先従隗始・温故知新

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オーガスマクロス劇場版に人材取られて低品質になったジンクスと同じで

シンフォギアに人を取られすぎてロゴスの制作体制がスッカスカ???

サテライトは、京アニPAみたいに、「強い原作、原案」がないと
自分では輝けない、いわば惑星。

自社だけで強い企画を作れない。恒星ではない。
これはマクロスF以降が鳴かず飛ばずであることが証明。

ハルヒけいおんも、大ヒットの理由=原作者の器。
京アニ自身でオリジナルでまともなヒットを出したことはほぼ無い。

シンフォギアが売れているのも、上松と金子のおかげであって
サテライトで練った原案ではない。

いわば外部のカリスマをうまく頼らないと輝けないのが惑星プロダクション。

…これはアニメ制作業ではメジャーな傾向で
すばらしい絵作りはできても
原作や演出のスキルが全然ない大物アニメーターが多い。そういう人にオリジナルアニメ映画を任せるとコケる。

最初にジャンプで通用する原作力がないと、ジャンプではデビューもできない。
厳密には原案者や編集が肉付けしてくれるとは言っても
そうしたバックボーンがないままひたすら何年も絵を描きまくるだけのアニメーターは、ジャンプ(=漫画にせよ実写ドラマ映画にせよ)で鍛えられた原作力には到底及ばない。

TVアニメはタイアップや原作もの、安易な萌え路線や子供向け玩具販促など
大した原作力が不要の仕事が多いため
作家力を磨ける環境ではないとも言える。


…フフフそういうわけで日本のアニメ業界の諸君!

世界を統べる偉大な黒幕たるこの私の原作力に、
追いつけるかな?
フフフフ

宮崎でも庵野でも河森でもどんどん操ってきたこの私に!

しかも業界人ですら無い!
けどGUCやタイバニの原案はこの私!



閑話休題

いずれにせよ

シンフォギアは5期まで固いだろう。他社ではワーキングも原作ストック次第で5期いくのでは…夏目みたいなロングラン。

シンフォギア以外のサテライトオリジナルアニメはこのままではいつまでたってもBD3千枚クラスだろう。

京アニを鍛え直し、ユーフォでそこそこ稼がせるまで鍛えあげるのにもかなりかかったよ。
驕り高ぶっていたからね、京アニバブルといえる過剰バブルの中で。

どこかのアキバ家電ツァ鮒(桃髪ねこみみ)さんじゃないけど、

京アニの強さと弱さ、できることとできないこと、失敗の傾向と成功の傾向…要素分解して再構築させ、リストアップしてわかりやすくさせ、
弱いなら弱いなりに長所を活かしてオリジナリティを高めさせたのがユーフォだ。
いわばアキバ家電さんみたいに、最初は変な方向へ暴走したのが、たまこまだった。

老害化していたロボット屋のボンズにショウバイロックみたいな今風のをやるよう仕向けるのにも苦労した。キャプテンが大コケしたんで目が覚めたようだ。血界戦線も原作ものだからヒットした。

東映の特撮班とも何年も付き合って動かしていると
スランプの時期は「ええっどうしてこんなわざわざ売れない企画にするの」ってのをやりたがる。いわば迷走とか盲目ってやつだ。
電王でいったん芽生えた可能性もキバで潰した。ファイズまでの可能性もブレイド以降で完全に潰した。
だからディケイドをやれと、ディケイドの原案を作ってぶつけてやったら復活して今に至る。ダブルを自転車に乗せるとか上様を出演させるとか、こちらの無茶苦茶な提案をひと通りやってもらった。
いちど火がついてしまえばあとは放っておいても手のかからない子になる。現場とはそういうもの。

ニチアサタイム…戦隊、ライダー、プリキュア、すべて現場に介入して育成していったからね。

プリキュアもご覧のとおりで年々かなり迷走したから…昨年は特に現場側の驕りを戒めるために現場のやりたいようにさせたら案の定で爆死したので、
アルドノアそのまんまにプリンセスの企画をやらせてみたら今年はヒットしている。
スイートプリキュアは「けいおんプリキュアしろ」というひと声かけた企画だし
監督がイマイチな人なんで後半は大幅にテコ入れさせて作風もガラリと変えたら人気が持ち直した。震災もあったから作風明るめにしようという機運もあったし。

当時は白倉をこきつかったから、今でも彼にはそうとう嫌われてるがね。
できない現場を、できるように檄を飛ばす人は、嫌われるのが常。
ダメな人やチームというのは少々強引にリードしないとちゃんと動かないから。ダンスみたいなもんで。