先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

政府関係者、マスコミ…みんな逃げてしまって、ビビって近寄ってこなかった、福島原発事故前夜の周辺地域


嫌と言うほどその情けなさは、しかも生放送で伝えられたけどね…
震災中だからほかに放送しないんだから。


トラックすら怖がって福島に近づかないんで物資不足になりベビーミルクすら枯渇…
エガちゃんがサラ金借りてレンタルトラックに物資詰めて現地へ乗り込んだり。

http://gendai.net/articles/view/syakai/144909
二木啓孝の一服一話】ゲスト 山路徹さん(下)

2013年10月1日 掲載


11年3月11日、真っ先に南相場の避難所へ「マスコミの人はみんな逃げちゃった」

 東日本大震災が起こった2011年3月11日。山路徹さんは真っ先に福島県南相馬市に入り、避難所に駆けつけた。生きるか死ぬかの状況だった。警戒区域ギリギリまで近づいて取材を始めたが、大手マスコミの姿はなかった。彼らはどこへ行ったのか。

山路 ボクが避難所として使われている体育館に駆けつけると、何人かの人が気がついて「あっ、山路さんだ」と寄ってきてくれてね。そこには多くの被災者が集まっていました。被災された方々が「マスコミの人はみんな逃げちゃったよ」と教えてくれました。

二木 山路さんの軸足はジャーナリストです。被災地報道はメディアの生命線と考えていて、災害時こそ現場に立って報道するべきという姿勢を貫いています。

山路 被災地報道が住民や国民に伝えられなかったのは、1999年、東海村で起きたJCO臨界事故のときもそうでした。ボクは事故が起こった事務所に入って現場を取材した。ところが大マスコミは現場から2つ離れた駅に拠点を置いただけで記者は現場に行かない。信じられませんでした。

 現地に入ると、ボクらのクルマの音を聞きつけた地元の住人が自宅のカーテンを開けて「状況がどうなっているのか教えてくれ」と聞いてくるほど情報を求めていた。住民は国や行政に捨てられたんだと実感しました。

二木 マスコミが戦場や被災地を取材する本当の意味は、事実を伝えることで生きている人や動物を見殺しにするなという命の問題に尽きるのではないかと思います。南相馬市桜井勝延市長の言葉を借りれば、政府もマスコミも被災者を『棄民』として見捨てたということでしょう。

<印象的だったのが…>

山路 現場で桜井市長にお会いした際、「山路さんのことはよく知っているよ」と声をかけてくれまして。「私たちもそうだが、山路さんも大変だね」と逆に励まされましたよ。取材の際、最も印象的だったのが、被災者の方に話をうかがうときに「たばこをどうぞ」と勧めると皆さん集まってきて一服して談笑するんだよね。たばこにはそんなリラックス効果があるんですよね。

二木 確かにたばこには不思議な力があるよね。戦場ではどうですか。

山路 数々の戦場を見てきて、兵士にたばこを勧めると、それまでの張り詰めていた顔から表情が緩んで、その瞬間にふっと日常に戻るんですよ。最近、たばこの悪い面ばかりが言われていることに違和感を覚えます。たばこによって救われる命もあると思いますよ。

▽やまじ・とおる 1961年9月生まれ。戦場ジャーナリスト。1992年に「APF通信社」を設立して代表取締役に就任。趣味はモーターレース。来年、ニュージーランドで開催されるラリーに参戦予定。

▽ふたつきひろたか 1949年生まれ。鹿児島県出身。明治大学中退。元・日刊現代ニュース編集部長、日本BS放送取締役・解説委員。




http://www.j-cast.com/2013/10/03185357.html
http://iwakiland.blogspot.jp/2013/09/blog-post_21.html
安倍首相の原発視察のときに地震が起きたら…【福島・いわき発】
2013/10/ 3 16:04
2013年9月21日土曜日


いわき市の南部を震源とするきのう(9月20日)の地震では、どの家でもと言っていいくらいに小さな被害が出た。わが家では食器棚の観音開きの戸が開いて(=写真)、中から皿やコップが飛びだした。割れたのは小さな額縁のガラスや陶器の人形も含めて数個だった。落下した本は元に戻すまで少し時間がかかりそうだ。

いわき駅前の再開発ビル「ラトブ」に入居しているいわき総合図書館は書架から本が落下し、臨時休館にして元に戻した。近所の家では、3・11には無事だった屋根のぐし瓦がやられた。街なかでもグシが一部壊れている家があった。いわき市内の各地に再び、屋根を覆うブルーシートが見られるかもしれない。

安倍首相が前日、福島第一原発を視察した。そのときに地震が起きたら、つまり怖さが身に染みたらということだが、他人事ではない解決をとってくれたはず……と、小欄にコメントを寄せてくれた人がいる。いわきでは自然な考えだ。

きのう昼、画家の阿部幸洋から電話がかかってきた。26日から出身地のいわきで個展を開く。いつ飲もうか、という話になった。アトリエのあるスペインから帰国し、実家に着いたとたんに震度5強に襲われた。こちらの阿部は地震の怖さが身に染みた。

そのとき、共通の恩人である元草野美術ホールオーナー、おっちゃんこと草野健さんが話題にのぼった。阿部が私の体調を気遣うので「8割くらいはよくなった」と言うと、「おっちゃんも同じようなことを言う、『悪いところ以外は全部いい』なんてね」。

草野さんは、いわきの美術界が興隆するきっかけ、基礎をつくった人だ。昭和40年代、草野さんの経営する美術ホールには若い美術家や記者が出入りしていた。そこで阿部と知り合った。電話で話していたときには知らなかったが、草野さんはその日未明、地震のほぼ1時間後にこの世を去った。享年95。ついにこのときがきたか、という思いが強い。

(タカじい)


 ◇


自民党はもはや「左翼だらけ」
ブサヨクとアカばっかりの左翼半分政党自民党
公明党創価学会だって表面上は変則的な左翼団体だろ。


小泉元総理の脱原発発言、おなじく河野太郎ら。
福田元総理のアカ中国と仲良くして重商すべし発言。
麻生「おれは左翼」発言等々…
というか自民の歴史は左翼の要求を呑み続けてきた歴史…


んで賃上げ要求する労組の味方・安倍総理
だが商業的なエセ右翼はこの『自民左傾化』はいっさい報じない騒がない…
自分たちがなんとかしてねつ造したい右傾化ウケイカとそればっか騒いで世間をだまそうと悪戦苦闘。

http://www.asahi.com/business/update/1003/TKY201310030095.html
2013年10月3日12時43分
連合会長「賃上げ要求を」 春闘へ産別労組に呼びかけ


あれえ…目ゴシゴシ
「元首相と前首相がバラバラ発言する安倍自民」かと思ったわ。
かように右傾化左傾化に分かれ、自己正当化と相手殲滅に奔走する時流には
自分の不都合は徹底隠蔽し、相手のことは鬼悪魔のように言うがすべて自身の鏡写し…

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20131003-OYT1T00253.htm
元首相と前首相がバラバラ発言する海江田民主


 民主党の野田前首相がワシントンの講演で、集団的自衛権の行使容認に前向きな考えを表明し、自らの政権の実績のひとつに原子力発電所の再稼働をあげた。

 一方、同党の菅元首相は「原発ゼロ」を訴え、「共通の政治理念を持つ政治勢力」の結集を呼びかける文書を配布しはじめた。代表経験者である両氏の言動が、党の「バラバラぶり」を改めて印象づける結果となっている。

http://www.asahi.com/politics/update/1003/TKY201310030264.html
2013年10月3日18時28分
「小泉さんは特異な能力をお持ち」民主・大畠幹事長


大畠章宏民主党幹事長

 小泉純一郎(元首相)さんは非常に短い言葉で物事の本質が分かるように発言する特異な能力をお持ちな政治家。脱原発の話をされたということだが、自民党の元総理でもありますし、自民党内部でどう受け止められるのかが第一。本質を突いているのは、最終的に高レベル放射性廃棄物をどこで管理していくのかメドが付いていないことだ。

 小泉さんの発言を政府も真剣に受け止めて、すべてはなかなか難しいかもしれないが、少なくとも今日までの長い間、政権を担ってきた自民党政権でありますから、率直に受け止めて明確な対応策を示すよう努力をするのが必要だろう。今回の発言が野党に追い風、向かい風になるということではなく、事実関係の話として受け止めるべきだ。(党本部での記者会見で)


そりゃ、政治家は脱原発が疎ましい派閥=原発ロビーとつるむよね…
それにしても自民は河野太郎や小泉元総理みたいでもつぶされたり追い出されるまでは行かない…まぁ名家すぎるからだけど。
民主党は左派の平民出身が多い反面すぐ内ゲバになるね。何をやらせても品がない。品がない平民ばかりだとどうしてもハイソがやるような高品質のガバナンスやリーダーシップができない。みみっちい下級管理職までのことしかできない。

http://mainichi.jp/select/news/20131005k0000e010161000c.html
菅元首相:党処分背景「原子力ムラが画策」

毎日新聞 2013年10月05日 07時03分

 民主党菅直人元首相が、党員資格停止3カ月となった自身の処分について「背景には『原子力ムラ』に連なる勢力の画策があった」と記した手紙を後援会関係者らに送っていたことが分かった。

 ただ、菅氏が、自分が受けた処分と「原子力ムラ」を結びつけた根拠は文面からははっきりしない。党幹部は「党には何の影響もない」と突き放した。

 菅氏は、7月の参院選東京選挙区で無所属候補を支援したとの理由で党の処分を受けたが、「今後の政治活動について」と題した手紙で「私が脱原発を声高に主張していることを快く思わない原子力ムラに連なる関係者が、この機会に私を民主党から追い出そうとした」と主張している。

 菅氏は7〜11日、米国の市民団体の招きで訪米する予定。ニューヨークとボストンで講演し首相当時の原発事故対応などを説明するという。


 ◇


伊達市サンプロで幾度も取材を受けてて有名。
関連エントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120330/1333036834

http://mainichi.jp/select/news/20131003k0000e040250000c.html
福島:ソーラーで復興支援 農家と都市住民連携

毎日新聞 2013年10月03日 14時58分


 福島県の農業者と、大阪や東京などの都市住民計約70人が共同出資して福島県伊達市太陽光発電「福島りょうぜん市民共発電所」(出力50キロワット)が完成した。脱原発地球温暖化防止の取り組みを進めながら、地域振興を図る目的。売電収入の一部は「福島復興基金」として積み立て、地元のために生かす。農業者と都市住民の連携による発電所設置という珍しい試みで、農村活性化のモデルとなりそうだ。 中心になったのは、農業者団体「福島県農民連」(会員約1400人)と、大阪市中央区NPO法人自然エネルギー民共同発電」(代表=和田武・元立命館大教授)。

 農民連は、原発事故の影響で農産物が売れにくくなる中、脱原発と地域自立の道を模索していた。昨年夏、太陽光発電所建設の実績がある同NPOと出会い、同NPOが「少しでも福島の復興に役立ちたい」と協力を約束。伊達市の会員の土地を借り、出資を募って、共同での太陽光発電所の建設を計画した。

 今年4月から大阪市福島市、東京都で説明会を開いて建設費の出資金2000万円を募ったところ、想定の1・5倍の出資希望があり、その反響の大きさに驚いた。

 発電所は9月に完成し、順調に発電している。一般家庭15〜20世帯分を発電し、20年間稼働する予定。「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を利用し、電力会社に売電して利益を得る。毎年200万円の売電収入を見込んでおり、2%は復興基金として積み立て、運営委員会で使い道を考えていく。一方、出資者も一定の配当を受けられる。

 農民連事務局次長の佐々木健洋さん(37)は「自然エネルギーを生産できるという貴重な経験を得た。もっと拡大させるための足場にしたい」と意気込む。和田代表は「ドイツやデンマークを調べると、農村こそが食糧やエネルギーの供給源になっていると分かった。日本でも農村地域を蘇生させる可能性がある。共同発電方式で都市住民も再生可能エネルギー普及に関われる」と指摘している。