先従隗始・温故知新

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鹿嶋市の製鉄所にあるゴムシートから5マイクロシーベルト…震災後の東海原発が出した放射性物質じゃないのか


震災年の12月、当方が自分で線量調査を行い、海岸沿いをいわき市、Jビレッジまで行ってきた。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776


その際、東海原発正門付近〜南方へ向かって地面1マイクロシーベルト地帯がずーっと続いてた、ひたち海浜公園まで。
海浜公園で測定したユーザは怖くなって逃げたという…無理もない。


東海原発から漏れたとかベントしたという発表はないが、
じっさいに、福島原発由来ではありえず、しかも東海原発正門付近から南方へずっと1マイクロ…
複数の線量計ユーザが実測して線量地図ができた。


ざらしのシートだと、何らかの理由でセシウムが集まってきて濃縮されかねない…
複数のシートを重ねてしまっただけでも、重ねた数だけ線量は倍数になる。

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20140405/3522161.html
製鉄所シートから放射線検出
04月05日 12時12分


茨城県鹿嶋市にある新日鉄住金の製鉄所で緩衝材として使っていたゴムのシートの表面から1時間あたり最高で5マイクロシーベルト放射線が検出されました。
新日鉄住金は作業員や製品への影響はないとしていますが仕入れ先を確認するなどして原因を調べています。
新日鉄住金によりますと4日、鹿嶋市の鹿島製鉄所で鉄鋼製品を床に置く際の緩衝材として使っていた縦80センチ、横1メートルのゴムのシートの表面から1時間あたり最高で5マイクロシーベルト放射線が検出されたということです。
新日鉄住金は3日、山口県にあるグループ会社の工場にある同じシートから放射線が検出されたことから鹿島製鉄所でも測定をしていたということで、1800枚あるシートのうち33枚の表面から検出されたということです。
新日鉄住金はシートのある場所では長時間の作業を行っていないことなどから作業員や製品への影響はないとしています。
このシートは平成7年から使っていたということで新日鉄住金原子力規制委員会に報告するとともに仕入れ先を確認するなどして原因を調べています。


この33枚が、震災直後の東海原発ベント直後に、外にあったんじゃないのかな。
鹿嶋市の製鉄所で、数日間で使う量は少ないでしょ。


問題は原発由来じゃない場合で、セシウム以外であると、キャリブレーションアイソトープと異なるので線量計の数値が狂う。有名な話では…ガス灯マントルに含まれるトリウムにガイガー線量計が過剰反応する奴もしかり。大半がアルファ線であるため。
ただ33枚ものシートが5μ出すというのは尋常じゃない。精錬設備内で機序が完結してる可能性は低いと思える。


早急な核種分析が待たれる。


 ◇


だいじょうぶ安倍総理がコントロール下に置いてるから。
港湾のバリアから外へは1ベクレルも出さないから。
元素だって官邸の命令は絶対に守って従ってくれる。


いったん原子炉の外へ大量に噴出すればもうジエンド、パンドラの箱であり
しかし最後に希望が入ってるわけでもない…
商業経済も一般人も、この原発事業の貧乏くじぶりを見ていい加減目を覚ませと。

http://www.minpo.jp/news/detail/2014040614946


港湾外セシウム濃度急上昇 2日前の13〜33倍 福島第一原発

 東京電力は5日、福島第一原発の港湾外にある5、6号機放水口北側の海水で、セシウム137(法定放出基準90ベクレル)が1リットル当たり22ベクレル検出されたと発表した。同港湾外の南放水口付近でも同12ベクレルを検出。いずれも法定放出基準を下回るが、前回計測結果の約33倍から13倍に急上昇した。東電は、4日未明の大雨で放射性物質を含んだ土砂が港湾内外に流出したとみている。

■法定基準は下回る
 東電によると、いずれも4日朝に採取した海水から放射性セシウムが検出された。5、6号機放水口北側のセシウム137の同22ベクレルは、平成23年10月22日の同76ベクレル以降の最高値となる。10ベクレルを超えるのは24年9月22日以来。前回採取日(2日)は同0・66ベクレルで、約33倍に上昇した。南放水口付近の同12ベクレルは24年2月17日に同21ベクレルを記録してから最も高い数値となる。前回採取日(同)は同0・89ベクレルで、約13倍になった。
 安倍晋三首相は昨年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会以来、「汚染水の影響は港湾内0・3平方キロの範囲内で完全にブロックされている」とアピールしてきた。今回、港湾外で放射性物質濃度が上昇し、首相発言との整合性があらためて問われそうだ。
 港湾内では3号機近くのシルトフェンス内のセシウム137が前回採取日(2日)の29ベクレルから290ベクレルに上昇した。4号機近くもセシウム137が25ベクレルから560ベクレルに上がった。
 東電が福島第一原発の免震重要棟西側で降水量を計測したところ、4日午前4時から同5時までの1時間に23ミリの雨量が観測されたという。
 東電は汚染水の港湾外への流出を防ぐため、排水溝にふたを付け、放水口を港湾内に引き込む工事を進めている。ただ、放水口の工事は当初予定から遅れるなど雨水対策は整っていない。
 県原子力安全対策課の渡辺仁課長は「大雨の影響と思われるが、雨が降るたびにこのような状況になるのは望ましくない」と早期の対策を求めた。

( 2014/04/06 08:14