先従隗始・温故知新

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奥多摩の鹿カレーが復活してた


山の恵みカレー(わさび、鹿肉入り)


不猟続きという公表はずっとされていたけど。


奥多摩町の職員によると「討ち取って2時間以内に冷凍する必要があるので」
ただ鹿が取れればいいわけではないようだ。シカたないのだ…


とりあえず奥多摩駅前の案内所で1パック購入。



ただし、原発事故後は、どうしても放射能汚染が絡む。


あまり食品汚染の心配をしなくていいのは、「生産地で生産され、出荷されたもの」だけ。
かなり土壌汚染排除(土壌入れ替え)や、出荷前のサンプリングベクレル検査などが、行われている方なので、ある程度可視的な汚染管理がされている。やばい汚染度の畑や作物はどうしても数字として目立って出てきてしまう。


しかし野生の…きのこや山菜、鹿や猪など…これは管理外だ。
汚染度の高い北関東や南東北では、今でもけっこう高い値の野生肉がベクレル検査で発見される。


鹿の場合…グーグル検索:東京都 鹿 ベクレル
秩父は東京都のほぼ隣

http://shokuhinkensa.blogspot.jp/2014/11/2014_12.html
2014年11月10日 厚生労働省公表の検査結果によれば、
埼玉県秩父市産の「シカ肉」から1キロあたり 530ベクレルの放射性セシウムが検出


http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1723.html
埼玉県のシカの肺から54.9ベクレル検出
モモ肉からも189.4ベクレル

おそらく東京都内では、野生肉のベクレル測定は行われていないだけ。


化学機序として、セシウムカリウムと誤認され血中に出回るので、よく動かしている筋肉にたまりやすい。
鹿は野生だから当然に頻繁に歩きまわっているから、いわゆる「肉=モモ肉」に集まることになる。
ちなみに老人はあまり活発に動けないので、もっともよく動いてる心筋にセシウムが集まる。
放射線は電磁波なので心筋の動きをノイズで邪魔する。その際の壊死細胞も継続的に生産され続ける。
震災直後、還暦以降の有名人の訃報(心疾患絡みが大半)が相次ぎ、被災地慰問を重ねていた天皇も突然、心臓手術を受けた。


ジビエなどと言って野生のものを未検査で食べるからには
こうしたことは頭に入れておいたうえで食べるようにしたい。


山は除染されていない。
作物や家畜と違い、巷に溢れかえっている放射性物質を体内とり込み汚染しないように対策されることもない。


飯館村が帰還困難指定を覆せないのも、山間部が大きすぎるからだ。山は除染など出来ない。


「たまに食う放射性物質
悪食ぐらいの覚悟はした方がいい。こと関東・南東北ジビエを食べるからには。
放射性物質も要は毒物質なので、煙草や酒と同じく、いつも常習性で取り込むと将来害性が跳ね上がる。福島の汚染地帯で長年暮らすのは体に良くないというのがそれだ。
他所の土地の人が極稀に福島へ来てごちそうとして食べるのと、現地民が毎日かかさず食べるのは、わけが違う。年一回のお屠蘇と、毎日欠かさぬ酒豪ぐらいに。


グーグル検索:秩父市
東京の奥多摩と青梅は、秩父とは地続きだ。熊や鹿は秩父・飯能方面から、青梅へ流れてくることもある。
かつては今の秩父市の南側は荒川村大滝村だった。


http://news.walkerplus.com/article/58822/