先従隗始・温故知新

はてダからの引っ越し(http://d.hatena.ne.jpのURLからここへ自動転送されます)。元サイト:アニメイレコムhttp://kasumin7.web.fc2.com/ire/

こんなちっちゃい子供らが戻っていいはずが無い


・被曝量を増やさない『保険』の意味で特に
だってまだやっと小学校あがったばっかりでしょう。
被曝係数はオトナの倍以上だよ。中2ぐらいまでは放射線治療の時はオトナの半分にするんだから。ってか高校生は小児科じゃ無いもんね。以上、学童の時の放射線治療経験者より。


また国際社会・国際医療学会の笑いものというか、あきれ顔をされるというか。まだセシウム半減30年の1割にも達してないのに…
「これだから、机上の計算、学会のお墨付き、だけで物事を判断する政府・役所は…」
広野って警戒区域バリケードのすぐ手前だよ。川内村の帰村といい事故原発30km地点は健康被害リスクが高すぎる。

http://www.asahi.com/national/update/0827/TKY201208270137.html
1年半ぶり校舎に「ただいま」 福島・広野で学校再開


学校が再開し、体育館にいすを運ぶ児童たち=27日午前、福島県広野町、長島一浩撮影

写真:広野小、広野中学校の合同始業式で、笑顔を見せる小学生たち=27日午前、福島県広野町、長島一浩撮影拡大広野小、広野中学校の合同始業式で、笑顔を見せる小学生たち=27日午前、福島県広野町、長島一浩撮影

 東日本大震災の被災地の小中学校で、震災から2度目の夏休みが明けた。先週の岩手県に続き、宮城、福島両県で27日、小中学校が始業式を迎えた。

 東京電力福島第一原発事故の後、福島県いわき市に避難していた同県広野町立広野小、中学校はこの日、約1年半ぶりにもとの校舎に戻り、再開式を兼ねて合同の始業式をした。緊急時避難準備区域は昨年9月末に解除され、校舎や校庭の除染が進められていた。

 今年度の児童・生徒数は広野小が270人、広野中が230人だが、帰還後に通うのは小学生65人、中学生31人。間借り先の学校には児童68人、生徒22人が通っていた。始業式には、改めて募集した町立幼稚園と保育所の園児計6人も保護者と出席した。

きっとこういう子供たちの数%は、
かつて世界中の原発従業者や近隣住民のように
「安全だと言うから勤務、在住したのに」
「皮膚がんだらけになった」
「近隣住民の子供がバタバタと難病になってしんだ」
というプロセスをトレースすることだろう…あとは発症率と重症率の違いでしか無い。
それら被害や訴訟が起きてる事例でも、従業員の労働環境や、付近住民の環境は、法令とかモラルの範囲では、「ちゃんとしていた」のだ。だが人間のやることは、漏れも多いし、隠したがりもする…日本の東電や経産省安全神話のようなことは程度の差はあっても世界中にある。まして事故後はもっと盛大にごまかす…


甘く見積もりすぎた、そう後悔するときが数年〜十数年後にやってくる。政府や東電を、補償から逃がすために故意にやってる「確信犯・甘過ぎ見積もり」だからタチが悪い。いわば沖縄基地問題と一緒。
比較すればするほど、世界中の米軍基地問題と、原発事故問題は、トラブルの性質や実態が酷似している。


以下、戦地シリアに密入国し、報道関係者と言うことで狙撃された女性記者について。

https://twitter.com/ka2nd/status/239577676342509568
その通り。日本の外は日本では無い。だから警戒区域内に無防備な服装で立ち入って突然死するのも同じ。@JN7TRM彼女の撮られた写真や映像はすばらしいと思いますが立ち入り禁止といわれてもおかしくないところに立ち入って銃撃されたからといって自己責任ではないかと

警戒区域ほどでは無くても、原発から30kmと近すぎ、プルトニウムストロンチウムもここまでは届いているので公的調査でも個人調査でも発見が相次いでいる。そんなところへ甘すぎる判断で帰される子供らの将来が不安であるが…


事故原発の現場作業ではもはや常識であるようだ。炉心から蒸気ごと様々な放射性物質=核種が漏れていたというのは。

http://www.anaroguma.org/komake/fukushima/2012/08/
4号機のオペフロの隅に置いてあった格納容器の上蓋が降ろされたのこと。


蓋の周囲に刺さっている無數の棒のようなものは、上蓋を格納容器に固定するボルト。
全部で96本あります。
これだけ丈夫に固定されているので、1〜3号機の蓋は吹っ飛ばずに残っています。
まぁ蓋の合わせ部分にあるシール(パッキン)が熱にやられたせいで、その隙間から放射性物質入りの蒸気が漏れ出てはいるが。

(2012年8月10日撮影)


そういう様々なことをちゃんと現地民は感じ取り、情報を得ている。

http://mainichi.jp/select/news/20120827k0000e040185000c.html?inb=ra
福島・広野町:「安全な古里」遠く 学校再開も8割姿なく


広野町の小中学校には再開初日の27日、在籍者のうち約8割の児童生徒の姿がなかった。隣のいわき市で親類宅に暮らす中学2年、島村真登(まさと)君(13)と弟2人も、約30キロ北の学校へ向かう町のスクールバスには乗らず、母智子さん(41)の車で市内の学校へ向かった。1年半近い避難生活の末、今の学校で友達もできた。一方、町の雰囲気や放射線量が「安全」には程遠い、と智子さんは感じる

その「フィーリング」だけを大事にしてください。
市民に紛れ込ませたプロ市民原発下請けヤクザを筆頭にした『原発擁護工作』請負の右翼ヤクザや、マスコミを、巧みに利用して洗脳をはかる、政府の言うことはひとまずプールしておいてください。
大津イジメ問題でも大いにばれたように、政府公務員議員らは、組織防衛、責任回避だけに奔走します。あなたの子供を踏み台にしてでも自分が助かろうとする集団です。

記事つづき
今の広野町内は「異様な雰囲気だ」と子を持つ親たちは口をそろえる。昼間は除染作業員、朝夕は原発事故収束の作業員が宿泊施設やコンビニ、飲食店にあふれる。その数は町の人口約5500人に匹敵。一方で帰還した町民は440人しかいない。

 町の放射線量は毎時0.15〜0.3マイクロシーベルトで、郡山市福島市よりも低い。だが智子さんは、学校再開説明会での質疑応答が頭を離れない。身重の妻を抱える男性が「だれが安全と保証できるのか」と尋ねると、内閣府原子力災害対策本部担当者の答えは「安全だと考えています」。線量計を常に持ち歩く智子さんは思った。「『安全です』ではなかった。自分で守るしかない」。心に決めた数値に下がるまでは戻れない。

おれも昨年12月にJビレッジまでいったが、途中の広野はJR駅や商店街を通ったけど、防護服姿の作業員が乗った大型送迎バスでひしめいていたし、国道6号はパトカーと原発作業員マイカーと一時帰宅マイカーしか通らない。地表1m線量はまだまだ0.7マイクロぐらいが普通(空中浮遊の放射性物質があるのか風が吹くといきなり上昇)。久ノ浜より北はまだまだ線量地獄だよ。生活や学校の地区だけ除染したよと言ったってそれは既成事実作りでしか無い。
広野町の線量はくどいようだが0.3のはずがない。それは除染などにより低い一部地区だけだろう。詳しくは当時のエントリー記事を見てほしい。
http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20111213/1323731776
http://hakatte.jp/report/gaogai/
これの広野町のを見てもらえばわかるが、確かに0.7と計測している…記憶違いでは無い。車載計測で0.3がたまーに見えてくるのは久ノ浜よりも南下して四倉駅前あたりからで、安定して0.3になるのはいわき北部の6号バイパス交差点からである。Soeksの計測ではあるがTERRAやALOKA172でも大差は無かろう。


だから俺は毎度の遠征で、
中通りでは鏡石イオンまで
浜通りいわき市内まで
マスク取らないし、休憩しない。


ウクライナでも30km圏内はあきらめられている。
チェルノブイリ原発は、水蒸気爆発で炉が割れてしまい燃料の多くは煙として吹っ飛んだから福島原発の5倍の放射性物質吹き出した(そのプロセスは原爆に近い)。だがだからといって福島は大丈夫の結論可能性は「ゼロ」なのである…比較してどのぐらい安全か危険かを言えないから医学会ももどかしがっている。

http://savechild.net/archives/10373.html

柿沢 衆議院議員チェルノブイリ視察。チェルノブイリ事故当時の非常事態省副大臣だったプリステル氏「私達の経験から学んでほしい」

今日から15日まで、震災復興特別委のメンバーで、IAEA本部とチェルノブイリを訪問する。30km圏内にも入り、発電所も視察する。現地は寒波が来ているらしい。

11日。ウィーンを離れ、ウクライナの首都キエフへ。チェルノブイリの現地訪問は明日。このために携帯用線量計を持ってきた。私はベラルーシのPOLYMASTER社のものを借りてきた。キエフの空港ではこんな数字。線量計により差がある。 http://t.co/SoKjxzgN

ウクライナは1986年にチェルノブイリ事故が発生。そして89年にソ連解体。今も富裕な国ではなく、リーマンショックではGDP-15%下落、しかし2012年にはポーランドと共催でEURO(サッカー欧州選手権)を開催するまでに。 http://t.co/BQVXSpqF

到着早々だが、夜、チェルノブイリ事故当時のソ連邦ウクライナ共和国保健相だったロマネンコ・放射線医学センター元所長、非常事態省副大臣だったプリステル氏、甲状腺医学の権威である内分泌研究所のトロニコ所長らとのヒアリング兼夕食会。 http://t.co/LpQ2puCD

キエフ郊外の風景。地下鉄の駅の周辺に自然発生的に店ができるという。ほとんどの人が住まいはアパートメント。ソ連時代に建てられたものも多い。 http://t.co/dgJoIZFj

プリステル氏に出席議員が質問。「日本は内部被曝の暫定規制値という事で食物500Bq/kg、飲用物200Bq/kgという原則一律の基準だが」プリス テル氏「不可解な値だ。これから見直されなければならない」「同じ100Bq/kgでも大人のワインと乳児のミルクでは違う考慮が必要だ」

甲状腺医学の権威トロニコ氏。甲状腺癌はウクライナベラルーシにおいて深刻な問題」「事故から4年後に増え出した。事故当時0-9歳、特に0-4歳 だった子どもに特異的」ウクライナ北部州における発症率は10倍に」「人口の10%しかない汚染州が甲状腺癌手術6049症例の46%を占める」

トロニコ氏「子どもの甲状腺癌、大人なら問題化しない1cmの腺腫があれば、3〜6ヵ月の間に転移を起こしてしまう可能性。取るべき処置は甲状腺の全摘手術」「米国との共同研究で、事故当時の胎内被曝で甲状腺癌を発症した例がある。妊娠3ヵ月で胎児にヨウ素が取り込まれる」

トロニコ氏「兆候を早期につかむため、超音波スクリーニングが必要。福島における処置は適切ではないか。現地の30万人の子ども達にモニタリングをしてい ると聞くので」柿沢「その他の遺伝子損傷による障害等の異常や病気の発症は?」トロニコ氏「それはロマネンコ氏が答えるのが適切だろう」

ロマネンコ氏。事故当時のソ連邦ウクライナ共和国保健相。事故後に創設の放射線医学センター元所長。開口一番、「チェルノブイリ後の病気等の影響を事故と 関連付けるのは難しい」と。「その中で特に心理的、精神的問題を強調したい。政府が国民の不信を払拭する事で、精神疾患の発症率を下げられる」

ロマネンコ氏「チェルノブイリ事故では、国民が政府を、医学者を信用しなかった。私の娘は医師であり医大の准教授であるが、そのような私の娘でさえ、『お父さん、健康に影響がないなんて、嘘を言わないで』と私に言ったのだ!」 http://t.co/8Nu7PYP6

出席議員「ではロマネンコさんは、甲状腺以外は放射線の影響はないと考えているのか?」ロマネンコ氏「YESかNOかで言えない。遺伝的な病気(例えばダウン症)は、確かにウクライナで増えている。それは言える。しかしそれが放射線の影響かは判断できない。長期間かけて症例を見なければならない

プリステル氏「除染について。社会的に安心を与えるために除染をするのかもしれない。が、村人にとって大切なのは除染より食物による内部被曝をいかに防止するかだ。私達の経験から学んでほしい」柿沢「それは『除染には意味がない、効果がない』という事を言っているのか?」

プリステル氏「家の除染も必要だろうが、子どもは川で遊ぶ、山で遊ぶ。それを軍隊を出して全部は除染できない。だから立入禁止区域がある。原発近くで汚染 度合の低い村があるとする。そこには住めるが、学校の窓から原発が見え、四方八方を鉄条網で囲まれる。そこに住まわせるのはモラルに反する

プリステル氏「私達は『5キュリー以下の汚染の土地では農業しても良い』と言った。しかし同じ汚染でも沼地とミネラル分ある土では(草を食べる)牛肉、牛乳の汚染は40倍も違う。一方、350km先の牛乳が汚染値を超えたりする。土質や草に非常に影響される。汚染だけで居住の判断はできない」

プリステル氏「汚染だけで居住の判断はできない。土地の汚染より人々への影響を考えるべき。単純な汚染度合で居住の可否を判断する私達の間違いを繰り返す べきでない。当初は30km圏内に大量の兵隊と巨額の費用を投じて除染したが、それはいわば無駄だった」と。鵜呑みする必要はないだろうが。。

プリステル氏「米国コロンビア大との共同研究で、事故当時0-14歳の子ども10万人を調査したところ、胃腸病と放射線の関係があると分かった。それは空間線量ではなく、食物の摂取(による内部被曝)に由来している」。プリステル氏が日本の暫定規制値を「不可解な値だ」と言う所以。

当時、非常事態省副大臣だったプリステル氏「情報を隠すのは最も良くない。ソ連時代はやはり秘密があった。5/1付のプラウダに小さな記事が載っただけ だった。それでも専門家は夜に集まって情報交換した。今、IAEAは機能を果たさず、ソ連時代でもないのに福島のデータは入ってこない」…。

と、ここまでの報告を書いていたら、夜が明けた。間もなくチェルノブイリに出発だ。何と発電所内部にまで入れるという。

キエフから100km、車で3時間、ついにチェルノブイリ発電所、プリピャチ市の視察へ。そしてキエフに戻り、立入禁止区域管理庁長官らからのヒアリング兼夕食会。長い一日を終え、ようやく部屋に。山のような写真を撮った。後ほど報告をアップする。

チェルノブイリへ。キエフから100km、車で3時間。キエフの市街地では空間線量は0.09μSv/h前後。これがチェルノブイリ発電所の石棺の前では7μSv/h前後になるという。 http://t.co/w4ULUxI9

もうすぐ30km地点のチェックポイント。「ここからチェルノブイリ市」という看板らしい。読めませんが。 http://t.co/d2gigWfG

30km地点のチェックポイントに。ここから先は立入禁止区域、許可なしの立入は禁止。私達もパスポートの提示を求められる。「係員に向けて写真を撮らないようにしてください」と。やや緊張感が走る。 http://t.co/ASnNlULZ

30km地点のチェックポイントでの空間線量は0.06μSv/h。キエフの市街地よりも低い値。この先も線量値に大きな変化はないまま。 http://t.co/O7qbWXs8

捨てられた牧舎。視界を遮る木々は事故後、25年間の歳月で生えてきたもの。荒廃した村落の光景が痛々しい。家の撤去も行なわれたそうだが、帰還が断念された事もあり、途中から撤去をやめ、そのまま放置されるようになった。 http://t.co/avWzqeKr

チェルノブイリ市、市街地。事故前は数万人の人口がいたと言われる。今も少数の原発作業員が生活しているが、立入禁止区域内にあり、大半は捨てられた街となっている。 http://t.co/wFxSZJOY

10km地点のチェックポイント。30km圏内のチェルノブイリ発電所に向かう道路は、放射線低減のため、全てアスファルトを舗装し直したという。その甲斐あってか、これだけ近い地点でも空間線量は0.1μSv/h程度にとどまっている。 http://t.co/upvhfyzY

チェルノブイリ発電所放射線低減のための除染作業等で出た放射性廃棄物は、高レベルは建屋の中の中間貯蔵施設で300年間保管する。比較的、低レベルのものは30km圏内の粘土層に「埋葬」。「ブリャコフカ」と呼ばれる。 http://t.co/0PyHUvWm

チェルノブイリ発電所に近づく。ついに施設の一部が見えてきた。建設途中で放棄された冷却棟。 http://t.co/v3rYxQm8

ここからチェルノブイリ発電所の敷地内。 http://t.co/S7C0ApE0

建設途中で放棄された5号炉、6号炉が見えてきた。クレーンも立ったまま。発電所のプラントが現実に視界に入り、「あのチェルノブイリ原発に本当に来たのだ」と実感する。 http://t.co/7igchs9R

チェルノブイリ発電所の全貌が見えてくる。遠くに見えるクレーンの足元にあるのが3号炉と4号炉の複合棟、まさにこの4号炉が1986年4月26日午前1時過ぎ、炉心爆発した。そして今、「石棺」となっている。 http://t.co/Y8lFL8OK

チェルノブイリ発電所の管理棟に到着。 http://t.co/UsCp5oow

管理棟の前で車を降りると、急激に空間線量の値が上がり始める。0.51μSv/h。 http://t.co/SiWXPxse

管理棟の中に入ると、建物内なので、ガクンと線量が下がる。0.13μSv/h。東京近辺でもところによっては普通に観測するような数字。チェルノブイリ発電所の目の前にいるのだが。 http://t.co/lao5qWs8

管理棟にて、カトゥーニン副所長(保安担当)から話を聞く。チェルノブイリ発電所旧ソ連に典型的な黒鉛型の原子炉。プルトニウムの生成にも使われ、すなわち原爆を生産する技術の応用。指しているのが石棺化された3、4号炉の複合棟の模型。 http://t.co/8gapYvai

原子炉2つの複合棟とし、排気筒は共用。こうする事で必要な作業員数を半減させたと。炉の下には15mのプールが三層、このプールバリアに溶融した燃料が落ちて冷却された。このため燃料を建屋内にとどめる事ができ、メルトスルーを防げたと。 http://t.co/Ziif0BCO

カトゥーニン副所長、黒鉛が溶けたから4〜5000℃はあったはず。当初は建屋内の状況が分からず、メルトスルーチャイナシンドロームを心配した。しか し3号機の横から地下に穴を掘って熱交換器を設置する坑道を作ったところ、炉の下のコンクリートの床の温度がそれほど高くない事が判明したと。

石棺について。事故後7ヵ月の11月30日には完成。北側の壁はコンクリートが吹っ飛んでいたが、残っていた部分の上からコンクリートで固めた。西側の壁 は残っていたが傾いていたので、支持用の臥台を作った。屋根やその他の部分は鋼鉄を使用、これにより放射性物質を建屋内に密閉。

建屋内の状態が分からないまま、遠隔操作を使いつつ、鋼鉄の板をクレーン等で乗せていった。設計上は溶接する事になっていたが、溶接工を現場に投入したら 1日で死んでしまうような線量なので断念。だから乗せただけ。すでに耐用年数の20年を過ぎており、現在、新しい石棺を作る準備作業が進行中。

柿沢「建屋を密閉すれば、まだ高温であるはずの溶融した燃料と水の反応で水素爆発が起きるリスクがあり、だからこそ福島第一は今も石棺化していない。なの にチェルノブイリはわずか半年かそこらでどうして石棺化できたのか」カトゥーニン氏「換気、圧力を逃がす構造にする事が重要だ」

「燃料を密閉すれば爆発の可能性があるのはその通りだ。チェルノブイリもコンクリートで全部密閉する案があったが、そうしなかった」。一方で、「福島の状態は分からないが、目的外に核燃料がある状態は外界から遮断されなければならない」とも。石棺で連想する「閉じ込め」のイメージとは少し違う。

チェルノブイリ発電所、石棺の目の前まで来た。まだまだレポートは続くが、これから1999年トルコ中西部地震の被災地の視察に出かけるため、中断。石棺の前での線量値は、無人の街となったプリピャチ市は。アップは帰国後になるかも。 http://t.co/ziWRmu2P

*   *   *

http://togetter.com/li/200423


最後に蛇足、ツイッターより。

原発擁護任務の方々は「証拠も無いのにセシウムがあるとか危険だとか言って不安がらせるやつは鬼畜だ、テロだ」などと暴論を言いますが(いわば擁護任務=ゴシップなのでそのように悪く書き立てる)、医学会レベルでも双方に確固たる論証はそろってないのだから、安全を断言するのもまたテロですが

2ちゃんねるステマ工作組織=(政府右翼癒着構造の一種)は
放射脳」なる造語で被曝心配する国民を侮蔑する。
放射脳=非国民
・戦前は政府に従わず戦争を否定すると非国民と呼ばれ侮蔑された。
・今では政府に従わず被曝を心配すると放射脳と呼ばれ侮蔑される。
どちらも右翼が政府の実行部隊であった。


…とりあえず本日の都内スーパーマーケット、オザムでは
きょうも福島野菜は在庫がダブついて売れていない。買っていくのは週末ファミリーのごく一部だけ。
つまりいくら放射脳=非国民などと茶化しても、暴力や圧力に訴えても、福島野菜は支持されていない。


よく右翼極道はおれに無理矢理にじりよってきて「やいてめえ、ごめんなさいといえ」「事実じゃ無いとかおめえが悪いやつかどうかは、どうでもいいんだ、貴様が謝ることで既成事実化するんだ」などと小沢をワナにはめたのと同じノウハウで攻撃を仕掛けてくるが、
とにかくあの手合い…ゴロツキと政府のコンビは、なにをやるにも乱暴で、強制である。
だから支持されない。されようとしてないのだからね。
平安時代から戦中までの、農民など殴って怒鳴って従わせればいいという発想そのまんまなのだ。


 ◇


真夏の事故原発・屋外作業は、おどろくほど知恵が向けられておらず、馬鹿正直に直射日光と戦っている。そして熱中症での死亡が相次ぐが目立った対策はしない。日本人はいつから縄文人に戻ったのか。

https://twitter.com/ka2nd
20120825以降
東電社員はデスクなり現場見回りで熱中症から縁遠いがそれは製造土建物流どの業界も同じ@sunnysunnynismoそりゃ関係ない@Nuclearwatching  @Nuclearwatching: 福島第一で作業員心肺停止 東電社員ならすぐに医務室に連れて行ってもらえたんだろう


@sunnysunnynismoいつもエアコン環境にいると真夏の河川敷で倒れる。いつもエアコンなしだとクーラー環境に入った途端ダウンする。いつもタイベック作業員なら休日も厚着した方がいい、先日急死した作業員は就業期間は長かったが「休暇明け」だったので体がついていかなかったらしい

リプライ
相変わらずなかなかおもろいこと言うやないか @ka2nd


低学歴右翼って何で原発は動かさないと日本潰れると言いながら、中韓依存経済なのに韓国とは断絶でいいとか言うの?ゼネラリスト見識の無いバカなの?@sunnysunnynismo会社がもう持たないんですよ。あちこち潰れます@pririn_原発止まったら何万人失業者出ると経団連言ってた

リプライ
中国への輸出品目によっては前年度比140%UPだったような@ka2nd @sunnysunnynismo


日本が中韓と断絶すると一例ではアニメ描く下請がいなくなりエンタメ産業が壊滅する…右翼と経団連は過去にポスト製造にアニメ産業もと豪語してたが…原発作業と同じく動画マンは教師を派遣し何年も育成しなくてはならない@sunnysunnynismoアマチュアが来られても現場がめちゃんこ困る


@sunnysunnynismo廃炉決定炉は即国有にして負債を電力からパージし、廃炉作業はすべて公共事業。予算不足は廃炉国債を増発。充実した国内廃炉環境でノウハウを蓄積し世界中の廃炉を請け負う、ぐらいは国政与党レベルの人材は提案しないとダメ。



@Happy11311 @sunnysunnynismoキャンプの銀マットに、ビニールハウス用の遮熱遮光シートを重ね…広範囲覆うと効果的。路上蓄熱は散水で対処したいがhttp://www.seiwa-ltd.jp/products/?id=4&article=122http://www.dionet.jp/products/farm/mirror.html …作業時の熱中症や日焼け対策に最適


@Happy11311 @sunnysunnynismo今の時期、方々の土木作業は必ず仮設事務所かタープテント休憩所を設け、しかも水が飲める。水が飲めない原発作業員は厳重に農業用遮熱シートで防護すべき。室内施工なら5度も下がるぐらい優秀http://d.hatena.ne.jp/geasszero/20110622/1308715116


@Happy11311 @sunnysunnynismo夏季限定で笠を支給させるんだよ東電に。どうせ毎回使い捨てになるから安く、天然素材じゃないと熱持つからダメ。あと自転車用のウォーターバッグストローを装着できるマスクも3Mに開発させるhttps://www.google.co.jp/search?q=%E7%AC%A0&num=30&hl=ja&safe=off&client=firefox-beta&hs=ptp&rls=org.mozilla:ja:official&channel=np&prmd=imvns&source=univ&tbm=shop&tbo=u&sa=X&ei=wJ45UNueB8qemQXu9ICIAw&ved=0CDgQrQQ&biw=1024&bih=631


@Happy11311 @sunnysunnynismoあと都心の暑さ対策の基本「舗装路面と屋上の緑化」だ。フクイチの敷地も広いからこそ、コンクリ面は大半を緑化で覆えば蓄熱と輻射熱が減る。多少は核種キャッチして除染効果もあろう、砂埃舞う環境よりは内部取り込みを防げる。