宮城の雄、ササニシキ。意外と新しい高度成長期の品種。
新潟の新鋭、こしいぶき。こしひかりともち米を合わせたような新種で新潟産しかない。
軍配は…こしいぶき。
さすがに新種。よく練られている。
両方共、粘りの少ない寿司屋むけの品種ながら
やはりササニシキはすこしだけ古い品種だ。じゃがいもなら男爵だ。
こしいぶきは、炊きたてを、そのまんまで何も混ぜず食べることで真価を発揮する。
さんざん、銀シャリで味わったあとに、2〜3杯目でおかずを混ぜるのでも十分だ。
なんというか、新潟の山奥のコメは、山の水と、山の土の味がする。非常に澄んでいる。
ここが、平野部で作るササニシキとの落差になるのかもしれない。
ぱっぱっぱっぱっぷぱっぷー!
次回は富山の猛将、ミルキークイーンと勝負。
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昔は、概念を超越した「人情 親切」がいっぱいあったねえ…それだけ理不尽で悪党で厳しい時代だったけど。
今はもう、カネだ権利だ正論だと、クチと脳みそばっかり達者で、人間としてダメに成ってしまったな。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E3%81%AE%E5%B0%BE
1896年(明治29年)に、水温が低い水口に植えたところ、多くは生育が不良であったが、1株だけ生育が良好な株があった。この株を抜穂選種し、作付けして足掛け三年の歳月を費やし収量を増やしたものが「亀ノ尾」である。強風に耐え冷害や病気に強く収量も上がることから、噂を訊いて尋ねてくる百姓に、亀治は金や欲にこだわらず、この種籾を無償で分け与えたという。