先従隗始・温故知新

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こういう人たちが権力や支配力を手にすると、永久に進まない


少なくとも20世紀までは、戦争が絶えることなどありえなかったので


その習性が染み付いてるのが、支配に与する人々。
21世紀に対応できないのである。


公務員、議員、名家、財閥系…そしてヤクザ、右翼左翼、政治と無縁ではない宗教団体…


・都合の悪い失点をかならず他人のせいにする、敵をボロクソにネガキャンする
・面倒は全て他人に押し付けてやらせる
・手柄はどんどん奪い取る
・敵を作りまくって、その人達の意見は一切聞かず頭に入れない
・政治抗争の無限ループに頼り切る
・支配ってのはな、公務員様と名門議員様と王族様様だけでやればよいのじゃ!と本気で信じている


昔はどうだったかしらないが
今後の先進国支配、こと日本支配においては


それらは、一切の改善や進歩を「フリーズ」し続けるための手段でしかない。


20世紀までを振り返ってみよう。野蛮人で貧しさが当たり前の集まりであった。
油断すれば、カネも土地も略奪されてしまう…
気を張って、軍隊を作り、互いに牽制したり戦闘をして、守った。
(それが化石右翼保守の言い分、あるいは権利主張左翼の言い分、あるいは弾圧されて立ち上がって宗教団体を作った連中の言い分)


仕事といえば大半は百姓で、小作農だから食うのがやっとでカネなど手に入らない。
およそ産業というのがなく、勤め人はごく少数。ゆえに商いの人種は身分を低く見られた。


もはやいまの未成年にそういう昔の実態を言って聞かせても、
ピンとこない。
現代の社会のありようと、まったくリンクしないからだ。


今には、今どきのやり方を立ちあげねばならない。


田畑でいくさが頻繁に行われ殺し合いが絶えず
油断すればとなり村や隣人に畑を奪い取られてしまう
写真すらなくて証拠保全が難しい…
そんな大昔とも、20世紀とも、いや平成15年以前とも違うのだ、今は。


安倍極右では無理だ。
民主左翼では無理だった。
公明創価も形骸化している。
当たり前だ。すべて20世紀で止まってる同世代組織だから。


彼らの決まり文句はいつも
「だけんど支配ってそうゆうもんだべえ!」


だべえじゃねんだよ類人猿。今という時代をきちんと認識しろ、目をそらすな。惰性慣行を強要するな。
WindowsPCすらすっ飛ばしてスマホアイパッド端末の時代に
そろばんで商売し続けろという。


三井鉱山三井財閥イタイイタイ病の発覚当時、テレビ報道インタビューに怒鳴りつけてたね「天下の三井鉱山を愚弄する気か!」とかなんとか。
むかしはあっちもこっちも、そんな高威張りの連中ばかりだったよね。
そうやって絵に描いたように「守銭奴の搾取階級」だったから、左翼労組側が必然的に誕生し機能していた時代。悪辣な資本家や支配階級にむち打ちにされた人たちが誕生させたのがいまや肥大化したカルト宗教団体。


冷戦もソ連崩壊もとうの昔。
蟹工船農奴小作ほどの極貧も戦後すぐまでの逸話。


時代の変化にあった社会システム、身分制度などを再構築しないと
日本みたいに維新や戦後などでコロコロ変わり身して時代を先取りしてきた国は


芸人が売れなくなったみたいに、あっというまに落ちぶれてしまうよ。豊かなインフラの「維持」という不可能事案だけが残るよ。


いまの自民や公明や霞ヶ関経団連
ありあまってる「過去の資産」に、溺れて舞い上がってるだけ。自信過剰。
しかし今の世代のおえらいさんが産んだ資産ではない。いまの世代はむしろ無能ばかりで「発明が苦手」「一代で一財を築くタイプではない」


「サラリーマンのなかった時代」に、松下やトヨタやホンダやソニーが生まれた。シャープ創業者は丁稚奉公の最下層出身。
つまり「跡取り息子なんてのがいない時代」でもあった。世襲で名家のボンボンはまず無能である。引き継いだ仕事はこなしても、生み出すとか、変えるとか、言ったタスクはやったことがない。定例業務向けであり、ベンチャーや有事向けではない。
いわばシャープ創業者は跡取り息子なんて言うまでもないただの奉公人の弟子入り仕立ての若い男だが
奉公先の問屋には、おえらい店主と、跡取り息子がいただろう…彼らはソニーやシャープが急成長する頃には廃業して消え去っている。