても限界がある。抜本的な検討を誰もしていないのが現状だ」と指摘する。


 ◇


震災復興、原発事故汚染復興を
・平時の要領でやってはならない(平時1年スパン=震災10年スパン)
・どうせ進むわけがない(特需を起こし予算をつぎ込んで豪勢な特区にするほどの価値もないのも事実…ドバイのようにはいかない)
・急いだって無理で不自然になるだけ(僻地に見合わないインフラ箱物ばかりだったのは原発事故前の立地自治体だが…)


・進むわけがない復興が、進まないからと言って国家予算減額
・減額されるのがいやだからと無理矢理に使えば、実態乖離の無駄遣い連発


それでは役所行政&自民の都合に振り回され、ゼネコンバブルで終わるだけだ。宴会酒盛りのあとに何も残らない。


せめて、繰り越し積み立てにできないのか。基金や財団にするとか。

http://mainichi.jp/select/news/20130223k0000m040082000c.html
南相馬市:329億円減額…補正予算案 復興遅れ使い残し

毎日新聞 2013年02月22日 21時59分


 東日本大震災東京電力福島第1原発事故で被災した福島県南相馬市は22日、今年度一般会計予算の3分の1にあたる329億円を減額する補正予算案を発表した。放射性物質の除染や住宅再建が進まず400億円以上を使い残した。復旧・復興作業の遅れが改めて明らかになった。

 震災前の同市の予算規模は300億円弱。今年度は国や県の支出金などを財源に1023億円に膨らんでいた。しかし、除染は仮置き場設置の遅れから、民家・事業所で74%の151億円、農地で80%の53億円を使い切れなかった。防災集団移転事業も84%が使いきれず88億円を減額した。災害公営住宅廃棄物処理も計画通りに進まなかった。

 こうした事業の大半は1056億円の新年度予算案に盛り込み、職員増など態勢作りにも取り組む。桜井勝延市長は記者会見で「新年度は目に見える復興に向けて取り組む」と語った。


 ◇


実際の原発事故被災民…


村を二分する「放射能・安全危険対立の右翼左翼抗争」を政府に仕組まれ、
政府が示した何百ミリシーベルトまで安全論とか、線量計の使い方や累積被曝量の計算、除染され線量計の数値上は低い住居周辺…そういうものに「すがって」心細い中でも飯舘村への帰村を決めている方々…じいさんも若い人もなぜかそろって「畜生、モルモットになってやる!」という反抗心を口にする…村人同士で話をするうちにそういう物言いが浸透してしまってるのか…?


いろいろと、か細い糸でギリギリ不安をかき消して心をつなぎ止めているのは伝わってくる。心の自転車操業というかな…
こうした人々への支援なり助力とはそう一筋縄ではない。

ka2nd Feb 22, 8:47pm
一家総出で戻るんですか…「居住できる地域」と政府が飯舘村の一部地区を認めたら@JN7TRMうちでは話し合いで村に戻ることでまとまっています


JN7TRM Feb 22, 8:57pm
@ka2nd そりゃ戻りますよ・・・


ka2nd Feb 22, 11:25pm
@JN7TRMあなた方一族は何世代も飯舘に住んできたネイティブなんでしょうね。けっこう数多い転入入植組(農業とか飲食店とか)のみなさんは早々にあきらめて再移転する人が多いようですね。>一家総出で戻るんですか…JN7TRMうちでは話し合いで村に戻ることでまとまっています


ka2nd Feb 22, 11:29pm
@JN7TRM釈迦に説法ながら、被爆症状発症スプレッドを迎える、あと2年後以降〜5年間ぐらいは、患者数や発症内容の経過観察を行ってからでも、遅くはないと思いますよ。被曝による人体汚染関連は実態が顕在化するまで10年はかかりますので…あと帰村世帯が1〜2割とかでは生活も困難でしょう


ka2nd Feb 22, 11:34pm via HootSuite

@JN7TRM我が身で思い知ったからこそ心配。あの日、矢木沢峠あたりで突風にもまれてから急に体調が衰弱し、深夜帰宅後から1週間は嘔吐に脱力にふらつきで寝込み…警戒区域内の浪江でいきなり倒れて急死したおばちゃんの報道があったばかりの頃…http://goo.gl/nN9rF


ka2nd Feb 22, 11:37pm
@JN7TRM山の頂のほうが除染土仮置き場になるので、水脈によってセシウムが麓の方々へまき散らされることを危惧する方もいるとhttp://goo.gl/w1gg2帰還して住まうつもりの方々ならばこそ、こうした情報はむしろ積極的に得て欲しい


JN7TRM 2:07am
@ka2ndこの方とは考え方も環境も違うので説法されてもなんとといえませんまた避難後も家族が時間軸では約半分以上村に拘束されている(勤務)状態で完全にしっぽ巻いて逃げた人より通勤ストレスの方が放射線ストレスより大きいです!東電保証で遊ぶのもいいですが遊ぶ金は自分の手で作らないと


JN7TRM 2:12am
@ka2nd 私の家より上流に仮置き場は作成不可能です!最上流に家がありますから!それに放射線の照射距離もいわれているほど高くない気がします!なにも考えず村に帰るなんて言っているわけではないのであしからず


JN7TRM 2:20am
@ka2ndではこちらのツイは読んでいないですね RT @JN7TRM: 自宅に置いてある線量計の値http://t.co/jfGb40Yez0
震災後からの累積線量・・・2年たっても6.5msv http://t.co/6DDj8oG6yG
一月までの月別線量・・・やっぱり積雪が影響として出てるし・・ http://t.co/CEf8SatCb3
1月までの累積線量 http://t.co/BoLXY3J6Qh


JN7TRM 2:34am

@ka2nd まぁ熱くなってしまいましたが国からモルモット扱いにされた以上徹底的にモルモットとしてデータ取りをしましょう!しかし線量率にばっか関心があって蓄積線量や行動力といったことを考慮できない人とは議論するだけ無駄だと感じています!


JN7TRM 2:36am
@ka2nd 先ほどrtしたグラフを高いと見るか低いと見るかと同じです!これが二年たった結果です!誰も持っていない貴重なデータですがね一年目のグラフもありますが見てわからない人には価値のないものです


ka2nd 3:12am
@JN7TRMうーん煽るつもりなかったんですがすみませんでした。ただ、数十年スパンの低線量被曝は線量率も累積もあまり意味をなさないのと、線量はビームを浴びた値であって線量計がある位置の参考値なので、核種を吸う・飲み込む・肌付着という値とイコールではないということをお忘れなく。


ka2nd 3:15am
@JN7TRMあとこれも煽る材料になりそうですがあえて言います。「逃げ出した村民」という言い方や、反証を提示した私のような人々への、お怒りはつらい立場であればこそ一理はあります。がそれは右翼左翼の安全危険利権抗争に組み込まれる早道ですので程々に…冷静に距離を置くのがベターです


ka2nd 3:21am
@JN7TRMなぜ伊勢には原発が来なかったか…霞ヶ関と右翼左翼が「いつもどおり」左右に分かれて住民を煽って利権抗争で地域を分断しようとあれこれ仕掛け、しかし住民たちがあまり乗らなかったからです。政府と右翼は安全側に傾いたあなたに意見が合わない人を憎ませ蔑視させようと仕組み続ける


ka2nd 3:24am
@JN7TRM NORKUROXさんにもいろいろと明かしたとおり、国政や学界など方々と通じ世間を動かしてきた過去10年間でした。ものを知らずに言っているわけではありません。多少は事情通である私の言うことも、今すぐわかれとは言いません頭の片隅にとどめておいてくださればそれで十分です


JN7TRM 3:55am
@ka2nd 国政は農家を軽視しすぎていますからわたしは嫌いです!


ka2nd 4:15am via HootSuite

@JN7TRM一点お伝えを…事故直後、撤退ムード蔓延、除染を大々的にやるとか試験や事業化するとか無理だと、そういう諦観が政府内部でさえ支配的だった時期がありましたが、そこを押して今の大規模除染事業実現へ奔走した人々がいたことはお見知りおきください…あれなくして今の飯舘村はない


JN7TRM 4:20am

@ka2nd 私は民主党を評価しています!酷評しているかたもいますがあの状況では対応の遅れはしょうがないかと自民党ではもっと隠蔽されて今の状態ではすまなかったと思います



NORKUROX Jan 16, 12:46am
@ka2nd NHKヨウ素拡散シュミレーション見ていただけたでしょうか? 国と東電はとてつもない隠蔽をした事がよくわかります。


ka2nd Jan 16, 1:06am
私は震災直後からずっとネットで情報収集し専門各位と疎通し2ch関連スレも常駐…ヨウ素拡散状況はリアルタイムで把握してました。政府箝口令のないネット上で知った人は多かった@NORKUROX NHKヨウ素拡散シュミレーション見ていただけたでしょうか? 国と東電はとてつもない隠蔽を


ka2nd Jan 16, 1:20am
@NORKUROXあの当時のネット上の識者やネチズン総論のメジャーな意見は「一連の報道から政府対応の時系列を整理すると、まるでヨウ素被曝を検査させないで証拠となるデータを残さないための対応」。重い腰を上げて一斉検査し始めたのが夏でしたね、半減期一週間なのに


ka2nd Jan 16, 1:25am via HootSuite

@NORKUROX ヨウ素セシウムより低融点でガス化が早く飛散も速い。大気飛散も爆発事故の序盤でほぼ終わってしまう。夏にやっと検査するなんてヨウ素を計測したくなかったとしか…ただでさえセシウム以外を無視した政府発表が蔓延している http://t.co/Mtj2toYj福島「線量0」の子でも実は被爆・政府は保護者に通知せず


NORKUROX Jan 16, 1:16am

@ka2nd 恐れ入りますm(__)m


 ◇


google検索:芦浜 原発


http://nitiban.blog.ocn.ne.jp/blog/2011/08/post_5625.html
80年代後半から悪質な推進工作が始まりました。堀内さんが証言します。

「中電は借金をかかえた漁師にカネをちらつかせ、切り崩した。バスで原発視察旅行に連れて行き、日当まで出した。いつもタダ酒を飲ませていた」古和浦漁協理事だったOさん(72)とKさん(70)夫妻の自宅には、昼夜とわず無言電話や脅迫電話が。頼んでもないダブルベッドなどの商品も次々と届きました。「電話が鳴らないように電話線を抜いた。両親が入院中だったので、つらかった」と紀子さんは振り返ります。

切り崩しが進行していた91年、手塚征男さん(67)=現、南伊勢町議=が移住立候補し、南島町に初めての日本共産党町議が誕生しました。「手塚さんが当選し、議会が活発になった」と堀内さん。

海山町紀伊長島町の反対運動の特徴は、労働者や住民、漁民がいっしょになってたたかったことだ。ふたつの町には当時、日本共産党の町議がおり、住民の相談を受けいっしょに運動した。その存在感は大きい」

海山町紀伊長島町で住民の抵抗をうけた中電は、64年7月に芦浜に決定しました。ところがここでも1面でふれたような漁師たちの強い反対にあい、当時の田中覚知事は67年9月に芦浜原発をいったん「終止符」をうつと宜言しました。

しかし77年になると目は、「終止符」になったはずの芦浜を「重要電源」に指定。田中龍夫通産大巨(当時)が南島町、紀勢町に原発への協力を要請し、国主導で原発計画をよみがえらせましたが、失敗したのです。

00年に北川知事(当時)が芦浜原発の「白紙撤回」を宜言した後も熊野灘住民の原発反対連動は続きました。


亡霊のように

中止に追い込まれても"亡霊"のように現れる原発計画。中電は今年2月、2030年までに原発の新規立地をめざすと公表しました。

南島町で原発反対運動をしてきた無所属の上村康廣南伊勢町議(64)は強調します。

「中電はまだ原発をあきらめてない。そのためには、政府の方計を原発中止に変えさせるしかない。俺らの世代で原発とのたたかいは終わらせないかん」


違法行為も

さらに東北電力は飲ませ食わしての住民懐柔作戦まで・・・・・

ピールや弁当付きで住民を原発推進の「ミニ懇談会」に参加させたり、原発施設見学と温泉旅行やフランス料理をセットした格安ツアーに誘ったりしました。さらに違法な「白バス」を使っての柏崎・刈羽原発の見学までおこない、大きな間題になりました。


http://ameblo.jp/jun109kai/entry-11126149462.html
芦浜原発建設阻止に尽力した上村町議が・・・
胸に打たれた跡、南伊勢町議死亡 車内で、銃暴発か


http://daemon.co.jp/~nagai/kenminkaigialles/annkoku.htm
身体的危害、暴力

今回、組合長を負傷させた推進派幹部(冒頭に記した)め子息などに2回、自宅に踏み込まれ、暴行を受けた。1回目は、肋骨と歯などを損傷、2回目は胸ぐらをつかまれ衣服を破られた。警察が駆けつけているのに家の車のバックミラーを破壊したが、「逃亡のおそれなし」とのことで、逮掩もしない。罰金刑程度で済まされたらしい。

今回の組合長への暴行事件直後(当日)推進派幹部から「今度はお前の番や」と言われた。

町外から原発反対のビラを配りにくる人達が取り囲まれ、ビラを取り上げられ投げ捨てられた。車で追いかけられた人もあった。

●推進派住民が紀州犬を放し飼いにし、住民に被害が出ているにもかかわらず、伊勢保健所は「被害届が出ないと動けない。黙って犬を連れていくと窃盗になる」と放置。その後、この犬に噛まれ1週間のけがをした。保健所はあわてて犬を他所へ移したが2,3日だけで戻ってきた。県庁まで行っ亡抗議したがナシのつぶて。警察も保健所もまったく頼りにならない。
目次


人格のじゅうりん、平穏な生活の破綻

女性に「わりゃ一。j、と罵声、深夜、家の前でわめかれる。

漁協総会て組合員資格委員が「前に出ろ」と立たされ、役員は「アホ」呼ばわりされる屈辱を受けた。

原発をめぐって親戚づきあいもズタズタ。中電などによる飲ませ食わせの横行(旅館でのドンチャン騒ぎを背に一般漁民は黙々と働いている)。


あれだけ事故直後のさまざまな汚染除染基盤整備や、様々な放射能検査機器・原発事故現場向けのハイテク機器開発の推進…などをさせておいて
今になってすべて忘れて、衆院選も含めただの右翼左翼利権抗争になってしまって
民主党は悪いこと”しか”しなかった、ただの無用の長物だ」みたいなマスコミ工作を展開するのも、ずいぶんと厚顔無恥であり、罰当たり確定な詭弁であるとしか、おれにいは言えないよ。
だます奴らも悪いし、こんなわかりやすいデマにだまされる市民たちも罰当たりは免れまい…流される方も罪あり。


上の伊勢の原発抗争でわかるとおり、自民と右翼のコンビは組織暴力で反対側を脅しつつ、味方になる市民たちを”接待漬け”にするでしょう…そんなニセ復興がはたして中身があるものになるのか…
あのスマイルプリキュアでも、そういう選挙戦の回があったけどね…


弾圧とか抗争で嫌がらせを行う連中が、どんなことを執拗に仕掛けてくるか、端的に。伊勢・芦浜のケースと似てるよね。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130216/1360975064
http://www.youtube.com/watch?v=6PtBFfInVk8
つまり東京都青梅市には利権抗争の根深さがあり、両陣営の工作員や組織がすっかり各地区に定着し充実しちゃってると言うこと。だからあちこちからすぐ敵兵がわいてくるし、練度の高い攻撃を繰り返す。
青梅市はヤバイ。住まない方がいい。前々回の衆院選では民主党優位だったのに民主や国民新党のポスターが破り捨てられ、自民圧勝した空気の読まなさ。


それはさておき…一家して飯舘村への帰村を決めて
今でも飯舘村の製作所に勤務し
近隣で釣りをしてそれを食べており…
(20km南の原発付近で捕獲された魚から何十万ベクレル…)
(カレイなどの海底魚=泥とセシウムは結合するので生態濃縮が進みやすい魚種)


彼の今後が心配だ。

JN7TRM Feb 23, 12:41pm
今日も晩飯確保http://t.co/B8akoPGQCZ


Feb 23, 1:20pm
追加でカレイがつれたhttp://t.co/PruluGaIlw


JN7TRM Feb 23, 3:15pm via jigtwi
@TuriesaHouryou 今日も絶好調でした http://t.co/W5AYcOWqpJ


JN7TRM Feb 24, 8:21am via web
@Mseimei @yoshi0244 うちは家族がよき理解者だからまだ安心・・・これが話が割れるとまだストレスになると思うし少しでも情報を集めないことには・・・ただしあるのは悪いものばかり・・・良いもの悪いものを見極めていかないとなんですけど・・・

まぁ…「釣れた釣れた」ってのは、2ちゃんねるネット右翼創価の根城の、人を馬鹿にして煽っているときに相手の反応を楽しんでることを示す定型句だし、
会話してる相手isiijvはどうやら右翼系人物だし、

JN7TRM Feb 23, 2:19pm
まぁね RT @isiijv: 釣り放題w RT @JN7TRM: 追加でカレイがつれた photozou.jp/photo/show/126…

実はJN7TRMも右翼系プロ市民なのかもしれないが…
都会だと「ばっかじゃないの」程度のネット右翼界隈も、田舎に行くとけっこう単純な若い奴らがかぶれていたりする。
原発推進右翼側の人間や一家ということなら、意地を張ってでも帰村したり魚を釣って食べたり飯舘村の職場に勤務したりもするだろう…南相馬にも同類がいるのは確認している。ツイッターIDはnisi617




おれはもう、余生を何か仕事とかに取り組むことに費やすならば
福島の汚染問題がらみ以外は、ありえないとあきらめている。


多くの人たちが震災と原発事故で人生が変わった。おれもそうだ。
このブログだって震災前は原発なんて項目はなかったしただの趣味のブログだった。