広井王子と藤島康介って懐かしい名前だけど。
そうやって日本の「シビアになりすぎた国内市場」からはじかれゆく人材は
国外に活路を見出すことも増えてくるのかも。
以前からアジア市場は、声優や漫画は盛んに展開していたけど。
まぁトミノもハリウッドと組むことであるし。そういう時代だ。
ウロブチとやらもとっとと欧米と組んだらどうかね。
台湾発 広井王子と藤島康介参加するCGアニメがクランチロール独占配信
2014年9月15日(月)
『夏恋戦機』は日本の才能と台湾の成長企業が結びつくことで実現した企画だ。
作品展開のスタートを日本でなく米国に選んだ
◇
かつてのメガヒットクリエイター、サトジュンにサトタツも
M3やアルジェヴォルンで最近の馬脚を現した…
ようは休眠期間の長さや、さいきんの若いスタッフとの相性、感性の老化など
複合的に仇となってしまったように見える。
両者とも、安倍政権以降の右傾化キャンペーンとしての
「軍隊や、軍隊に等しい組織での、ロボット戦争」
バブルに便乗した復帰となっており
(艦これ、ガルパンにかぎらず、政権発足後の異様な軍隊物の多さを見ればねえ…M3、アルジェ、アルドノア…)
才能や、普段から高機能で機能している組織など、たしかなバックボーンもなしに
「おいこら、バブルなんだからとにかく人集めて来い、なんか企画立ててこい」
ではねえ…
人材も企画も粗雑となり、
たとえかつての英雄でも慣らし運転もままならず
いわゆるアタリショックになってしまうよねえ…
まだ広井と藤島はうまくやれてるほう。
キャプテンアース=ボンズの五十嵐と榎戸は、本作は軍事ものからかなーり外れつつもしっかりコケており(軍事者でコケましたっていう言い訳ができない状況)
タクトからの流れを見ても、すでにすっかりボンズは老化してしまっている…売れないグロス専門業者になってしまった。
ふりかえれば、いまリバイバルも連続しているが、
ストウィ、ギアス、ファフナー、CCさくらなどなど「売れるものばかり」
当時は小泉政権を引きずった時代で、
性急にバブリーにいそいで作品や人材をかき集めるような風潮ではなかった。
むしろ、じっくり作品作りができていたから、
10年後でもファンが残存する安定ヒット作となった。
第二安倍政権の右傾化バブルで作られた作品はおそらく
5年後でも生き残ってる作品は殆ど無いだろうし、売上もしょぼいだろう。
アベはじぶんになびくオトモダチしか登用せず、無能でもお友達ならあちこちに配置するタイプだ。心底右傾化軍事化に陶酔する性格でもある。
小泉は自身はそれほど右傾化軍事化に興味はない(政局の流れに沿っているだけという側面が強い)。効率的、改革的、どんどん現場にやらせるきっぷの良さがあって、オトモダチなどという単語が浮かんでくるような人物ではなかった。
そもそも大物というのは、殴りかかってきた人間を酒を飲んで「よしじゃあやってみろ」ぐらい言ってみせるものだ。
お友達以外は認めず採用せずむしろクビ、少しでも逆らったり気に入らないと処刑、襲撃…小物おぼっちゃまキャラそのものだ。
ボスの性格が、やることなすことが、世間全体、あちこちのムードや成果を左右している。