先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

震災を振り返る

最近は、自転車でロングライドして2kg以上減るけど(VAAM効果はものすごい…すごく力がわくけどすごく脂肪スタミナを燃焼し尽くす)


震災当時は、ろくに外出買い物できない眠れないメランコリーとかで3kg以上減った。放射能汚染回避で室内待機で暇でやることが無いから、2chにツイッターに学者ブログにと巡回しまくり、識者教授に各界技術者らとネット談義を重ね、調べた情報をあちこちに紹介したり告知して回っていた。寝るサイクルも完全に狂っていて、いつが夜で昼だか全然感覚が無い状態。


さっき、体重計で震災直後と同じ数字でびびった。青梅〜環八周辺の日帰りライドと、連日の3時間ウォーキングで、すっかり脂肪が燃え尽きていた…腹を触ってもスルーで手が滑ってしまう。

http://twitter.com/kasumin777/status/50494564989026304
18:50:17 2011年03月23日(水)
震災で、ネット上ボランティアや寄付や節約や閉じこもりや、ネット見てばかり、TVぽぽぽーんテロに追い詰められたり…今日までに体重が3kg以上落ちていた…なんかふらつくと思ったら


https://twitter.com/kasumin777/status/46085526876467200
2011年3月11日 - 14:50
地震ナウ。東北震度6の余波なので、東京都はいえど、時間が長い…揺れも大がかりだ、震度は2,3くらいだけど、いつもと違った…大丈夫か仙台

https://twitter.com/ka2nd/status/284313100776251392
2012年12月28日 - 0:01
東京・青梅市は史上、大地震がなかった山間部地域=臨時政府機能設置などに適する。311も体感震度2〜3で推移、TVつけるまで全然普通の地震だろうと思ってた

仙台を心配したのもTVつけてNHKがそう言ってたからだ。ほどなくお台場火災も映ってたような。「なんだこりゃ…もしやデカイ地震?」だんだん気づいた。


3/18に皇居付近の日本ユニバまで、古着などを寄付にでかけてしまっている…そのときにもう必須知識があればN95マスク着用に線量計持参で出かけただろうに…まだ都心部を3号機のプルーム気流が漂っていた頃だ。
http://kasumin7.web.fc2.com/m1103.html#18
このときにスクーターでガソリン使ったので、後日はあまり出かけられなくなったのはむしろ幸いだった。ただ当時は自転車がなく難儀はしたが…


出かけるときはせめて雨具と花粉マスクとゴーグルは活用。

http://twitter.com/kasumin777/status/47584936437358592
2011年03月15日(火)
服を保護するゴアテックス雨具などを着る(簡易防護服)頭のフードもかぶる、花粉マスクとゴーグルつける。ついた塵芥は除染(洗い落として室内にも残さない)@Aonyx121原発の近くでは外に着ていった服を脱いだらポリ袋に入れて近づかず数ヶ月放置しなきゃだって。半減期が1ヶ月


http://kasumin7.web.fc2.com/m1103.html
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色々と学習した上で
自分なりにベターな除染方法を編み出した。

・・・とはいえ、基本は花粉除去法である。一緒にやるしかないので…

1 外歩き専用の服を用意
2 帰宅したらほこりをはたき、脱いで玄関につるす、それ以上中へ持ち込まない
3 すぐシャワーと入浴。鼻腔洗浄と目洗浄、耳洗いに洗髪。(水道水は粘膜をいためるのでほどほどに)
4 最後にシャワーで洗い流し、浴槽と洗面台の洗浄。

5 ここまで清潔になったら、外出しない。したらまた1から繰り返す。
6 室内換気は避け、対流を起こさない。ものはそーっとあつかう。掃除もそーっと。

放射性物質(チリや水蒸気)を、体表面にも浴室やスポンジなど設備にも、残さない工夫。

以下の専門家チームは、再利用しないって書いてあるけど、
とにかく鼻口に入れない、残さないこと。肺に入れるのが最悪。目も良く洗わないと良くごみが残るので危険。

家庭でできる除染なんて、専門医療には及ばないし…ベストエフォートで。


 ◇

http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201212271033.html
大飯原発活断層なら停止指示 規制委の田中委員長語る


写真:敦賀原発1号機(左)と2号機(中央)=福井県敦賀市朝日新聞社ヘリから拡大敦賀原発1号機(左)と2号機(中央)=福井県敦賀市朝日新聞社ヘリから



 原子力規制委員会の田中俊一委員長は27日、朝日新聞のインタビューで、全国で現在唯一稼働中の関西電力大飯原発の重要施設直下に活断層があれば、関電に停止を指示する方針を明らかにした。3年間で全原発の再稼働を判断するという安倍政権の方針については、審査に時間がかかり無理だとの考えを示した。

 規制委は、28日から専門家による大飯原発の現地調査をし、活断層かどうかを判断する。重要施設の直下に活断層があると判断されれば、「行政的な判断で止めるようお願いする」と述べ、強制力はない行政指導で停止を関電に指示する考えを示した。

 国の基準では、活断層の真上に重要施設は設置できないと定めている。原子炉等規制法では差し迫った危険があれば停止命令を出せる。しかし、差し迫った危険とまではいえず、田中委員長は法的拘束力をもって停止命令を出すのは難しいとの見方を示した。

 また、規制委の専門家会合が原子炉建屋直下に活断層がある可能性が高いと判断した日本原子力発電敦賀原発について、安全審査はできる状態になく、廃炉にせざるを得ないとの見方を示した。


http://www.asahi.com/national/update/1228/TKY201212280825.html
薄れゆく脱原発に怒り 安倍政権発足後、初の官邸前デモ


写真:原発再稼働に反対し、様々なメッセージを掲げて抗議する人たち=28日夜、東京・永田町の首相官邸前、小川智撮影拡大原発再稼働に反対し、様々なメッセージを掲げて抗議する人たち=28日夜、東京・永田町の首相官邸前、小川智撮影


 安倍政権発足後では初めてとなる東京・永田町の首相官邸前での脱原発の抗議行動が28日夜、あった。民主党政権時代の「脱原発」政策の転換が進む中、参加者は危機感を募らせた。

 防護服姿で「自民党はおごるな!」と書いた紙を掲げた埼玉県所沢市の介護職員大河雅彦さん(37)。茂木敏充経済産業相が、未着工の原発の新増設凍結を白紙にする考えを示したことに「民意は原発を支持したわけではない。そのことを伝えたい」。東京都小金井市から参加した女性(63)は「自民党原発を推進したのに福島の事故の反省が全くない」と憤った。

 雨の中、参加者は「再稼働反対!」と連呼。マイクで「安倍さんが原発を止めるまでデモを続けます」と訴える人もいた。


http://mainichi.jp/select/news/20121229k0000m040128000c.html
秘密会議:原子力委、報道で発覚後も官邸にウソの報告

毎日新聞 2012年12月29日 02時30分(最終更新 12月29日 02時43分)

 原発事業者ら推進側だけで「勉強会」と称した秘密会議を開いていた問題で、毎日新聞の報道で問題が発覚した5月24日、内閣府原子力委員会が官邸に虚偽報告していたことが、情報公開で入手した電子メールで分かった。核燃サイクル政策見直しを進める小委員会で使用予定の文書の原案について議論し内容を変えたのに、「議論も書き換えもない」とうそを記載した想定問答を作成・送信していた。8月に最終報告をまとめた内閣府の検証チームはメールの存在を把握しながら実態を解明しておらず、ずさんさが露呈した。

 民主党政権下で進められた原子力委の組織見直しは、結論が出ないまま政権交代した。近藤駿介委員長を含む5人の原子力委員はいずれも来年1月5日までに任期(3年)が切れるが、後任は決まっておらず任期が自動延長される見通し。問題を抱えた原子力委が同じ体制で存続することになり、新政権は早急な対応を迫られる。

 メールによると、5月24日午前7時56分、藤村修官房長官(当時)の秘書官が毎日新聞の報道について「(午前)10時厳守で資料及び想定問答を作成」するよう原子力委の事務局を務める内閣府原子力政策担当室職員に指示した。担当室職員は午前9時59分の返信で「事業者の意向に沿って書き換えが行われたことはない」と報道を否定。午前10時33分に「説明も議論もしていない」と伝え、同趣旨の資料と想定問答も送った。

 藤村前官房長官は午前11時8分からの記者会見で「書き換えはない。(配布した資料に原案が)あったそうだが説明も議論もしていない」と説明した。

 しかし、関係者によると4月24日の秘密会議で原案は政府のエネルギー・環境会議への報告案であるとの説明が担当室側からあり、議論した。青森県六ケ所村の再処理工場を経営する「日本原燃」幹部が使用済み核燃料の一部を再処理し、残りを地中に直接処分する政策に有利になるよう求めたことが毎日新聞の報道で既に明らかになっている。参加者の一人は検証チームの聴取(7月)に「報道にあったような意見があった」と証言している。
入手文書には書き換えを裏付けるメールもあった。担当室職員が5月4日に発信したメールには「電事連電気事業連合会)から再コメントあり。(コメント反映済)」と記されている。コメントは電事連からの意見で反映は原案の修正を意味する。毎日新聞はコメントの内容や修正箇所を明らかにするよう求めたが、担当室は28日現在回答していない。【核燃サイクル取材班】


http://mainichi.jp/select/news/20121229k0000m040131000c.html

秘密会議:原子力委の虚偽発覚、公開文書に口止めメール

毎日新聞 2012年12月29日 02時30分

 原発推進側による秘密会議問題を巡り、毎日新聞が情報公開で入手した文書の中に、事実を報道機関に明かさないよう口止めする電子メールが含まれていた。表題(件名)は「駄目押し」。内閣府原子力委員会側が電力10社で作る電気事業連合会幹部に発信したもので「関係者に徹底」するよう要請していた。

 メールは毎日新聞が初めて報道した5月24日午後1時55分、原子力委事務局を務める内閣府原子力政策担当室の上席政策調査員(当時)が送信した。

 「駄目押しですが(報道機関から)問い合わせがあった場合には『(秘密会議で)配布された資料の中に(有識者会議で使用予定の文書の原案が)含まれていたが、説明も議論もしていない』について、関係者に徹底願います。『その場で議論していた』とは答えないように願います」


http://mainichi.jp/select/news/20121229k0000m040132000c.html
秘密会議:改めて見えた「原子力ムラ」の根深い病巣

毎日新聞 2012年12月29日 02時30分

 原発推進側による秘密会議を巡り原子力委員会が官邸に虚偽報告した問題は、「原子力ムラ」の病巣の根深さを改めて見せつける。

 入手した別のメールには「六ケ所再処理(工場)について日本原燃のコメントを受けたもの(議案)を代理(鈴木達治郎・委員長代理)に確認いただき了承いただきました」(4月26日発信)との記載がある。再処理工場を経営し、直接の利害関係を持つ日本原燃が、小委員会で使用予定の議案に口出しし、修正させているのだ。

 6〜8月に調査を実施した内閣府の検証チームはこれらのメールの存在を把握していた。しかし「マンパワーも時間も不足」(関係者)しており、事業者の意向で議案がどうゆがめられたのかが解明できなかった。第三者による徹底調査を求める声を無視し、内部調査にとどめた細野豪志原発事故担当相(当時)の責任は重い。

 虚偽報告メールは経済産業省資源エネルギー庁文部科学省にも送られた。黙認した両省庁も「同罪」だ。原子力委を改組し機能を両省庁などに移管する案があるが、その資格はない。再発防止には、新組織にムラと距離を置く第三者を配置し、内部から監視するシステムが必要だ。


http://mainichi.jp/select/news/20121230k0000m040062000c.html
秘密会議:原燃「参加依頼」 内閣府が表記削除要求
毎日新聞 2012年12月30日 02時30分(最終更新 12月30日 02時37分)


内閣府原子力政策担当室が日本原燃に発信したメール。「内閣府から」の5文字を削除するよう要求している。情報公開時に内閣府が個人名を伏せたため黒塗り部分がある
内閣府原子力政策担当室が日本原燃に発信したメール。「内閣府から」の5文字を削除するよう要求している。情報公開時に内閣府が個人名を伏せたため黒塗り部分がある
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 原発推進側による秘密会議問題を毎日新聞が報道した5月24日、原子力委員会の事務局を務める内閣府原子力政策担当室が、会議参加メンバーである「日本原燃」部長の作成した報道対応案を書き直すよう要求していたことが分かった。情報公開で入手した電子メールによると、秘密会議に参加した経緯について、対応案には当初「内閣府から依頼があった」と表記されていたが、担当室の要求で「電気事業連合会より依頼があった」と変更された。原子力委側が民間事業者の社内文書の内容に介入する、異常な実態が浮かんだ。

 「表」の会議である原子力委の小委員会は当時、すべての使用済み核燃料を再処理する現行の核燃サイクル政策の変更を検討していた。青森県六ケ所村の再処理工場を経営し直接の利害関係を持つ日本原燃が、裏の会議である秘密会議に出席していたことが問題化するとみた担当室が、電事連に責任転嫁するために表記を変更させた疑いがある。

 対応案は日本原燃部長が5月24日午前9時38分、担当室と経済産業省資源エネルギー庁に発信した。タイトルは「毎日QA案(原燃)」。A4判1ページに8項目の質問と回答が並ぶ想定問答案が添付されていた。

 8項目の中に、参加の経緯をただす問いがあり、答えは「内閣府から電事連経由で依頼があった」だった。しかし、午前11時28分の返信で原子力政策担当室の上席政策調査員(当時)が「内閣府から」の5文字を削除するよう求めた。理由も付されており「電事連にコスト試算等に必要な担当者の出席を求めたこととしている。(日本)原燃名指しは無かったことにする」。日本原燃部長は要求通り「電事連より依頼があった」と書き換えた「最終版」を午後0時38分、担当室、エネ庁、電事連に一斉送信した。

 日本原燃の田中治邦専務は内閣府の検証チームの聴取(7月)に内閣府から名指しの出席要請があった事実を認めた。しかし担当室は取材に対し現在も「内閣府ではなく電事連が(日本原燃に)参加を要請した」と主張している。【核燃サイクル取材班】

皇室も省庁も、
都合がいいときは「ワシが絡んでおるのだ」といい
都合が悪くなると「ワシは知らん、おまえたちが勝手にやったのだろうが」と逃げる…
いつものことだ。相手の身分が低かろうが高かろうが関係なく。


 ◇


いまどき、霞ヶ関キャリア組で、社会…特に国際社会に出てタフネスに鍛え上げられるのって、外交官ぐらいじゃなかろうか…ほかの省庁は定例行事的な要素が強いが、外交官はまさにドロドロの社交を重ねてのヒューミント・インテリジェンスの連続だ。

佐藤優『人たらしの流儀』

佐藤優氏は、元外交官であり、対ロシア外交の最前線で活躍。
情報分析のエキスパートとして、「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。

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 ◇


福島第一原発事故に関連し東電幹部や原子力安全・保安院幹部の記者会見のテレビ中継を見て、
うろたえ、情報を何度も訂正する姿を見て、多くの国民が「これで大丈夫だろうか」という不安を感じたと思う。
あの人たちは、一流大学を卒業し、競争試験に勝ち抜いた日本のエリートである。


専門能力には長けているが、何か重要なものが足りない。
胆力が足りないのである。


あの人たちだって決して悪人ではない。
本物のエリートとして必要とされる胆力に関する訓練を受けていなかっただけだ。


胆力は人間関係によってしか鍛えることができない。