・リアディレイラー・ブラケットユニット Y52U98010
フレームにあらかじめRD取り付け部分がない自転車の必須アイテムだが…
なんとシマノはこれを切り捨て、生産終了にした。
要は完成車メーカーとしてもシマノとしても、
安いママチャリにまで高級品をつけられ
高い高額モデルに追いつかれてはたまらんと言う…
なんとも情けない【利権意識】であり
いわば脱穀機をうちこわしにくる女中集団の側になってしまった。
そうでなくても利益確保のため、
105を、5700からFCの歯車オフセットを拡大し、5600までと互換性をなくした…
(インナー側へ0.1mm、アウター側へ0.5mm拡大とのこと…ちゃんとスペーサー入れれば使うことはできるが0.1mmって…つくれるか?スクリュー調整で済むかな)
これもまた、売らんかな、旧来客切り捨ての方向性だ…
バブルで、新品買ってくれるお客だけでも利益が稼げるうちはいいだろうが…
自転車ブームが冷めてきたとき、シマノは痛い目を見るだろう…目が覚める。
もう、折りたたみ自転車を8s以上にはできなくなる…
…これは自転車に限らず【開発者】にとっては言語道断許せないこと。
だが昔からシマノは保守的でパワハラな体質…コンパクトクランクも最後の最後まで出さなかった。
◇
…という一連の情報を、
きょう午前に、シマノの電話窓口で確認し合った。
しかし
サイクルヨシダにメールで一報確認すると「後継品はある」と言い出した。
詳しく聞き出すと…むしろ古い型番のやつが生産継続で残るというのだ。
これはシマノサイトの中でも販売店専用のログインページにしか書いてないんだという。
型番
一応、シマノの公式サイトでは下記商品が後継の代替商品になっておりますが
サイトや資料に写真などがなく、申し訳ございません。
【商品名】シマノ RD-R552ブラケット クミ クロム Y52U90320 \287(税抜き)
言葉が足らず大変申し訳ございません。
ディーラー専用ページの紹介ではY52U98010が後継となっておりますが、
ページ内には型番の記載しかなく、データや写真は掲載されておりません。
業者専用となっており、申し訳ございません。重ねて申し訳ございませんが、前回のメールの後、再度在庫を確認した
ところ、現在メーカー在庫が欠品中で次回入荷予定が3月末となって
おりました。申し訳ございません。その他、WEBでは形のわかるページは見当たりませんでした。
お手数ですが、必要なようでしたら下記シマノお客様相談センターに
直接お問い合わせいただけますでしょうか。
これを午後にまたシマノに電話して問い詰めると
たぶん別のオペレーターなんだろうけど「確かにあります」と言い出した…
シマノって大阪だし、なんかアバウトなんだよ。
メール窓口もないし、ということは文書化・DB化もおろそかなんだろう…古い体質が地方企業は残りやすい。
だから電話窓口でも、オペレーターによって言ってることが違う。意思統一の会議や文書が徹底されてない。
価格差が550円と280円…
製造の現場としては、ものすごいコスト落差だ。
どう違うのかいくら聞き出そうとしても
電話口の係員では詳しいことを知らない…仕上げ方が違うんじゃないかとか適当なことを言ってる。
「だから画像をちゃんと添付しないとだめだろ」と叱った。
製造元であるシマノが、いい加減だから、
販売店側はパーツの画像を見れず、どんな製品か知ることができない。
ネット通販側にも情報や流通がほぼなくて「もう後継品もありません」みたいに堂々と言ってる店すらある。
んで結局、この後継品もまた品薄でどこにもないのだ…注文を断られる。
自転車業界と言っても
上流側のシマノや完成車メーカーだけではなく
下流側でパーツを売りさばく小売りも数多いし規模も大きい。
安い自転車に高いコンボをつけさせたくないと言ってアダプター部品の生産を渋っても
その折りたたみ自転車などのリプレイス需要でもうけてる小売りも多いのだから…
全員にロードバイクかMTBに乗れって強制するのかよ…
冗談じゃない。すくなくともおれは原付のようにコンパクトで機動性が高くて、既視感がぶっ飛ぶような
折りたたみ自転車にしか興味はないぞ。
なんで古い方を残し、新しい方の生産を打ち切ったのか…疑問は残る。
RD-R552って骨董品だぞ…
ブラケット込みの画像を探してきた。ディレイラー品番で画像検索