先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

いんやフーゾンはええべ!


http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20150813
のつづき


 ◆


2016/03/05
純正サイズのBSはゴミだね。スピードレンジがJ=100と低いし(高速乗れないじゃん)、ハードブレーキするとすぐ減る。
昔からBSのあのまんまるな形状、柔らかすぎるすぐ減る変形するコンパウンド、が好きじゃない。DLかミシュランしか合わない。
Fは、ミシュランのシティグリップでダウンサイズしたのが大正解。ブレーキも寝かせもグリップも雨天走行も申し分ない。スピードレンジもP=150ある。
リアは残念ながら各社ともスピードレンジが低いので、ダウンサイズ扁平にはなるがLを出してるミシュランシティグリップ一択。


ミシュラン前後だと、ロードインデックス耐荷重が前56 224kg後54 212kgで
合計436kg。
車重172kg、100kg二人に60kgの荷物でギリギリ。
純正だと67と66で607kgになるがそんなに使わないよ…スピードレンジ低すぎて100kmhしか出せないし。


前軸重と後軸重は、スクーターやカブだと差がなさそう。
CBR600RRとかで前6割程度かな。車検証が出る二輪車は記載されてるはず。


メーカー純正ロードインデックスは250スクーター最新車種だと「RがFに+4」がメジャー。
なぜかマジェCのリアはスピードレンジがL 120kmhに落としてある…なぜだあぶねえじゃん140以上でるでしょあれ。素人は誰もLIなんかみてねえんだからさ…
ホンダは前後P、ホンダとヤマハは400以上が前後S
スズキは全排気量が前後Sのうえにリンクサス採用で、高速道かっ飛ばす仕様。


3/9
前輪の清掃注油。
やはり30年ものだからキャリパー側のシールがゴム劣化で割れてたり…でもシールドベアリングは全然劣化してなかった。
サスがはまりこむ、フェルトで防護してるだけの部分はすぐカラカラになって錆びるね。


4/25
Fタイヤ交換時にナップス世田谷店で言われたブレーキパッドがお亡くなり。
世田谷店は直後に閉店…


やってもらうつもりだったが、なんと「前期型は古いんで面倒なんで工賃倍額です」
しゃあねえから自分でやることに…いやほんとめんどくさい
http://www.geocities.jp/cn250fusionstyle/frontbrake_a1.html


今のと違ってパッド脱落防止品が差し込み式で非常にきつきつ。つまり錆びたり汚れて長年経つと抜けない。
今の六角ネジのやつはけっこうゆるいんだよな、錆びても注油や掃除でなんとか回ることが多い。


ピンより細い焼き入れの鋼鉄棒(ドリル先でやったら強打で折れちゃって中にハマり込んで抜けない抜けない…鋼鉄の針やバイスプライヤなどで抜くのに20分…ドリル先を使うときは根元側を穴に差し込もうね!穴の中で折れると地獄)
を介してガンガン叩く。あまり強い力が不要なように、清掃、注グリス、抜いては戻しの繰り返し、しながらやる。
グリスまみれでなんとか抜いて、またピンを拭きとってはグリスを塗って差し込んでピストンしてこすって穴を清掃…繰り返し。サビと固着汚れを全部取る。
スムーズに挿入できるようになったら清掃終了して再組付。ここまでが30年ものだと長い…


そう、ただ分解して組み付けただけ。でないとパッド買ってきても二重作業になってしまうから。
ここが面倒なんでやってもらおうかと思ったが工賃1600が倍額になるのは厳しい。


現地でデイトナ ハイパーパッド買って5分で組み付け。前期型のキャリパーはこれと赤しか出てない。
効き目は、初期入力から食いつく感じで純正よりはいい。耐久距離はこれから…


はっきりいって、カブ、リード90、フュージョンなどのリンクFサスは、アンチダイブの犠牲にストローク長が短い。
つまりサスが真っ先に降参してしまいブレーキ性能を上げる意味が無い。ゆえに指定空気圧も低い…1.75って…
リードはローダウンサスが入るのでハードレートにできるから少しは限界が上がるがやはりストローク不足は不便だ。
…つまり、赤パッドなんか入れるだけ無駄。気休めであり、下手くそは何を使っても無駄で、エキスパートならハイパーパッドで十分。
Fタイヤはミシュラン一択。シティグリップで十分(むしろ雨や悪路では溝が多いので安心)。ドライならパワーピュアも気休めにはなるけど。


5/16
初期型30年のサビサビ純正マフラー、ジョイントガスケットを適当にサビへ向かって打ち込むように挿入したらその時もうガスケットが割れた…
それでもなんとか4千kmもってくれた。
まだ一箇所だけ円周の1/8ほど消失して抜けただけで当分使えそうだが、音が大きいし燃費も悪いしスロットルピックアップも鋭いしで、はやめに交換作業とした。


今度はかなりちゃんとやる。ジョイントガスケット挿入部やバンドなどを全部ばらしてサビ取り、ヤスリがけ、グリス塗り。
タイヤレバーやウォーターレンチなどで整形しなおし、新品時の形状を取り戻す。表面はなめらかに、形状は最適に。
ボルトはもう錆びすぎて案の定締めたら折れたので、ホムセンでステンレスボルト買ってきて交換。
今度は手でスルーっと挿入できて、スルーっと抜ける。グリス油膜効果も大きい。ガスケットはほとんど壊れない(脆いのでどうしても端部が崩れるけど)。
マフラーのボルトもグリス布で拭いておく。薄い油膜は整備性を向上させる。
試運転は上々。リークは無し(ホンダ店に聞くと、ここの管理トルクはかなり低いという)。グリスは熱で油煙になって飛んでしまう。


シリンダーヘッド部のオイルラインのホースからうっすらにじみ…要検証。
(該当部に綿布を巻き、走行後に見るとからからに乾いている。うっすらにじみはあるが微量らしい。むしろヘッドガスケットからのにじみがやや多めか。様子見)


5/26
フュージョンは前輪メーターケーブル。
MICHELINシティグリップに変更した時の一覧表。
走行距離=メーター表示×0.963
速度=速度表示×0.963
(目安)
40まで −1
60 −2
100 −3
130 −4 
指数0.963は、シティグリップ外径503mmを純正タイヤ外径522で割った数。


6/08
プラグを外すと抵抗なし品番。生産ラインでつけたやつだな…30年もの。2万km走行で新品より1mmぐらい減ってた。交換で始動性向上。


防犯装置が採用された再販モデルからはプラグが抵抗入りに変更されている。
やはり電子機器の誤作動や基盤ショートを懸念してるのか?
ちなみにメーカー窓口によれば再販前のモデルでも抵抗入りプラグでOKとのこと。キャップやコードは前後期いずれも共通品番だと。


エアクリーナーはインマニ側取り付け部のスポンジが殆ど無かった。しかしケース内部には落ちてない。
仕入れた中古業者が点検し、はがれたスポンジを捨ててしまったか…生産ラインで装着した30年ものかもしれない、色あせたフィルターのすすけ方が古い。
新品交換すると音が静かになり振動が減って、発進からのスロットルワークによるトルクの盛り上がりがスムーズかつ豊かになった。


今でも純正注文だとエアクリ+プラグで2千円とは安すぎるな。


前オーナーや仕入れ業者が整備記録をつけてないかぎり、中古車は、基本的な交換部品はぜんぶ点検、交換しないとね。


そろそろ夏の日差しでシートが暑くなる季節。
車の遮光銀マットを装着して防護。これで生肉入りの買い物袋も載せられる。


6/20
ガスケット、プラグ、クリーナー交換後も燃費変わらず。
0.963で割ると25未満に。