先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

無計画の計画


安倍総理って、未だに「うつくしい国」引きずってるのな…総理の立場上いろいろとワガママを禁止されたが、内心はいろいろワガママ復活したくてしょうがなさそう…http://www.s-abe.or.jp/


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わかってるからマルフジ(ディスカウント)、いなげや
いずれの福島野菜プッシュ売り場も足早にパスしてる。関東野菜はよく産地を見てから買う。

4年前神奈川から福島県に移住。 新規就農者として休耕地を借り農園園、ラーメン店など原発事故で休業し東京へ。脱原発と食の安全を守る活動とエネルギーシフトについて研究中。 福島県日蓮宗檀信徒青年会会長二期目。川田秀道上人を師に得度。法号は藤井秀雄日晨。長久山安詳寺で修行中。その他調理師。フードアナリスト。貿易実務検定C級。

東京都府中市


https://twitter.com/tatsuofujii/status/80661426804490240
日が経つにつれて危機意識が薄れてる。野菜にこだわって生産してきた福島の農家として警告します。未だに農産物は出荷量に対し99.9%以上未検査。1市町村1圃場だけのサンプル検査です。自治体が出す安全宣言などは現時点で非常にいい加減な検査手法により出されています


二本松の放射能賃貸、やっと和解…
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20120601/1338486612(追記)


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ちょうどlymphoma therapyのころが中曽根でゼータガンダム次郎物語だったりした。
carteも取り寄せほぼすべて理解し、当時のあれこれが思い起こされると
これはこれで中身の濃い情報が詰まっている。


次郎物語…『無計画の計画』
いわば計画的日程で旅行をして、しかし何をするでもなく大自然因果律を目の当たりにして「理 ことわり」学んでいこうという、宗教者がよくやったような旅行を兄弟でするというストーリー。


当時はネットもないしテレビも万人向けでおもしろいのばかりではなく親子で取り合いで、読書はまだまだメジャー、学年や全校で図書室貸し出しの一番は誰か競うのがメジャーだった時代。路傍の石、ズッコケ、ネバーエンディング、宇宙皇子


総理があちこち巡って『無計画の計画』旅行ができたか?おそらくそんな恵まれた立場ではないだろう…傲慢な利権欲の面々から逃れられない磔のキリストだ。
原発は何千兆かける何千兆をこえる分子をぶっこわす、途方もない大自然だから、制御不能ではもうどうにもならず、爆発して200年汚染に苦しむ。
原発が立地する海岸の丘陵もまた、地下水や起伏に富んだ大自然だ。
無計画の計画を受け入れる日が来れば、事故原発を巡る処理、原発を抱える電力産業も、次のステージへ進めることだろう…


総理ほどの不自由の筆頭が、自由の筆頭である無名の存在に、教えを請うのが理想である…邦画で言えば『県庁の星』http://goo.gl/wCgGMR
小泉総理もよく行きつけのラーメン屋店主らの話を参考にしていたという…内助の功、女房役とか小言名人の話を、うまく聞きながら要点を拾い出すスキルが求められよう。


アベ総理はただ、タカ派保守右翼の姿勢で、軍の指揮官かなんかのつもりで鼓舞して回ってるだけにも見える…・どこか演技的で薄っぺらい。軍とか諜報謀略とかそっちばかり肥大するとこれも腫脹する悪性腫瘍と同じになりやすい。言うことを聞かず腫脹と転移を繰り返す。影響力の強さがそのまま悪性の強さになる。
これを消失寛解させるには強いケモセラピーやラジエーションが必要だから、それで何ヶ月や何年も全身治療を施すと全身も大きな障害や後遺症を一生引きずることとなる…=生涯ダメージが大きい。ガンはよかれと思って暴れるが、これの鎮圧打開にかかるダメージのほうが大きすぎてベネフィットにはほど遠く大損失となりやすい。


だがガンという厄介者を、自身が死にそうな厳しい治療で徹底排除することで、むしろ全身としてはリミッターが適度にかかるようになって『大物』になる人物も居る…渡辺謙、渡哲也、交通事故ではあるがビートたけし


トータルバランス…常に最重要である。おれ(我々)のような”バランサー”が常に肝要な役目となる由縁だ。総理OBの小泉や福田はやっとそれがわかってきたようだが…麻生はどうだろうね。
政界の誰も福田が総理になるとは思っておらず、いきなり有力視されて面食らってた当人の顔がテレビで映し出される始末だったが、モリを通じて福田を総理に仕上げたのはオレである。あれの課長までの社会経験を買った。民間であまりえらくなってないのも買ったし、極右とか特定利権に在籍してないのも有望視だった。いまいち冴えないが、特定勢力利権のためだけに突っ走ることのない、ゼネラリストだった。「優秀だけど特定勢力利権の手下」という幹部やボスが一番『危ない』…
福田が退陣するとき、おれにむかって殺し文句を吐いていたが
いま現在はむしろ、やっと安倍政権のようなスタイルの怖さがわかってきたようで、小泉とともに同調的な発言をするようになった。優秀な軍師だけが先の先を読み終えているものだ…何年も何十年も先まで。

2013年9月20日0時48分
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY201309190430.html
安倍首相「完全にブロック」強調 汚染水漏れ現場を視察


写真:福島第一原発の(手前から)6号機、5号機=8月20日、福島県双葉町大熊町朝日新聞社機から、河合博司撮影拡大福島第一原発の(手前から)6号機、5号機=8月20日、福島県双葉町大熊町朝日新聞社機から、河合博司撮影

図:安倍首相が廃炉を求めた5、6号機拡大安倍首相が廃炉を求めた5、6号機


 安倍晋三首相は19日、東京電力福島第一原発を訪れ、放射能汚染水漏れの現場を視察した。首相は視察後、汚染水の影響が一定範囲内で「完全にブロックされている」との認識を改めて示した。ただ、汚染水の海洋流出は続いており、「ブロック」の実態について論議を呼びそうだ。一方、首相は東電に対し、福島第一原発の5、6号機を廃炉にするよう求めた。


 首相は免震重要棟で作業員を激励後、汚染水が漏れたとみられる貯蔵タンクや放射性物質除去装置、汚染水の拡散を防ぐため港湾内に設置された幕(シルトフェンス)などを視察した。

 首相は視察後、記者団に対し、7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会での東京五輪招致演説と同じ表現で「汚染水の影響は湾内の0・3平方キロメートル以内の範囲で完全にブロックされている」と改めて強調。「福島への風評被害を払拭(ふっしょく)していきたい。汚染水処理についてはしっかりと国が前面に出て、私が責任者として対応したい」とも語った。

某所より…次郎物語の一部


p.26 
「・・・人生を動かしていくほんとうの力は、あんがいぼくたちの知らないところにあるっていう気がするんだよ。」

「ふうむ。しかし、そうだからといって、無計画の計画ばかりでもいけないだろう。」

「そりゃあ、むろんだ。こんどの旅行は、べつとして、なにごとにも計画の必要なことは、いうまでもないさ。しかし、計画には限度があるよ。いや、人間が頭でやった計画なんてものは、もっと大きな力、自然というか、神というか、そうした大きな力の発動に、あるきっかけをあたえるにすぎないんだ。それを忘れて傲慢になっちゃあいかんと思うね。」

恭一は藁の中でうなずいた。


p.36
 ・・・川幅の広いところには、鴨が群れをなして浮いていたが、次郎は、それにもほとんど興味をひかれないらしかった。

そして、船が巌のあいだをすれすれに急流をくだるときにもさけび声一つ上げず、じっと船頭のたくみな櫂の使い方に見入り、かつて何かで読んだことのある話を思い出していた。

それは、水におぼれかかったある偉大な宗教家が救助者に身をまかせきって、もがきも、しがみつきもしなかったという話だった。

船が久留米に近づいて、水の流れがゆるやかになったころ、彼はこっそり恭一にむかって言った。

「無計画の計画ってことを、ぼくも少しわかったような気がするよ。」


p.159 
「・・・そうだ。最初岩の割れ目に根をおろした時には、指さきで揉みつぶせる程の柔らかいものだったんだ。それがどうだ、このとおり固い岩をま二つに割って、それをじりじりと両方に押しのけている。

目には見えないが、今でも少しずつ押しのけているに違いないんだ。

この松の木を見たら、命というものがどんなものだか、よくわかるだろう。」

「だが・・・命も命ぶりで、卑怯な命は役に立たん。卑怯な命というのは、自分の運命をよろこぶことのできない命なんだ。・・・わかるかね、自分の運命をよろこぶって・・・。」

「運命って、わかんないな」

「なるほど、運命がわからんか。じゃあ境遇と言ってもいい。と

たとえば、あの松の木だ。何百年かの昔、一粒の種が風に吹かれてあの岩の小さな裂け目に落ち込んだとする。それは、その種にとって運命だったんだ。つまり、そういう境遇にめぐりあわせたんだね。

そんな運命にめぐり合わせたのは、その種のせいじゃない。種自身では、それをどうすることもできなかったんだね。わかるだろう。」

「わかります。」

「そこで、運命をよろこぶということなんだが、どうすることもできないことを泣いたりうらんだりしたって、何の役にも立つものではない。

それよりか、よろこんでその運命の中に身をまかせることだ。

身をまかせるというのは、どうなってもいいと言うんじゃない。

その運命の中で、気持ちよく努力することなんだ。

それが、ほんとうの命だ。

あの松の木の種には、そういうほんとうの命があった。

だから、しまいには運命の岩をぶちやぶり、それをつきぬけて根を地の底にはることができたんだ。

松の木は、今でも岩にはさまれたままだが、もうそんなことは、松の木にとって何でもないことになってしまったんだ。」


関連するエントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130914/1379145469
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130516/1368636220


前のエントリー
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130913/1379063886
東京電力 山下フェロー「汚染水はコントロールできていない」と断言


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さすがに猪瀬都知事もチクリと一刺し…


官房長官は「山下フェローは民主党に厳しく追及されて」などと苦しい弁明をしたが
実際は逆で、衆参で勝って強すぎる独裁権力を手に入れたアベ自民が強すぎる影響力を持ってしまい、東電フェローごときでは自由にものが言えないからこそ
民主党という駆け込み寺へ直訴したというのが真相…
国家権力を手中にするだけでも恐ろしい影響力が発生するが、勝ちすぎるともっともっと恐ろしい、自制の効かないほどの影響力に化けてしまうものなんだよ…そこには見えない空気を通じて霊的な妖怪や悪魔が介在している。強い結界で強制力を維持している。

http://mainichi.jp/select/news/20130921k0000m010092000c.html

福島汚染水:猪瀬都知事「コントロールされていない」

毎日新聞 2013年09月20日 21時03分(最終更新 09月20日 21時04分)


 東京都の猪瀬直樹知事は20日の定例記者会見で、安倍晋三首相が五輪招致に絡み、福島第1原発の汚染水問題で「状況はコントロール下にある」と発言したことについて「今は必ずしもアンダーコントロールではない」と述べた。発言は今後への決意だったとの考えを示し「政府が意思表明をしたことが大事。(海外では)風評も混ざっていたが、いったん解決した。国内はこれから本当の解決に向かわなければいけない」と語った。

 安倍首相の発言は、7日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われた国際オリンピック委員会(IOC)総会の最終プレゼンテーションの中であった。「(汚染水は)完全にブロックされている」などの説明に対し、福島県の住民から「実態を正しく伝えていない」との声が上がり、東京電力の山下和彦フェローも民主党の会合で「コントロールできていないと考えている」と述べていた。


中部電力だけでなく…関西電力よ、お前もか…」
東電はもう瀕死なのは業界内では周知…ゆえに東電は中電や関電に買収される可能性がある。一部事業譲渡などによって。市場の自由化とはそういうことだ。

http://mainichi.jp/select/news/20130921k0000m020091000c.html
関電:首都圏で電力小売り参入 中部電に続き来年4月にも

毎日新聞 2013年09月20日 20時57分


 関西電力は20日、子会社を大手電力以外の新電力(特定規模電気事業者)に登録し、来年4月にも首都圏での電力小売り事業に参入すると発表した。自社の供給エリア以外での電力販売を巡っては、中部電力が新電力を買収して東京電力管内での販売を決めており、大手電力の動きが活発化しそうだ。

 新電力に登録したのは、商業施設やビルなどの電力設備の設置や保守管理を行う100%子会社の関電エネルギーソリューション(大阪市)で、首都圏での顧客は12件にとどまる。

 関電は、首都圏は市場規模が大きく、2020年の夏季五輪開催が決まるなど、今後も電力需要の増加が見込めると判断。他社の自家発電の余剰分や、余剰電力を売買する日本卸電力取引所から電力を調達し、東電の送電網を使ってビルや商業施設などに電力を販売する。

 原発停止の影響で大手電力各社が次々と電気料金を値上げする中、大手より5〜15%程度安く電力を販売する新電力が存在感を高めている。経済産業省に登録している新電力は、18日現在で102社に上る。

 燃料費の増加で経営が苦しい大手電力は、16年にも電力小売りが全面自由化されるのをにらみ、自社の供給エリア以外での電力販売の検討を始めている。中部電が三菱商事の子会社で新電力の「ダイヤモンドパワー」(東京都)を買収し、首都圏での電力販売に乗り出すなど、今後も地域をまたいだ越境販売の動きが加速しそうだ。


 ◇


ここ最近は自民右翼勢一党独裁を強めようと色々としゃかりきになっているのが、実際の彼らの工作や情報操作から漂ってくる。


・「そんな低い身分で、そんな生意気なことを言うのはタブーだ」と田舎者大勢に怒鳴らせ、世間全体へ圧力をかける動き
・政権や右側勢力にとって耳障りなことを言うのが、たとえネットのブログごときでも、執拗にこれらを動員してきて邪魔したり、圧力や脅迫をかけ続ける動き


大臣や官僚の代わりが担えるほどの有能な人材でも
なんのとりえもない部落下層市民の爺婆や、ゴロツキ下層市民らの大勢に
「こいつは生意気、いらないやつ、黙らせろ」と大勢にリンチされ沈黙させられてしまっている。


田舎の集落や、都会の部落地帯では、右翼や公務員らは、子供を遠隔操作で操って、最前線へ送り込む「鉄砲玉 兵隊」にするのが常態化している…子供だから単純でダマして使いやすく、子供だから手を出しにくい…アフリカのテロ勢力と同じ発想である。つぶしたい市民にぶつける”兵隊”の何割かが中高生だったり、時には幼稚園児すら混じっている…さすがに幼児は親子連れで親が右翼茶髪か、見るからに不器用そうなカルト信者系、であることが大半だが…


非常にヤバイ風潮となっている。
無計画の計画の、ちょうど真逆の傲慢ぶり。人間が何でもコントロールできるんだと強引に断言強弁し続ける姿勢。20世紀の姿勢。


数に力を与える多数決方式の限界。利欲や儲けに力を与える方式の限界。
組織暴力と権力が多数決をたくさん集めるノウハウ、ルールシステムの裏を網羅して選挙で勝つノウハウ、
得てしまっているから実質上の『チート状態』
すでに多数決や民主主義の理想や理念など、無効化されている。中世の絶対王政寸前まで来ている部分がある。


…そうした右側タカ派保守勢力が国際同時展開でガンのように暴れ始めたとたんに
尖閣問題、エジプト、シリアと、急に紛争だらけになった…思えばリビア紛争が発端だったか。すると和平的なオバマはいらない的なネガキャンが国際的に展開され始める始末…シリアのサリン問題ではプーチンに主導させたり。




2013/09/20、外出で病院やスーパーに立ち寄った際も、自民公明の手下が待ち伏せ
とんでもないことを次々にほのめかして発言して、去って行った。
2ちゃんねる開設者の西村さんは、神だ、彼ならすばらしい奇跡の数々で、日本を救える唯一の救世主になってくださる、他の人間にはできないことができる、そういう西村さんが安倍総理とタッグを組んだのだからもう日本は安泰だ」
おそらく創価公明系の工作員であって、馬鹿なことを言ってるのはわかってるけどあえておれを挑発して馬鹿にするために、このような腹立たしい極論をおれのめのまえで連呼するべく待ち伏せていたのだろうが…(よくあることだ、日本の利権や権力がらみの追い込み工作では)
しかしまぁひどい発言だ…
西村は名家のボンボンで(キャリア官僚の息子、家計も潤沢で留学歴もアリ)、安倍総理と出自は似ている。この両者が手を組みやすいのは当然。
だが名家のお坊ちゃんは常に、自分の財産と、権力立場を、失わないためにはなんだってやる…
貧乏人やクズを救ってもカネにも名声にもならんから、絶対に助けない。助けなかったイイワケは嘘八百で美化正当化する。
安倍総理や2ch西村を信奉してその手下になって嫌がらせや暴力を行い続ける工作員たちは、自分のボスがいざというときに助けに来てくれず、むしろ逃げてしまう人物であることを知らない…


いわば「名家・お金持ちの闇カルテル
そんなボンボン連中が、右翼左翼カルト宗教を問わず下層市民が目の前で溺れてようが焼け死にそうだろうが、
『自分の命を捨てて、捨て身で』助ける『はずがない』…ちょっと考えたらわかること。


相手が誰だろうが救うのは、財力も権力もわざと捨てている人間だけだ。死にそうになる地獄を何度も見てきた人物だけだよ。


西村とアベに共通する性格がある。世界中のお坊ちゃんや貴族に共通だ…
非常に残忍で、下層市民は人と思わず、切り捨てるコマ、利用価値とだけ見なす。
貧乏人がそこで溺れて死にそうでも、助ける価値がなかったら平気で見捨てる。
つねに、損得・価値観でしか動かない…自分が高価値と自覚するから、価値を失わないためにはどんな悪いことも卑怯なことも平気でやる。


それがわかってるから、誰だろうが必要と思えば助けるような博愛の人物は、、わざと権力も財産も家族ももたない。身軽でないと不可能だから。
いわば『義侠・矜持』でしか動かない人物。


 ◇

・アルプスは、低予算で値切るだけの東電発注なので、加工精度が悪く、溶接に気泡が多くて水が漏れる
・そこに政府予算を投入すれば充分に実用域に
・柏崎の濃縮分離プラントは確かに有望だ。ただし高濃度放射性廃棄物を何百年も保管する施設が必要になる。

http://gendai.net/articles/view/syakai/144667

頼みの「アルプス」は役立たず…汚染水浄化、これが“切り札”か

2013年9月19日 掲載


 19日福島第1原発の視察に行く安倍首相。IOC総会で「汚染水は港湾内で完全にブロックされている」とハッタリをかましたが、ウソが次々にバレている。

 18日は気象庁気象研究所の青山道夫主任研究員が、「毎日、計600億ベクレルのセシウム137とストロンチウム90が、港湾外に放出されている」とIAEAの科学フォーラムで報告。世界の舞台で安倍発言を根底から覆した。

 汚染水問題を解決することは、もはや不可能なのか。

 当初、汚染水処理の“切り札”になるとみられていたのが、「アルプス」という放射性物質除去装置だ。しかし、3月末に試運転が始まったが、まったく役立たずのシロモノだった。トラブルが続き、現在、停止中。政府は150億円かけてアルプスの性能をアップさせるというが、効果は疑問だ。

「毎日何百トンもの汚染水を処理しようとすれば、高度な設計と建設技術が必要になる。完璧な除去装置が完成するまでには、まだ時間がかかると思います」(元東芝技術者の後藤政志氏)

 そこで今、民間からはさまざまな浄化方法が提案されている。東邦大理学部の山岸晧彦訪問教授が提案しているのは、「粘土」を使った浄化だ。バーミキュライトという粘土鉱物にセシウムの除去効果があるといい、この粘土を使って円筒状の容器を造り、汚染水を毎時6トンの速度で流せば、1本で約1.3万トンの汚染水を浄化できるという。

トリチウムも除去できる>

 元大阪市立大学大学院教授(環境政策論)の畑明郎氏はこう言う。

「頼みの綱だったアルプスが完璧に機能しないことが分かった以上、速やかに次の対策に着手すべきです。原発の敷地内にタンクは無尽蔵に増やせない。ならば地盤がしっかりしたほかの場所に、石油タンク級の巨大で強固な貯蔵施設を造り、汚染水を移し替える方法を探るしかない」

 現時点での“最終兵器”とみられているのが、京大原子炉実験所の小出裕章助教日刊ゲンダイ本紙インタビューでも指摘した「廃液処理装置」のある柏崎刈羽原発に運び、処理する方法だ。廃液処理のメリットは汚染水を大幅に減らせることだ。汚染水を蒸留することで「濃縮廃液」と「真水」に分離させられる。放射性物質を取り除いた水は海へ戻すことも可能になる。残った濃縮廃液はセメントで固化処理する。

「汚染水処理の最大の難問は、トリチウムです。トリチウムは“三重水素”とも呼ばれ、水と構造がよく似ているため、普通の除去装置では汚染水から分離することは難しい。水から水は分けられない。その点、柏崎刈羽にある“廃液処理施設”は、分離が可能。この処理施設の性能を強化することが現実的でしょう。ただ、政府は汚染水を福島県外に運ぶ決断がつかないようです」(経産省関係者)

 安倍政権に任せていたら、汚染水問題は永遠に解決しそうにない。

政府与党も霞ヶ関も、及び腰や打算という点では職業的であり、共通し、限界点は応用力は低い。




菅総理がじきじきに現地視察にくるから、ベント中断するしかなかった震災直後
安倍総理が直々に現地視察へくるから、作業中断するしかなかった、ついこないだの事故原発現場
両者は全くの共通である。そしてなかなか事実を伝えてもらえない…立場が立場だけに。


おれも雨具+N95防塵マスク装備で11年と12年に現地の飯舘と浪江と南相馬線量計測旅行に出向いたが
まだ立ち入り可能地域はマイクロシーベルトだが、事故原発敷地内はミリシーベルト=マイクロの1000倍だ。
つまり強い電磁波放射能を放つチリ微粒子が無数に飛んでおり、それを避けるためには防護服は欠かせない…現場作業員が全員が防護服とN100防塵マスク着用だ。
同じチリ一つが飛んできても、事故原発敷地内や立地の大熊や双葉では、チリ一つの放射能は一般人が立ち入れる地域の1000倍『以上』なのだ…安倍総理が顔にチリ一つ付着したまま帰宅すれば、遅発性の皮膚がんが発症しかねない。だから防護服で付着を防ぐ。それでも放射能電磁波そのものは防げない…
おれは原発作業員や原子力系の学者の大勢と、事故直後に議論を重ねて、文献も読みあさった。へたな業界人よりも詳しい。治療のときに月間累積30シーベルト浴びて放射能の怖さや実際の症状も肌で知ってる。


ちなみにむしろ、菅総理こそが防護服とマスクをすべきだった…原子炉内部が高圧になっていくばかりで蒸気が外へ噴き出し、強すぎる放射性物質が続々と漏れてる時期に、菅総理は通常の服装で現地に到着した…ミリシーベルトどころか、さらに1000倍強い、シーベルトの物質が現地には充満してた…
おそらく安倍政権の時だったなら、やはり現地へヘリで飛んだだろう…防護服も着ずに…「着たら世界中が怖がるだろうが」とか言って…シャアのノーマルスーツかよ…

http://gendai.net/articles/view/syakai/144672
安倍視察は逆効果 「防護服フル装備」に世界はショック

2013年9月20日 掲載


名札の漢字も間違えられ…(東京電力提供)
 たった2時間半で一体何が分かるのか。19日、福島原発を視察した安倍首相。「汚染水は港湾内にブロックされている」「私が責任者として対応したい」と得意げに話していたが、IOC総会で国際公約した「コントロール」発言のための世界に向けたアリバイ作りは、“空振り”に終わった。

「パトロールは1日4回?」「モニタリングの影響は?」――。
赤いヘルメットに全面マスク、防護服で完全ガードして乗り込んだ安倍。原発敷地内の汚染水貯水タンクや港湾内のシルトフェンスを視察しながら、東電担当者に質問し、同行した海外メディアのカメラの前で「うんうん」とうなずいていた。現場で陣頭指揮に当たる姿をアピールする狙いだろうが、これはハッキリ言って逆効果だ。安倍がどんなに「安全」を宣言しようが、福島原発はいまだにこんなオバケのような重装備でなければ立ち入れない。それを映像で見せびらかしたのである。世界中があらためて大ショックを受けたのは間違いない。

「海外メディアを視察に同行させたというのは、安倍さんがそれだけ世界の目を気にしているということ。その海外メディアは防護服姿で視察する安倍首相の姿を厳しい目で見たでしょう」(元外交官の天木直人氏)

 さらに唖然ボーゼンとさせられたのが、突然、東電に5号機、6号機の廃炉を求めたことだ。

「安倍首相は『事故対応に集中させるため』と説明していましたが、両機は震災のダメージも少なく、原子炉は冷温停止で安定しています。今すぐ作業に取り掛かる必要は全くないから、パフォーマンスですよ」(科学ジャーナリスト

 誰がどう考えても、一刻も早く対策を打つべきは1〜4号機だ。ボンクラ首相のピンボケ発言で、福島原発の現場はさらに大混乱だ。それでなくても安倍の視察は現場作業員から大不評なのだ。作業員から視察現場の実情を明かされた渡辺博之・いわき市議はこう言う。

「首相や議員が視察するたび、現場の作業はすべて中断されます。仮に事故があれば大変なことになるからです。視察する人は(安全に)セットされた現場しか見られないから、詳しい状況は分かりません」

 安倍の無意味なパフォーマンスに振り回されていては、福島原発の収束などできるわけがない。

 オバケ服姿を見せられた世界のアスリートも、怖くて日本に行きたくないと思ったんじゃないか。IOC総会での安倍の“ウソ”が結果的に東京五輪を中止に追い込むことになりかねない。


やっぱり現地から怒られたね…
しかも首長じゃなくて議会って所が…

http://mainichi.jp/select/news/20130921k0000e040223000c.html
浪江町議会:首相に抗議 汚染水制御発言「事実に反する」


毎日新聞 2013年09月21日 12時04分(最終更新 09月21日 17時23分)


汚染水が漏えいした原因を調べるため、解体作業が進む東京電力福島第1原発の地上タンク(中央)=福島県大熊町で2013年9月18日午後4時45分、本社ヘリから木葉健二撮影
拡大写真


 東京電力福島第1原発の汚染水問題を巡り、安倍晋三首相が国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」などと発言したことについて、原発事故で全域が避難区域に指定されている福島県浪江町の町議会は20日、「事実に反する重大な問題がある」とする抗議の意見書を全会一致で可決した。

 意見書によると、原発から1日推計300トンの汚染水が流出している「深刻な事態」であり、「『コントロール』『(港湾内で)完全にブロック』などされていない」と指摘。安倍首相が「健康への問題は全くない」と発言したことに対しては、浪江町だけで震災関連死が290人を超えるとし、「福島を軽視する政府、東電に憤りを禁じ得ない」と訴えている。


廃炉庁ぐらいじゃないと、小さければ小さいほど後回し、軽視、うやむや、反対派ごね得…になるから。
かつての原子力産業が大きければ大きいほどに、事故後に廃炉重視に転換するなら相応に大きく強くないといけない。
なんせ廃炉をきちんとやっていかないと、日本経済も、国力も、いつまでも足を引っ張られ、柵に足止めされる。我慢して働かないとお金がもらえないぐらい苦しい弱い立場にある。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013092202100004.html
廃炉推進へ東電分社案 自民復興本部長 首相に提言

2013年9月22日

 自民党東日本大震災復興加速化本部長を務める大島理森前副総裁は、東京電力福島第一原発廃炉事業を進める別会社を設立して東電から事実上分社する案を検討するよう安倍晋三首相に提言した。党幹部が二十一日、明らかにした。

 東電が賠償や経営に専念できる環境をつくり、廃炉事業を加速する狙い。

 分社した場合、事故処理から廃炉までの事業を担う人材などを別会社に移し、国が資金面を中心に支援する。ただ、東電と国の責任の線引きがあいまいになるとの指摘があるほか、東電の負担軽減に異論が出る可能性もある。

 大島氏は十八日に関係者を通じて私案として伝えた。復興加速化本部の第三次提言として近く正式にまとめる方針だ。

 これまでの党内の検討では分社案のほか、より国の関与を強めるため(1)「廃炉庁」を新設して国が前面に立って廃炉事業を担う(2)廃炉事業を担う独立行政法人を設立する−案も出ている。第三次提言では三案が併記される可能性もある。

 復興加速化本部は三月の第一次提言で、福島第一原発廃炉事業を担当する国の専門組織創設を求めている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013092202100006.html

「五輪ありきの工程が心配」 福島第一原発の作業員

2013年9月22日

東京電力福島第一原発のタンクの水漏れ事故を受け、対応に追われる作業員たち=東電提供
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 安倍晋三首相は二〇二〇年の東京五輪に向け、東京電力福島第一原発の汚染水対策を政府が責任をもって進めると国際社会に約束した。事故収束を担う作業員からは「東京五輪ありきで、現場の状況を無視した工程表が組まれるのではないか」と懸念する声が出ている。 (片山夏子)

 「一番恐れているのは、事故発生当初のように工程表が机上で作られ、現場に押しつけられること」とベテラン作業員は言う。

 事故発生から一カ月後の一一年四月、現場は作業員も重機も、道具や材料を運ぶトラックも足りない状態だったのに、政府と東電が年内の工程表を発表した。

 工程表は毎月改定され、男性は「現場の状況を考えずに発表された工程表に悩まされた。絶対無理だとみんな悲鳴を上げていた」と振り返る。「政府がやるって発表しちゃったから」と夜中に駆り出されたこともあった。

 今年六月にも、炉内の状況さえ分からないのに、溶けた核燃料の取り出しを前倒しする工程表が発表された。「無理な工程でも、発表されれば、それに沿って現場は動かされる」と男性はため息をつく。

 現場では、汚染水対策や使用済み核燃料の取り出し準備など、いくつもの作業が同時並行で進む。

 作業間の調整をしないと、混乱や事故を招く。天候にも左右される。

 男性は「計画には余裕が必要。現場を徹底調査し、施工企業や現場の人も入れて工程を作らないと、突貫工事になってトラブルが起きる」と指摘する。

 東京五輪を控え、危険な作業は先延ばしにされる可能性もある。「特に五輪開催中は、何かあってはいけないと危ない作業をしないのでは。トラブルを起こすな、というプレッシャーもきつくなっていくと思う」

 今後、事故対応への政府の関与が強まる副作用として、「政府判断が入ることで、情報が出てこなくなるのではないか」(別の作業員)との懸念の声も聞かれる。事故当初も、東電が出そうとした情報を、政府側が報告を受けていないとして、発表を止めたこともあった。

 ある作業員は、事故直後、高濃度の放射性物質が建屋内から検出されたが、混乱を招くとして発表されなかったと明かす。この作業員は国際機関などの目が必要だとし、「第三者を入れて事実を公表し、きちんとした対策を進めてほしい」と話す。

 福島第一で長年働く男性は「現場は五輪のためではなく、事故収束に向けて作業をしている。政府は世界に公約したように、責任を持って廃炉に向けた作業が進むようにしてほしい」と訴えた。


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ハッピー ‏@Happy11311 7時間

続3:まして110万kw級の原発廃炉解体なんて世界初じゃないのかなぁ…?廃炉予算も想像つかないし廃炉に向けた技術開発も沢山しなきゃならないし…。オイラも昔、東海村にある実験炉の解体に少し従事した事あるけど、そりゃ毎日想定外のトラブルで上手く行かなかくて苦労した思い出があるんだ。
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ハッピー ‏@Happy11311 7時間

続2:それは配管や機器類の主な線源であるコバルト60と云う核種の半減期が約五年だからなんだって。国内でも東海村の実験炉での解体や今も小さな商業炉の解体はやってて多少の実績はあるけど、まだまだ本格的廃炉工事っていうのは、手探り状態で世界的にも全然確立されてないのが現実なんだよね。
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ハッピー ‏@Happy11311 7時間

続1:使用済み燃料取り出しても、解体出来るのは汚染が低い箇所の機器類や配管からで、原子炉解体までには最低でも10年以上かかると思うんだ。通常、原発解体で一次系の配管や機器類は科学洗浄や除染をするけど、少なくとも五年間は解体に取りかからないんだ。


ハッピー ‏@Happy11311 9月19日

茂木経産大臣は、5・6号機の廃炉の一兆円は東電で準備するものと言ってる。…という事は、東電が資金を作るには、電気料金の値上げと柏崎原発の再稼働。それが認められない場合、国が廃炉要請した責任で税金が投入されるというシナリオが、たぶん東電と国の間で、すでに出来上がってるんだろうね。


ハッピー ‏@Happy11311 9月19日

続1:安倍首相が1Fに来たけどオイラは会わなかったでし。聞くところによると50人以上の団体だったみたい。オイラはもっと早く5・6号は廃炉にして汚染水処理システムを5・6号機建屋内に造ればいいと思ってたんだよね。だけど東電内部で資産問題とかあってなかなか廃炉が決まらなかったんだ。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

この1・2号機スタックはベントで使ったから線量高くて、未だに近づけないんだ。スタック近くの雰囲気線量でも200mSv/h位あるはずだよ。これ見方によっては汚染水より大変かも…。東電会見で広報の人は落ち着いて話してるけど、東電内部では相当な危機感持ってるだろうし焦ってるはずでし。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

東電会見で1・2号機のスタック(煙突)に亀裂が入ってたり破断してるって、サラッと言ったけど 、これってγ線量10000mSv/hの煙突なんだよね。こんなの折れたら、凄い汚染が拡散しちゃうでし(>_<)


ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

続5:税金使ってお金だけ投入して、既存計画の継続や入札制をやってるだけなら、東電と株主、銀行を助けただけだと思われても仕方ないよね。とにかく陸側遮水壁はもう一度再検討した方がいいと思うでし。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

続4:これらの地下には高濃度汚染水を常に貯留させてるし、事故当初に突貫工事でやった止水だってどうなってるのかわからくて、海に流れてる可能性も大きいんだ。今の政府は、色んなリスクを洗い出すって言ってるのに、全然やる気が感じられないんだよね…。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

続3:日本の土木は世界的にみてもトップクラスだし絶対に凍土壁よりいい遮水壁工法が絶対にあると思うんだ。あとオイラが特に理解納得いかないのは、陸側遮水壁の範囲が、なぜ高温焼却炉建屋やプロセス主建屋、サイトバンカーを囲わないのか?検討しないのか?理解できないんだ。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

続2:オイラは政府主体でやるなら、もう一度全国の民間企業や大学、研究所から遮水壁は公募した方がいいと思うんだ。どうせ国税使うならもっと信頼性高いものをコスト抜きで開発すべきだし、ベストを尽くすべきだと思うんだよね。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月18日

続1:陸側遮水壁って、政府が乗り出してきたのに、なんで再検討しないんだろ…?大手ゼネコンの三つの案から凍土壁を選んだ理由は確か工期とコストだった気がするんだよね。それに今でも凍土壁を何年も維持出きるのか前例ないし、不安材料は沢山あるはずなのに、なぜ再検討しないのかなぁ…


ハッピー ‏@Happy11311 9月16日

続1:2011年や2012年も大雨が降った事があったんだけど、その時もタンクエリアの堰なんて溢れてたし、土砂も沢山流れたし、側溝とか排水溝とかは、なんか凄い勢いで水が海に流れてたんだ。一番ビックリしたのは、据付途中のタンクが池になってしまった場所でプカプカ浮いてたんだよね。


ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続8:こんな事は、実際に作業してる下請け企業や作業員からしてみれば当たり前の事でみんなわかってるんだけど、何故だか東電や元請けは、そこまで考えてくれないんだよね。とにかく造る事しか考えてなかったっていうか…とりあえず予算はこれだけっていうか…。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続7:オイラが現場と計画をみた感じでは間違いなく工程は遅れると思うよ。タンクの話に戻るけど本来タンク計画は最初からメンテナンスやリプレース、解体を考慮して計画するべきで、最低でもタンク廻りに70tクラスのラフタークレーンと20tクラスの大型トラックが入るスペースが必要だったんだ。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続6:例えば1号機、3号機、4号機のカバーリングも同様で、最後の建屋解体まで考慮した設計施工じゃないから、その都度いろんな後戻り作業があって、その度に作業員の手間と被ばくが増えるはずなんだ。近々始まる1号機の燃料デブリ取出し工程も政府は根拠なく前倒ししたんだけど…、
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続5:この作業だけみても、タンク計画がいかに考えられてなかったかがわかるよね。造ったタンクは将来いずれ解体されるし、長期的に考えれば、メンテナンスやリプレースも必要なのにそんな事は全然考えてなかったんだ。でもこれはタンクだけじゃなくて他の工事全般的に言える事なんだ。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続4:重機やトラックがアクセス出来ないみたいなんだ。だから関係ないタンクをまずは解体してるんだけど、この中にも同じように汚染水は入ってたから線量高いんだ。つまり漏れたタンクを一個解体するのに、結局二個解体するから作業員の手間も被ばくも単純に云うと倍になるんだ。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続3:H4エリアのタンク解体始まったけど、やっぱりというか、予想通りというか大変みたいだね。オイラ達も作業のはじめの頃から「これ将来タンクをバラす時、大変だよなぁ」って話してたんだ。今回も漏れたタンクNo.5を直接解体出来なくて、その前に手前のタンクNo.10を解体しないと…
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続2:初めて現場に来る作業員に「なんでこんなに、エリアも名称もバラバラなんですか?」ってよく聞かれるんだけど、説明するのに苦労するんだ。事故当初から汚染水処理に携わってる人は経緯がわかるんだけど、途中から来た東電担当や作業員も説明できないと思うよ。
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ハッピー ‏@Happy11311 9月14日

続1:初めから50万トン分位のタンク増設の計画をしてたら、こんなにタンクエリアもアチコチに分散しなかっただろうし、管理もやりやすかったはずなのにね。オイラ達も作業しながら、増えていくタンクエリアが色んな場所に分散してるから大変だったんだ。


「こんなに危険なのに、なんで世間の大衆はわからないんだ!」
であれば、テロに走りかねない危険な極左であり、


「こんなに安全なのに、なんで世間の大衆はわからないんだ!」
であれば、テロに走りかねない危険な極右であり。


どちらも利権ゴロツキが行うプロ活動であって
わざと鼻つまみ者のヨゴレ役を引き受ける姿は、産廃ゴミ収集を担う極道そのものである。
右翼左翼とは、わざと強面の悪党だけできもちわるいキチガイみたいなことをやってみせて、一般大衆を参加させない役目もある。


以下の石井氏は、極左側の英雄橋先生とケンカして忌み嫌っているが、
これは発想が極右で、立ち位置も右翼利権のプロだからだ。左右は常に鏡写し、忌み嫌うのは似たもの同士…
英雄橋先生も、義務感とか、孤独感から、方々にかみつく。
石井氏の姿も発想もまた、それそのものだ。
そして両者は空振りを続ける…右翼左翼の生粋の構成員はそんなの毎度のことだからわかってる(空振りがループし続けないと利権として食っていけない)。空振りするのはおかしいと思ってるのは、生粋の構成員より下の、半プロ半アマの連中が多い。


石井氏はそんなだから、サンケイ系列でしか使ってもらえない。極右にしか読者になってもらえないサンケイでしか。

http://agora-web.jp/archives/1559613.html
放射能のリスクを科学で分かる範囲で正確に認識し、福島の現状を冷静に観察すれば、恐怖を抱くことも、騒擾に社会が包まれる必要もない。今の混乱はばかばかしいものだ。
すると見ず知らずの人から批判だらけになった。主張を検証するのではなく「御用」とか「原発推進派」とこの2年半、ののしられ続けられた。

TARITARIのウィーンに、やっつけてほしいね経産省担当者を。

http://mainichi.jp/select/news/20130917k0000e010137000c.html

福島汚染水:各国から厳しい指摘 IAEA説明会


毎日新聞 2013年09月17日 11時06分(最終更新 09月17日 12時01分)
16日、日本政府の説明会で福島第1原発の汚染水漏れ問題などに耳を傾ける参加者ら=樋口直樹撮影


 国際原子力機関IAEA)総会の関連行事として16日夕、ウィーンで開催された日本政府主催の福島第1原発汚染水漏れ問題に関する説明会で、各国の専門家から抜本対策の遅れや規制当局のあり方などを問う厳しい指摘が相次いだ。第一義的な責任は東京電力にあると繰り返す日本側の説明からは「政府が責任をもって取り組む」(山本一太科学技術担当相)との意気込みが伝わらず、責任の所在のあいまいさを印象付けた。【ウィーン樋口直樹】

 説明会には、原子力政策を推進する経済産業省と、同省から独立した原子力規制委員会廃炉に関する研究開発を行う国際廃炉研究開発機構などの担当者が出席。汚染水漏れの現状と、凍土壁の設置や浄化装置の増設などによる政府主導の解決策について、会場を埋めた100人以上の専門家らに説明した。

 だが、会場からの質問は今後の対策よりもむしろ、汚染水漏れの深刻化を招いた責任を問うものだった。スロベニアの規制当局者は「汚染水問題は原発事故直後から予想できた。なぜ2年以上もたった今まで持続的な解決策を見いだせなかったのか」と、厳しい口調で切り出した。

 これに対し、廃炉機構の担当者は、汚染水の漏えい部分の発見と修理に手間取っている▽原子炉建屋に流れ込む前に地下水をくみ上げて海に放出する計画が漁業関係者らの反対で困難になっている−−と説明。

 経産省の担当者が「法的な責任は東京電力にあり、我々はサポーターの立場。東電には資金もアイデアもなく、2年間も良くない状況が続いてしまった」と釈明すると、会場から「責任転嫁ではないか」との失笑が漏れた。

 一方、原子力規制委員会のあり方にも疑問の声が上がった。2007年に調査団を率いて訪日した仏原発安全当局者は「規制委員会の技術顧問が、問題解決を図るため東京電力にアドバイスするのは、原子力安全の責任分担をあいまいにするものだ」として強い懸念を表明。規制委員会側は「規制当局は電力事業者と一線を画すべきだが、福島第1原発事故に限り、問題の拡大を防ぐために行っている」と説明した。


民主政権の頃は、いくら識者やゴシップが述べてもタブーとして黙殺された話題が
いよいよNHKでも公言レベルになった。
日本政府、日米両政府も…観念したと言うことだ。

NHKスペシャル
2013年10月5日(土)午後9時00分〜9時49分
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/1005/
原発テロ
〜世界が直面する 新たなリスク〜(仮)


原発の安全性に警鐘を鳴らした、福島第一原発事故。実は今世界は、「フクシマ」からもう一つの重大な警告を受け止めている。「核兵器がなくても、原発の電源や燃料プールを破壊すれば核テロを起こせる」ことを明らかにしてしまったのだ。


フクシマ後、世界各国では、武装部隊が電源や燃料プールの警備を強化。さらに警備が破られる「想定外の事態」に備え、放射能汚染下でも電源の確保や冷却を行える体制を整え始めている。またテロの多くに内通者が関与していることから、原発の従業員の犯罪歴や借金・思想まで徹底調査している。こうした中、世界が懸念しているのが、日本。全国50の原発に、テロの標的となる大量の使用済み核燃料を貯蔵、さらに国内外にプルトニウム44トンも保有しているため、早急な対策を求められている。
核兵器のない日本で、平和利用の象徴だった「原発」がテロの温床となるという事態に、私たちはどう向き合っていけばいいのか。対策の最前線をルポ、日本や世界が直面する「原発テロ」リスクと、「これから」を考える。


 ◇


元NRC委員長ヤツコ氏も、安倍総理の「コントロールされている」発言を暗に非難。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20130807/1375847084

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130923/t10014742771000.html
汚染水問題で政府の対応を批判
9月23日 21時6分



おととし、東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きたとき、NRC=アメリ原子力規制委員会の委員長を務めていたグレゴリー・ヤツコ氏が23日、東京都内で講演し、福島第一原発の汚染水の問題について「なぜもっと早く政府が関与しなかったのか不思議でならない」と述べ、日本政府のこれまでの対応を批判しました。

グレゴリー・ヤツコ氏は、アメリ原子力規制委員会の委員長を去年7月まで3年余り務めた物理学者で、福島第一原発の事故のあと、その対応を巡る日米両国間の協力や、アメリカの原発の安全対策の見直しを進めてきました。


「なぜもっと早く政府が関与しなかったのか」

23日、東京・千代田区の会場で「アメリカから見た原発事故」と題して講演したヤツコ氏は、福島第一原発でタンクから汚染水が漏れ出した問題について「東京電力に対応能力がないという懸念を国際的にますます高めた。規模や関心の大きさから、なぜもっと早く政府が関与しなかったのか不思議でならない。日本国内では、ほかの原発の再稼働にばかり関心が集まり、福島第一原発の汚染水の対応が忘れられていたようだが、国際的には、まだまだ対応を続けなければならないという意識があり、アメリカを含め、それがさらに深まった」と述べ、日本政府のこれまでの対応を批判しました。
そのうえで「課題は今も続いていて、あしたとか来月などという期間では無くならない。何年、何十年、あるいは、福島第一原発が完全に廃炉になるまで続く。漁業者だけでなく、住民や経済に与えている影響は大変、甚大で、日本の原子力への国際的な信頼が揺らいでいる」と述べ、汚染水の問題は重大だという認識を示しました。


原発事故は起こるもの」

ヤツコ氏は日本がこれから原発とどう向き合っていけばよいかについて「原子力の関係者の間では『原発は安全で事故は起こらない』という考え方もあったが、『原発事故は起こるものだ』という基本的な事実を認めないとオープンな議論はできない。事故は防げないという前提で、重大で過酷な事態にならないようにするには、どうすればいいかを考えるべきだ」と述べ、これまでの発想を変えるべきだと指摘しました。
そのうえで「住民を誰1人避難させてはいけないし、周辺や海を汚染してはいけないという今回の事故の教訓を踏まえた新しい安全基準を打ち出すべきだ。また、福島第一原発の汚染水の管理や核燃料の運び出し、それに、建屋や地域の除染、住民の帰還などについて、市民が政府に説明を求めたり、対話や議論をしたりするなどの行動が必要だ」と述べ、一般市民の積極的な関与も求めました。


「100年後には“脱原発”も」

講演会の会場には100人近くが集まり、質問や意見が述べられました。
それに答えるなかで、ヤツコ氏は「核分裂のエネルギーで発電する原発は、費用が高いし、壊滅的な事故のリスクを負っているので、100年後には原発が無くなってほしいという思いは共有したい。しかし、そこにどうやって到達するかが難しい。日本は島国でエネルギー源が少ないが、人的資源と技術や知識などを活用して、よりよい発電方法を開発し、世界をリードしてほしい」と述べ、深刻な原発事故を経験した日本による次世代のエネルギーの開発に期待も示しました。