先従隗始・温故知新

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ミシュラン S1 日本とは違うタイヤ


日本といえばダンロップブリジストン。ついでIRC


いずれのストリートタイヤもたいてい、センターに細い溝。パターンも似通ってる。


ミシュランは大きく違う。センターの溝がスラロームしている。
これが直立ブレーキングのグリップの良さに貢献している。ど真ん中にもゴムがあるからだ。
反面、「倒しこみ開始の角度」では溝が多すぎてグリップが落ちる場合もありそうだが…逆にいえば雨天でもその角度ではすべらない。
ダンロップのTT900なんか雨天だと直立では強めでもブレーキングできて、倒し始めた瞬間にステーンがお決まりである。


ミシュランコンパウンド依存が低い、タイヤの変形による接地感で勝負、と提唱しているメーカー…バイアスもそうかは知らんが。
だから固く思えても、しっかりグリップする。ただ冬季はどうかはまだ分からないが…


今回は前輪に採用してみた。半年後にどういう印象を持っているだろうか。まぁ今年の冬はスノータイヤにしちゃうんだけど。



中型以上のサーキットレースタイヤもそうだけど


なんかダンロップだと、上半身ごと低く内側へいれこむような
ミシュランだと顔は車体側へ残すような


ズレがあるような。車種にもよるんだろうけど。


S1とTT92とでは用途やグレードも違うんだけど、
S1はしっかり頭を車体中央へ残さないとアンダーステアになって路肩へ突っ込みそうになる。なんともドゥーハンライディングだ…スイカヘル必須だな。
まあこれは後輪がダンロップD306のままというのも大きいかな。


つまりS1って見た目からして横へ太くてフラット気味なので
前輪に履いたら前輪を寝かせようとしないと曲がっていかないし傾かない。
前輪だけ寝かすような操作をすることになり、頭は車体中央へ残すことになる。


TT92専用みたいなハードレートサスには全然負けてしまっていて(ディオ用ローダウンサスをフロントへ流用)
雨天マンホールでのブレーキングはかならず滑ってキキーーとスキール音
TT92は雨だと排水がしょぼくて滑るけど
S1はグリップ力で滑る。
どっちが無事生還率が高いかはケースバイケース。