先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

日本とアメリカ、デフレの違い、とんち話


・日本は、日本円は、日本で閉じている=消費も同じ
アメリカは、世界帝国である、各地にドルも消費需要もある


・日本の商品は、地味で、しかし常に一定需要が見込めるようなアイテムが多い
アメリカは、急にものすごいヒットアイデアが生まれ、一気に世界支配を達成するようなムーブメントが得意
ノーベル賞もねぇ…あれも日本的というか、地味に地道に積み重ねる結果だから取れる。もっと天才がひらめきを駆使しないと取れないものだったら、日本人は受賞できないだろう。


ゆえに、日本は日本が豊かになったらそこでおしまい。頭打ち。
いま現在の100円の贅沢は、今後いつまでも100円である。あとはコストの上昇下降に左右されるぐらい。今後の廃れ具合によっては下落や商品消滅のおそれも。
それじゃ企業は困ったというので、300円のプレミア品を売り出せばしばらく珍しくて買ってもらえるが(100円プリン、300円ぜいたくプリン)
やがて飽きられる。そのたびにまた物珍しい新商品(鬼も泣くうまさのカミナリプリン セレブ悪女の苦い味イカスミ黒プリン)を出しても、毎度必ず売れる保証はないし


所得倍増したり
お米が5kg5000円になるほどインフレ相場になったり
することは永久にないため
300円以上のプレミア品が、まず世にでることも、売れることも、ない。
1000円プリンを売って売れるのは銘店だけの特権。コモディティにはコモディティの役割がある。


つまりそれが日本の限界である。ひとりぼっちの限界。


デフレ脱却だの、インフレが定期的にくるんだのと
いうのは実質嘘で、オオカミ少年で、昭和20世紀までしか通じない経済学で、
一時的な株バブルを演出するための方便として、便利なぐらい…


でもなんかもう、安倍バブル、はじけそうじゃないですか…
上げ下げしてる時もあまりに乱高下で正直、みてらんないよ。小泉ブッシュバブルとは大違い。

http://www.j-cast.com/2014/01/14194105.html
急速な円安によって起きる「悪い経常赤字」 金利の上昇とさらなる円安進行招く心配
2014/1/14 19:49


日本の経常収支が急速に悪化して、慢性的な赤字に転落する可能性が出てきた。財務省の国際収支状況(速報)によると、2013年11月の経常収支は単月として過去最大の5928億円の赤字となった。経常赤字は2か月連続だ。

経常収支は2012年11月から13年1月まで3か月連続で赤字になった経緯があるが、今回の2か月連続はそれ以来になる。


アベノミクスによる円安で輸入コストが増大
アベノミクスによる急速な円安で「経常赤字」に…


国の経常収支は、貿易収支と所得収支(日本企業が海外への投資によって得た収支)の合計で示されている。

財務省によると、2013年11月の経常収支は5928億円の赤字。その要因は、貿易・サービス収支が1兆3643億円もの赤字だったことだ。貿易赤字は20か月連続で、11月としては過去最大。赤字額は12年と比べて3690億円も拡大した。

このうち、貿易収支は1兆2543億円の赤字。輸出額は17.6%増の5兆6316億円。輸入額は22.1%増の6兆8859億円だった。米国向け自動車などの輸出が増えたが、原粗油や液化天然ガスLNG)など燃料などの輸入額が増えた影響が大きく、10月に続き1兆円を超える赤字となった。旅行や輸送の動きを示すサービス収支は1100億円の赤字だった。

一方、所得収支は9002億円の黒字。黒字幅は前年比0.8%増と3か月連続で増えたが、1兆円には届かなかった。日本企業の海外への配当金の支払いが増えたことなどで証券投資収益が減ったが、直接投資収益は事業で得た配当金や支店収益などの海外への支払いが減ったため増えた。

日本の貿易収支はこれまで長く黒字が続いていた。ところが、バブル崩壊後の日本は円高が進んだこともあって製造業の利益が上がらなくなる一方、これまで儲けた外貨を海外に再投資し、その利子や配当で利益を確保するようになってきた。

2005年には所得黒字が貿易黒字を上回り、11年には貿易赤字に転落した。現在では貿易赤字を所得黒字でカバーすることで、最終的な経常黒字を確保している。それがアベノミクスによる円安で輸入コストが増大し、また予想したほど輸出が伸びないことなどから貿易赤字が拡大した。

経済アナリストの小田切尚登氏は、「長く経常赤字にある米国をみてもわかるように、経常赤字が必ずしも悪いというわけではありません。先進国は体質的にはどこも経常赤字です。ただ、日本の場合は急速な円安によって燃料も食材も高騰する『悪い経常赤字』になりつつあります」と指摘する。

政府が巨額の財政赤字を抱えていることや、少子高齢化の進展でデフレ圧力が再び強まることや貯蓄率が下がること、また産業の空洞化などのため、経常赤字への転落が金利の上昇とさらなる円安進行を招く可能性がある。


所得収支の黒字を増やすしかない?

経常収支を改善するためには、まず輸出を増やすか輸入を減らすかすることが考えられる。ただ、貿易収支の改善はエネルギー問題が背後にあり、時間がかかりそう。企業にとってエネルギーコストの高止まりは工場の海外移転の判断材料になり、そうなれば「輸入増、輸出減」の状況は変わらない。

そこでもっとも現実的なのは、企業の直接投資を進めて所得収支の黒字を大きく増やすこと。

前出の小田切尚登氏は、「そもそも円安ですべてを解決できるはずがありません。そういった(円安の)中でも、企業は海外投資を積極的に進めていくしかないですし、(米アップルやグーグルのように)ノウハウやソフトウェアで稼ぐことができるようにならなければなりません」と話す。

できるわけないんだよ日本人には。
生活密着の泥臭い家電までがせいぜい。
スマホ陣営をどうにかやっつけようと各社が悪戦苦闘して、みっともない成果ばかりだった。
せいぜい、お得意の「高齢者向けみやすいスマホ」が欧州でニッチ需要を得たぐらい。


とにかく、スマホ大敗によって貿易赤字が順調にどんどん拡大してるんだから…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20140103/1388673140


知恵が足りない奴らばかりなんだよ、日本でさえ。
日本で飛び抜けて優秀な人はみんなアメリカに引きぬかれちゃうし、
日本で活躍しようと思っても敵ばかり増えて潰されてしまう。日々悩むばかりのストレスフルな生活を送らねばならない。


こと知的分野の高度化が時代とともに進むほどに
欧米の一部しか勝てない仕組みが強化されていく。
カリカリにぶっとんでる人材しか勝てなくなる。
最初は東大に入ればだれでも勝てた時代もあったが
いまは日本のすべての大学から上位数名を引き抜いても、いや学歴職歴問わず、勝てない、
みたいな。


たとえば原発について、きちんと理解が追いつく日本人はせいぜい数千名だろう…難しすぎるテクや概念は、ほとんど理解者がいなくなる仕組み。
だから原発のように難しすぎるテクは今後は社会から退役させないと危険だ。難しすぎても弊害が大きくなければいいが、原発は弊害があまりに大きすぎて割にあわないからだ。しかしかなり賢く頭脳明晰でないとその弊害をすべて理解することはできない…いくら世間に説明しても万民には理解されない。


 ◇



小泉ブッシュ時代と違い、
安倍の株バブルは日本市場だけでやってるので
続かないし、上がらない。
乱高下は儲けを出すために仕組まれていたり、外国の機関投資家の都合で急激に下がったりする。
きのうは大幅下落し
きょうは大幅上昇したけど
意味の薄いことをやってるんだよ、すくなくとも
日本が実体産業をベースに日本経済をやっている限りは。
どこかの仮想取引所の出来高『だけ』で国家経済を回すようなシンガポールみたいな国でない限りは。


バカとは組めない。相手にできない。
ゆえに安倍とはつるめない。
当人だってバカの役柄だと内心わかってても、いまの日本ができることは株のお祭り騒ぎぐらいしか無いのもまた事実。いまの日本の総理は滑稽なピエロの色彩が強まっている…

1/15
日経平均終値386円高の1万5808円 昨年9月3日以来の上げ幅


1/14
日経平均が大幅反落、終値489円安 1万5500円割れ

必死こいて上げたところで
簡単に下がるときは下がるんだから…
バカ日銀やバカ右翼トレーダーあたりが、愛国保守のつもりで必死に買いあさってるのかねぇ…
なんでか右翼極道がリフレ派に群がってるからな…昨今はマネーヤクザが多いせいか。
世界マネーバブルほどのバリューじゃない以上は仕方ない。


遠からず株の馬鹿騒ぎは、多くの大衆の憤懣の対象となろう。


以下、自分で言ってて気づかんのか…
明らかに実現不可能の詐欺トークだろ…詐欺師は何でも世界一にするとか儲かるとか言い続けるんだよ…
第一次安倍は素直すぎて負けた。自民が負けた。
第二次安倍はプロの詐欺師が振付師をやっている。自民が負けないためだけに。ダマされるのも振り回され迷惑を被るのも国民全員、社会全体。

http://www.asahi.com/articles/ASG1G5G04G1GTIPE01V.html
 「アベノミクスはアベノリスクだ」。
ふくおか県酪農業協同組合の尾形文清代表理事組合長(72)は、福岡のJAグループの新春会見で安倍政権の経済政策をこう批判した。円安で輸出企業は潤うが、輸入に頼る飼料や燃料の値上げで農家の経営は苦しいと嘆く。環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への不安も募る。「関税撤廃なら農業は壊滅する。政権は10年後に農業所得を倍にすると言うが、信用ならない」

昨日もNHKでカナダの大規模酪農家を現地インタビューしていたが
「貿易自由化で、育てる牛は格段に増えたが、単価が落ちすぎた…いまや市場はアメリカに牛耳られた、ぜんぜん儲からない、卸先も2つしかないから寡占状態だ」
などと不満を漏らしていた。
どんな品物でもタダ同然…グローバルの極致がTPPである。
タダ同然でいっぱいつくって苦しむか
倒産して餓死するか
いわばなんでもかんでもブラック企業みたいになっていく。新興国の安い賃金が有利になる仕組み。


以下、大人だね…さすが世界の盟主…
安倍ならきっとムキになって反論して相手をますます怒らせただろう…石原元都知事も。
小泉ならきっとオバマのように返すだろう。
結局、小心者の小者を擁立する組織、それに率いられる国や産業…ますますうまくいかなくなる。

http://mainichi.jp/select/news/20140116k0000m030062000c.html
オバマ大統領:「ゲーツ氏、傑出した仕事してくれた」

毎日新聞 2014年01月15日 20時25分(最終更新 01月15日 20時46分)

 【ワシントン白戸圭一】米国のブッシュ、オバマ両政権でイラクアフガニスタン戦争に対応したゲーツ元国防長官が回顧録オバマ政権を痛烈に批判していることに対し、オバマ大統領は「ゲーツ氏は国防長官として私のために傑出した仕事をしてくれた」と述べ批判をかわした。ゲーツ氏の批判に大統領が応えたのは初めて。

 オバマ大統領はスペインのラホイ首相とのホワイトハウスでの13日の共同記者会見で「ゲーツ氏は傑出した国防長官であり、私の良き友人だ」と発言。「彼の仕事には常に感謝していた」とゲーツ氏の仕事ぶりを称賛し、政権批判に取り合わなかった。


やっぱりなんというか、アベを担ぎあげた「お子様の趣味的なエセ右翼」勢力の匂いが充満
自分たちはプロ悪党のくせに、自分たちは常にヒーローで正義、嫌いな奴はみんな排除、都合の悪い相手もみんな悪者にする…
でっちあげでっちあげでっちあげ…
妖怪政治


かつてのオウムと変わらん…
ネット上や報道各社調査などで自作自演工作を繰り返しては、安倍の靖国参拝でヤフー掲示板でのネット世論は8割支持してたとか、日経の電話調査で都知事選挙トップはタモガミだったとか…『工作にしか頼れない、”幻”だけを求める奴ら…それはまるで麻薬中毒患者のよう』
あげくその右翼ネット工作部隊を動員し、アメリカ大使館のサイトにサイバー攻撃まで仕掛けた…「靖国参拝して何が悪い」という大量メールスパムである。やったのが左翼や民主党勢だったなら今頃は大震災が発生していたことだろう…英米の恐ろしさを知らないとは…怖いもの知らずのガキどもというのは実に怖いものだ。…というかまだ震災的な「報復」がこないだけに、それがいつ来るのか恐ろしくてならない。鳩山政権と小沢代表の反米姿勢が311震災として跳ね返ってきたのは1年後だったが…けっきょく日本のおもちゃみたいな同人みたいな右翼と左翼の両方が、好き勝手に振る舞わせると『反米』へ向かう…
かつてのオウムも国政選挙に立候補して自作自演で「おれたちすごい、きっと当選」と勝手に盛り上がり、敗北してから世間を逆恨みするようになってテロ集団に成り果てた…

The 2nd ‏@ka2nd 11 時間

自衛艦と漁船の衝突事故で、すぐさま「漁船は救命胴衣をつけてなかったぞ法律違反の悪党だ!!」という報道を流して政府保身に走った…タカ派の安倍政権は何につけ姑息
13:06 - 2014年1月16日

極右の妄想垂れ流し系ブログのなかでもかなり薄汚れてるブログ

http://www.news-us.jp/article/385329259.html


プレジャーボートの航跡は推測だよ。
ただ、おおすみの航跡は正確なものだし衝突前にも時より蛇行してるから
証言どうり併走状態がながかったのは事実みたいだね。
Posted by at 2014年01月17日 00:05


ここはいつもネット右翼の妄想ばっかのブログなのは毎度だが

今回も、他のまとめブログのほうがいくぶんかちゃんと考察してバランスが取れてる。
グーグル:おおすみ GPS

だいたい、漁船の航路はこれ適当につけたんだろ。
おもしろおかしく、追随してるかのように自筆で書いてるだけ。
漁船のGPSがしっかりしていたらもっと日時が細かく書かれる。

適当にあとがきされてる漁船の航路とやらは定規でまっすぐ引いたような適当な線…

実際は狭い湾内ならば、航路が似通うのは当然だろうと。

おおすみ衝突第一報直後に政府は、「救命胴衣もつけてない違反漁船!」」と大きく報道させた…
原発爆発直後の「放射能は体にいい!」を報道に連呼させた必死さに通じており危なっかしい…
アベっぽすぎるんだよなーー、趣味的極右すぎるというか。
Posted by あ at 2014年01月17日 00:18

安倍政権と極右一派にダマされ続けてると、大変なことになる…ありゃ生粋の悪党集団だ。右翼もヤクザも宗教ゴロも行政ゴロもいっぱい混じってる。
ゆでがえるのように、気づくのは遅く、気づいた時には取り返しの付かない…
まだ、民主党政権のように、見た目ですぐダメなものがはっきりわかる方がマシとも言える。
アベ一派は日本を政治経済共に窮地に陥れて多大な負債と責任により退場するしかなくなる=巧妙すぎる生粋のプロ悪党ということ=ギリギリまで過失に気づかせない、ごまかし切る。
民主政権はそうなる前に退場することができた=素人アマチュア然としていてわかりやすかったから。


あちらにとってのクリスマスのパーティーがどんなものか、わかってんのか…
食中毒で正月吹っ飛んで顧客対応に追われる…ぐらいの「屈辱」だぞ…
以下の様なタカをくくるのもいいかげんにしろ…『アベで自民で右翼だから、どうせお仕置きは受けない…』
むしろ極左すぎる安倍政権。南米などの極左軍事政権のよう。
和平和平と言いながら次々に武力テロや強行外交カードを実行…ああいうのにそっくり。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC1400N_W4A110C1SHA000/
 1月10日、ワシントンの米国務省ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は日米国会議員連盟(会長・中曽根弘文元外相)との会合で、「首相の参拝は不戦の誓い」と説明した中曽根氏らに、あまり多くを語らなかった。

 2カ月前、ラッセル氏は同省で別の人物と向き合っていた。首相が参拝した場合の米側の感触を探りに来た衛藤晟一首相補佐官だ。ラッセル氏は衛藤氏に「首相が参拝すれば、日米関係に影響を与える」と暗に見送りを求めた。だがメッセージは届かなかった。

 首相が参拝した昨年12月26日午前、ワシントンはクリスマスの夜だった。ホワイトハウス国務省でアジアを担当する米政府高官の多くは、家族との夕食を打ち切り、対応に追われた。日本政府にとって想定外の在日米大使館の声明を練ったのは、各国の米大使館を所管する国務省だ。

 「原案に『disappointed』(失望)という文言はなかった」。米政府関係者はこう打ち明ける。米外交を左右する声明を国務省が単独で決めることはない。最終権限はホワイトハウスが握る。国務省案になかった「disappointed」は、ホワイトハウス内での最終調整でつけ加えられた。

 主導したのは、バイデン米副大統領。バイデン氏には、日本政府に「失望」せざるを得ない理由があった。

 昨年11月下旬、中国が防空識別圏(ADIZ)を設定した直後の日中韓歴訪。バイデン氏は首相との共同記者会見で中国側に抗議。韓国には日本との関係改善を促した。

 東アジアの緊張緩和が命題の3カ国歴訪で、バイデン氏が中韓首脳を説得する際に言ったのは「日本は自制しているのに」だった。それにもかかわらず、中韓はなぜ挑発するのか――。日本の肩を持つ形で、中韓を説得して回ったバイデン氏の努力はわずか数週間後、日本によって覆されることになる。

副大統領は将来の大統領にもなり得る人物…


 ◇



はいアベノミクスの犠牲者…
こうして単発案件だけ書くと少なかったり小さいように見えるが
実際は、株取引と円安に、のっかれない大半の産業や個人が同様の犠牲者になり得る。
デフレ時代はよくも悪くも「なんとかもちこたえられる」ものなのだが
これを急激にインフレ誘導したことで、ついに耐え切れず死ぬのである…
最近、急にこういう報道が目立ってきた。増税後はさらに増えるだろう。


プロの詐欺師政治家は「みなさんのくらしをよくしたい、日本の景気を良くしたい」
とはいうが


実際は右翼のための靖国参拝や軍備強化や対外国への喧嘩姿勢、
さらに右翼極道ゴロのデイトレの巣窟である株取引や、ごく一部の大メーカーのなかでも一部企業しか潤わない円安誘導…
「しか」やらない。
全部やりますと嘘を言って、自分勢力に有利なこと「しか」やらない。
鹿さんなのである。


その程度のレトリックが見抜けない大多数の世間大衆は、ゆでがえるになるしかない。
何度も言ってるし表題にも書いたが
「読むべきは空気ではない。常に懸命に読み続けるべきは場の流れである。」
空気とは人の意志や願望であって、つまり妄想で、事実ではない。
場の流れは物理的な自然現象で、嘘が少ないし、嘘をつきにくい。
空気ばかり読む習慣を体制側が長年に渡り強制してきたから、
日本はまちがい続けるし、進路修正ができない。一家心中になりやすい。

http://www.asahi.com/articles/ASG1K64YFG1KPXLB12H.html
和菓子の老舗・駿河屋が再生法申請 紀州徳川家から屋号

2014年1月18日00時43分


 和歌山市の老舗和菓子メーカー、駿河屋が17日、和歌山地裁民事再生法の適用を申請した。帝国データバンク和歌山支店によると、負債総額は約9億円。和菓子離れが進んだ上、円安などで原材料費の高騰が続き、収益を圧迫したという。今後も営業を続けながら再建を図る。

 駿河屋は室町時代、京都・伏見で創業した「鶴屋」が発祥。江戸時代に和歌山に入り、紀州徳川家から「駿河屋」の屋号を与えられた。同社ホームページによると、現在はようかんやまんじゅうを主力商品に、和歌山県内や大阪、京都両府の百貨店などに約50店を展開している。

 2004年11月、架空増資事件で当時の社長らが逮捕される事態に発展し、05年1月東証大証2部への上場が廃止に。売上高も13年3月期は約16億円と、92年3月期の3分の1以下に低迷していた。


アベと右翼はホントばかだなあ
…以上の、もっとインテリで社会上層の部分。
米中がやや慣れ合いで休戦で合意してホッとしたのもつかの間
国際空気を読まないどっかの阿呆が靖国参拝したという構図…
欧米では元日ではなくクリスマスパーティこそが最大の越年行事…合衆国政府の高級官僚たちのそれらパーティはすべて台無しキャンセルになって、急な仕事に追われたのだ…
日本社会は、空気を読まないで勝手に動く奴は嫌われるというが…その国の総理は国際的な空気を読まず各国の顰蹙ばかり買っている…親米ポチ自民総理がアメリカに嫌われるのは非常に珍しい…

http://diamond.jp/articles/-/46994
日本が直面する3つの悪いシナリオ
つがみ・としや
1957年生まれ、80年東京大学卒業後、通商産業省(現経済産業省)に入省、96年在北京の日本大使館参事官、帰国後北東アジア課長、経済産業研究所上席研究員を歴任後退官




?2014年の日本外交は、この参拝で視界がきかなくなってしまった。まず、日中関係については、最善でも膠着のまま、つまり、日中間の首脳交流など政治関係は麻痺したまま、経済、文化、観光などで両国の交流が維持される程度に推移するのが望みうる最善のシナリオであろう。


?最善シナリオの傍らには、当然悪いシナリオがある。一つは今回の参拝の結果、日本が国際場裏で味方を減らし、あるいは味方リーグの結束が弱まる、つまり日本が「孤立」していくシナリオだ。

?今回の安倍総理参拝に対しては、世界中どこの国も日本の味方をしていない。批判のほとんどは「地域の緊張を激化させる」を理由としている。防空識別圏の設定以来、国際社会では中国に対する目が厳しくなっていたが、ここでまた逆転してしまった。


?習近平主席は、6月訪米時に「たとえ価値観が異なっても、米ソ冷戦のようなゼロサムゲームは避けて、協力できる点は協力していこう」という「新型大国関係」構築を呼びかけた。

?これに対して、オバマ大統領は「協力関係を構築していく具体的な努力と成果が必要」と、慎重な態度を示したが、その後「行けるところまで行ってみよう」式に前向きになった形跡がある(スーザン・ライス補佐官の11月講演)。

?中国は、米国の財政削減問題の困難を冷徹に見通しているが、問題は、いまや中国も経済的困難に直面していることだ。米中対話の跡を追っていくと、中国はその経済的な困難やこれに立ち向かうための改革を打ち出したことを、かなり率直に米国に語った形跡がある。そう聞いたオバマ政権は「これで中国を巻き返せる」と考えるより、「太平洋での防衛負担を軽減できるかもしれない」と考えたのではないか。

「新型大国関係」は、互いに内政に重たい課題を抱えるいま、対外摩擦を極力避けるための方策として、米中両国の切実なニーズをうまく捉えていることに留意する必要がある。

?オバマ政権が前向きになった途端、中国が非常識な防空識別圏を設定してしまったことで、両国の「新型大国関係」模索の試みは、のっけから躓いた格好だが、かと言って一期目のように「臆せずぶつかる」対中政策に戻ることも難しいだろう。

?米国の対中政策は、一期目に過熱した中国との緊張を冷ます、喩えて言えば「尖閣問題は『過去ログ』送りしたい」方向に重心移動し始めた可能性がある。そう考えれば、「東アジア地域の緊張状態を悪化させる安倍参拝は“disappointed”だ」とするコメントもハラに落ちる。米国がその方向に動くとき、日本がクリントン国務長官の啖呵の余韻に浸って、際どい対中牽制を続けていれば、日米の立ち位置には「すきま」が生じてしまう。


?安倍総理の「歴史修正主義」傾向については、昨年「村山談話を撤回したり、第二次世界大戦の侵略や人権侵害を否定したりすれば、安倍総理はヴァルトハイムの二の舞になる」と公言した米国の識者がいた(注)。「二度と米国の土を踏むことはできないぞ」という意味である。いかに民間人とはいえ、同盟国首脳に対してずいぶん無礼な物言いだが、「リベラルな米国人はみんなそう思っている」から、こんな台詞が出てくるのだろう。

「リベラル」でない米国人の間でも「内向き志向」が強まっている。米国内でも「戦後秩序を公然と否定する日本」という見方が説得力を増せば、「東アジアの面倒事に巻き込まれる」抵抗感は強まるだろう。

?今秋に中間選挙を控えるオバマ政権は、以上のような国内世論にも直面している。恐らく、内心では日本の「歴史修正主義」傾向が非常に不愉快だが、日米関係にすきま風が吹けば中国に付け入られる恐れがあるから、それをあからさまにすることも憚られる、という葛藤を抱えているのだろう。

辺野古で米国の期待に応えた」とはいえ、その貢献は安倍参拝による緊張激化でチャラになったかもしれないのだ。オバマ政権の忍耐力をアテにしすぎるのは禁物である。むしろ安倍総理の「歴史修正主義」を公然と批判し始めたら、日米同盟は希薄化に向かい始めたと見るべきだ。


日本国内には大別三つの立場がある。

?第一は安倍総理の国家観を好感し、「中国の脅威」に対抗するために日米安保強化にも同意する「右」の立場。第二はどちらにも反対する「リベラル・左」の立場。そして、第三は日米安保強化に賛同しつつも、「歴史修正主義」を危惧する「親米保守」とでも言うべき立場である。政官財、そしてマスコミの主流も含めた日本エスタブリッシュメントの多数派はこの立場だ。

?安倍政権が進めてきた憲法改正、集団的安全保障の見直し、国家安全保障会議の創設、特定秘密保護法といった一連の流れは、平たく言えば「右」と「親米保守」が「リベラル・左」の反対を押し切ってきた流れである。この数年来、とくに強まった「中国の脅威」の感覚がその選択を自然なものと感じさせてきた。

?しかし、今回の参拝が、この「連合」の構図を変える可能性が出てきた。「右」の立場は、参拝に“disappointed”とコメントした米国への不満を高めているが、外交・安全保障を重視する「親米保守」は「歴史修正主義」を危惧している。現に今回の参拝については、官邸内部にもそうとうな葛藤があったと聞く。

?折しも11月の「特定秘密保護法」国会審議が想像以上に世論の批判を浴びて、内閣支持率が初めて有意に下落したばかりだ。特定秘密保護法の背後には米国の要求があったが、靖国参拝にはそれもない。今後「安倍政権は、米国がそっぽを向くような『右傾化』を進めている」と感じ取れば、国民の間にもこれまでにない不安が拡がる可能性がある。

?安倍総理にとって、靖国神社を参拝することは、支持者への「約束」だったのだろうが、国民は「右」で一枚岩な訳ではない。後世、「安倍参拝の最大の咎は、日本国内に亀裂を生じさせたことだった」と総括されるかもしれない

?昨年の参議院選挙の結果、日本はようやく国会における「安定多数」を回復した。過去数年の「ねじれ」がもたらした政治的コストを考えれば、慶賀すべき変化であった。

?しかし、アベノミクスの「第三の矢」は、抵抗勢力の抵抗で目立った進展を見せず、「昔の自民党が戻ってきた」と揶揄される始末である。今回の参拝を巡っては、国民の間にも亀裂が走る恐れがある。国会の「安定多数」回復の傍らで、一皮めくれば、日本は依然として「ねじれ」だらけではないか。