ヤマトと体制が違うからだ。
・拠点支店が少ない
・北関東から多摩地区の場合など、いちどお台場あたりを経由して仕分けられ、昭島へ流れてくる。
・たとえ地元支店にきても、今度はドライバーが少ない（巡回先が多い）ので、ヤマトに比べ「ええ、そんなかかるの？」数時間か半日遅くなる。
佐川を選ぶ場合、このようなデメリットを頭に入れておくべき。
また
・小荷物専用ラインが無い
ので、トラック部品や工事現場の柵といったの『一畳サイズ』の品と一緒に仕分けられていることにも留意。
大柄の品は、乱暴にひきこまないとコンベアを流れていってしまう。（大汗のあまり１勤務で２L飲むぐらい）
あまりに取り漏らしが多くなると怒られる。
だがその次にヤフオク小物サイズがくると、どうしても力加減が調整できない時もある。
これがヤマトのラインだと、大柄家具もの、ヤマト便など、サイズ重量得意先別で、かなりラインが分かれている。
反面、小物もものすごいアイテム数になるので、今度は乱暴に迅速にぶっ詰む戦いになる。ピラミッドやジェンガのような。
ほぼカンフーの殴り合いそのままで、手が止まることは許されない、常にクロール水泳のように回転している。
おなじ乱暴でも、ヤマトと佐川はダメージが違うのだ。
佐川のは、ボディーブローや相撲のはたきこみみたいな、体重と慣性力をかける重量級の必殺技。土建や、要求スキルは、大型車や建機の製造ライン、家具取扱いの倉庫みたいな。
ヤマトのは、軽業師、カンフーマスター…ひいていえば製品組立てや製本やサンプリングなどに求められるスキルと同じ。（むろん重量級のラインに行けば佐川と大差ないが、重量物に専念できるぶん安心）
