先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

ネェル・アーガマ 量産開始、手渡す相手全員が友人同人

(以前のエントリーはこちら)
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100514/1273763122
今度こそさすがに完成やろネェルアーガマ


※高精細の画像設定資料が不足しています。
細部形状がよくわからんままです!
雑誌など、提供してくれる方を、募集したいような…うーん


10lotのみ限定生産
UC版準拠:6lot
ZZ版準拠:3lot
完成見本(塗装済)として非売:1lot


流通経路(友人募集):オク
個別カスタマイズオーダー:相談


コスト=値段(目標値):3000円以内
まるで最近のGPレースだな…”趣味”とは金が湯水のように消えるものです。
楽な趣味はないがラクシュミという神はいる。


塗るのも
けがくのも
形状改造も
おれに依頼されるよか、商売で受注してる模型店モデラーのほうが
ずっとうまいとおもうので。
あとは、どういう人にいくらで頼みたいか、ユーザさんのお決めになる話ね。


おれは、へただし。
過去20年中3年くらい飛び飛びでキット素組でやっつけ塗りしてきただけの人だからねw
ネェル以外、ガレキ歴皆無ww


 ◇


権利設定のある事物をネタにした商業行為に際しては、
版権取得が不可欠です。


翻ってプラモデルには、すでに版権付与済みです。


まあ色々グレーの領域で論議はあるでしょうが、
実態は、プラモデル改造には大目、ということになってます。
のほうが、ガンプラの売り上げや宣伝にもなる、ってことですかね、たぶん。


HJとバンダイがらみの、原型とどめないオラザクとかでも、
むしろ大いに”出品”されますからw


だからアーガマをあえて流用するのは
リスペクト
手法や可不可の提示
色々と意味があります。


当然、あまり精巧にしないのもコストを上げないのも
遠慮や配慮、相手(誰?)に引け目を感じてますよサイン、でもありますよ。


つまり、
明らかに儲けのでない、原材料や移動交通コストに毛の生えた値段設定や
「10lot限定」
にとどめる生産計画。


しかし、模型業界に新風を吹かせ、新たな分岐を増やす、
ルーツになるという魂胆も込めている。
よくわかりませんねwここまで色々と込めると。


 ◇


当然、おれがこさえたキットを、おれが入手して
おれがディティールアップして、フルスクラッチに変更して
ジンキャスト依頼して
即売会で高価格で売る、ことはできるけど


現状の、席代だけで3万とか、版権審査がまるで高慢ちき役人っぽいとかその版権料も高いとか
あの惨憺たる現状には、あまり興味を引かない…
そりゃ、高価格に目をつけた右翼系とかが造形(合法)も転売(違法)も、両方同時に手を出すわけだよ…よくある政官財+やくざの、利権的な水面下のつながりが、ここにも…


 ◇


企画会議中の1ショット
脳内常務取締役
脳内技術部主任
脳内営業部長
脳内モデラーズチーフ
脳内ヒラモデラー


大人数でむさ苦しい会議室ですw


量産に適し
かつ品質は保ちつつ
しかし、ユーザが手を加えやすい構造に


まとめてます。


初回生産分3lot(UC:2 ZZ:1 うち1が完成見本いき)の
ラインアウトは、6月末。
初回生産開始は今週末。


いかに、簡潔に迷いなく、チャッチャと生産できる体制を整えるかに、かかってます。
これは工場なのです。
製造業大手なのです。
劇団ひとりとはいえww


これまでの社会経験で見知った手法を、
惜しみなく、しかしものぐさに、投入します。


今回は普及生産品…あくまでシビックです。
レジェンドではないのですから。


1万円以上取れる
大型で
精巧な
クラッチ・ビルド品となると

また全然、異なるアプローチが必要なのです。


ちなみに日産ゴーン体制とも昔から仲いいですよw
ついでにいうと、今年にはいってホンダとは大げんかして袂を分かっておりますw


 ◇


イエローサブマリンで、楽しいワルい連中に取り囲まれすごまれながら


エバグリのプラパイプ6.3mmをゲット。
ためしに田宮5mmプラ丸棒を差し込むと見事にピタっと入る…
これは、これはつかえるでぇぇぇぇラクできるでぇぇぇ
分量的に、1袋3本で
UC版ネェル×6が作れて、
その余りでZZ版6体も作れる計算。
最大12体だな。


ZZ版はラクでよさそう…
小学生の時でもなんとかなったし
材料費かからない。工程が少ない。


ついでに、在庫があったアーガマも買った。
巣組のアーガマにして形状だけいじって遊ぼうか悩む…(まだアーガマとしては作ったことない)


しばらくは、何を作っても、習作、練習台だね。
数をこなさないと。何でも色々と試したり、真似てみないと。吸収を重ねる。
やっすいキットを買ってきては仕上げては売る、の繰り返しだな。




6/1
あと5日間でUFOが墜落してくる…
霊媒師で予言者であるおれにはわかるのだ…


さっそく、アーガマを組み上げる。
ネェルにとって、
素材であり、原点であるから、これは大事な取組みだ。


流用でなく、組むのは初。案の定、不満が噴出した。


アーガマを僚艦として4体付き添わせると
なんか無敵艦隊っぽいかも。


バリ取り、面合わせ、白以外だけの簡易塗装で
1000円でオクろうかな。いかに送料を安くできるかがキー。


プラモだと、ブリッジの首はただ沈下していくスライド式だけど


設定では確か、ダチョウやキリンが前方下方へ首を垂らすような、
首振り方式だったはず。
だからリアビュー設定画では、前に首を振ったように描いてある。
本当はそこまで再現すると、よりリアル。



夜半
また少し、仕様策定のため、新たな手法や改善点発見のため、
モックアップとにらめっこ。1時間くらい。


だいぶ新たな発見があった。
モックアップはセンターカタパルトデッキ、長すぎ…
左右カタパルトは身長高くなり、翼ついてる面は逆に下がって、ツラ位置になって…


的な再発見からの
加工方法の見直し、詳細策定


アーガマの本体エンジンブロックは切り離し、最適な位置に取り付けなおすか
・センターカタパルト周辺のパーツの位置関係、だいぶわかってきた
・アニメ版に近づけるならこう、小説版に準拠するならこう…
 小説版…左右カタパルトと、本体の間に、なんか板状のモノが挟まってて、隙間が大きい。ブリッジのアンテナは突起を避けて左側にずれて装着
 アニメ版…左右カタパルトは高さも幅も広い、左右エンジン部はとにかく縮めて押し込んである
・左右エンジンのマウントは、アーガマからパーツ流用することにしよう

…こうしたコツは、説明書に書いてあげて、ユーザさんにやってもらう。
大手ガレージキットだって、いくつかの部品を不足させて、ユーザに用意してもらったりしているし。


おれも完成見本として、初ロットのひとつを使い、細部を作り込むが
おなじようなことをユーザさん、同人の人々にもやってもらう。


・CADとはいかないが、アーガマを3面から撮影し、フォトショで完成予想の線をひいて、図面っぽくつくるか。
 勘や、その場の思いつき、だけに依存するより、効率が上がる。迷う時間が減る。
 今はまだアーガマである形状の、どこにプラ板を貼って、どこまで伸ばすか、などは結構迷うんだよ。図面があると迷わなそう。


およそ、量産モデルは、
モックアップモデルの形状を、ほとんど引きずらないことになろう。


しかも個体差をつける。
そしてアニメや小説に酷似させないで、どちらにでも振りやすいようにする。


今週末より、初量産。つまり初ロット生産の開始だ。(試作ロットは別扱い)


まずは3体分の部品を同時量産しつつ、手順を模索し、検証し、確立する。
家電や自動車のラインでも複数品種同時生産だが、おなじくZZ版もUC版も同時に作る。


手法を確立できたら、次回量産からはもっと多く同時量産する。
10体は、いけるような、いけないような…
可否の半分は、材料のアーガマを個数確保できるかにかかってる。


ヤスリは3〜5体の生産に使ったら、買い換えないとだめだろうな…
色々な設備を持ってる、いまどきの裕福モデラーと違い、
なんでもかんでも手作業、ヤスリがけとカッター切削だけでやるからね。


万力とかクランプがほしいところ。
安定した固定手段があれば、作業速度は格段にアップする。精度も容易に出せる。


 ◇


左右エンジンを両面テープできちんと接着し直し
マウント位置をぎりぎりまで詰めたら
(今まではマスキングテープ丸めて適当に)
ぜんぜんアニメ版っぽくなったでござる、あの周辺が。


 ◇

6/5

あす…明日はUFOが墜ちてくるんだ…
愛で墜ちてくるんだよ…
予言者のオレにはわかるんだ!地球は狙われている!


そろそろ部品量産に入ります。
ラインアウトは早くて6/20ごろの予定。即オク出すかは未定。


コンテスト形式にして、
プロレベルのモデラーが、
雑誌掲載とかネットサイトで絶賛のレベルまで
作り込んだら無料、キャッシュバック、とかやるかな…
「素体」
がコンセプトなので。モデラーが楽しめるようにと。
むろん、おれもその一人になるんだけど、完成見本作るからw


 ◇


やっと量産着手、画像も用意できた。


3〜4回に分けて、計10台生産。
すべてネトオク出品。アーガマ改造作例として。


問題は、あまり生産されてなく、アーガマの数がそろうか微妙である点。
日本中からかき集めることになる…
どのみち、不人気で埃かぶってるし…
資源の有効活用、無価値を有価値にする取組み。
(EXも余りまくってるけど、高価格だし、流用対象としては…もったいない)


・落札者による作例が雑誌掲載など表彰対象になったら本体価格返金(一種の投資、スカラシップ
・塗装完成品の場合は代金の一部を難民や被災地へ寄付(価格上乗せ分より捻出)


※版権を侵してはいないこと。
※主たる意図が、商業的金儲けではないこと。
※主意としては、同好同人・友人知人へのお裾分けであること。
※コスト的には赤字であり、趣味性が高いこと(手間コスト、資材コストなど総計)
※有能者への投資および育成、国際貢献、などを含むこと。


大人のやることとは、これくらいでないといけません。


大人にもなって、ただ子供のおもちゃに夢中になるだけでは
なさけない


 ◇


「そこらで売ってる両面テープで接着OK」
もウリにしようか。
案外に便利
ぶつけたりすると、接着剤の場合パキンと折れる。
テープならふにゃっと曲がるだけ。
ノリも残らないしな、ナイスタックは。



http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY201006080005.html
  太陽光を鏡でリレー、照明代節約 横浜の超高層ビル


  太陽光を複数の鏡でつないで建物の吹き抜けに引き込み、
  電気代を節約する超高層ビルが今月初め、横浜市内に登場した。
  大成建設みなとみらい駅前に建てた地上21階建て
  (高さ100メートル)の「みなとみらいセンタービル」。


  紀元前のエジプトでも使われたユニークな採光方法


スペースコロニー


 ◇


・平面研削は、労を惜しまなければ、手技次第で機械に拮抗できる
(特に模型は、カッコ第一だから…むしろ融通の利かない機械加工には難もある)
・円筒は…


というわけで、旋盤加工を導入することにした。
でないと、既製材の流用しか手口が無くなる。


元金属切削職人なので、
やるこたー、ひととおりわかる。
あとは先例を見ながら、必要な機材を揃え、実際の手順を盗むだけ。
素人が右も左もわからないのとは違う。


で、
すでにプロモデラーな人の実例みてると
やはりというか、安く確実に揃えてる。
http://blog.livedoor.jp/modeling777/archives/55354384.html
手持ちのハンディルータでは3mmまでで、今回は7mmまで対応しないといけない。
リョービのドリル売るんじゃなかった…買い直し。


 ◇


やっぱ、モックアップ、便利!


部品量産の型紙として使えるし


ある程度量産して数名に頒布した後、
破損部品の請求きたら、同じ要領でちょちょっと作れるし。


あらゆる意味で、
モックアッププラ板工作品』
は、従来のガレージキットの枠組みを超える。別物になる。


いや、ことさらすごいわけじゃないが、れっきとしたリノベーションだ。
ユニクロだって、従来と同じ衣服に過ぎないように。
ありゃ売り方の問題だから。従来の枠組みを超えたんだよ。


地域の人がガンダムとかのガレキをプラスチックで作り
近隣の同好の人に分けてあげる。地産地消。自立自発的な取組み。


ジンキャストじゃないから、すぐ部品が作れちゃう。


自作傾向
創意工夫傾向


…むろん、超精密工芸品を、寸分違わず量産することはできない。
だがそういうのは、タカシマヤやそごうで買う
高級ブランドだろう。


いまやガレキって、わざわざ有明デパートまで出向いて買う
高価格品ばかり…


しかも、かならずしも価格と値段が釣り合ってない…寡占市場。
品質のばらつきの点で、駅前商店街にも似てる。
個人経営ばかりだし。


手作り品それぞれの個体差を楽しむか
巨匠の逸品の完全なコピーを欲するか


これは、ジャンルの違いであって。


 ◇


都心を巡り、アーガマ6個ゲット。
合計8個揃えた。ありがとうサニーとヨドアキ…青森と大阪の人…


これを改造してのネェルは、最大でも11しか作らない。
理由はお察しあれ。忘れた頃のリクエストは要相談。


いくつかは進呈サンプルとするので
ユーザに行き渡るのは最大7か8ってとこ。


「アキバのアーガマは買い占めたわ!」
ってほどじゃないけど、ヨドバシのは全部いただいたわ。


あんだけ品揃えしとけば売れるってんだから
そりゃガレキよりプラモに走るよな…商売っ気に。


現状を変えなくてはいけない。


プラモはオーケストラだ。豪華だけど、聞き手受動専門だ。(受動明日)
ガレキはJAZZとかダンス。自分でも参加しやすい能動型。交響楽とは規模からして違う。


今回の量産品が終わったら
つぎはビッグサイズでつくるかな。1/1000(全長38cm)とか、1/500(76cm)で。


あんまり大きいと、内部骨格をしっかりしたり、ねじ止めになったりと、
クロサイズとは、まったく設計思想を変えないと…
自重で歪まないよう、プラ板の元々のそりが曲がりにつながらないよう、って対策が大変だな。


んでキャラホビで1点のみ10万円で売るw


当然、キャストはしない。この世にただ一つ。


ガンダム種の改造品がヤフオクで100万円で売れる時代だもん。
10万円くらい、ありそうじゃね?
むろん、部品差し替えワンタッチでZZ版にできるとかいうくらいはやってもいい。


…アソビットのエスカレーターを3Fへあがったそのとき
ドモンがガンダムファイト優勝してウルベがほくそ笑んでた。
そっかドモン優勝かぁ
アソビットの品揃えは中途半端だなぁ…まあヨドにゃかなうわけないか…


 ◇


電動ドリル旋盤を導入。


いかにも機械加工です的な仕上がりに満足。
習熟が進めば容易に望む形状が出せよう。


問題は、ドリルを固定する手段がないことだ。足で支えるのは疲れる。
プロの旋盤はもっとしっかり固定され、いくつもの刃の種類があり、
1/100ミリ精度は簡単に出すだろうから。


下エンジンはさすがにプラ板に変更。手曲げと火あぶり。
しょせん、プロの加工業職人としてその工場設備を、趣味に流用できる連中にはかなわんが…
『少し手を入れたくなるキット、その代わりに安い』
がコンセプトなので、まいっか。
もう少し仕上げてよという人には、製作代行オプションで対応する。
自分が見本&部屋飾り用で作るやつもそうやって後から再度仕上げるし、立場は平等だ。


1/500のフルスクラッチ・ネェルも同時製作しようかと思うが(全長76cm エンジンノズル径24mm)
こっちはABSだろうが金属だろうが何使ってもいいから資材は豊富だし。


この自宅は、何度か書いてる様に、ヤクザと政府機関のゴロツキが頻繁に押しかけてきては生活妨害やらストレス工作をくりかえしていき
めまぐるしくて、落ち着かなくて、疲労困憊するので
なかなか余裕が取れない。
密度の薄い生活を余儀なくされる。寝るのと休むのとがやたら多い。


誰にも邪魔されない密度100%の環境なら
いまやってる量産作業も3日で終わる自信はある。
集中力の分、精度もかなり向上するしな。


1/500はネトオク10万円落札を目指すけど
あんまりデキがいいと、外人に買われて不法コピーされそうでな…
でも即売会めん毒せー…旧態依然、前時代的。


とりあえず内部骨格と砲塔回転と、カタパルトデッキ内部再現は
しないとだめだろうな…
当然、メインブリッジ内部も再現。
あれだ、玩具で発売されたでっかいホワイトベース、あれに準じないと。


 ◇


模型系ブログサーフィンしてると
HJもいまや、MGガンプラ品評会ばっかりだってな…
死んだなHJも。Zのころってもっとオカタイ大人の模型誌だった…
モデグラがちょっとミーハーだったっけな。


フルスクラッチも誌上にあふれないで、
なにがアニメロボプラモかと思う。
戦艦大和やティーゲルの自作じゃあるまいし…
すっかり業界体質が、末期のPS2や今のPS3になってしまってる…
マニアオンリ−、狭い。
メーカーサイド寄り。殿様商売、オカミ崇拝…


…に、しても
だめだろ、トニたけ!(違


 ◇


ロットNo1の下エンジンを流れ作業的に生産。
慣れれば速くなり精度も安定するの法則、に賭ける。
初回は3台しか作らない、うち1台はZZ、なのでのんびりやれる。


強度確保には気を遣っている。
今回だと、
内部骨格は1.2mmで下駄型
表面材も0.5mm
瞬間接着剤による補強も十分に。


構造的にも、
改造…ディティールアップや形状修正をするユーザに
なるべく配慮してある。


各部寸法はロットごとに、好みや試みで変えていく。
同様に、
お買い上げ?後のセミオーダーによる仕様変更とか、
アフターケア修理とか、
個体ごとにきめ細かく対応できるのが、この手の生産品の強み。
ジンキャストとかプラモデルではまず無理。(反面、これらのように精密な同形量産品は作れないが)


どっちかというと、個人経営の仕立て紳士服屋さんに近い。
チェーン店じゃない小さなラーメン屋とか。

射出成形金型部品の製作ノウハウが活かせるので
あまり狼狽や停滞はなかった。
ただ、鋼材と違いプラは変形し逃げるのが難しい。


 ◇


6/13
lotNo2は、さっそく形状変更。
そういうアソビごころが、創意工夫を豊かにする。


陶芸家だって、ひとつとして同じものは作らない…
そういうのは量産型食器を担当する企業やアルバイターの仕事。


今回は上下を1ミリ薄くしたので、アニメ版に近い形状である。
LOT NO1は逆に、小説版の形状というわけだ。


 ◇


/14
少し、手を入れすぎたな…時間かけ過ぎ。
ケガキや細部形状削り出しは、なるべくやらないようにしないと…
つい最初だから、あれもこれもしたくなってしまう。

きょうは雨だからって
朝から晩まで模型に徹しすぎまちた…


なんもこんな日に、よりぬき銀魂マダオ回やらなくても…
神仏悪魔め、根性悪い!


明日は1台分の本体形状出せるかな…前カタパルトから後ろカタパルトまで全面の。
部分によっては、直角とか形状のあわせが大変でな…
サクサク進んだり、ちっとも進まなかったり。


手抜きしない
しかし凝らない
時間かけない


量産品はそこが難しい。
ガンダムGMになってはいけないのが現実社会における企業の、量産製品である。


自分専用の一品モノならねえ…よく見かける製作風景でいいんだけど。
まいぺーすな。


でもZZ版はヒンジ可動翼にしよう…
バイファムのプラモで品質検証してOKだったんで。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100412


 ◇


形状を出さないとヤル気がでない…


前述の通り、隙があれば悪い政治組織の工作員がオレの生活をジャマしまくり、ヤル気をそぎ、
なにひとつ進まない様だらけるよう、
『無力化工作』を仕掛けてくる、面倒な立場なのだし…


ここまで形状を出すと、なんか、やれる気がしてきた。

週末に全形状出し、部品揃え、完了予定。
ただし細部形状を削り込む作業は当然あると思う…


車両や船舶の製造での用語
「艤装」
に近いな。
ホネホネの本体に、装甲やらをぺたぺた貼り付けていく
概念に用いられる。
「艤装工程」とか言って。


 ◇


6/16
きょうは、時間がかかる工程。


時間短縮には、設備投資しかない。
車の整備などで、誰もが突き当たる問題だ。
投資しないなら、時間をかけて、バクチな手作業に頼るしかない。
確実性をあげるのは、過去の経験と、先天的な才能。


とりあえず3台分仕上げるのに4時間かかった。


高精度工作機は、一発で削る。大量の切削も短時間でこなす。


手作業は、新たにバリ取りや平面出しの作業が発生した分だけ、大いに時間がかかる。
最初から精度を出すための作業法を編み出すための
試行錯誤にも、時間を取られる。


今回の主題のひとつ「カタパルトのミゾの見栄え、加工精度は、徹底する」
両端で0.1mmのナナメ誤差もない。
否あるかもしれないが、


”見栄え重視の模型”において、(見栄えではなく精度至上の業務用工業製品ではなく)
そう見えない程度なのは徹底目視確認してある。
つまりコンマ1ミリの違いが簡単に見分けられる目で、気づかない程度まで精度を追い込んである。)


板材の、角も直線もきっちり出している。
はっきりいってガンプラ300円レベルなんて目じゃない。
いまどきのMGでも、手抜きの部分は優に追い越せているだろう。


元・金型製造職人の目利きと技術を投入している。
そう、プラモデルにも使われる射出成形金型の、
イチバン精度を出す必要がある
イチバン小型の部品を作っていた。
もっと大柄物の、外周とか可動部など、付属部品じゃないんだ。
金型の外周じゃなく、
成形製品の、イチバン細かい部分の、形状そのものを担当する部品である。
これだけで、CDプレーヤーの精度が決まってしまった。
メーカーさんがおそるおそる頭下げにくる身分であった。
いや師匠は30年で、おれは初年度見習いだったが
きちんとおそわり、半年で同じ部品を作れていたんだ。
…まあ、工作機は平面研削盤しかつかえないんだけどなw


 ◇


きょうでカタパルトレール作成はすべて完了。
3体で1lotだけど、量産上めんどうなんで、
ついでに6体分づつ作ってた。それ以上だと時間がかかって嫌になるし。


パテ盛りで削る手法=まさに切削彫刻
プラ破片の瞬間接着剤による集成材=肉盛り彫刻
プラ板貼り組むだけの方法=ポリゴン面一発決めっぽくてヒヤヒヤ


 ◇


また、組織暴力系の生活妨害は激しくなって
はかどらない。手につかない。
慣れっこだからいいけど、常人だったら1週間で自殺するだろう。
日中の作業ができずに深夜まで掃除機回し
アパート住人にはいい顔しない奴も出てくるが
そいつも加害者側の手下(創価信者とか)なので、あんま気にしてやらないという感じ。


試作モックアップじゃないんだから
精度をおざなりにはできないので
難儀ではある。


金型成型品はつまり金型は
平行や直角に手間をかけるほどコストが跳ね上がるんだよね…
それこそ10倍とか。業界や用途にもよるが。


同人で、キャストでもない、今回のやり方だから
そうしたことも手軽に手間をかけられる。
レジンなんてなあ、あれ放っといてもだんだん歪むしw縮むしww

全然フロントビューの形状違うww修正せねばwww


この1lot目のUCアニメ版左右カタパルトは
内側を広くしてしまったが
よく設定画を観ると、むしろ外側で広くした方がいいみたい。
これは2lot目つまり次回作で実現してみる。つねに試行錯誤。
ジンキャストと違い、容易に細部修正やガラリ変更できるのは魅力。


 ◇


日曜はあんまやらない。
面倒な切出し作業だけ2時間で終了…手作業だから指いてーーー押さえるの大変。
でもまあ、慣れるとはえはえ
モックアップの時の2割くらいの時間でサクサク。


 ◇


やっぱ実物があがってくると、迫力あるな
悪党にいたぶられる日々でモチベーションがた落ちだが
少しはやる気が出てくる。
夜までにノベル版の小さめのもつくった。


カタパルト内側の二枚重ね板は結局、一枚はがしてしまった。
納得のいかないまま、他人に手渡せない。
形状は練り直す。


こたびは、いうなれば
「ポリゴン一発面出し」
修正は原則無し。切り出した板=完成形。
だから仕上がりは早いが、神経は使う。
手工業量産には向いている。
手間も予算もコストを抑えられて。


当然。ペーパークラフトにも流用はできる。
つうかCADでペーパークラフト設計するのが今時の邪流だしなw
模型に至っては工業用工作機に、自動機まで使いやがる…


模型だの紙細工くらい、自分の頭と手を使ってやれよと。


意味もないのにサフかけるガンプラ初中級者と
専門学校卒だから自動機はわかってると言うくらいで自動機を模型に使う奴とか
どうもな、安直でな。


やってることを意味をわかってるのかと
求道したことがあるのかと。
周りがやってるからやってるだけとちゃうんか。
ほかにやり方があるのにやらないだけちゃうんかと。


ペーパークラフトだと、コンマミリを削る造形追求は難しいから…
1/500のネェル(全長76cm)を作るなら、ペーパーでやろうかと思う。
ただし、ユーザさんには作らせないw
資材選定や接着、構造計算など、
これも職人や、敏腕の領域なのです。


 ◇


4〜6時間という単位でこれだけ進んでしまうのは
ポリゴン方式ゆえなのだけど。ほぼペーパークラフト並み。


難点は、内部補強しないといけない、もろいってこと。
モックアップは逆に、やたら頑丈)
瞬間接着剤だけだから。


パテを詰めれば丈夫になるけど、
コストが上がるし、時間もかかるし、
パテとプラ板では完全な別作業になるので、非効率。


むしろ、蓋を開ければ中身が見えるようにしておくので、
パテ詰めるならご自分でどうぞ、って感じかな。


タミヤのプラ棒が硬すぎてなあ…
もっと柔らかければ、どんどん切って柱や長押(なげし)にするんだけど。
まるで超硬プラスチックか、ナイロンみたいだ。
時間がかかる、
力を込めるので疲労し、指が痛くなる、汗もかく、
カッターの刃がどんどんダメになるんでコスト高、
硬いと当然、削りしろが多くなる。
(模型制作の基本:削る時間は、切る時間より遙かに長くなる。)


割に合わない。ほかのメーカーは出してないのかな…エバグリ高いし。


このへん、他人に手渡す品は、むずかしい。


安価の代わりに、最低限の基本形状、加工でお渡しするので、というコンセプトなれば。
当然、追加工オプション有料設定して、補強やモールドや塗装を請負うつもり。


現状、角をヤスリがけしたらもう接着部が割れる、なんて部分がちらほら…
注意書きするけどね。
相性のいいモデラーなら、むしろイジリ放題いじれるけど
(板を引っぺがして自作のにチェンジ、とか)
相性の悪いモデラーだと、なんだこりゃ、ってなストレスになるだろうね。
(特に、最近のプラモしかいじったことないような)


んで、価格3千円意識だと、
寸法精度
直角直線精度など、
『図面上までの精度』は、確約しても、

切り出した後の誤差修正、「最後の最後までピシッっとやります」となると
1万円ほしいなあ…というところを、8千円で飲みますって感じかな。


まったく、同じものを作るのでもだよ?


シビックもインスパイアも同じ場所で似たような生産作業をしてても
へたすると4倍近く価格差がつくでしょ。


やっぱね、一手間二手間を惜しまないでいる。高級品種には。
手間暇を増やすと言うことは、時間がかかると言うこと。時間コスト分。
他人にできないほどの仕上がり、差別化は、プレミアコストとなる。


 ◇


本体に入り始め、
全体のプロポーション・バランスを確認中。


いいねこれ。三千円でいいのか的。
やはりおれ、形状にかぎらず、ハードソフト問わず
本質に近づくの、得意だな。絶対音感じみた。


だがこれは、商品じゃない。同人頒布予定品だ。
似すぎても、わりいしな…遠慮もする。
あくまで、同人同士で、なんかおもしろいことやろうぜと言う
WEB自主開催モデリングイベントのためのツールに過ぎない。
80年代のガレキやプラモの熱風を、再起させるような。少しづつでもね。
コンテンツが根っこであり
ハードウェアはサブでしかない。


コスモフリートコレクション、めじゃないね。
原型見たけど、
プロモデラーなのでイメージはシッカリしてるけど
好きな人が作ってないので、かなり違う。平気で各所が違う。
お菓子のおまけだわ。いかにも。


たぶんEXにせよそうでないにせよ
ガンプラは出すまいな…バンダイは。
MSは数がはけるけど、戦艦ははけないだろうから。


年内の選択肢が、コスモフリート某しかないんでは、ねえ…あんまりじゃ。
(皇帝ブランドさんのは、ガレキまで目がいくマニアだけの極小数品だから…)


あんまりなので
オレが補完しましょう。
ほしがる人は
同好の同人です。
先に述べたとおり、小説、アニメ、ZZ、各3体づつ限定。


バンダイにも
サンライズにも
多大に恩義を売ってきた。
これくらいは、目をつぶってもらわないと。


あこぎな商売じゃない。
同人救済と
ガレキ再生と
使命がある。


池沢はルナにでもひとつ献上しようかw
あのスーパーセレブお嬢が喜んで受け取るに至るかは…微妙だけどw


 ◇


たぶんバンダイガンプラで出しても
ここまで”似せる”かどうかはアヤシイところです。
らしさの範囲で、
安く仕上げるか(定価500円以下レベル)
余計なディティールを追加するか(EXレベル))



基本、この加工状態でお配りする。3千円
ここまでは同人活動
(ちなみに、最近のかんたんプラモさえ初心者だと、ここから加工するのは難しいと断言しておく。)
ペーパークラフトに、ヤスリを入れるに等しいので…改造歴がないと難しいよ)
(マジ話、息を吹くと、扇風機が当たると、飛ぶよw)


(むしろ自作スクラッチビルド初心者には、この手法自体をマネして自分でやってみてほしい)
(各々業界に精通してもなお、他人の作例をいきなりイジルのは結構難しいからね)



以下は営業行為。


ケガキ、バリ取、面合せや穴埋めなど、
形状完成までは、別請負で基本額2千円
(細かい加工注文承けるけど、凹凸追加など内容や作業量にによっては増額)
(ああちなみにケガキ苦手、よくミスっては埋め直してます…道具も一つしかないし)
(まあでもコスモフリートコレクションのレベルでも、左右違いまくってるけど…歪んだり)


塗装、ガシャポン品に毛の生えた、毛筆素塗り(下地塗り、本塗り)でよければ1500円(ただし瓶売り色そのまま。ブレンド不可)
これらサービス、フルセットの場合、送料無料。
うち100円を被災地や戦災被害者への寄付金とする。


当然、
自分でできる人はやればいいし
もっと腕のいい人を知ってればその人に頼ればいいし。


…で、完成品コンペをやる。
イチバンうまい人:全額返金かZZ版プレゼント
ニバン:半額
サンバン:どうしよっか


レギュレーションを工夫して
インフラやコストやウデだけで有利にならないようにする。


おそらく来週火曜には完成、
全体調整を終え、検査合格したら
すぐヤフオク出品する。
へたに即売会待つよりずーっと速い。
悪い転売行為もからみようがない。


そしたらいま並行作業してるノベル版とZZも仕上げて逐一出品。
すこし旅行してきたら次回ロット生産に入る。
8月末までには11体すべて出品か進呈を終え、生産終了。
そしたらトゥランファムを仕上げてまた出品かな。
同好に手渡したい。


ディティールアップ塗装済み『作例見本』を
どのタイミングで用意するかな…
早いほうがいいから次回ロットのうちどれかを抜き出して作業にかかるか…
たぶんアニメ版を加工する。やっぱ一番人気なので。
かかっちゃうと、しばらく生産作業は中断。


編集作業、重くなってきたな…
そろそろ次エントリーに移らないと…んじゃ初号機ラインアウトしたら。


 ◇


きょうは禁忌を犯した…
「貼り合わせでは、精度は落ちる一方」
切削でしか、面や角度の精度は出ない。
接着剤では、均一に塗布されないので、
かならずいびつになる=精度が加速度的に落ちる。


きょうプラ板追加した部分は面精度が落ちてナナメってる…
修正してやる


だんだんと似てくると
いきなり別物に、別人が作ったように見えるからなあ…
今の戦艦はポリゴン3Dで設定画もつくるから(ガンダムSEED以来)
似せようと思えば本当にどこまでも似るよね。
ZZ版なんてとても似るわけがない… w



ビッグコアとは何か?


300円のアーガマだって(都心大型模型店でおおむね250円以下)
ここまで、化けるのです。

とくにメインブリッジ形状はUCアニメ版とほぼ同一というすばらしさ。
加工の必要がない。


 ◇


締め切りは火曜
来週末には出品
おおいそがし


政敵による生活妨害は昼夜常にあるけどね…
これがゼロなら、作業時間半分くらいになる。


 ◇


だいぶ完成が見えてきたー

※ちゃんと設定画で寸法はかってから、同じ比率に直している。
拡大コピーした設定画の3/4でつくってる。
…そういう作業もまた勉強。どんどん身につく。


今後10体を連続して手作りすることで
上達するし、ノウハウも蓄積できる。
キャストコピーじゃなんもうまくならんよ。
経験不足は、場数を増やして補うしかないもん。ウデだけじゃ欠落だから。


(蛇足)
即売会に当日版権で出品しても
転売屋を”雇い”
ヤフオクに出品できちゃう。しかも違法じゃない。


20世紀の古いシステムルールが
実態に合わなくなってる典型例。


むしろ、コピー生産しにくいプラモ改造品やワンオフものを
最初からヤフオクに出せるほうが、色々と好ましいのでは?(原型師になる間口を広げる意味でも)


なんならヤフオクとか楽天が、トレフェスなど即売会事務局と提携し
「出品版権」を取得代行してくれたらいいな。


改革者なので、こういうリノベーションを考えるのが大好き。
矛盾を矛盾のまま捨て置くのが大嫌い。


 ◇


狙い通り、1/2000ぴったりに収まった
(19cm Rカタパルトにツノつけた想定で)

カタパルトハッチ部分は接着しない。
(現状、両面テープ接着)
いちおう、組み立てキットだし。
同好のモデラーが改造しやすいように、というコンセプト。


やはりハッチ製作は最後にとっておくと
いきなり完成へグっと近づくので気持ちがいい。


明日に一応の完成、ただし本体のみ。
バーニアなど小間物は予備日(出品するまでの数日間)にこさえる。
砲塔は
アーガマのキットから流用できる主砲1門+左右カタパルト用1セットしか同梱できない。



…以降、更新縮小。
来週あけまでの完成や出品の経緯をダイジェストするにとどめる。
んで次はZZ版をつくるので、これは別ページにて。
このエントリーも長くなったので編集が重くなった。
タイトル予定「ネェルアーガマ製作の修羅場がみれるぜ!」


 ◇


さすがに今作は軽い。プラモ同等。材質一緒。


 ◇


大体こういう状態で出品します。
ベーシックで、モデラーが仕上げる、まあプラモですわ。
世界にたった一つのワンオフ

明日、間に合わせねば。


 ◇


7/4 01:00
あとはアクセサリー系ばかりだ!あす完成だな!
設定画準拠だけに、ゴツイ

これは組立キットなので
ユーザが分解して改造もする前提なので
自分でビルドするだけの自己満足モデルと、違う悩みが尽きない。


どこを接着しちゃおうか、どこは両面テープか
どこは太めのプラ板か、と。
人によっては「ここはいじらないから丈夫に接着で良かったのに」
といった不満は必ず出てくるはず。


2台目か3台目を
見本として
バリ取りミゾ消し面合わせケガキをやり
塗装までやって仕上げます。


みんなと同じキットで、自分なりの仕上げをしてみせるわけで。


 ◇


7/5 01:00
ほぼ完成
(本体部…根っこのほうは接着だが、外装などはほぼテープ止め仮組。一部汚く見える部分はそのせい)
(で本体だけ、微妙に後ろにひっくり返ってる…ゲタの上に乗せてるだけなので…)
この勢いのままZZのも作ってしまうか


円盤は、キット状態だとプラ板巻き巻きのままで形状精度が良くない。
完成まで請負ったならば(倍額になるし)、パテ盛り成形はしてあげないとな…


仮組の現状だとしょぼくも見えるけど
これをきっちり仕上げると、ほぼ劇中の通りになります。
目分量での製作とはいえ、ダテではない。


 ◇


劇中との比較


さっそくご落札ありがとうございます。
仕上げに入ります。


(こちらには完成画像だけアップする。もう重くて…編集画面が。)


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「ZZネェルアーガマ製作の、修羅場がみれるぜ! …ビーチャをきらわないで!みんなトモダチ!」
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20100706/1278349883