先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

福島なしのジャニーズCMが正直…


気持ち悪い。


個人個人で意見は分かれようが
原発事故後たった3年目でもうこんなCMで色々ごまかそうというか、そういうのが。
いくら業者の死活問題とは言え…
ベクレル検査なんてたまーに一個だけやるだけだよ。それまでに何十万個出火されるやら…


なのでナシは今後も、他県のしか買わない。


今年も福島梨から公的検査で最大20ベクレル程度…
ウクライナでは30ベクレルのものを常食すると被曝病発症の傾向が高まるという。
福島にかぎらず、原発爆発後10日間の気流の流れと降雨で『フォールアウト=地表に放射性物質が降りた』して重汚染の土地…主に茨城千葉埼玉の一部地域…の農作物ベクレル値は高く出る傾向。


コメはもっと深刻…昨年2012新米から規制値ぎりぎりの99ベクレルも検出(須賀川市産)。
今年そんな急に激減するはずもない…今年で各地一斉に激減したならむしろ不正が疑われる。
おそらく果樹は果実に水を多く吸うので核種は薄まるのか…稲はコメがすべてなので成分凝縮してしまうのかも。樹木と草の違いもありそう…樹木は根が深く広く太く、土壌汚染を回避しやすいのか。。

http://ameblo.jp/4493/entry-11603415927.html
「日本ナシから21ベクレル」厚労省日報ダイジェスト福島県版712報 


https://twitter.com/sakioca/status/383695480795852800
2012年 福島産玄米 61品 全て セシウム検出 最大99ベクレル

やっぱ出た。
たまに一回だけ、数十万出荷のうちひとつだけ抜き出してサンプル検査したって、無駄無駄。
この苦労はあと100年続く。セシウムが9割なくなるまで200年かかるのだから…しかしセシウムは流水などで集まってくるからセシウム総量が減っても集まるところには集まって高い数値になる。

http://gendai.net/news/view/111308
北海道の牛肉から「高濃度セシウム」のなぜ?
2013年10月02日 15:18 更新


 北海道の東部、標茶町で生産された牛肉から放射能が検出されていたことが明らかになった。

 8月末に神奈川県衛生研究所の精密検査で分かったもので、2つのサンプルからそれぞれ1キロあたり56ベクレルと42ベクレル放射性セシウムが検出されていたのだ。国の基準では100ベクレル以下の食品は安全とされるが、50ベクレル前後でも低くはない。

 13年4〜8月の全頭検査では、9万9701のサンプルのうち、1キロあたり50ベクレル超から100べクレル以下は4つだけ。それが今回は2つとも高い数値を出している。

 福島原発から約700キロも離れた場所だ。影響は少ないはずなのに、いったい何が起きているのか。

 NPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏がこう言う。

「汚染した稲わらなどを食べた11年当時の汚染牛が冷凍で残っていたのか、産地を偽装したのか。いずれにしても、国の検査より高い確率で高濃度の数値が出たわけですから、検査の有効性が問われます」

 検査は暮らしの安全、安心の根幹だ。そこがズサンでは風評被害もなくならない。

「2つのサンプルがいずれも高濃度ということは、汚染牛は検査をすり抜けている恐れが高い。それなのにまだほとんどの食品で、検査は生産段階の1回で終わっています。これからは出荷前だけでなく、市場に出てからの検査も必要でしょう。そもそも、検査は使用する機械や時間のかけ方でバラつきが出ます。自治体によってもやり方が異なる。牛肉についても、根本的な原因がエサか水かなど究明を急がなければならない。風評被害を防ぐためにも、丹念で正確な検査が欠かせません」(「消費者問題研究所」の垣田達哉代表)

 原発事故から2年半。いつになったら消費者は安心できるのか。

200年後。
そしてウクライナでは30ベクレルの食品を常食すると被曝病疑いで発症する確率が高いという統計や、汚染地域の体験談がある。
牛肉が、一頭分だけ汚染されるはずがなく、同じ牧場の同じ時期に一緒に飼われてた多数が疑われる。
牛肉と言ってもオールブロックのうちの検査ならいいが、もしパック詰め後の検査なら…残りは全部我々の胃袋の中だ。

https://twitter.com/naka8952/status/382417257063649281
東電は5・6号機の冷却ポンプを使って1日に16万8千㌧という厖大な汚染水を海洋投棄している。それは1日に600億Bqという途方もない数値であるが、東電は「希釈して基準値以下にしてあるからいい」という。ええ!?諸君、そんなことでいいのか。太平洋はそれを全部引き受け、やがて異変が…。


http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59888260Z10C13A9CR8000/
外洋に1日600億ベクレル放出 福島第1の放射性物質
2013/9/19 1:50


 【ウィーン=共同】東京電力福島第1原発の汚染水問題を巡り、気象庁気象研究所の青山道夫主任研究官は18日、国際原子力機関IAEA)の科学フォーラムで、原発北側の放水口から放射性物質セシウム137とストロンチウム90が1日計約600億ベクレル、外洋(原発港湾外)に放出されていると報告した。

 東電は「法定基準以下の濃度と確認して放水しており問題ない」としており、事故後に海洋モニタリング調査を続けてきた青山氏も濃度については1リットル当たり1ベクレルで基準値以下との見解。しかし放出総量については法的な規制がない。東電には放水口から出る放射性物質の総量について詳細な説明が求められる。

 青山氏は総量に注目し「この水の中に魚が生息すると放射性物質が濃縮され、日本の規制値を超える」と指摘したが、周辺海域への影響は「沖合では薄められ、漁業に影響しない」と分析した。

 セシウム137の半減期は約30年、ストロンチウム90は約29年。1〜4号機の原子炉建屋側からいったん港湾内に染み出た後、炉心溶融を免れた5、6号機の取水口から取り込まれ、北側放水口から外洋に放出されている。

 青山氏の調査によると、第1原発の放水口から出るセシウム137は、事故後の2011年3月26日〜11年4月7日は1日当たり約100兆ベクレルだった。その後、徐々に低下し12年初めごろから現在まで約300億ベクレルで推移。ストロンチウム90も現在、約300億ベクレル出ているとしている。

汚染分布参考


 ◇


東大。早野教授系統に「原発安心安全」の影か…
ちなみに事故直後は彼らを始め多くの専門家、現場作業員とネットで意思疎通を繰り返したが、
早野・野尻コンビにはいつも原発擁護右翼系の『気配』があり(たとえネット越しでも)
彼らの言動に逆らうというか異論を挟むと、右の手下たちが殺気を伴ってネット上で襲撃してくるような物騒な動きは「常に」あった。やはり東大系、国立研系はその意味では常に危ないね。

http://george743.blog39.fc2.com/?no=1709
早野龍五「福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果」(早野論文)が原発事故による健康被害を無かったものにする意図で書かれた事は明白


 早野龍五氏らによる『福島県内における大規模な内部被ばく調査の結果― 福島第一原発事故7-20ヶ月後の成人および子供の放射性セシウムの体内量―』に用いられた検査手段が、あまりにも短い測定時間で感度の悪いホールボディーカウンター(WBC)であることがこの調査の最大の特徴である。

 この調査ではたった2分間しか測定せず、結果として300Bq/全身と、極めて検出限界を高くして使用している。

検出限界が300Bq/全身であるということは、計測目標が1200 Bq/全身以上の高度汚染者を対象とした計測設計(測定する目標をどれほどの汚染値にするかを決めて、計測の機器や方法や時間を設定すること)であるということを意味する。

ところが実際の「計測対象」とされた市民の汚染レベルは設計された計測目標の10分の1程度であり、これはND領域に入ってしまう。このことをどのように読み解くか?これが本章の課題である。

1−3 検出限界値の誤り

 用いたCANBERRA社製のFASTSCANは、カタログによると、原発内の漏れた核種もはっきりしているような状況での測定を念頭に置いてあり、いわば、高線量用の短時間検出器として使われている模様である。

検出器は7.6 x 12.7 x 40.6 cmと大型検出器が2枚で、2枚の検出器のど真ん中にCo-60点線源を置き、1分間計測で150Bq(4nCi)の場合が検出限界(検出下限)とされる。平田中央病院の検出限界は、2分測定で300Bq/全身(Cs-137、Cs-134)とされている。この対応は正しいのであろうか? 

 Co-60(正確にはCo-60がベータ崩壊し(ベータ線は測定できない)Ni-60が生じる)Niの1崩壊(1Bq)はガンマ線が2本出る。150Bqならば、ガンマ線が1秒間に300本出るのである。Cs-137等はBaの崩壊でガンマ線1本放出されるだけであるのでこの感度はCs-137で表現するならば300Bqという値になる。実際の測定は1分間ではなく倍の2分間行っているので、検出限界の値は、212Bq(300/√2)となる。平田中央病院の測定時間「2分」では検出限界は212Bqとするのが科学的に正しい。しかしこれを300Bqとしているのは第2の切り捨てである。

これは単純なミスかあるいは故意であるのか?いずれにしての重大問題であり、内部被曝212Bq以上の測定値は実際の数が記録されるべきであるのに誤った限界値で「ND」とされるのである。市民にとっては全く不当な扱いである。


医者とか医学者は
べつに計測器のプロや技術者では、ないんだよね…ヘビーユーザーなりにかなり理解はしているが。

https://twitter.com/ka2nd/status/384303035062579200
@Mseimei
・バッジ線量計で積算管理=拾いきれない漏れあり
・雨樋線量=人間の行動である以上はそのようなホットスポットを100%回避しきれない、積算線量計も性能も絡み必ず拾ってくれるとは限らない
科学者、技術者ならば、いずれも過信絶対視は禁物、片方の批判者に陥るなかれ


 ◇


じゃあ柏崎も。
じつは新潟県福島県の『隣』。山越えの放射性物質が川へ流れてきて汚染が拡大している。


廃炉にあたっての銀行融資保全や税免除などの補助政策や、廃炉優遇政策など、電力援護のための法改正が色々と必要。
これはなにも今までの東電のためだけではなく、将来的な備えでもある。
日本の原発はすべて老朽化し事故率は高まった。そして日本は大地震頻発国で、原発がすべて海浜にある。
新型は新型で高出力化=装填核燃料数が増加し緊急停止後の熱量がとても大きい。半端な水量では冷やせないし内圧は非常に高くなる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013093000696
福島第2の廃炉やむなし=「他原発と同列に扱えず」−茂木経産相


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131002/t10014972211000.html
柏崎刈羽原発の審査決定も批判相次ぐ
10月2日 13時55分

東京電力が安全審査を申請した新潟県柏崎刈羽原子力発電所の2基について、原子力規制委員会は、審査を行うことを正式に決めましたが、委員からは「汚染水問題など福島第一原発のリスクを減らすべきだ」「今の状態では不信感がある」といった指摘や批判が相次ぎました。

原子力規制委員会は、東京電力が9月27日に申請した柏崎刈羽原発の6号機7号機の運転再開の前提となる安全審査について議論し、審査を行うことを正式に決めました。
しかし、規制委員会の更田豊志委員は、「福島第一原発柏崎刈羽原発を別の話と考えるわけにはいかない。汚染水問題など、まずは福島第一原発のリスクを減らすべきだ」と述べ、運転再開よりも福島第一原発の収束に力を入れるよう指摘しました。
また、中村佳代子委員は、「東京電力放射性物質の知識を持っているとは思えず、申請を出したことに驚いた。地元住民に『安全』を示せるかどうかは今の状態では不信感がある」として、東京電力の姿勢を強く批判しました。
さらに田中俊一委員長は、「審査は進めざるを得ないが、ほかの原発と違う特殊な事情がある。汚染水問題は万が一にもおろそかになってはいけない」と述べ、東京電力福島第一原発への対応を考慮しながら審査を進める考えを示しました。


 ◇


バカッターでなくともホンネは聞き出せる、か…
福島県外転出者への冷遇措置。それだけ転出が止まらない…

http://wpb.shueisha.co.jp/2013/09/27/22092/
復興庁副大臣が被災者への説明会で爆弾発言


福島県は県外避難者を冷遇している―。

避難者が増えれば、人口が減り、県勢が衰える。福島県はそれを防ごうと、放射線量の高い地域にとどまる住民には手厚い支援をする一方で、県外避難者をわざと冷たくあしらっているというのだ。

確かに、県内にとどまる、あるいは県外の避難先から帰還する被災者への支援は手厚い。医療費援助、就労支援、子供のリフレッシュ事業など、メニューはバラエティに富んでいる。


一方、放射能被曝を避けようと、県外へ避難した人々への支援は乏しい。避難先と福島を行き来する高速道路の料金無料化が目を引くくらいだ。郡山市に住む女性もこう証言する。

「とにかく行政は『避難』という言葉遣いを嫌がる。以前、『母子避難』をテーマに公開の市民講座を開こうと、公民館に会議室の利用を申請したんです。すると、担当者から『避難という言葉は人聞きが悪い。できるなら、保養という言葉に変えてほしい』と迫られたこともありました」

もし、こうした現地での囁きが真実なら、由々しき問題だ。住民の「避難の権利」を侵すばかりか、県内にとどまる住民を優遇することで、人々を線量の高い地域に縛りつけ、無用の被曝を強いることにもなりかねない。

ただ、福島県が県外避難者を冷遇しているという確たる“証拠”はどこにもなかった。


ところが―。

なんと、復興庁の浜田昌良副大臣が公の席で、その証拠(?)をポロリと漏らしてしまったのだ。

それは9月13日、復興庁が「子ども・被災者支援法」の基本方針をめぐり、東京・有明で説明会を開いたときのこと。

参加者のひとりが語る。

「支援対象の地域が福島県内33市町村に限られるとの情報もあって、会場は撤回を求める参加者で殺気立っていました。なかでも復興庁への批判が集中したのが、新たに避難を希望する住民への支援策がまったくなかったことです」


副大臣の爆弾発言が飛び出したのはその直後のことだった。避難者向け支援策が盛り込まれていないことを釈明するかのように、こう切り出してしまったのだ。

「住宅借り上げの新規希望の声はたくさんある。しかし、福島県の同意がなく、現段階では盛り込めなかった。福島県としてはやはり県民に帰ってきてほしいという思いがあるのでしょう。(中略)子供の自然体験活動においてもはっきり言いますけど、福島県は(県外での実施に)反対した」


その場にいた「福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク」副代表の福田健治弁護士があきれる。

福島県にとどまるだけでなく、避難することも住民の選択肢として認め、国の責任において支援するというのが、子ども・被災者支援法です。あくまでも施策を実行するのは国で、自治体の同意は必要とはされていません。福島県の反対があるからやれなかったという浜田副大臣の発言は、まったくの言い訳にすぎません」

しかも、昨年12月末に打ち切られた借り上げ住宅の新規受け付けは、実は復興庁が厚労省に圧力をかけ実施された、との8月23日付の内部文書が福島県庁から流出している。


福田弁護士が苦笑する。

「もし、その文書にあることが事実だとしたら、復興庁は自ら主導した施策切りを福島県になすりつけたことになりますね」

復興庁と福島県。いったい、どちらの言い分が正しいのか? 避難を望みながら、支援を受けられずにいる被災者のためにも、浜田副大臣は明らかにすべきでは?


http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/8/kikikanri121115.html
福島市
県外借上げ住宅の新規受付が終了しました


福島県外への避難者が減少し、福島県への帰還が始まっていることなどから、福島県外の借上げ住宅の新規受付を平成24年12月28日で終了しました。
※現在、福島県外で借上げ住宅の支援を受けているかたへの支援は継続します。

まだまだこれから、被曝病発症者が増えてくると言うのにな…
性急なことだ、いかな尻に火がついてるとしても。




毎日毎日、汚染水漏ればかり
漏れてばかりで、嫌になっちゃうよ
ある朝ボクは作業員のおじさんとケンカして海に逃げこんだのさ

http://www.asahi.com/national/update/1001/TKY201310010106.html
2013年10月1日13時39分
汚染水4トンあふれる 福島第一、たまった雨水の移送中


 東京電力は1日、福島第一原発で、放射性物質を含む水をためたタンクから水4トンがあふれたと発表した。東電は、漏れたタンクの中に、タンクを囲っている堰(せき)の中にたまった雨水を移す作業をしていた。あふれた水の放射能の濃度は調査中。9月15日にこの一帯にたまった雨水の放射能濃度を測った際には、ストロンチウムなどのベータ線が1リットルあたり160ベクレル検出されていた。


http://www.asahi.com/national/update/1002/TKY201310020459.html
汚染水タンク周囲の堰から雨水あふれる 福島第一原発


 東京電力は2日、福島第一原発の汚染水をためているタンク周囲の堰(せき)にたまった雨水23トンが外部の土壌に流出したと発表した。ストロンチウムなどの濃度は1リットルあたり15ベクレルだった。

 東電によると、漏れが見つかったのは「H8エリア」と呼ばれるタンク群の区画。2日正午すぎ、高さ30センチの堰内にたまった雨水があふれていることを確認した。漏れを起こしにくいとされる溶接型のタンク群が置かれているため、東電は「雨水をタンクに移す優先度は低かった」と説明している。

 また別の「G3エリア」でも雨水があふれた可能性があり、くみ上げてタンクに移し始めた。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131003/t10015000481000.html
汚染水漏れ タンクに水入れ過ぎ
10月3日 12時27分
傾斜がある場所のタンクに水を入れ過ぎたのが原因と分かりました。
その下のせきの水からベータ線と呼ばれる種類の放射線を出す放射性物質1リットル当たり20万ベクレルという高い濃度で検出されました。
通常は、傾斜を考慮して汚染水がタンクの上部に達しないようにためていましたが、2日は周辺のせきにたまった雨水を移送する作業が行われていて、入れ過ぎたのが漏れた原因だと説明しました。

ものすごい高濃度じゃん…


やっぱりボクは汚染水さ、すこしベクレル高い汚染水さ
おじさんつばを飲み込んで、ボク入りの汚染魚をペロリと食べたのさ…
セリス「おじいちゃん!…あぁ…」


 ◇


高尾嶺が高いのか。
平地なら、原発爆発の気流(多数のゴミチリ微粒子=放射性物質)をスルーして素通りしても、
山はコレをせき止めてしまったり、あるいは雨や雪が降ってしまったり霧が出てしまったりすると、原発が放出した粒子を全部地表へ落っことしてしまうから。浪江や飯舘も当時、山は雪降ってたはず。
2011年3月12日から10日間ぐらいの高尾嶺の気象がわかると興味深いね。

http://mainichi.jp/select/news/20131001k0000e040195000c.html
福島143の山:線量地図完成 社会人山岳会2年がかりで


毎日新聞 2013年10月01日 15時00分
福島県山岳放射線量マップ


 福島市の社会人山岳会「福島登高会」が福島県内の山岳地帯の空間放射線量の調査結果をまとめ、線量を4色に色分けした「福島県山岳放射線量マップ」を完成させた。東京電力福島第1原発事故後、同県山岳地帯の放射線量の濃淡が分かるよう地図化したのは初めて。9月末までに延べ143の山(立ち入り禁止区域を除く)を丹念に調べた結果で、放射性物質の流れと同様に、原発西側の阿武隈山地の線量が高く、吾妻、安達太良、磐梯、飯豊など内陸部は低かった。【藤原章生
 ◇針葉樹林とやぶで高く

 調査は2011年10月に開始した。会員が登山時にセシウムが放つガンマ線の測定器を携え、登山口や分岐点、頂上など一つの山で5〜10カ所の地点を選び、地表から1メートルの高さで5回測った平均値を出した。今回地図作製で使ったのは、各山で最も線量の高かった地点のデータ。

 線量が最大だったのは飯舘村伊達市の境界にある「虎捕山(とらとりやま)」で、国が一般人の被ばく線量の上限とする毎時0.23マイクロシーベルトの29倍に当たる毎時6.6マイクロシーベルトだった。これに二本松市などの境界線にある「日山(ひやま)」5.2マイクロシーベルトいわき市の「猫鳴山(ねこなきやま)」5.1マイクロシーベルト田村市の「鎌倉岳」5.1マイクロシーベルトが続く。原発の北西方向が高く、南西方向でも一部の山で高くなっている。

 同じ山の11〜13年の線量の減少傾向を見ると、山頂や尾根に比べ、谷あいはさほど減らないことも分かった。

 調査を率いた福島登高会の和泉功さん(64)は「同じ山でも、針葉樹林帯とやぶが高い傾向にあった。中西部の山を見る限り、冬場は雪が深ければ夏の4分の1程度に減る。西部でもホットスポット的に高い山はあるし、減少傾向もさまざまだ。さらに調査を続けたい」と話している。




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規制委ははっきり言って、八百長出来レースを一切絡ませないための
歯止めとしてのみ、存在意義を持つ。
彼らが最後の砦であり続けなくてはならない。

http://mainichi.jp/select/news/20131003k0000m040093000c.html
原子力規制委:福井の3活断層 関電に追加調査求める


毎日新聞 2013年10月02日 21時57分

 原子力規制委員会は2日、関西電力大飯、高浜両原発(ともに福井県)周辺の三つの活断層について、「連動しない」とする関電側の主張に対し「データが不十分」とし、追加調査を求めた。関電が新たな根拠を示せない限り、再稼働に向けた安全審査が長期化する可能性が高い。

 大飯3、4号機と高浜3、4号機については、規制委が保留した審査を9月に再開させたばかり。規制委は活断層の3連動を前提にして施設の耐震評価を行うよう、再三求めてきた。しかし、関電は両原発沖の二つの連動を考慮して最大の揺れを想定する一方、陸域を含む三つの活断層の連動はないと主張してきた。

 関電はこの日の会合でも、海底の調査結果を基に3連動を否定。これに対し、規制委の島崎邦彦委員長代理は「(3連動を)完全に否定できていない。新データが必要」と指摘した。関電は「現状のデータを再解析し、それでも追加調査が必要なら検討する」と対応を保留したが、根拠を示せない場合、海底の掘削調査などが必要になるとみられる。

 規制委は、北海道電力泊原発3号機(北海道)についても、地震の揺れを増幅する地下構造のある疑いが残るとして、追加解析を要請。北電が結果を示すまで施設の耐震評価に入れないため、審査が遅れる可能性がある。