先従隗始・温故知新

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自転車のチェーン交換でコネクトピン挿入後が硬い場合


よくある現象…原始的というかあまり進化のない結合方式なれば。


よくよく現物を観察すると(HG40 8s)
コネクトピンじゃない場所:アウターとインナーのクリアランスがゆるゆるで、隙間が可視的にわかるぐらいグラグラ
コネクトピンの場所:キッチキチ


コネクトピンというのは要は「琴」のような形状によってカシメている。完全なH形状ではない。
微妙にテーパーの精度にムラがあるのか、同じチェーンを結合してもゆるかったりきつかったりする。
(挿入時に動きが硬くなる事象が頻発してるんだから、メーカーはもっと「Hの字」の内幅寸法を広く設計変更すべきなんだが…新品なのにまた交換するなんてムダが蔓延している)


よって、ゆるめてクリアランスを拡充すればかなり解決する。
・コネクトピンの挿入割合は「左右平等」とする(片方が狭いといつまでも緩まない)
・該当部分を、折るように曲げ、ねじり、正常動作と同じように何度も動かし、
・それでもイマイチなら、マイナスドライバーをアウタープレートへ挿入してこじって拡げる
・一つの角度だけではなく、動作が渋い「範囲全て」で同じことを行う(点ではなく線である)


チェーングリスアップは、支援的にしかならない。
基本はアウターとインナーとのクリアランス問題。