先従隗始・温故知新

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wikipediaは人手不足


こと専門性の分野では過疎で、
アニメみたいなミーハーな分野は過剰という、なんともお粗末な様相。
これが本家アメリカとなるとそうではない。日本版のほうが本家ページの和訳コピーのままになっていることも多い。


医師の中には「wikipediaに書いてある医学情報はウソだらけ」と断言している方もおられるが、そのとおりだ。


というのも、自分もまた既往歴がきっかけで趣味で医学を勉強しており、現場医療情報をあさることも多く
「ああこれ、まだ資格持ってない医学生が書いてるなー」とか
「しかもこの学生、詰め込み勉強で得た知識は列記してるけど、自分が何を書いてるのか理解してないなー」とか


わかっちゃうんだよね…
こちらも十数の分野の実務経験があって
しかもITシステム業界の書類屋もやってきたし…SEといえば調べ物の鬼だし…
んで大学病院の臨床現場に二年間居て多くのことを実技で教えられ
自分のカルテを読み漁ること、そのためにネットで医療機関文献を読みあさること、これでなおのこと医療現場側の情報に強くなったから。
医学生のように、最初は詰め込み教育しかやらないのとは、逆だからね。いきなりゴールから始まっている。
「最初からクライマックスだぜ!」


と、いうわけで
日本版wikipediaにおける医療系ページの何ページかは
医系アマチュアでしか無い、一般社会人の自分が最終版を書いてたり、最終版じゃないけど大半の記述が残ってたりしますので。


それでも医学生が書いたのより格段に情報精度は上ですので。
なんせシステムエンジニアにして書類屋。
既往歴などから専門知識を質問できる医師の知人も数多く。


きょうの場合…
一酸化炭素、でCO中毒について調べていたはずが
いつのまにか自分がそれを編集していたのでござる。
それこそあちこち医療文献読み漁りながら。