先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

皆さん知らなかったの? クール宅急便、常温で仕分け

佐川があのロゴマークみたいに走って逃げるとき「さらばヤマトの諸君」と言ったとかなんとか…アマゾン撤退 最近は佐川の兄ちゃんたちデスラーみたいに顔が青い人が多いような

ヤマト運輸業界のハッピーさんでしでし。クール便で届くプリンがおいちいでし〜〜〜
さいきんはちょっぴりまじってるセシウムさんが、ピリッとからいでしよ〜〜〜ストロンチウムさんはニガいでし〜〜〜

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/TKY201310240371.html
fukumimi2002 fukumimi2002
ね、猫は寒いのが嫌いだから・・・ 2013/10/25

そんなことないニャ!
http://goo.gl/GPESkH



 ◇


ベース支店で仕分けやってたから、数年前から知ってた。
まだベース支店は拠点だから大きな倉庫なので、ずいぶんマシだけどな。
お住まいのお近くの営業所は…小さい倉庫が一つだけなのをみれば…想像つかない?
うちの最寄りの営業所に荷物持ち込みに行ったら…ただ寸胴のプレハブ倉庫で、あれぇ、クールフロアはどこ???って状態。


冷凍便はまだいいよ、しばらく溶けないし。
問題はクール便だ。あっというまに常温近くなる。


戸田市の北東京ベースや朝霞ベースは、クールはクールフロア=冷蔵庫室内で扱ってたけど。
これが台場の東東京ベースや大井の新東京ベースとか、昭島ベースとか、あっちになるとまたわからんね、ベースは大丈夫かなぁ。
目黒の山手通りの方にも小さいとこあったよね。
ましてもっと末端側の営業所となると…


これが宅配ドライバーの車載になると、冷凍便はドライアイス、クール便は蓄冷材だけだから
これまた「庫内温度」はばらつきが大きいだろうね。
いわゆるトヨタのクイックデリバリーは電源冷凍庫完備してるのかなぁ。


北東京ベースは1階層の半分丸ごと冷蔵庫フロアだからまだいいけど(寒いよー〜)


多摩川のほとりの昭島ベース(近くで谷垣総理が自転車ですっころんだとこ)で2回ほどアルバイトした限り、あそこはそういうフロアがなさそうにもみえるが…いや気のせいだな。
戸田はキッツイ人間関係があんまりなくて、昭島はいかにも山に囲まれ閉じた田舎っぽくて社員が陰口でねちねちいじめてくるし、左派左翼っぽいアルバイトはすぐ感づかれて社員数名に集中攻撃食らうおっかない土地柄…青梅や奥多摩の方までずっとそう。そんな土地柄だからヤマトの契約社員が、派遣登録アルバイト企業が派遣してきたアルバイターに業務上の度重なる怨恨で刺されて死亡って事件が2007年に発生(ヤマト服の契約社員を、グッドイルとかウルキャストとかのバイターがブスッってこと)…戸田では居心地いい方で何年も出入りしたが、考えられんわ。でもたった2回アルバイト行っただけの昭島については「あー…やっぱり」としか思えん。これがおなじヤマトなのかと愕然としたし、右翼の息のかかったヤマト服(さんざん陰口言いまくり…やろうぶっころしてやるとかアカやろうとか許せないやつだとか、背後でうっさくてかなわん)を刺してやろうかと思うほどむかついたし…すげえ陰口とか嫌がらせがうまいんだよこの地方の部落民は。
すんごい閉鎖的田舎部落体質で(当然、低所得の僻地部落民が顕著)、山梨県なんだとよく言われる、立川より西は。砂川事件とかで部落抗争が根付いてるみたい。青梅市青梅駅周辺はあきらかに捨てられて廃れて高齢化と同和部落化とカルト化が進んでるけど、まるきりアパッチ野球軍そのものだよ、嫌がらせ的住民性が。2ちゃんのまちBBSの河辺スレの10年間ログをあさるとわかるが。アパッチ野球軍の世界観と、青梅周辺の鉱山発展史やダム建設の土地柄はこれまた酷似しているし…宮ノ平駅って鉱山の引き込み線があったんだぞ。


まぁどこのベースも足にプロテクター付けるから、全員北斗の拳だけどね。いったん争いが始まると肉片や血しぶきだらけになるのが普通。そりゃあ明日を見失ったりするさ…http://www.youtube.com/watch?v=7GVVimZax-g http://up.b9dm.com/lz/12550.html


冷蔵フロアをそもそも作ってない支店や営業所では、常温フロアでしか仕分けが出来ない…
だから
・設備投資が膨大になる
・設備追加に時間もかかる
単純じゃないよ。
どのみちクールフロアつくったら、専門の仕分けさんも最低一人確保しないと。


というか
クール専用コンテナ台車(蓄冷材仕様と、電源付き冷蔵庫仕様がある)と、冷凍専用コンテナ台車(ドライアイス仕様と、電源付き冷凍庫仕様がある)があるんだが
なぜ使ってないんだろうな動画では。見かけた記憶がないので。
常温で仕分けるなら冷凍コンテナ台車と冷蔵コンテナ台車を並べておかないと…繁忙期でベースと店とでローテーションが破綻して不足しちゃったのかな。


動画の冒頭、保冷コンテナが開けっ放しは、べつに「冷蔵庫フロア内部」ではかまわないんだよ。
室内が10℃以下なんだから。もし大気開放の常温フロアなら大問題だけど…やるとすれば入口側と出口側の中規模以下の営業所だろうな。
じっさい動画の現場の様子はあまり緊迫感がないけど、中継側であるベース拠点は地域のすべての荷物がくるからこんな緩慢じゃない『修羅場』だから。本当に腕を回転させると止められないよ終業まで。


…それと「行商」もあぶないよ。10℃以下冷蔵と書いたスイーツを保冷バッグに銀マットカバーだけで真夏に売り歩く…
買ってみると明らかに25℃以上に暖まってる。
やり方次第で庫内10℃は炎天下でも可能だが、普通のやり方じゃムリ。専門機材と言うより、技術と知識が必要。売り子当人次第ってこと。熱交換性を下げる工夫とか、遮熱遮光性をアップとか、保管庫(半解凍)と売り庫(7℃ぐらい)で分けるとか…循環水冷式にするとかな。いまはLi-ionとソーラー風車があるから電源式冷凍庫の携帯は余裕じゃなかろうか。


生肉は買ってから持ち帰りまでの常温時間の長さで明らかに悪くなるのが早まるし
(夏はスーパーの袋内部に氷袋を添付し生肉パックの上にかぶせる、冷蔵庫を信用せず庫内では生肉パックの上に蓄冷材を置く)
加工食品によっては大したダメージにならないし
難しいところだね。
なんにせよヤマトと佐川、あるいは食品流通倉庫でのアルバイト経験は、食品保存についてかなり勉強になった。大井のヤードに出入りする食品輸送トラックに同行したりドッキングを手伝ったりとかね。


佐川は東映におなじ右翼企業なので、仕分けラインは極道や右翼団体の最底辺構成員の若いやつばかり。そして右翼や極道とモメる身分になると手配かけられて、佐川経由で届く荷物がらみで様々な嫌がらせを仕組まれる。宅配ドライバーもそのひとりになる。だからいっとき右翼団体と戦争沙汰になってた頃はネット通販は佐川NGにしてた。東映も右翼極道企業なので、たとえばAという俳優がA極道組のかわいがられて有名になって、数年後にBという俳優がB極道組にかわいがられて有名になる時代が来るとそのときにA俳優は様々な嫌がらせ工作を仕組まれて、最悪は死んだり、よくて降板沙汰になったり、お父さんが山で遭難する羽目になったり、ニコニコでいやなこと晒されて半狂乱になって飛び出して車に轢かれたりする。B極道の天下の時代では、A極道の息のかかった俳優の多数が連続してそういう目に遭わされる…だから東映に仕事をもらう俳優は覚悟しておかないと。

http://www.asahi.com/articles/TKY201310240371.html
クール宅急便、常温で仕分け ヤマト運輸、荷物27度に

2013年10月25日01時00分


【動画】クール宅急便、ずさんな温度管理=ヤマト運輸関係者撮影

写真・図版クールの荷物を取り出すたびに開閉すべき保冷用コンテナが開けっ放しになっている様子が映っていた=ヤマト運輸関係者撮影の動画から


 【中村信義】宅配便最大手ヤマト運輸の東京都内にある複数の営業所が、「クール宅急便」で預かった荷物を外気と同じ環境で仕分けていたことが、朝日新聞が入手した動画などからわかった。同社は「食品の安全にも関わり極めて不適切」として、基本ルールを徹底するよう全社員に通知するとともに、実態の調査を始めた。

「いちいち開閉しない」
ファミマでも

 ヤマトの複数の営業所内で撮られた動画には、保冷用コンテナが開けっ放しになったまま、作業員が仕分けをする様子が収められている。「冷蔵」と書かれたシールが貼られた荷物がコンテナ外に置かれたままになっている場面もある。

 現場をよく知る同社関係者が今秋に撮影したこの動画を、朝日新聞に提供した。この関係者は8月に、温度の変化を測定・記録できる機器をクールの荷物の箱に入れ、自ら発送。その記録によると、午前6時台までは11度台だったが、7時40分前後から上昇し、50分ごろには20度を突破。8時10分前後に27度を記録した後に徐々に下がり、8時50分前後には再び11度台に戻った。

101: ドラゴンスリーパー(SB-iPhone) 2013/10/25(金) 02:46:18.09 id:URhFrnM/i
大型の冷凍車ドライバーだけど、
食品の温度管理なんて、場所によっては酷いものだよ。

この件だって、本当に氷山の一角。

安いて事には何かしらの理由があるんだよ。




4. 名無しのジャック
2013年10月25日 04:31
常温にさらされてる時間が1時間未満みたいだし
これくらいなら冷凍のものは平気でしょ
まだまともなほうだと思うぞ


10.  
2013年10月25日 07:41
>>7
街中の小さな営業所(センター)全部に冷蔵施設作れってのか?そんなスペースないわ都内じゃなおさら
たとえ物流倉庫(ベース)で冷蔵ゾーンあってしっかりやったとしてもセンターで中元時期じゃ都内とか荷物多いとこうなるんだろう。開け閉めしてたら間に合わん。もちろんよい事ではないが。
物流なんて底辺でろくでもない業界だぞ。零細の運送業者や下請けなんかもっとひどいだろ

生ウニなのに仕分け場所=トラックのコンテナ室内が20℃とか、な…


ただ、ペーハーや熱エントロピーでわかるとおり、
大量の物質には「緩衝作用」というのがあり、お互いに作用し合ってなかなか動揺しない…
つまり冷やされた物品が大量に隣接し合っていると、お互いに中々温度上昇しないんだ、
雪山で遭難したら身を寄せ合って暖まるように。


ただしペンギンの群れと同じで、一番外側から海へ落っことされる…つまりぬるくあたたまっていく。


かようにヤマトのクール便は蓄冷材やドライアイスと言った冷媒依存なので
結露して庫内の品物がびしょ濡れになったり…しかも百貨店からの大量お歳暮がぜんぶ…
配達するまでに乾かせてればいいが…


コンテナ台車にきれいに効率よく積んでいくのも「職人の腕」だからな〜
バイトによってはものすごいひどい積み方をするし、やり直しを他の人がすることも…


やっぱね、ムリに偉くなろうとして組織犯罪の仲間入りするよりも、がんじがらめで人形劇の総理しか出来ないよりも
カムイ伝草加竜之進みたいに、底辺で実際を見て味わっていかないとね。


 ◇


続報
あくまで聞き取りだから、実際はもっと多いぞ、正直に答えたらクビになりかねんし。
おれも配達側のアルバイトもやれてたらもっと詳しく教えたんだが。
とりあえず茨城県西の営業所で面接受けてみたら所長が死んでるようなすごい肌色悪いし目が死んでるし精彩を欠くし…その場でこわくなったのを悟られて不採用になった。相当に無理がたたってるんだろうな。

http://www.asahi.com/articles/TKY201310250397.html

クール宅急便、200カ所で常温仕分け ヤマト運輸

2013年10月25日20時32分


写真・図版会見で謝罪するヤマト運輸の森日出男常務(左)ら=東京都千代田区


 ヤマト運輸の複数の営業所が「クール宅急便」の荷物を常温で仕分けていた問題で、同社は25日に都内で記者会見を開き、全国の営業所の5%に当たる約200カ所で温度管理のルールを守っていなかったことを明らかにした。森日出男常務執行役員は「二度とこのような事態を招かないよう品質向上と信頼回復に努める」と述べ、謝罪した。

 朝日新聞の報道を受け、ヤマトが25日に全国の営業所に緊急の聞き取り調査をしてわかったという。

 同社は1本の保冷用コンテナの荷物を5分で仕分けるとともに、荷物を取り出す際は外気に触れる時間を30秒以内にするという手順を定めている。聞き取りでは、この時間を超えて荷物を常温の状態にさらすなどの実態がわかったという。

 ただ、同社は各営業所で具体的にどんなルールの逸脱があったかなどについては、「詳細を調査中」と述べるにとどめた。

 会見では、コンテナを5分以内で仕分けるなどのルール自体に「無理があるので、できないのか」と問う声も出た。森常務は「可能だと思う」としながらも、「改めてルールを見直す必要があることも認識している」と述べた。

 今後、さらに精度の高い調査を進め、11月中に抜本的な対策を公表する。

拠点ベース店だとねぇ。冷蔵室温フロア(5℃ぐらいかな)ではクール便のコンテナ扉は開放、冷凍便コンテナはドライアイスを入れるのと電源付き冷凍庫はプラグを差し込んで、扉はその都度開け閉め。これは徹底してる。さすがに仕分けの総本山、将軍のお膝元、だから。うっかり開けっ放しだとドライアイスの冷えが庫内から漏れるので怒られる。冷蔵庫温度の部屋ですら…
だから配達営業所で常温で開放ってのはかなり「ゆるんでる」。


たのむから、おれたちが拠点で必死で馬車馬のように仕分けたそれを、ぞんざいに扱わないでくれ…
へたすりゃ13時間ずっとクール室だぞ…しかも夜勤明けで。おれは常温フロアの引き込みラインの一画に一人足りなくてもヤマト服のエキスパート顔負けで仕分けていたよ、しかも8月の一番暑い夜でも…足下には2Lアクエリアス
エキスパートクラスが区画当たり最低一人いないと「パチンコの大当たり後」みたいにどんどん荷物がラインから引き込まれて「あふれかえる」からね、配達地域によっては。空港の手荷物受け取りとラインシステムの外見は同じで、1万倍ぐらいのアイテム数と思えばいい。空港でのんびり待ちながら1〜2のトランクもらえばいいものを、ヤマトのラインでは休みなしで秒間1アイテムを引き込み(さらに自動引き込みラインもある二重構成…こちらは軽いアイテムで機械仕分けなのでドッサリくる…たまりすぎると検知して機械が止まっちゃうので怒られるのと応援がくる)、1秒2アイテムをコンテナへ積んでいく。波はあるけどね、到着順で流れてくるから。1区画が終わると別区画へ移動しておなじことの繰り返し。
配達店の社員もアルバイトも、一度はベースでの仕分け作業に研修で入った方がいいぞ。申し訳なくていい加減なことが出来なくなるよ。

http://www.asahi.com/articles/TKY201310240729.html
扉開けっ放し・箱は常温で置きっぱなし クール宅急便

2013年10月25日05時00分


写真・図版クールの荷物を取り出すたびに開閉すべき保冷用コンテナが開けっ放しの様子が映っていた=ヤマト運輸関係者撮影の動画から






 保冷用コンテナは開けっ放し、「冷凍」や「冷蔵」のシールが付いた箱は常温で置きっぱなし――。朝日新聞が入手した動画には、ヤマト運輸クール宅急便が、一部の営業所で常温のまま仕分けられていた様子が映っていた。ヤマト関係者は「猛暑が続いた今年の夏も外気と同じ環境で仕分けていた」と証言し、食の安全上からも問題視する。

常温で仕分け、動画も
ファミマでも

 動画は9月に東京都内の複数の営業所で撮影されたという。いずれも高さ1・7メートルの保冷用コンテナが5〜10本ほど映っているが、閉じた状態のものは映っていない。仕分けに当たる作業員が数人いるが、誰も扉を閉めようとしない。

 床などに「冷凍」や「冷蔵」と書かれたシールが貼られた荷物が置きっぱなしの様子も映る。動画を撮ったヤマト関係者によると、このコンテナは5分で仕分ける決まりだが、「そんなの無理だし、自分が知る限り、いちいち開閉する作業員は皆無」と言う。

 ヤマトが1987年に業界で最初に始めたクール宅急便。物流業界の同業他社も相次いで参入し、成長が続く。その中でも圧倒的なシェアを誇るヤマトは、2000年代から需要が伸びている中国でもクールを展開し、今も「ドル箱」(同社元幹部)の一つという。

 だが、クール宅急便をめぐっては11年12月下旬、兵庫県尼崎市の西大阪主管支店で常温で運んでいた事実が発覚。ヤマトは当時、寒波による交通渋滞などで配送に乱れが生じ、冷蔵設備のある車両を確保できなかったためと説明していた。


じつは東電の事故原発廃炉作業並みに『悲鳴を上げていた』
クール宅急便
そりゃ2番手の佐川もあちこち撤退するわ…
業界の見直しだね。業界がふくれあがりすぎてダンピング要求に応えきれなくなってる。
インフレ誘導なら、アイテム数を減らして値上げして付加価値を付ける…難しいけど。ニーズもないし。
デフレ維持でもなんとかして収益確保手段を増やさないとならない。

http://www.asahi.com/articles/TKY201311040271.html
クール便、配達時も常温 繁忙期に多発か ヤマト運輸
2013年11月4日22時46分


写真・図版ヤマト運輸の従業員が証言した配送の事例


 「クール宅急便」の荷物を常温で仕分けていた問題が発覚した宅配便最大手のヤマト運輸で、配達でも社内規定を逸脱した温度管理で荷物の温度が上がっていたことが、約20人のヤマト現・元従業員の証言でわかった。同社は仕分けや配達の手順を全面的に見直し、11月末までに対策を講じる。

 証言が多かったのは、中元や歳暮の時期に配送車に備え付けた冷蔵・冷凍庫にクールの荷物が入りきらず、常温のまま届け先に運んでいたという内容だ。

 東京都内の営業所のドライバーは「昨年の歳暮時期、ハムの箱が冷蔵庫に入らず、常温で運んだ」と話した。昨年までヤマトのドライバーだった30代男性も「冷凍ギョーザが冷凍庫に入らずに溶けて苦情を言われた。繁忙期に荷物が入りきらないのは日常茶飯事だった」と振り返る。


http://www.asahi.com/articles/TKY201311040296.html

クール便、現場は悲鳴 「時間指定」も負担大に

2013年11月5日07時38分


写真・図版ヤマト運輸が配送に使う自転車・台車



 仕分けや配達時のずさんな温度管理が発覚したヤマト運輸の「クール宅急便」。ヤマト関係者は本社が定める作業手順が「現場の実態に合っていない」と問題の背景を語る。「時間指定」などの顧客サービスも重い負担になっているという。

クール便、配達時も常温

 中元時期の7月の昼ごろ、東京都内の営業所に勤める男性が、配送車の荷台から取り出したクールの荷物はぬれてぐにゃりと曲がった。「溶けてるな」と感じたが、水滴を拭いてごまかし、届け先に運んだ。繁忙期は荷物が増え、冷蔵・冷凍庫からあふれ出す。「夏でも庫外に置くのは当たり前。溶けるのも仕方ないという感覚だった」

 本社のルール通り、保冷剤を配送車に持ち込み、庫外にあふれ出たクールの荷物のそばに置いたが、冷やすには不十分だった。男性は「本社の考えは矛盾している」と話す。