先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

せっかくだから、ミクはまだまだ今ひとつだという話をしてみようか


いや、未成年や新卒ぐらいまでの若いユーザ連中にとっては、別に気にならない、気づかないレベルなんだけど。


でもこれが、クリエイターとか、世界中のアルファクリエイティブという話になると、違ってくる。


ミクのライブ映像とか見ていても、そのモーションや、モデリングは、
いかにも『汎用ソフト』そのものだ、カネはかかってない。
いわば民生用、学生連中の玩具なので、高額にできない結果だ。


これがたとえTVアニメの3Dモデルだって、もっと手間暇もかかってるし、モデリングもモーションも秀逸だ。
ましてハリウッドの3Dともなればアバターでなくとも日本よりさらに予算もかければ作り込みもするし、いちいち専用のソフトやプラグインもつくるぐらいだ。


一般向けのソフトのままで、そこそこ話題性を得ていくのもいいだろうが、もうひとつ飛び抜けて、アメリカなど世界各地のアルファクリエイターおよびその集団に、相手にしてもらい、エディター側として率先して参加してもらうなら、もっとTVアニメやハリウッドのほうへ接近していかなくてはならない。一般向けソフトの3Dモデルととクリエイターやイベント向け3Dモデルとで、DSとPS3、サターン版とアーケード版のバーチャファイター、ぐらいの差異が出てくるだろう。


NHKのETVで富田勲がミクに興味を示してエディットして交響楽団へ組み込んでみたということを紹介していたが、
あの人もすっかり高齢だが、若い頃からアナログシンセに携わってきており、ミクも目新しい楽器のように見ているようだった。新しいのが出るたびに飛びつくタイプだろうね。


あのボーカロイドシリーズもミク以外はサッパリ注目されてない。
キャラデザインの問題か、声優の声色の問題かは知らないが…


とかく、一流というものに近づいていくためには、まだまだだなと。現状、三流プロのデビュー口実作りのツールとか、よその業界がカネのにおいをかぎつけて飛びついてくるとか、その程度で収まっている。


ミクもアベノ ミク スもいまひとつ…おあとがよろしいようで… テケテン



見事なまでに1ch.tvでネットサービス大失敗した西の提案だからなーー…信用できない。うさんくさい。


いいくら4K機種が安くなっても、すでにみんな地デジテレビ持ってるんだよ。
わざわざ4K対応を考えなくても新機種は全部4K対応にすればある程度は普及するが、おそらく3Dと同じで大半のユーザは4K機能は使わない。


ってことは、総務省やメーカーがもくろむような、4Kをほしがる大衆が飛びつくように買っていくようなことは、まずない。
ってことは、4Kというのは単に放送局やコンテンツプロバイダーの設備投資増と言うだけ(重荷)になる。


西は元アスキーだから技術者だ。なので技術について熱く夢中で語っているが、残念ながら実社会は技術を熱く思っていない。技術者オナニーでいくら新技術を展開しても無駄に終わる。西=クタラギPS3なのだ…
ってか、この釣り記事って完全に、アゴラでさんざんDISられてる4Kへの擁護提灯記事だろ…

http://agora-web.jp/archives/1517467.html

IT・メディア 4K放送やディスク、ネットは混沌としているが、それでも4Kテレビは売れる


4Kテレビ受信機は、4Kコンテンツが無くても、2Kコンテンツの表示機として、値段が安くなれば売れると書いたら、山田肇東洋大学教授からは「画質が良いから売れるって単純すぎませんか?」と言われた。アゴラの読者の鈴木隆氏からはコンテンツデリバリーシステムについて技術屋として何か言え」と言われた。一番センシティブなトピックスであるが、今の段階での私見を簡単にまとめてみた。

メディアの変遷
失敗した、LDとかVHDとかMDとかアナログHDとかは含まない。しかし、私はこれらを失敗とは思っていない。そうすると売れないという偉大な実験であったと考えるようにしている。メディアの歴史は、ビニール盤レコード、銀塩フィルム、アナログ放送、アナログ磁気記録、デジタル光ディスク、デジタルHD放送、デジタルHD磁気記録、デジタルHD光ディスクと代替わりを続けてきて、今はインターネットオンデマンド、インターネットIPTVに移り変わりつつある。

メディア変遷の波はすべて放送から始まった。ラジオもテレビも。NHKは有料であるが、お金を払わないで見ている人は多い。録画すればNHKのお願いは消えるらしい。民間放送はタダである。放送の次は、それを記録する磁気記録が進んだ。その磁気テープカセットがメディアとして定着し、再生機が増えて、そのフォーマットで有料メディアが売られ、レンタルも増えた。パソコンのオンデマンドでタダがYOUTUBE、有料は雨後の竹の子のように発生している。そんなときにこの4Kが出てきたのである。

次は何?

4K放送
放送は2K、4K,8Kのサイマルキャストが望ましい。テストベッドはNHKの仕事ではなく、国の仕事ではないかと私は思う。などと書くと、「サイマルキャストは電波の無駄使い。公費による4K、8K試験放送衛星の打ち上げを止めよ、それにネット配信がある。-- Y田 某」というオピニオンが出るだろう。

4K放送の録画
放送の録音録画は取りあえず、磁気ディスクの入ったハードディスクレコーダーが主流になるだろう。これは電機メーカーの仕事になる。ハードディスクレコーダーはソフトを変えるだけで、オンデマンド配信のセットトップボックスになる。

4Kディスク
オフラインのメディアデリバリーは光ディスク。これも電機メーカーの仕事である。取りあえずはいかにBDをモディファイして、4K対応にするかが、当面の一番大きな争点である。4Kのスペックのイニシアティブを誰が取るのかが興味深い。ソニーと、サムソンなどハードメーカーの主導権争いは、こっそり始まっているだろう。アップルはオンラインのフォーマットだけやっているだろう。パソコン本体から光ディスクを外すぐらいの会社だから、4KのBDには何も言わないであろう。しかし、この4Kディスクは、マニア向けの高額なものになり、DVDの様にたくさんは普及しないかもしれない。なぜなら、世の中はインターネットを使ったコンテンツデリバリーシステムの流れになっているからである。とにかく、ハードメーカーの争いか談合で4Kのディスクは決まるのは時間の問題である。

ネットの映像配信
オンラインの映像についてはどうなるのであろうか。ここが一番興味深いところである。アップルは音楽配信では、王様であるが、映像ではトップではない。ハリウッドのインサイダーであったジョブズが生きていれば、事情は違っていたかもしれないが、今のアップルにハリウッドに対する発言力があるとは思えない。

ニコ生のようなリアルタイムの映像配信が直ちに4Kに対応するとは考えられない。NHKは8Kまで待つとかいって、NHKオンデマンドも当分は2K間でしかやらないかもしれない。オンデマンド配信はニセHD(1k)、フルHD(2K)、4K、8Kが混在するのであろう。昔のテレビライブラリーはさらに小さなDVDのフォーマットのママになるのであろう。映画素材は4Kや8Kでテレシネして、リマスターが出てくれば、フアンとしては楽しみである。ネット接続は、光と無線が同時に整備され、2Kや4Kのストリームが安定して可能なバックボーンの整備が、キャリアーの間の競争という形で進むので、楽観している。この色々なサイズの映像をアップサンプリングして表示するのが4K,8Kテレビである。アップサンプリングの競争がこれからの注目点である。

そういうドタバタがこれまでもこれからもやって来るが、今年や来年は、安い4K対応のプレイステーション3か4に、おそらく安くなる台湾、韓国製の4Kモニターを繋ぎ、「4Kテレビで2Kコンテンツを視る」ことが、取りあえずのビジネスになるのではないかと私は言いたいのである。こういう単純なビジネスモデルは強い。

日本のメーカーがこの安い4Kテレビを作って儲けることが出来るかどうかは、国際的な競争力も持てるように企業努力すれいいのではないか。それをしないで4Kは儲からないなんて言う会社は、当然4Kには参入しない。

西 和彦
尚美学園大学 教授

結局、商用用途限定への道。かつてのアナログハイビジョンより少しはましな程度。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK06039_W3A200C1000000/
高精細「8K」放送、CATVで KDDIら実現にめど
新圧縮方式を開発、まず商業施設向けで実用化


 もっともJCOMでは、一般消費者向けの8K放送を早期に始める予定はないとする。「8Kに対応した映像素材やテレビの普及を見計らう必要があり、現段階で具体的な8K放送の開始時期は見通せない」(山添取締役)。当面は、競技場や映画館などの商業施設にスポーツなどの映像を中継する、パブリックビューイングを主な用途として実用化を目指す。その上で、圧縮方式の標準化への働き掛けと、JCOM系列の各CATV事業者における伝送実験などを並列で進め、将来の8K放送の本格化に備える方針だ。




 スーパーハイビジョンは、縦横の最大画素数がそれぞれ現行のフルハイビジョンの4倍となる。フルハイビジョンは横方向の画素数が約2000画素であることから「2K」、スーパーハイビジョンは同約8000画素であることから「8K」とも呼ばれる。総務省は、2016年のリオデジャネイロ五輪に合わせて8Kの実用化試験放送を始める計画だ。

 このほか計画中の超高精細放送としては、2Kと8Kの中間となる同約4000画素の「4K」もある。総務省は14年7月にもCS放送で4Kの放送を始めることを検討しており、シャープやソニー東芝などのテレビメーカー各社も4K対応テレビの製品化を始めている。

 今回の8K映像の伝送実験では、KDDIKDDI研究所が開発した独自の映像圧縮技術を採用した。同技術では、解像度の大きい8Kに合わせて圧縮アルゴリズムを見直し、現行の圧縮方式より8Kでの圧縮率を高めた。また2K、4K、8Kの3種類の映像をまとめて圧縮し、放送局側で2K映像のデータと4K用の差分データ、8K用の差分データを生成し伝送することも可能にした。この場合、テレビ側で4K映像を表示する際は2K映像の、8K映像の再生時は4K映像のデータを参照しつつ、不足する情報は差分データを基に補間して映像を復元する。2K、4K、8Kの3種類の映像で類似した情報を省けるため、伝送するデータの量を従来の圧縮方式よりも大幅に減らせるという。