原始的なのは、２ｃｈだが、あれは検索性や読みやすさを考慮してない。
Wikipedia百科事典、ゆえに何を聞いても返答が来るわけでもない。
「あの人に聞けば、とりあえずなんでも答えが返ってくる」
それは、非常に柔軟性に富んだ、汎用的な、ポータルであろうか。
それを中高年や、古い時代社会考え方に染まった人々は
「ドロボウ」呼ばわりするだろうか。
また、既得権益はそういう器用な連中に淘汰されるが嫌で、ドロボウバッシングを加速するだろうか。
世の中全体のデータや知識などを集積すれば
どうしたってドロボウ的に見えなくはない。
我々がイメージする意味でのインターネットなんて、ドロボウや流出の結果だ。
せっかく集積して「あそこに相談すれば、解が出る、先へ進める」
という次世代性を、infraしたのに
「馬鹿者、正式な職権はここにあるのである！貴様は邪道である！」
などと、高飛車に、居丈高に、怒鳴って蹴散らしちゃう。
「正統な職権を愚弄するとは何事か！」
などと、手もみゴマすりの民間人達が、一緒に怒鳴って蹴散らしちゃう。
それが、日本国では顕著なのは「ま、日本だし、こうだよな」という印象。
情報の集積は「学際性」である。
異業種の企業同士が、知らぬうちにコラボレーションされ、
これまでにないイノベーション製品が生まれる。
シナジーがシナジーを呼ぶ。
ヤフーのポータルがあってはじめて、生まれるビジネスや、才能がある。
楽天がないと潰れていた商店が無数にあるように。
いま日本が立ち直るに唯一無二といっていいくらいの材料はその
「情報集積による、イノベーション誕生の加速」
少なくとも、旧来の政官財、権力権威、あらゆる影響力、
あれらには、無理な芸当だ。
ムリなのだ。見ての通りで。
彼らは、自分たちの自慢に必死だ。彼らなりに。
現場の、一番仕事が出来る連中のところへ連れて行き
「どうだ、お前の覚えてる能力くらいじゃ、現場の人間にかなうまい」
という自慢を、とことんやるのだ。この数年間、幾度となくワンパターンに仕掛けられてきた。
負けさせて、だから引っ込めと言う、乱暴な理論。
外部のコンサルやシステムエンジニアに
嫉妬し
腐敗した縦割りの、スペシャリストと戦わせて
それが、なんになるのか…
「縦割りの部署の専門家にはかなわないんだから、えらそうに物言うな、指摘するな」
するなするな、かくして誰も発言しなくなる。
職権職位の人間以外は、誰も、何も出来なくなる。
そうやって、日本はダメになったんだろうが！！！！
長妻大臣がへろへろになる、霞ヶ関書類と説明の山…
それも役人が役人シゴトを独占するための回りくどい『対策』
でしかない。
ルータに嫉妬したシステムサーバが
「どうだルータ、おまえにはサーバのような多彩で高速な処理は、できまい？」
と、自慢して、なんになるんだ？？？？
ネットワーク時代、IT時代を、知らない旧世代は
いつでもメインフレームを盲信したままだ。
システム的な発想が、80年代のままだ。だから「科学技術は宝で、だからスパコン」とか妄言を吐く。
どんなすごいスペシャルサーバも、
ルータが居ないと、どこにも出て行けない。知られることもない。
DNSサーバも同じだ。彼が居ないと、アドレスを打ち込んでも、そのサイトの居場所さえわからない。
物置にいるのと同じ。
物置入りした人材や、部署が、多すぎるのだ。DNSもルータも無いままで。
なぜ文科省は、スパコンの有意義性を説明できなかったのか。
ルータ、DNSとしての能力が、なかったからだ。
なくても殿様商売で、ずっとやってこれたからだ。黙っても天からオカネが降ってきたから。
だから、ルータ人材をどんどん増やして、配置しないと。
いわば渉外営業だ。折衝役だ。コンサルだ。
営業は、技術班ほどなんもできやしないが、
一通りの予備知識や、中級程度の技術スキルを身につけている。
方々で聞かれて、そつなく答える。
方々に、幅広い知識を振る舞って、多くを知って貰う。
物知り＋多能
いまや大企業でも、そういう横断連携の技術者や営業をどんどん育てている。
「とりあえず＊＊さんに聞けば、あんしんだ」
そういう安心感が生まれ、みなコラボレーション的な恩恵を受ける。
『霞ヶ関だけがえらいのだ、物を言っていいのだ、他は引っ込んでいろ』
みたいな社会にしてしまうと、
ニコンみたいに倒産の危機を迎える。ソニーPS3の大失敗に通じる。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071027/138784/
技術部署だけが威張り散らしても、だれもその部署のことなんぞ知らない。
その部署も、世間の皆さんとは疎通しない。距離が遠い。
孤立孤立孤立
独善独善独善
この悪循環が、いまの日本中枢を作り出した。歪みはもう限界域に達した。
