先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

国の政策が殺したっぽい、桐峰会病院の院長夫婦

(前置き:経営状況についてはいっさい情報は出てないんだけども…2ちゃんねるじゃ面白おかしく痴情のもつれってしてるけど、どっちやら…)


比較的下流側の方で奮闘している人たちのほうから倒れていく…


無能でも上流の名家というだけで重要な役割を与えられ、平凡な出来でも失敗してもなし崩しで済まされ安定の老後、しかもその子孫が世襲でまた無能低能再生産…


おかしい、という時代は過ぎた。
滅ぶ。つまりそのフェーズにもう踏み込んでいる。


医療現場の破綻はつまり
マクロ政策の有効期限を過ぎたことを示し


それは少子高齢化と、グローバル化の飽和による市場飽和と成長飽和、日本産業経済の飽和と没落などが
高度に絡み合っている結果であり、避けられない。


アベノミクスもそれを覆い隠すデコイの性質が濃かった。
小泉改革もさんざんインチキだのと酷評されたがアベノミクスのインチキ度はそれどころじゃない…小泉政策のご意見番が分析した上でそう言っている。
東京五輪を浮かれて過ごせるのかどうか…ダメかもしれんし、いけるんだけどその直後から出口のない地獄が始まるかもしれん。


同時多発で次々ぶっ壊れるだろう。ビル爆破の起爆のように。


日本の支配層とか地域性というのは
何百年と続いてきた田んぼを守り稲作を続けるのは得意だが
何百年に一度の破綻や大災害には、からっきし弱い。
平時に強く、有事にトコトン弱い。
だから日本経済の本格的破綻には、支配層は誰も対処できない。原発事故発生間際で全員がTV画面で見たあの情けなさが再来する。


現場で奮闘する医師や看護師たちに救命された身の上としては、やりきれない想いである。
合掌

アーカイブ
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横浜桐峰会病院
http://www.touhoukai.com/
松本義峯院長


最近の医療改正で思うこと


13:1 15:1の病院に冷たいではないか。
町医者や我々のような、医療の底を支える中規模、小規模の病院こそ行き場の無い患者の最後の支えとなっていることを忘れて貰っては困る。
大病院の先進医療も、我々のような民間病院の盲腸のようなcommon diseaseでも命の価値は全く等しいはずです。

バランス良く医療界全体を調整して欲しい。政治が医療の世界をなめると、とんでもないしっぺ返しを喰らうことになります。悪しき医療行政のしわ寄せは結局患者さんに向かい、安心の社会を作れなくなる。
しわ寄せは医療者ではなく患者さんそのものに向かうことを強く認識して欲しい。

(インタビュー実施日 : 2010年3月27日 この記事は個人の感想によるものです。)



医療行政を転換して高福祉高負担の方向に切り替えて欲しい

現状のままでは、日本の医療は低医療となり、諸外国と比べて技術も医療機械のレベルも落ちてしまいます。現に、優秀な医療材料はほとんど外国製ではないか。
馬鹿のひとつ覚えみたいに内視鏡だけは世界の最先端をいっているようであるが、医療は国民の米である。

医療難民が出現し、いざとなったときに救われるべき命が救われない。最期を迎えるにあたっても独居でのたれ死にするようなことでは、日本の現状も困ったことになる。社会不安が増大するであろう。




MRT紹介のドクターは、患者さんの人生と対話ができる

開業当初は医者も看護婦もたくさん集まりました。
アメリカ留学から帰ってきて、「自分は手術のために生まれてきたんだ。その能力をここで発揮してやる」と豪語するような一騎当千の医者が続々と来てくれたものです。
外科医として開業するためには自分ひとりでどんな症例でもマルチにこなせる能力を身につけなければなりませんから、技術を身につけるためにガムシャラに頑張る若手医師を、横浜の地の利を活かして全国から雇うことができました。現在は国立大学の教授になった人もいますし、メイヨークリニックの教授になった人も勤務してくれました。

ところが昭和60年に医療法が変わって病院の地域規制が始まり、新規に病院をたてることが出来なくなりました。
外科医としてどんなに腕を磨いても、自分の病院を作ることが出来ません。 病院を経営するためには潰れた病院を買収するしかなく、その為には最低でも10億円の資金が必要になります。おいそれと開業できるものではありません。
このあたりから一騎当千の何でも外科医、つまり全体外科医が激減いたしました。

そういう現状の中で、MRTさんには大変助けてもらっています。

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理事長先生の月給は10万円


なんでもかんでも決まり、決まり
なんでもかんでも数字、数字
中央官僚や大臣は何だと思ってるのか、末端や中堅を。


中央側だって人間として言いたいことはある、それはわかるがここは言わせてくれと。


数字の上ではすき家のワンオペが最強だよ…
決まりを守ってればワンオペおっけーってのが公務員や議員だよ…


どれだけ追い詰められてしまったんだろうか
経営的に
精神的に

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20141017/5479791.html
病院長夫婦が死亡 無理心中か
10月17日 20時47分

17日昼ころ、東京・大田区田園調布の住宅で、この住宅に住む75歳の病院の院長と30歳の妻が死亡しているのが見つかり、警視庁は、現場の状況から、院長が妻を散弾銃で撃って無理心中したとみて、詳しいいきさつを調べています。

17日午後1時ころ、大田区田園調布の住宅で、横浜市にある病院の松本義峯院長(75)と、妻の亜耶乃さん(30)が2階の寝室で血を流して死亡しているのを、病院の関係者から連絡を受けて訪れた、警備会社の従業員が見つけました。
警視庁が調べたところ、2人には散弾銃で撃たれた痕があり、院長は散弾銃を抱えた状態で倒れていたということです。
散弾銃は院長が所有していたもので、住宅の玄関の鍵はかけられ、室内に荒らされた形跡はないということです。
警視庁は、現場の状況から院長が散弾銃で妻を撃って無理心中したとみて詳しいいきさつを調べています。
現場は、東急東横線田園調布駅から500メートルほどの高級住宅街の一角です。


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2325558.html

 調べによりますと、亜耶乃さんの胸と腹、そして松本さんの頭には散弾銃で撃たれたような痕があったということです。

 「ビックリしちゃって震えている。散弾銃があるって聞いて、銃があるなんて怖くて。最初は強盗かと思った」(近所の人)

 警視庁は、松本さんが妻の亜耶乃さんを散弾銃で殺害した後に自殺した無理心中とみて、動機や詳しいいきさつを調べています。松本さんの病院に勤めている次女から『父が出勤してこない』と警備会社に通報があり、発覚したということです。(17日18:26)

院長が医者になるよう仕向けた次女が…


 ◇


やっぱりな…
警察との連携も多数こなしてきた自分にはどうも、本件が痴情のもつれに見えなかった。


室内に争った形跡がないんだろ、不倫とかだったら争うだろ。
まず経営に悲観して
んでおしどり夫婦でまだ新婚で一緒に逝こうとか何とか言って意気投合できちゃったっぽいんだよな…
生真面目で融通の効かないおやじほど、ぽっきり折れちゃうとその後が脆いからね。


かつて横浜にスポットってカー用品チェーン店があって、経営不振になった時に社長が「スポットを潰さないで」って遺書書いてホテルで集団自殺した事件があって
むしろそのせいで潰れちゃった。似たような顛末にならんことを祈る。

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/154278/
「義峯さんは今までに3万件以上の手術をこなしたベテランの外科医ですが、“ワンマン経営者”で、身内には厳しかったそうです。患者からもらった菓子を食べた看護師にボーナスの返還を求めたこともある。98年には労働基準法違反をしたとして、看護師6人から横浜労基署に是正措置を求められています。患者は来ていたようですが、最近は病院経営が芳しくなく、一昨年には赤字も出ている。今年1月には母親を亡くし、数カ月前から体調も崩していたといいます」(マスコミ関係者=前出)

 動機はこういうことなのか…


近年はどんな業界でもレッドオーシャン化が進み、下請けとか個人経営とか、下へ行けば行くほど地獄…
むろん病院経営も、診療報酬改正だけでなく増税もかなり追い打ちだろうし…
あの時の改正で「ケチ改正」が進み、無駄な薬は処方しないとか、儲からんほうにシフトしたからね…
破綻が見えてきた国の健康保険システムを延命させるためになりふり構わなくなってて、病院側もかなり冷水かぶってる。


合掌