ずっと２００４モデルT3で満足していた。しかしピンぼけ傾向になってきたし、欠陥CCDなので何度も交換してる。SDモデルってのも厳しくなってきた。
んで今年のラインナップで仕様を確認してびっくり
「なんだこの…F値の高さは！」
10年前はまだデジカメはライバルがいなくて花形市場。いまの3倍の価格だった。T3も4万ちょいで買った。
当時はまだPシリーズというのがあって、これはF2.8だ。http://kakaku.com/item/00502410641/spec/?lid=spec_anchorlink_details#tabこれは2万円台だったような。
こいつはこの頃までの主力機種で、これ以降はカードサイズに押されて消えてしまった。
T3のFは3.5
http://kakaku.com/item/00502410722/spec/?lid=spec_anchorlink_details#tab
そして現在のサイバーショットは普及価格帯は全部カードサイズで、F3.3ばかり…
なんじゃこりゃ。
スマホに押されてえらい安くなって利益が出ないので、F値だけを収入源にしてるっぽい。
いわばスポーツ自転車も色々と化けの皮がはがれてきたので、ホイール組やフレ取り、あるいは度の過ぎる軽量化だけでものすごい高額な金を取ってるのと同じ傾向だな。自転車なんだから知識があれば100万の自転車を本体1万円にパーツ３万（全部新品として）もあればぶち抜けるんだが。
いかな最近の搭載技術が向上しても
F3.3はねえだろ…CCDからCMOSに変わったけど大差はなかろうし。
せめて２．８よねー、高級レンズでも高いヤツはそのぐらいだし。
P100からT3に換えたとき、あまりの暗さにびっくりしたわ。ボケやすいのなんの。暗いの苦手すぎる。
…しかしT3に関しては、いくつかヤフオクで備蓄しておいた予備機を押し入れで発見し
新品同様のCCDユニットなのでこれで撮影してみたところ画像品質に問題なかったので、しばらくはこれでいいや。一番最初に買ったT3も予備機であるし…こいつはすでにすこし（リコール対象だった）CCDチラつきが出てるけどろくに使ってないのでピンぼけはない。
ソニーのサービスマンと話してみても、F値が似通ってれば画像の暗さはほぼ同じだというので…現行モデルは解像度3倍でCMOSだからフォトショップで加工するときはけっこう違うだろうけど。
暗い画像だと言ってあきらめずにフォトショップでレベル補正するとちゃんと撮影時に色彩情報を拾ってあってまともな画像にすることはできる。おそらく新型のほうがよりこの色彩やコントラストは向上するだろう、メーカーとしてはiPhoneに負けては居られないだろうから。
技術情報レベルで言うとおそらく…
http://jiki-sensor.com/qa/qa120814.html
レンズ固定スプリングが、経年劣化や、衝撃で折損するなどして、狂ったんだろう。
バネの作用と電磁石との相乗効果で作動してるので、設計通りでなくなるとバネか電磁石が強くなってしまい毎度同じピンぼけになる＝近眼の原理。
